FAITHLESS フェイスレス Rollo(pro),Maxi Jazz (Vo),Sister Bliss(key)
◆ BIOGRAPHY ◆ 日本ではまだまだその名を知られていないが、 独自のサウンドと強烈なメッセージでヨーロッパを中心に絶大な支持を受けているダンス・アクト。 あのDido(以下「ダイド」)の兄・ロロ、ハウス界のミューズ(女神)としても知られるシスター・ブリス、フロントマンのマキシ・ジャズの3人で1994年に結成。 結成当時のヴォーカリストは、今やUKを代表する国民的女性シンガーとなったロロの妹・ダイドであった。 ダイドは、1stアルバム 「Reverence」 からの2年ほどをフェイスレスのヴォーカリストとして過ごした。 そのダイドの兄で、フェイスレスの中心人物・ロロはU2やペット・ショップ・ボーイズ、シンプリー・レッド、ビョークといったビッグ・ネームのプロデュースを手がけた ことでも知られている。 「Reverence」 「Sunday 8pm」 はともに100万枚を超えるセールスを記録。(「Reverence」 はなんと500万枚をセールスしたモンスター・アルバムに) 3作目の 「Outrospective」 では、脱退したダイドーがゲスト・ヴォーカルとして参加。 近年は最新作 「No Roots」 のヒットで米国でもその評価が高まっており、その人気はあのプロディジーやアンダーワールド、ケミカル・ブラザーズと並ぶほど。 「No Roots」 からカットされた 「Mass Destruction」 は、イラク戦争の影響や大統領選を控えていたこともあり、全米で大反響を受けた。 2004年9月には 一夜限りのスペシャル・ライヴを東京・恵比寿で敢行。10月には朝霧ジャムに登場し、日本のオーディエンスを熱狂させた。 ちなみにシスター・ブリスは、あのリーバイスのキャンペーン・キャラクター(日本では木村拓哉が選ばれた)になったことでも有名。 ラッパーでフロントマンのマキシ・ジャズは敬虔なブッディスト(仏教徒)らしい。 「身内」 にあたるダイドからボーイ・ジョージまで作品に参加する多彩なゲスト達もその魅力の一部である。
◆ DISCOGRAPHY ◆ REVERENCE (1996) ◆ FAITHLESS LINKS ◆ フェイスレスのUKオフィシャルサイト。バンドの歴史、ツアー情報、ネットショップなど。 ◆ MY FAVOURITE SONGS ◆ 「We Come 1」 (from 『Outrospective』, 2001) サード・アルバム 「Outrospective」 からの8分を超える大曲。 |