ふたりは恋人
>47氏

「ンッ・・・やッ、あっ・・あぁ・ん・・」
エド子はハボックから与えられる快感に身をよじらせながら、堪らず声を漏らした。

ここはハボックの自宅寝室。
ベッドの上でハボックはエド子の背後に回り,項を味わいながら、その掌でエド子の乳房と乳首を弄ぶ。
「いやっ、んん・・・。ゾク、ゾクするよぉ・・・」
エド子はもう背中や腰や胎内まで、甘く痺れてきてしまう。
ハボックはニヤリと笑うと、もう一度耳の後ろを舐め上げ、舌で耳の中や耳たぶをまさぐった。
さらに、その手は乳首から脇腹へと伸びていく。
エド子は首筋や背中を舌で愛されながら、皮膚の硬くなった指先で感じるポイントを執拗に弄られて、しかもベッドの上に座りながらの姿勢。
腰やお尻の部分に硬くそそり立つハボック自身をこすり付けるように抱かれている。
「やっだああ、少尉っ、しょぉい・・・」
エド子は、堪らず尻をもじもじさせた。

今日のハボックはとても意地悪だ。
いつもよりも丁寧に慎重にエド子を愛していく。
いつもならここまでエド子を焦らさないし、ハボックも我慢出来ずに秘唇や後ろの窄まりへと手を伸ばす。
けれど今日は違う。
これでもかと言う程に執拗に攻める。
エド子からのおねだりを聞く為に。
「もっ、お・・ねが・・・いっ・・。」
たまらないといいたげに吐息を漏らすエド子の表情がハボックは好きだった。
けれど、SEXという行為に対して未だ恥ずかしさが残るエド子は自分からは決してハボックを求めない。
だから今日は徹底的にエド子を攻めて鳴かせてみたい、自分を求めて欲しい、恥ずかしいと思ってる限り本当の快楽なんて分からない
「おねがい」ぐらいじゃしてやらないとハボックは思っていた。
エド子はハボックの意地悪に限界が近かった。
触れて欲しいところにはあえて触れず焦らされてる。
助けて欲しいのに追い詰められる。
どうして?どうして・・・。
エド子の秘所の奥底からは、ぬるぬるとした愛液がとめどなく溢れ出している。
今すぐ、ここに触れて欲しいと誘うように・・・。

「もぅ、やだぁ・・・こんなの・・・」
エド子なりの精一杯の意思表示。けれどハボックは知らん顔だ。
エド子は段々ハボックが小憎らしく思えてくる。
その間にもハボックはエド子の内股を撫で上げ、唇を味わう。
舌でエド子の口内をまさぐりエド子の舌を吸い上げる。
その間ももう一つの腕は乳首や脇腹への愛撫を繰り返す・・・。

「姫さん、こういう時は何て言うんです?」
そんな、ハボックの態度にエド子は頭の神経がプツンと切れてしまった。

 (ハボックSIDE)

今日のハボックは執拗だ。
いまだかつて無いほどにエド子を焦らして攻め立てる。
ハボックはエド子の乳首を親指と人差し指でつまんだり、くりくりと弄りながら微妙に快楽を与えて行く。
時には軽く爪を立てながらエド子の耳に息を吹きかけたり舐めまわしたり・・・。
「ンッ・・・やッ、あっ・・あぁ・ん・・」
しかし、エド子がじわりとくる快美感に酔っているその小さな喘ぎ声は今日のハボックの耳には半分も届いていない。・・・
目を閉じて俯くエド子をチラリと見て、ハボックは更に愛撫を繰り返した。
今までは好きで堪らないエド子と体を繋げることでハボックは十分満足していた。
けれど、ハボックはある時から疑問をぬぐい切れないで居たのだ。
(彼女は本当に自分との行為に満足しているのだろうか?)
と言う事に。

人一倍恥ずかしがり屋だというのは分かっているが、それにしても反応が薄い気がする。
まあ、そこらの売女のように甲高い声で喘げとまでは言わないが・・・。
彼女は本当はこんな事したく無いのかもしれない。
本来なら、男を受け入れるにはまだ些か幼いであろうエド子のそこへと無理やり剛直を突き入れてゆく自分の行為はかなりの負担を掛けて居るはずである。
初めての夜、破瓜の証を滲ませてシーツを必死に掴みながら激痛に声を殺し、耐えていたエド子の苦痛にゆがんだ顔をハボックは忘れることが出来なかった。
それなのに、マズいと思いつつも、かえって情欲をそそられて更にその行為に没頭してしまう自分・・・。
エド子相手には歯止めなど利かない自分。

愛しているからなんて言い訳は通用しない。
(俺は自分の為だけに姫さんを抱いているのか?)
そんな事さえ思えてきて・・・。
ハボックは最近エド子との体の関係にすっかり自信を無くしていた。

「いやっ、んん・・・。ゾク、ゾクするよぉ・・・」
エド子は多少なりに感じているようだ。
その事に安心したハボックは更に指先を脇腹にそして内股へと伸ばして行く。
「やっだああ、少尉っ、しょぉい・・・」
エド子がお尻をもじもじさせるとハボックはニヤリと微笑み、慎重に、丁寧にエド子を愛して行った。
(さあ、もっと喘いで。もっと狂うほど俺を求めて安心させてくれよ)
自らの渇望を分からせようとするかの様に、自身をエド子の尻にこすり付けるハボック。
その硬い指先は更にエド子を追い詰める・・・・・・。

「もっ、お・・ねが・・・いっ・・」
堪らないといわんばかりにやっと自分を求める声が微かに聞こえる。
ハボックはようやく聞こえたおねだりに微かに心を振るわせる。
でも、それだけでは今日のハボックは満足できなかった。
エド子は今までベッドの上でおねだりなんてしたこともないし、いつもハボックのされるがままになっていた。
抵抗はしないが、決して自分からは積極的に求めないエド子。
わざといやらしい言葉でエド子を誘っても俯くばかりでエド子は反応しない。
顔を赤くしている事は見れば分かるがそれにしても・・・。
愛するエド子の体を味わい、幸せで胸一杯になる自分に対して彼女はどうなのだろうか?

そしてハボックはある思いに辿り着く。
(エド子はもしかして感じてるふりをしているんじゃないのか。)
という思いに。
今まで自分が極力考えないようにしてきた一つの答え。
最も恐れていた答え。

それに気付いてしまったハボックはエド子を更に焦らして攻めて行く。
「もぅ、やだぁ・・・こんなの・・・・」
エド子の精一杯の声にも、もうハボックは耳を貸す気はなくなっていた。
エド子を無視し、愛撫をしつこく繰り返しながら唇の隙間に自分の舌をチロリと押し込みエド子の舌を絡ませる。
その間にも項や背中をソロリと撫でまわし、更に乳首へ脇腹へと手を伸ばすがひくひくと収縮を繰り返し、とめどなく愛液を溢れさせている秘所にはあえて手を触れないでおく。
エド子がこの次して欲しい事は判っているが知らん振りして絡ませた舌を味わうハボック。
段々と自分の考えにはまり込んでゆく。
秘所への刺激を与えてやれば、一応は満足するだろう。
しかし、それは取り合えずの快楽にしかならない。
与えられるだけの快楽なんて本当の快楽じゃない。
自分から欲しがり強請って・・・俺を誘って下さいよ、姫さん。
いつも恥ずかしがってるけれど、本当に俺とするのは気持ちがイイんすか?
もっと自分をさらけ出して淫らに俺を求めてよ。
またまだ更に気持ち良くなりたいでしょう?
そしてエド子をまた追い詰める。

「姫さん、こういう時は何て言うんでしたっけ?」

ハボックはエド子の耳元でわざと囁く。
エド子の中で限界を通り越し、頭の神経がプツンと切れるのも知らずに・・・・・・。


すれ違ってギクシャクしてしまった二人の想い。
お互いに愛し合い、体を求めているのに上手く交われずにとうとうエド子は限界を超えてしまった。
「姫さん、こういう時は何て言うんでしたっけ?」
解かっているくせに自分を焦らして苛めるハボックにエド子の神経はぷつんと切れた。

「・・・んのやろおっ!!」
エド子はハボックの溝落ちに鋭い肘鉄を食らわせ余りの衝撃と痛さでその場に蹲っているハボックへ吐き捨てるように叫んだ。
「・・っざけんなよ!ったくつきあってらんねー。」
と急いでハボックに脱がされた衣服を集めて着ようとするエド子に、何とかみぞ落ちを抑えるようにしてフラフラと立ち上がったハボックは必死でしがみついた。
「すみませんっ、姫さん。悪気があったわけじゃないんすよ。・・・落ち着いてくれませんか?」
何とか痛みから立ち直りながらも必死に説得をしようとするハボックの事は無視してさっさと服を着ようとするエド子だったが、ハボックはエド子の背中からきつく抱きしめる。

「放せよっ!」
とエド子がもがいても放すどころか更に力強く抱きしめるハボックにエド子の体の力も抜けて行った。
「頼むから、そんな怒んないで下さいよ・・」
とお願いするハボックの言葉にエド子は不意に涙ぐむ。
「俺、あんたの事、本気で愛してます。だから・・・」
此処から先は耳元に小さな声で告げる。
「・・・だから、姫さんにも一緒に気持ち良くなって欲しくて。・・・実はいつも、俺だけが気持ちいいんじゃないかって思ってたんです。あんたは、本当は嫌なのに感じてる振りをしてるのかな・・・って」
「な?!」
エド子にとって、そのハボックの言葉は全く心外であった。
「でも、姫さんは俺が何を言っても恥ずかしがるばかりで声もあんまり出さないし、俺がいつも一方的にやってるって感じでしょ?
・・・不安だったんすよ。もしかして、あんたは俺と寝ることに不満で本当は感じてないけど俺に合わせるために感じてる振りをしてるんじゃないかって・・・」
「そっそんな、感じてる振りなんか・・」
と、うろたえるエド子に
「違うんすか?」
とエド子の体をを自分の方へくるりと向けると俯きかけたその顔を両手で上に向けさせ、大きな金の瞳を見つめながら問い詰める。

「・・・本当に、そうなんすか?」
と真剣に問われれば答えない訳にも行かずエド子は考えた。
そして
「振りって訳じゃないけど、少尉に合わせたいって気持ちは有ったかも。・・・だけど、それっていけない事なのか?
俺わかんないよ。だって男の人と付き合うのは少尉が始めてだし、こういう関係になったのだって、勿論初めてで・・・。俺、少尉に嫌われたくない。
少尉にいっぱい俺を感じて欲しいってずっと思ってた。だから・・・」
そこから、先は湧こみ上げる涙で声が詰まって言葉に成らなかった。

ほろほろと零れ落ちる涙をハボックが唇で拭う。
「俺も姫さんと同じ事を思ってました。こんなに女性に惚れこんじまったのは初めてだし、あんたに感じて欲しい。
一緒に気持ちよくなって欲しいって思ってた。俺はずっと姫さんを抱けて幸せでしたよ。でもあんたは違うかも知れないって思ったら、急に自信が無くなっちまったんです。
ホント情けない話だけど・・・だから、今日は思い切り焦らしてみようかって。本当に感じてくれて証拠に、あんたにも自分から求めて気持ち良くなって欲しかったんだ。
だってこういう事は二人で気持ち良くなるものでしょ?お互いに協力しながら、もっと感じあっていくものじゃないですか」
と真剣なハボックに、エド子は少し恥ずかしいなあと思いながらも
「じゃあ、俺も・・・もっと、声・とか上げてもいいの?」
とハボックに問いかけた。
「そういう事って俺がしたらいけないかと思ってた。いつも女らしさのかけらも無い俺には、そんなの全然似合わないって思われたらどうしようって思ってたから・・・でも良いんだな?」
と半泣き顔から自然と笑顔に成ったエド子に
「当たり前じゃないっすか」
と微笑み返すハボックは
「そうとなれば・・・ねっ、姫さん。もう一度・・・いいでしょ?」
とその低い声でエド子の耳元で囁いた。

コクリ、と頷くエド子を軽々を抱き上げもう一度ベッドへ寝かせると甘く官能的な口付けをする。
顔中をついばむように。
やがて、首筋にハボックの舌が首筋に降りてくる頃にはエド子の息が弾んでくる。
「声・・出して下さいよ、姫さん」
小さな胸の突起を舐めて吸い付きながら甘噛みするハボック。
「だ・・って・・・」
恥ずかしさに顔を真っ赤にして身をよじらせるエド子に更にハボックは愛撫を施す。
脇腹や太ももや内股へと、指や舌先を自在に使ってエド子を愛していく。

「我慢しないで・・・。ほら、姫さんのここ、もうこんなに濡れてますよ」
とハボックが言いながら秘唇に触れると、そこは既に充分なほど潤っていた。
愛液を指先に絡めて、肉芽や収縮を繰り返す膣口を撫でると、エド子は堪らず甘い吐息に混じって小さな声をあげ始めた。
「ああ・・ん・・あ・っんん」
耐え切れず漏らされた吐息にハボックは安心すると
「恥ずかしがらないで、声、出して。気持ち良いんでしょ?」
空いている方の手で真っ白な乳房を揉みしだきながら乳首をチロチロと舐めてエド子に問いかける。
「い・いの?ほん・・と・に?・・・ァん・・・」
エド子は我慢の限界が近かった。
ハボックは更にエド子の心と体を開放しようと
「さあ、この先どうして欲しいんすか?して欲しい事、一杯してあげますよ・・」
とエド子の耳元で囁いた。
エド子はゾクゾクしながら
「少尉ぃ・・・おねがい・舐めてっ・・もう・我慢・・・できな・・い」
と、やっと更なる愛撫を強請る言葉を言葉をする。

初めて聞いたエド子からの積極的なおねだりに感激して心を振るわせたハボックはその愛らしくも淫らな花弁にむしゃぶりつくと唇全体で吸い上げる。
そうしながらも舌先では舐めまわし、指先は執拗な愛撫をおくる。
「ひゃんっ・・・あぁ・・ァッ・・いっちゃう・・・」
エド子は一際高い嬌声をあげると、熱く透明な飛沫を迸らせる。
ハボックは、肉の狭間から太ももにかけて飛び散ったそれをねっとりと舐め上げては飲み下す。

「スゲェ、色っぽかったですよ。それに・・・ねっ、声出したほうが気持ちいいでしょ?」
と聞いてくるハボックに
「し、知らないっ」
とエド子はむくれる。
ハボックは、そんななんとも可愛らしいエド子の様子にくすくすと笑いながら自分自身を足の狭間に擦り付け、
「入れても良いっすか?俺、もう我慢できないんで・・・」
と了承を促す。
「うん・・いいよ。・・・来て・・・・・・」
エド子が甘く答えると、愛液を指先に絡めて、そっと膣口に触れる。
ビクンと体を振るわせるエド子に
「感じる所、教えて下さいね?気持ち良くしてあげますから・・」
と言うと中指を慎重に挿入するハボック。

「・・・う・・んっ・・・あぁ・・そこ・・」
エド子が真っ赤に成りながらも小さな声で感じるポイントを教えると、そこを集中的に攻めていく。
淫らな水音を立て、挿し入れる指を徐々に増やして・・・更に親指で膨らんだ肉芽を弄る。
「姫さんはこんなにも感じ易いんっすね。今まで知りませんでした。もう、我慢する事は無いんだから・・何度でもイって下さい」
ハボックの囁きにエド子は必死に首を振りながら
「・・だ、だめっ・・。しょうい・と一緒が・・いい・・・」
と切なげな涙を流しながらお願いする。
ハボックは感動していた。
こんなにも健気でいとおしい俺だけの天使・・・。

「・・今、入れてあげますから」
エド子の両足を抱え上げて、少しずつ自身をエド子の秘所に埋めて行くハボック。
「アッ、・・はぁ・・・あぁん・・」
ハボックを全部飲み込むとエド子は歓喜の声を上げた。
待ち望んだ逞しいハボック自身が自分の中に入って繋がっている。
やがてハボックがゆっくりと腰を動か始めた。

「イイよぉ・・・あぁ・・ん・そこ・・アッ、あぁん・・」
エド子は与えられる快感に頭の中が真っ白になって、もう自分で何を言っているのかも解からなくなった。
「ここ・・・如何して欲しいんです?」
ハボックもエド子に求められている充実感と快楽に言葉も途切れがちだ。
「んんっ・・・、もっと・・もっと深く・突いてぇ・・」
感じるポイントばかりでなく、奥まで激しく突き上げられて・・・
「っ・・・やっぱ、キツイっすね・・今日の姫さんは特に・・俺も、もぉ限界かも・・・」
「・・いいよ・・来て・・お願い・・・」
夢中でお互いの快楽を貪り続けた二人は、限界の頂点が訪れるとほぼ同時に絶頂を極めた。

エド子はこんなにも快楽を味わった事は無かった。
心を通わせた行為は素晴らしく狂おしいまでの快楽をもたらせる事をハボックによってやっと理解したエド子はその行為の激しさにぐったりしながらも満足感で幸せだった。

後始末を甲斐甲斐しくしてくれるハボックにぎゅうっと抱きつくと
「・・・ありがと、少尉」
と一言だけ呟くと、ちゅっと触れるだけのキスをする。
ハボックは胸の奥底から湧き上がる幸福感に思わず涙ぐんだ。
「こっちこそ」
と言って、涙ぐんでしまったのを誤魔化すようにちゅっとエド子にキスを返す。
エド子にはしっかりと見られていたけれど・・・。

「少尉、泣いてるの?」
エド子が心配そうに尋ねると
「・・嬉し涙っすよ」
と照れてエド子を抱きしめる。
そして、そんな触れ合う二人の体はまた熱を帯びてきた。

「もう一回します?」
と、ハボックに耳元で囁かれるとやっぱり真っ赤になったエド子は
「・・・うん」
と小さく呟く。
それから、ハボックはもう一度愛しいエド子をそっとシーツの上に押し倒し、その華奢な体の隅々まで愛し始めた。

End






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