スー達がリキア同盟軍に加わって、

数週間が経った。

体の傷もほとんど癒えたが、一部の傷は

まだ体に残っていた。

リキア同盟軍はサカ1の都市ブルガルにいた。

宰相ロアーツを討ち取りブルガルに駐軍している所だった。

そこでスーは運命的な再開を果たすことになる。

ロアーツを攻めている途中、スーの祖父の

ダヤンと再開することになる。

スー達は再開を喜んだ。

スーはダヤンに今までのいきさつを話した、

ベルンに敗走して仲間を失ったこと。

幽閉されて、リキア同盟軍に助けられたこと。

「そうか、まだまだいろいろ話したいことがある

今夜おまえの部屋行っても良いか?」

「ええ、分かったわ。」

スーがダヤンと分かれると、ダヤンはシンに何かを告げ

にやりと笑った。

その夜

約束どうりダヤンはスーの部屋にやってきた。

そこにはシンもいた。

二人は部屋にはいるとドアの鍵を閉めた。

「話って?」

「お前幽閉されていたそうだな。」

「…そうだけど…。」

「お前そこで凌辱されただろう。」

「!!!!!!」

「女が投獄されればそうなる運命だからな。」

「じじだけには知られたくなかったのに…。」

「じゃあ奉公の意味は知っておるな。」

「…………」

「これからわしに奉公してもらおうか。」

「なっ!!」

「育ててもらった恩を忘れたか?」

「…………」

スーはそれ以上何も言わず、ダヤンのズボンを

ずらし奉公を始めた。

「ふっ、上手い物だな。おい、シンお前も好きなほう

を使って良いぞ。」

「良いのですか?」

「なぁに、どっちも兵士のを嫌と言うほどくわえ込んできたんだから

ろうからな。」

「じゃあ前のほうを。」

そう言うとシンはスーのズボンを下着ごとずらした。

「嫌ッ!!」

「お前は黙って奉公していろ!!」

そう言うとダヤンはスーの頭を押さえつけ、

口に自分の一物を押し込んだ。

「では、いきますよ。スー様。」

シンがスーの中に入ってきた。

「たくさんくわえ込んだ割には良い締め付けをしてますね。」

シンは腰を振りながら言った。

「シンそっちはどうだ?」

「私もそろそろ限界です。」

「出すぞ、全部飲み込めよ。」

そう言うとダヤンとシンはスーの中に精液を放った。

スーは吐き気に襲われながらも何とか全部のみ干した。

「非道い…。どうして…。」

「それはお前が女だからだ。」

ダヤンの冷徹な言葉がスーに降りかかる。

「女は力も無いし体力も男に劣る。

わしの後継者にはシンがいるしお前は、

わしらの慰安婦として生きていくがいいさ。」

そう言うとダヤン達はスーの部屋を後にした。

そこには絶望に打ちひしがれたスーだけが残った。

スーは部屋の引き出しからナイフを取り出した。

柄に装飾が施された古いナイフだった。

そのナイフは幼い日に両親が誕生日の祝いにスーにプレゼントした物だった。

幽閉されていたときもこのナイフだけは離さなかった。

(このナイフだけは血で汚したくなかったんだけど、ごめんねお父さん、お母さん)

スーはナイフを鞘から抜き取ると自分の胸に突き立てた。

「ぐっ。」

強い衝撃が体中を走った後スーの意識は途絶えた。

しかし、スーは気が付くと自分の部屋にたっていた。

「ここは…。私どうして…。」

スーは辺りを見回すと、目の前に胸から血を流している

自分を見つけた。

「やっぱり、私死んじゃったのね。」

自分の体を見ると半透明になっていた。

スーはその体のまま、ある部屋に向かった。

そこはキャスの部屋だった。

スーは部屋の扉をすり抜け寝ているキャスの

枕元まで来た。

「キャス、今までありがとう。

あのとき貴方が牢獄に来てくれたとき、私嬉しかった。

さようなら、キャス…。」

そう言うとスーの体は霧のように消えて無くなった。

「ん…。」

キャスはなにものかの気配で目を覚ました。

見ると枕元にスーがいつも身につけているバンダナが落ちていた。

「なんでこれがこんな所に…。」

キャスの頭の中を悪い予感が走った。

「まさか!!」

キャスは寝巻きのまま部屋を飛び出しスーの部屋に急いだ。

そこで彼女は、胸から血を流して冷たくなっているスーを発見することになる。

最後に

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