DAVID GRAY デイヴィッド・グレイ
◆ BIOGRAPHY ◆ 「21世紀のニール・ヤング」ことデイヴィッド・グレイは、1970年にイギリス・マンチェスターで生まれた知る人ぞ知る実力派シンガー 。 彼は9歳になると家族とともにウェールズへ移住。大学生になるとリバプールへ再び移ることになるが、このウェールズでの生活が彼の人生観や サウンドに与えた影響は計り知れないのではないだろうか。 やがて大学を卒業し、ミュージシャンを夢見てロンドンへ。「シンガーソングライター」 としての類まれな才能を見出され、UKでHUTと契約する。 1992年にシングル 「Birds Without Wings」 でデビュー。翌年にはファースト・アルバムである「A Century Ends」をリリースする。 翌年にセカンドの 「Flesh」 をリリースした後、レーベルの事情でEMIへ移籍。 96年にはヨーロッパ限定でEMIで 「Sell Sell Sell」 をリリース。精力的にライブ活動をこなしつつ、徐々にヨーロッパでの人気を獲得していく。 しかし、これらのアルバムはセールス面では高い実績を残すまでには至らず、彼はレーベルとの契約をあえなく失ってしまう。 2000年にデイヴィッドはEast Westと新たに契約。 そして、同年6月にシングル・カットされた 「Babylon」 がアイルランド、イギリス、アメリカで大ブレイクし、彼の運命を変える。 「Babylon」 を収録した4thアルバム 「White Ladder」 は、全世界で800万枚という驚異的なレコードセールスを記録。 2001年度のグラミー賞にも見事ノミネートされ、ここに至ってデイヴィッドはUSでも実力派シンガーとしての揺るぎない評価を手にした。 2002年には満を持して5thアルバム 「A New Day At Midnight」 をリリース。 この 「A New Day At Midnight」 は見事全英初登場1位を達成し、2ヶ月以上チャート上位にとどまるロング・ヒットになった。 2003年には全米ツアーを敢行。同年5月には初来日も果たし、東京でミニライブを開催した。 デビューからブレイクまで苦節10年。他の多くのアーティスト達からも多くのリスペクトを受ける彼の今後にこれからも期待したい。 ◆ DISCOGRAPHY ◆ A CENTURY ENDS (1993) ◆ DAVID GRAY LINKS ◆ David Grayのオフィシャルサイト。ニュースや近況、プロフィール、ライブ情報までデイヴィッドを知るにはもってこいのオフィシャル。 ◆ MY FAVOURITE SONGS ◆ 「Sail Away」 (from 『White Ladder』, 2000) 愛、そして絶望。遠くから人生を深く見つめるようなホープフルかつディープなナンバー。 「The Other Side」 (from 『A New Day At Midnight』, 2002) デイヴィッドが亡き父に捧げた1曲。ブリット・アウォーズでの熱唱に感動。またいつか会えるかな、きっと。 |