JAMIROQUAI
ジャミロクワイ Jay Kay(vo),Derrick Mckenzie(ds),Rob Harris(g),Nick Fyffe(b),Sola Akingbola(per)
◆ BIOGRAPHY ◆ 近年、イギリスの人々がソウルに向ける愛情はいっそう深まってきた感が強い。 イギリスのチャートを見てもわかる通り、今やアメリカから上陸してきた多くのR&BやソウルといったジャンルのCDセールスは 「イギリス産」 のロックのそれとは半ば対照的に、ますます爆発的に伸びているのが現状だ。 しかし、1980年代にポール・ウェラー率いるスタイル・カウンシルが大きな支持を集めたことからもわかる通り、イギリス人は総じてソウル好きだ。 そういう意味でスタカンは現在のUKソウルを先取りしていたわけだが、そんな潮流を受け継ぎ、発展させることでこのジャンルの音楽を さらに身近にしたのが、これから取り上げる 「90年代のスティーヴィー・ワンダー」 ジェイ・ケイ率いるジャミロクワイであると断言していいだろう。 1990年、ジャミロクワイはロンドン出身で当時20歳のジェイ・ケイ(vo)が友人を集めて結成したバンドで、「Jamiroquai」 というバンド名は 「Jam Session」 とアメリカ最古のインディアン、イロカイ族からとった 「Iroquai」 をかけ合わせたもの。 シングル 「When You Gonna Learn ? 」 でアシッド・ジャズからデビュー。 ジャミロクワイはたった1枚のシングルで5000人収容のギグを超満員に膨れ上がらせるほどの成功を収める。 優れた時代感覚や独特のメッセージ、サウンドは大きな注目を浴び、デビュー直後にソニーと8枚のアルバム契約という異例の契約を結ぶ。 特にバンドのフロントマン、ジェイ・ケイはソングライティングやダンス、ファッションなど至るところでオリジナリティーあふれた才能を発揮し、 そのあまりの存在感は 「ジェイ・ケイ=ジャミロクワイ」 だと勘違いしてしまう人が大勢いるほどであった。 93年にリリースした1stアルバム 「Emergency On Planet Earth」 はUKチャートでNo.1を獲得。120万枚のセールスを記録した。 同年には早くもクラブツアーのため、来日を果たしている。 94年にリリースされた2ndアルバム 「The Return Of The Space Cowboy」 もイギリスをはじめ、世界各国で高い評価を受けた。 96年に発表した3rdアルバム 「Travelling Without Moving」 は、イギリス、アメリカはもちろん、日本でもミリオンヒット。 日本での売り上げは150万枚を記録し、全世界で700万枚を売り上げると言うスーパー・ヒットとなった。(日本のSONYのCMにジェイ・ケイが出演) 中でも名曲 「Virtual Insanity」 は世界中のサウンド・トラックとなり、MTV VIDEO MUSIC AWARDSやグラミー賞をはじめとするを数々の賞に輝く。 99年には4thアルバム 「Synkronized」 、1年の充電後の2001年には5枚目のアルバム 「A Funk Odessey」 をリリースした。 バンドのロゴ 「バッファローマン(メディスンマン)」 はジェイ・ケイによって産み出されたジャミロクワイのシンボル。 ◆ DISCOGRAPHY ◆
EMERGENCY ON PLANET EARTH (1993) ◆ JAMIROQUAI LINKS ◆ ジャミロクワイのUKオフィシャルサイト。Flashが見事!さすがジェイ・ケイといったところ。 ジャミロクワイのファンサイト。最新情報やライヴレポート、ディスコグラフィー、バイオグラフィー、Q&Aコーナーなど。 ジャミロクワイのファンサイト。彼らのさまざまな音源を公式、非公式問わず詳細に紹介。来日記や日本盤の帯の紹介なども。 ◆ MY FAVOURITE SONGS ◆ |