「フィルさん。」
「はい?」
「この書物をゼロット将軍の所に届けてくれるかい?」
「はいっ、喜んで。」
私がこの軍に入ってしばらくがたった。
初めは敵と勘違いしてしまった私をここの人達は快く迎えてくれた。
私はゼロット将軍がいるテントの前にやってきた。
「ゼロット将軍、ロイ様から書状が…………って、あれ?」
「あぁっ…あなた…。」
(アレは確かゼロット将軍のご婦人…。)
フィルは仕方が無くテントを後にした…。
「あっ、フィルさんゼロット将軍中にいる?」
二人の行為を見てぼ〜っとしているフィルにノアが話しかけた。
「あっ今は行ってはダメです!!」
「何で?」
「大変なことになってるから…。」
「はぁ…。」
フィルはノアの腕を引っ張ってテントを後にした。
「………と言うことなんです。」
「はは…ゼロット将軍が奥さんと…。」
(あの歳で元気なことで…。)
「だからしばらくはあのテントに近づかない方がいいです。」
(でも、ユーノ殿気持ちよさそうだったな…。私もいつかノア殿とあんなコトを…。)
「…さん、フィルさん。」
「あっ、はっ、はい!」
「どうかしたの?顔が真っ赤だよ。」
「いっいや何でもないです…。」
「あっ、あのノア殿ちょっとおつき合い願えますか?」
「ああ、良いけど…。」
フィルはノアの腕を引っ張り林の中にある古びた道具小屋に連れ込んだ。
「こんな所になにかあるのかい?」
小屋の中を見回しているノアをフィルは急に押し倒した。
「ちょっ、何するだよ!!」
フィルは事態がよく飲み込めてないノアのズボンをおろした。
「おっきい…。」
先ほどの事態で興奮したのか、ノアのモノはすでにいきり立っていた。
「確かこの穴に…これを…。」
いつの間にか裸になっていたフィルは、ノアにのしかかり
ノアのモノを自分の秘部に入れようとする………しかし
「いっ、痛い!!」
何度入れようとしても痛みが襲ってくるだけで、
なかなか一つになれなかった…。
「どうして…私にはできないの…。」
仕舞いにはフィルは泣き出してしまった…。
「あのねぇ…フィルさんこういうことをするにはそれなりの順序ってモノが…。」
「でも…でも、ユーノ殿の時にはあんなに簡単に…。」
「まぁアレはなれているからであって、始めてでは
あんなに上手く入らないんだよ。」
(本当にこの子は無知なんだなぁ…。)
「じゃあ、どうすれば…。」
「じゃあまず横になって足を開いて…」
「そっそんな恥ずかしいことできません!!」
「じゃあずっと痛いままだよ。」
(さっきは自分で襲ったくせに…。)
「うっ…。」
ノアは小屋にあった古びたシーツを床に敷き、
その上にフィルを寝かせた。
「まずはここをこうして…。」
そう言うとノアは指でフィルの秘部をなぞった。
「どう、どんな感じ?」
「なんか変な…ひぁっ!!」
ノアの指がフィルの一番敏感な所に触った瞬間、
フィルの体がビクンとはねた。
「あっ、ちょっと中に…入れない…で…。」
ノアの指がフィルの中に入ってくる。
フィルの体は仄かに朱色に染まり、
ノアが指を出し入れする度、秘部は潤いを帯びていく。
「すごい、下に敷いたシーツがぐしょぐしょだよ。」
「そんなこと…言わないで…。」
「もうそろそろいってもいいかい?」
「………はい……。」
「痛かったら言ってね。」
そういうとノアはフィルの中に入った。
「はぁっ、あぁ!!」
フィルに一瞬鋭い痛みが走ったが、次には
それは快楽に変わっていた。
「はぁ、あっ…あぁっ…。」
ノアが動く度フィルの口から甘い声が漏れる。
「んっ、くぅぅ……。」
「フィルさん気持ちいい?」
「あっ、あっやぁっ…んっ…。」
フィルは何か喋ろうとするが、上手く言葉にならない。
「の、ノア殿…わた…しを抱き…寄せて…。」
「どうかした?」
「そ…の方が…こ…擦れて…きも…ち…いい…。」
息も絶え絶えで、涙目でフィルは言った。
そのフィルをノアは愛しいと思った。
ノアはフィルを抱き寄せて、さらに激しくフィルを突いた。
ノアも、フィルも、もう限界が近かった。
「フィルさん、俺…もう…。」
「あっ…ノア殿…なっ…中で…。」
ノアの動きが一際早くなり、
子宮に届くかと言うぐらい深く突いたところで二人は同時に逝った…。
「ノア殿…。」
息も整った二人はシーツの上でじゃれていた…。
「私のこと、嫌いにならないで下さい…。」
「何で、フィルさんのことを嫌わなきゃいけない?」
「あの、その…私がすごく…エッチな娘だから…。」
「俺は、別にそんなことで嫌わないよ。」
「でも、実は私、ノア殿と
こんな事をすることを思い浮かべながら、いつも一人エッチをしてたんですよ…。」
「ははっ…べつにどんなことをしていても嫌ったりしないよ。」
「本当ですか?」
「あぁイリア傭兵団の誇りに誓っても良い。」
「良かった…。」
(俺もずっとフィルさんとこんな事をすることを思い浮かべながら
ヌイてたなんて…。言えないよなぁ…。)
顔を赤らめながら話しているフィルを見てノアはそんなことを思った。