あの事件から、1週間がたった。

牢獄は相も変わらず、そこにあったが、

中の人間は変わっていた。

スーはあの事件以来、牢獄の隅に座り込んで、

水も食事も受け付けず、牢番が口に無理矢理

流し込んでも、半分近く吐き出していた。

一日中ほとんど動かず、時たま嗚咽が

聞こえるだけだった。そしてある日…

「おい、出ろ。」

一人の看守がスーのいる牢の中に入ってきた。

しかしその声にもスーは反応しなかった。

「出ろと言うのが、分からないか!!」

看守がスーの腕を無理矢理引っ張ると

スーは項垂れながら立ち上がった。

「あの事件以来かなりおとなしくなったな。

お!!何だ震えてんのか?風邪でもひいたか?はっはっは。」

スーの震えは看守が言うような生やさしいものではなかった。

凌辱され男性に対して極度の拒絶反応を示すようになったのだ。

あの事件がスーの心に残した傷跡はそれほどまでに深かった。

それから看守はスーを牢から出し、縄で手を縛ったあと、城の

中を歩き出した。

「本国から命令が来た。お前は灰色の狼をおびき寄せるための

餌だ。」

灰色の狼の名前を聞いた瞬間、スーの目に

わずかに光が戻った。

「じじをどうする気?」

「そんなことはしらねえよ。」

スーと看守がそんなやりとりをしている間、

周辺の村々にこのような立て札が建てられた。

「明日、ベルン公国に対する謀反者を公開処刑する。」

スーはこじんまりとした部屋に連れてこられた。

粗末ではあったが、牢獄よりはかなりましだった。

スーは中に入れられ外から鍵をかけられた。

「まあ楽しむが良いさ。」

鍵をかけたあと不適に看守が笑ったのをスーは知らなかった。

翌朝、スーは巨大な広場の前に連れてこられた。

広場には何百人もの人が来ていた。

「何をする気?」

スーが近くにいる看守に言うが、看守はただ笑うだけだった。

近くの城壁の上から声がした。

「これより謀反者に恥辱刑を処す。」

その声と同時にスーの周りを数人の兵士が取り囲み、

スーの服を破き始めた。

「やっやめ…」

スーが拒もうとするが、衰弱しているスーの力では

どうにもならなかった。そしてあっと言うまに全裸に

されてしまった。

「やっ!!」

スーが胸を腕で覆うと、城壁の扉から十数人の屈強な男が連れてこられた。

また城壁の上から声がした。

「これより刑を執行する。」

その声と同時に屈強の男達が躍りかかった。

そのときスーの脳裏に前の惨劇が思い浮かんだ。

「いやぁぁぁぁぁ!!」

自分の意志とは関係なく、体が震えてその場に蹲ってしまった。

しかし、それがあだになった。男達は、スーに飛びかかると、両手を縛り上げ、

広場の中央に設置された、台に連れて行き、集まった群衆に見えるように、

スーを凌辱した。秘部、菊座に極太の一物が突き刺さる。

「いやぁぁ、やっやめて…。」

悲痛なスーの叫びが広場にこだまする。その刑は

長時間続き、いつの間にか昼になっていた。

「やめぇい。」

城壁の上から声がすると、男達はスーから離れた。

あとには無惨に犯されたスーが残った。

数人の兵士がぐったりしたスーをそのまま馬に乗せ、大通りに

連れてきた。そこには、奇妙な台があった。

「うぅ…」

スーがうめき声を上げると兵士はスーをその台に連れていき、

両手を鎖で二本の柱に固定し、足はちょうど道行く人に秘部が見えるように

した。

「じゃあこれで仕上げだな。」

と言うと兵士はスーの秘部と菊座に大きな張り型を。

口には猿ぐつわをしてその場を去った。

スーはその場に取り残され文字どうりさらし者になった。

道行く人は、スーの前を通る度、罵声やヤジを飛ばした。

石を投げつけるものさえいた。

その一言一言でスーの心は深くえぐられていった。

(もうこんな思いをしたくない…もう死のうかな…)

スーはそう心に決めると、自分の舌をかみ切ろうとしたが、

猿ぐつわをされているため、あごが動かなかった。

その様をみる人々は一斉に笑った。死ぬことさえできない

ことがわかるとスーは泣き崩れてしまった。

そして日が落ち、町が静まったとき、スーの前の

建物の影から一人の男が出てくると、持っていたハンマーで

スーの足の鎖を叩き割った。

その男の顔をスーが見上げると、その男が言った。

「まだ生きてる生きてる。このまま死なすのは惜しいからな。」

そう言うと男は何か合図を送った。すると建物の

影から沢山の男達が出てきた。その数は二十人近くに昇った。

すると男はスーに突き刺さっている張り方を抜いた。

すると二十人近くの男がスーに群がった。あるものは秘部に

あるものは菊座に、あるものは口におのれの一物をおしこんだ。

スーは朝方近くまで犯され続けた。

朝早く見回りの兵士が、スーの所に行くと

スーは無惨に犯されたあとだった。秘部や菊座からは行き場を

失った精液が流れ出していた。兵士達はぐったりとしている

スーの鎖を外すと、また城の牢に入れた。

スーはまた前のように牢のはしに蹲り、震えていた。

(ここは…どこ、わた・・しは誰?何で…このような目に遭うの?

もう私を傷つけないで・・)

スーの嗚咽がが牢獄に悲しく響いた。

これからどうする?

  1. いたたまれないので逃がす
  2. 飽きたので売り飛ばす。

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