幼女
>758氏

初潮がきた頃から体の調子がおかしくなってきた。特に気になるのが胸の痛み。
こんな事アルに言う事は出来ないし、性別を偽っているので病院に行く事も出来ない。
このまま悶々としていても気持ち悪いだけで…仕方ないので自分の秘密を知っている
唯一の人物の所に相談しにやってきた。

「なんか胸がおかしいんだ…オレ病気なのかな…」そしたら
「月のものはきているのか」と意味のわからないことを聞かれた。なんだそれは?と思っていたら
「生理だ。月経、メンスともいうがな。」だと。スカしてないで初めからそう言って欲しい。
しかも「それとも初潮はまだか?」などと言いやがった。馬鹿にすんじゃねぇ!
それくらい…きたばっかだけどさ…
「そうか…わかった。 どれ、診てあげるから、前を開けてごらん。」
恥ずかしいけど見せなきゃわからないからな。上着を脱いでシャツをたくしあげた。
胸といってもあまり膨らみのない小さな双丘なんだけど…
大佐は色々な女のをみたことあるだろうから、オレのこんなもんみても何とも思わねぇんだろうな。
「何も着けていないのかい?」哀れみを込めてンな事言わないでよ!!
どうせ…着けるほどねぇもん…
「それで、何処がおかしいんだい?」
「右側が触ると痛い。あとしこりみたいなものがあるんだ…」
フム。と言いながら両胸に軽く手を添えられた。右胸だけを調べられると思っていたから、
びっくりしてその手を払い落としてしまった。な、何で両方とも触るんだよ!
「両方とも触らんと比べられんだろう?」
あ、そうか。そうだよな。悪ぃ…
「いや、何も言わないでやってしまった私も悪かったね。」
下から掬うように持ち上げられて(といっても掬うモノが殆どなくて虚しいけど)
「どうだ?」と尋ねられる。痛みも何も感じないから「うん、平気。」と受け答える。
手を滑らせて上から押されるとずきっとした鈍い痛みが走った。
「そうかこの変だな?」
その辺りに指を滑らせ指先で軽く摘み、ゆっくりと揉みほぐす。
「確かにしこりがあるな。痛いか?」うん、少し痛い。
指を移動させて色々な所を押されたり、触られたり、摘まれたりして調べられた。
そのうち体が暖かくなってきて、ある所に触れられると電気が走ったように
ぴりりとくる事に気が付いた。
そこに触れられた時についポロリと「そこ!」と、こぼしてしまった。何言ってんだオレ。
「ここか?」
え、あ、違う、そうじゃないんだけど「…ん、やぁ…」なんて、変な声出してしまった。
「ほう…」
口に手をやって何かを考えるように黙り込んでしまったので自分が心配してた
乳癌とか変な病気じゃないのかとつい吐露してしまった。
「いや、早急に答えを出すのは良くない。もう少し調べてみないことにはなんとも言えんな。
 下も脱いでみなさい。」
な、何をいいだすんだよ! この大人は。
「胸は女性ホルモンが関係している事は知っているな? それは子宮卵巣が関係している事も
 知っているな? 胸に異常があると言う事は、女性器にも何ら問題があるかもしれん。
 流石に子宮卵巣までは調べられないが、その手前までなら診てあげる事は出来るよ。」
ああ、なるほど。だから最初のあの質問か。 で、でも…下もだなんて…
「心配なのだろう? 私に診られるのが嫌ならばちゃんと病院に行って診てもらいなさい。
 その方が安心だ。」
そうだけど…病院になんて行けないよ。 やっぱり大佐にお願いするしかないのかな…
「ああ、わかった。 では脱いでソファーに座りなさい。」
意を決してズボンと下着に手を掛けて勢いよく脱ぐ。クツはそのままでもいいよな。
シャツは上にたくし上げたままソファーにちょこんと腰掛けた。


つづく






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