着せ変えアル子-お母さん編-
>798氏

14才になり、身長も兄を越えた妹アルフォンス。
妹よりチビと言うコンプレックスもさることながら、エドワードには気になる事があった。

「なに?兄さん・・・こんな人気の無い所に呼び出して・・・」
「実は・・・お前に見てもらいたい物があるんだ・・・これだ・・・」
「?・・・こ、これは、母さんの・・・・」
「・・・そうだ・・・母さんの形見の服だ・・・アルが母さんくらいになったら、渡そうと思って取って置いたんだ・・・」
「そうなんだ・・・懐かしいなぁ・・・母さん、よくこれ着て庭掃除してたよね・・・」
「・・・あ〜、それでだ・・・是非、アルにこれを着てみせて欲しいんだけど・・・いいか?」
「え?・・・うん。そうだね。いいよ兄さん・・・」

(アルフォンス着替え中)

「もうこっち見ていいよ兄さん」
「・・・おお!!」
「似合うかな?・・・ちょっと胸が苦しいけど、サイズもぴったりだったよ」
「・・・やっぱりだ・・・俺の考えは正しかった!!」
「に、兄さん?どうしたの?」
「かあさ〜〜〜〜〜〜ん!!!」ムギュウゥゥゥ!!!
「な、なに!!ちょっと!!落ち着いてよ、兄さん!!!」
「母さん!!!母さん!!!母さん!!!母さん!!!母さん!!!・・・」ムニムニムニ・・・
「あん!!ちょ、兄さ・・・ん!!胸に抱き着かないでっ!!離れてよ〜!!!!」
「母さん!!!母さん!!!母さん!!!母さん!!!母さん!!!母さん!!!母さん!!!母さん!!!母さん!!!」グリグリグリグリ・・・
「うあぁぁぁ〜〜〜〜〜ん!!!誰か助けてェェェ〜〜〜〜〜〜!!!」

小一時間後、たまたま通りかかったホークアイ中尉に発見されるまで、エドは母の服を着たアルに抱き着いていましたとさ・・・









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