ハイブリッドカー考察 Part1
＜所でハイブリッドカーって何？＞
（プリウス等の例）
ハイブリッドとは、｢電気」と｢ガス（ガソリン）」併用の事で、その力を利用して動く車がハイブリッドカーです。
渋滞などの低速走行時には電気によるモーターで、高速時にはガソリンエンジンで走り、従来の車両に比べて
二酸化炭素や窒素化合物の排出量が少なく、環境にやさしい車として近年注目を集めています。
松下電器では、これらハイブリッドカーや電気自動車用のニッケル・水素蓄電池や鉛蓄電池をはじめ
モータやエアコン、制御システムなどの各種コンポーネントを開発しています。
最大の違いは、ガソリン車のエンジンはガソリンエンジンだけで走りますが、主にハイブリッドカーの「プリウス」では
電気モーターとガソリンエンジンの２つの動力源があり、その２つを使い分けて、両方で走るしくみになっています。
地球規模での環境改善の努力がここ数年急ピッチで加速しています。
都市部を中心としてＮＯx(窒素酸化物)やＰＭ(粒子状物質)などによる大気汚染の現状に
社会全体で積極的な改善への取り組みが本格化しています。
（CNG車での例）
その中で物流の基幹であるトラック輸送にも、天然ガスを燃料とするＣＮＧ車の導入が各地で増加してきました。
ＣＮＧ車は全国で１６,０００台を超え、そのうちトラックは約６,７００台、バスは約７７０台と著しい普及ペースです。
これらはＮＯｘの排出量が極めて少なく、黒煙などは全く排出されず、出力、トルク等の動力性能もディーゼル車と同等
さらに低振動、低騒音などのメリットを発揮しながら、都市部を中心に大活躍をしており、理想の低公害車としての注目度が高まっています。
充填所の設置数も徐々に増加し、物流の低公害化を社会全体で推進しています。国のエネルギー対策の一環として
石油代替エネルギーである天然ガスを使用したＣＮＧ車の普及が今後も加速していくことは間違いありません。