Julian F.Casablancas(vo),Albert Hammond Jr.(g),Nick Vakensi(g),Nikolai Fraiture(b),Fabrizio Moretti(ds)
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MASTER'S COMMENT |
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ロックン・ロール・リバイバルの火付け役となった破格のデビュー･アルバム。 ごくごくシンプルだが、ストロークスの初々しいロックンロールに惹きつけられた 多くの人々によって、時代はロック復権へと向かっていくことになった。 「Is This It」 は、ポップスやダンス・ミュージックが氾濫するシーンに一石を投じた。 |
◆ BIOGRAPHY ◆
わずか1枚のシングルで 「NME」 の表紙を飾った2001年から巻き起こった 「ロックン・ロール・リバイバル」 の仕掛け人。
2001年、ニューヨーク・マンハッタンから彗星のごとく登場した5人組バンド、「ザ・ストロークス」。
バンドの結成は1998年、メンバーは全員が20代前半である。
彼らの人気に火がついたのは、本国アメリカよりも 「ロックの聖地」 と呼ぶべきイギリスだった。
（デモ･テープを聴いたラフ・トレードのジェフ・トラヴィスが契約を持ちかけ、UK発売権を獲得していたのだった）
ストロークスの奏でる 「新鮮だが、何だか懐かしい気がする」 ロックンロールは、人々が忘れていた何かを思い出させたのであろう。
そう、彼らのスタイルはあの伝説のヴェルヴェット・アンダーグラウンドを思わず感じさせてしまう。
彼らの荒々しいが、にくめないロックン・ロール・スタイルに惹かれた若者は数知れなかった。
ストロークスはいま復権はなはだしい、ロックの 「救世主」 たる存在なのである。
2003年には、待望の2ndアルバム 「Room On Fire」 をリリースした。
◆ DISCOGRAPHY ◆
IS THIS IT
(2001)
ROOM ON FIRE (2003)
