小さな騎士

「様子はどうだ?」

大剣を携えている男が少女に言った。

「前とあんま変わらない。むしろ悪くなってるみたいだよ。」

「そうか・・」

少女の名前はシャニー、見習いペガサスナイトである。

男の名前はディーク、シャニーの所属している傭兵団の隊長である。

実は、最近シャニーのペガサスの様子がおかしいのだ。

妙に暴れっぽくなり、戦闘にならないのだ。

「おねいちゃん達に聞いても、分からないって言うし、病気かな・・」

シャニーがしゅんとしていると、ディークはシャニーの頭をなででやった。

その夜、シャニーはペガサスが繋いであるところにいた。

目の前にはシャニーのペガサスがいる。

「今日は一緒に寝ようか。そしたら君の気持ちも分かるかも…」

シャニーはペガサスの横に枕を置き、横になった。

そのとき、

「ひぃぃぃぃぃぃぃぃん。」

いきなりペガサスが暴れだしシャニーに襲いかかった。

「いったいどしたの!!」

ペガサスはシャニーの服に噛みつき破り出した。

「やめて!!」

シャニーが立ち上がろうとすると、ペガサスは、シャニーの服の切れ端を踏みつけ逃げられないようにしたあと、シャニーの前に巨大な

一物を出したその大きさは有に人の倍以上はあった。

「まさか、嫌ぁぁぁ、やめて!!!」

シャニーは今から馬がしようとしていることに気づき、

逃げようとするが、身動きがとれなかった。

ペガサスは自分の一物をシャニーに突き立てた。

「痛い!!やめて!!」

シャニーが声をかけるが、ペガサスは聞いていない。

それどころか、自分の欲求を満たすべく、激しく腰を振りだした。

「痛いよう、助けてお姉ちゃあぁぁん。」

シャニーの悲痛な叫びと同時にペガサスはシャニーの中で射精した。

暖かい感触がシャニーの中に広がった。

ショックで放心状態になっている、シャニーにペガサスが

また一物を突き立てようとしたそのとき、

草むらから二つの影が飛び出しペガサスに飛びかかった。

ペガサスに二本の槍が突き立てられた。

「ひぃぃぃぃぃぃぃぃん」

ペガサスがひるんだ瞬間に二つの影はシャニーを

救い出した。

「遅くなってごめんなさい。」

シャニーがおぼろ眼で声をかける人物を見るとそれは

姉のユーノ、ティトだった。

「大丈夫、じゃないわよね・・ごめんなさい、つらい思いをさせてしまって。」

「ぶるるるるる。」

三人の後ろで、ペガサスが立ち上がり、三人を襲おうとしたそのとき、

何か巨大な鋭いものがペガサスを一刀両断した。

「助けたからって、あんま油断すんなよな。」

その声の主はディークだった。

「お姉ちゃん、たいちょー…怖かったよーうわぁぁぁぁぁぁぁん。」

シャニーはユーノ腕の中で泣き続けた。

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