Jarvis Cocker(vo/g),Nick Banks(ds),Candida Doyle(key),Steve Mackey(b),Mark Webber(g/key)
| RECOMMEND ALBUM |
MASTER'S COMMENT |
||
|
ついに出たファン待望のアイランド時代のベスト盤。 彼らをスターダムに押し上げた 「コモン・ピープル」 はもちろん、最新アルバム 「We Love Life」 からも楽曲がセレクトされているあたりはリスナーを意識していてとても喜ばしい。 この1枚でだけパルプのたくさんの思い出をフィードバックできそうだ。 |
◆ BIOGRAPHY ◆
1978年にイギリスのシェフィールドで結成されたバンドがもととなって、79年に現在のバンド名に。
82年にジャーヴィス以外のメンバーが大学進学のために脱退する。
その後、メンバーを新たに集めデビューアルバム 「It」 をリリースが、ここでもまたバンドが分裂。
86年、セカンドアルバム 「Freaks」 を発表するが、またもや分裂。
残ったジャーヴィスとラッセルを中心に再び新たなメンバーを加え、92年には3枚目のアルバム 「Separations」 をリリース。
この頃からメディアを媒体に徐々に注目を集め始める。
93年にはアイランドと念願の契約。そして、インディーズ時代にリリースしたシングルを集めた 「Intro」 でついにメジャーデビューを果たす。
94年にリリースした 「His 'N' Hers」 は全英トップ10入りを達成する。
一躍、英国のトップバンドの仲間入りを果たした。
95年に発表した 「Different Class」 からのシングル 「Common People」 がさらに彼らをスターダムへと押し上げることとなる。
「Common People」 は全英チャート2位に輝き、アルバム「Different Class」 は全英1位を達成し、120万枚を売り上げた。
96年には初来日公演を行っている。「苦節○○年」 という言葉が最もあてはまるバンドなのに、彼ら自身はそんなところはおくびにも出さない。
ジャーヴィスの何とも色っぽく切ないヴォーカルは多くの人々から愛されている。
イギリスで 「ジャーヴィスと言えば？」 と聞けば、「コッカー！！」 という答えが返ってくる。（たぶん）
彼らの作品からはパルプというバンドが歩んできた歴史、そして強烈な個性が感じ取れる。
そろそろ新しいオリジナルアルバムを聴きたいところだが、2002年12月のフェスティバル出演を最後にバンドは無期限活動休止中。
アート・スクールで映像を学んでいたジャーヴィスの影響もあってか、パルプのPVやCDジャケットには独特のユーモア・センスがあふれている。
◆ DISCOGRAPHY ◆
IT (1983)
FREAKS (1987)
SEPARATIONS (1992)
INTRO (1993)
HIS'N'HERS (1994)
DIFFERENT CLASS (1995)
THIS IS HARDCORE (1998)
WE LOVE LIFE (2001)
HITS (2002)
◆ DISCOGRAPHY ◆
パルプのUKオフィシャルサイト。パルプ（ていうかジャーヴィス？）の情報が得られる貴重なソース。
パルプの日本唯一のファンサイト。
