RADIOHEAD レディオヘッド Thom Yorke(vo/g),Jonathan Greenwood(g),Ed O'brien(g),Corin Greenwood(b),Phil Selway(ds)
◆ BIOGRAPHY ◆ トム・ヨーク(Vo)を中心に1989年、英国・オックスフォードで結成された5人組。 「ポスト・ロック」 へと進化しつつある現代ロック界を象徴するカリスマ的なバンドであり、その動向は世界中のミュージック・シーンから熱い注目を浴び続けている。 オックスフォードで学生時代に出会った5人が、91年に本格的に活動を開始。(バンド名はトーキング・ヘッズの 「True Stories」 に由来している) 92年にEMI傘下のパーロフォンと契約し、同年5月にEP 「Drill」 でデビュー。デビュー当初からトムのソングライティングは若者を中心に高い評価を受け、 2ndシングル 「Creep」 の大ヒットをきっかけに、モンスター・バンドとしての階段を猛烈なスピードで駆け上がっていく。 93年にはファースト・アルバム 「Pablo Honey」 をリリース。 「Creep」 のヒットによって沸騰した爆発的な人気に応えツアーに明け暮れるも、その疲労から何度か解散の危機にも直面した。 95年にピンク・フロイド、ストーン・ローゼスなどを手がけたジョン・レッキーをプロデューサーに迎え、2ndアルバム 「The Bends」 をリリースする。 トムのもろくて今にも崩れ落ちてしまいそうで刹那的なヴォーカル、ジョニーの切れ味鋭いギターテクなどバンド全体で見事なケミストリーが披露されたこの2作目は 全英チャート6位に輝いた。そして2年後、レディオヘッドはロック史上屈指の名盤 「OK Computer」 (97年)のヒットによって、ついにレディオヘッドはトップ・バンドの 座を揺るぎないものとした。続く4作目 「Kid A」 (2000年)では、ギター・バンドから脱却したよりエレクトロニックなサウンドを導入し、全英・全米で初登場1位を記録。 オアシスやプロディジーと並んで、近年米国で成功した数少ないUKバンドとなった。 翌年には 「Kid A」 と併行して制作に取り掛かっていた 「Amnesiac」(01年)では、さらにエレクトロニックで検証的なサウンドを披露してみせた。 03年には待望のニュー・アルバム 「Hail To The Thief」 をリリース。先日のSUMMER SONIC'03でも来日を果たした。 ◆ DISCOGRAPHY ◆ PABLO HONEY (1993) ◆ RADIOHEAD LINKS ◆ レディオヘッドのUKオフィシャルサイト。 レディオヘッドの日本オフィシャルサイト。 (東芝EMI) ◆ MY FAVOURITE SONGS ◆ 「Creep」 (from 『Pablo Honey』, 1993) 2003年のサマーソニック。まさかの 「クリープ」、イントロが流れた瞬間鳥肌立ちました。そして、ビデオ見ながら号泣。 「Exit Music」 (from 『OK Computer』, 1997) ぜひともライヴで聴いてみたいナンバー。そのとき自分がどんな気持ちになるのか、全くわからない。 「Idioteque」 (from 『Kid A』, 2000) 何だかこの曲を聴いていると、「自分は違う世界へ飛んでいける」 そんなふうに思わせられてしまう。 「2+2=5」 (from 『Hail To The Thief』, 2003) この1曲目に秒殺され、思わずその場に立ち尽くした。 「すごいの出してきたぞ!」 と身震い。 |