◆教育実習◆






「ねー、触ってもいい?」
彼女の好奇心の旺盛さには、日々感心できるものがある。
けれども、それは日常生活においては差し障りは無いものなのだが……。
「普通にしてると、こうなのに、どーして触るとおっきくなるの?」
だから、それが人間の男の正常で健康な身体であって。
決して私が特殊でも特別なわけでもない。
「……マナ、毎日触って楽しいですか?」
「うん。だっておっきくなったり硬くなったりするんだよ?」
彼女の手の中では私のそれがどくん…と脈打つ。
それすらも彼女にとっては興味の対象だ。
「あたしの中に出るのと、触ると先のほうに出るのは違うのかなぁ……」
分析すれば同じ物質で構築されている体液であり、異質なものではない。
「もうそろそろ寝ませんか?」
そんなに触られればまたそういう行為に及びたくなるわけなので。
そうこうしているうちに……ほら、また。
「寝たくなーい」
「朝にはここを出るんですよ。少し体力を……」
「やーーーーーーっっ」
彼女は、自分が興味のあることからは目を離さない。
それでも、身体が休息を欲していることは明白な事実だ。
なんとか宥め賺して、眠りへと誘う。
明日の朝も、彼女の笑顔を一番最初に見るために。






「……ん……」
下半身に何かが触れる感触で目が覚める。
そして、それが彼女の手だということに気付くのにそう時間は掛からなかった。
「ね、なんで触っても無いのにおっきくなるの?」
それは人間の男の正常な生理現象です。
そう、言って通じるならば良いのですが。
(まだ、夜明けの少し前か……)
朽ちた小屋にあったベッドは、身体の軽い彼女と私には十分なもの。
薄暗がりの中で、小さな手がぺたぺたと弄って来る。
「そんなに知りたいですか?」
「うん」
「じゃあ……」
身体を起こして、彼女を抱き寄せる。
柔らかい腹に勃ったそれが当たるのが気になっているようだ。
「ちゃんと触ってみますか?」
手を取って、それに掛けさせる。
両手で包んで、その先端をまじまじと見つめる瞳。
「そのまま、優しく動かしてください」
たどたどしい手つきで、指が上下する。
ほんのりと温かい手に包まれて、私のそれは硬度を増した。
「その先に、キスしてくれますか?」
「……ん……」
従順に触れる柔らかい唇。
ぬるつき始めた亀頭を包むように、甘く吸い出してくる。
舌先が確かめるように這い回り、ちゅぷんと離れる音。
小さな赤い舌と糸が私たちを繋いだ。
「今度はもっと下まで出来ますか?」
「……やってみるよぉ……」
口中全部を使っての愛撫に、背筋がぞくりとする。
慣れなくとも、彼女が懸命に唇と舌を使ってくるのが伝わってくるから。
唇を滑らせて、咥えながら幹を上下していく。
幼い顔がやけに艶かしい。
「こっちもぉ?」
その下の双球に、手が触れた。
「君の好きなように」
湧き上がる笑みを必死に殺して、彼女の髪をやさしく撫でて。
さらさらと指の隙間を落ちる甘い感触。
「……っは……ァ……」
袋を擦り合わせて、そのまま唇は先端を舐め嬲る。
誰に教わったわけでもなく、本能がそうさせる。
「マナ」
身体を倒して、その上に彼女を跨がせる。
「私の爪先のほうを見て、上になってください」
「……え……?」
言われるままに、彼女は私の上でその体勢をとる。
「続きを、しましょう。マナ」
不安気に震える肢体。
腰をするりと撫で上げるとはぁ…と声が零れた。
間接一つ分だけを彼女の内肉に沈めて、くちゅり…と掻き回す。
入り口よりも少しだけ奥、引っ掛けるように指を折る。
「ふぁ、ンッ!!」
舌でその幼い裂け目をなぞって、内側に捻じ込む。
伝い落ちてくる愛液。
花弁を指先で開いて、より奥に。
「あ!!アラ…ぁんっ!!」
とろとろと落ちてくるそれは、唇を濡らす。
腰を引き寄せて、裂け目にぶちゅり…唇を当てた。
「やぁんっっ!!」
ぎゅっと指先に力が入り、彼女の唇が離れる。
(痛っ……ちゃんと爪も切らせないと駄目ですね……)
小さな指にはパズルリング。
薄い爪はパールピンクに。
柔らか耳朶には小さめの真珠を。
「あ!!ああぁんっ!!きゃ…ぅん!!」
小さな乳房が、腹筋に重なる。
震える舌先が上下して、ぴちゃぴちゃと零れる淫音。
奥まで指を挿入れて、小さなクリトリスを強く吸い上げる。
「ああぁあんッッ!!!」
そのまま崩れる身体。
力任せに締め上げられた肉棒から同時に白濁がこぼれ落ちた。




「…っは……」
幼い顔にどろりと残る体液を掬って、小さな舌が確かめるようにそれを舐める。
「お味はいかが?」
「んー……ぬるぬるするよぉ……」
まぁ、ある意味これは私からすれば失態なのですが。
でも、やはり爪は切らせないといけませんね。
見た目の美しさも大事ですが、それとこれとは別物ですから。
「マナ、爪を切りましょう」
「えー、やだぁ」
「伸ばしっぱなしは些か感心できませんからね」
エメリーボードで一本づつ、その薄い爪を削っていく。
ニッパーで切ることもできるのですが、彼女の爪に傷が付いてしまう。
多少手間が掛かっても、この方法が一番いいのです。
「短くなっちゃったよぉ……」
うなだれる姿は、胸を締め付ける。
「次の村に行ったら、ここに、光る粉をつけましょう」
「粉?」
「きらきらして、星が降ったようになりますよ。短くても、それならいいでしょう?」
「うん」
ぎゅっと抱きついてくる身体を抱いて、何度も何度もキスを繰り返す。
この女神様は取り扱い難度は超上級。
「アラン、大好き」
まだ少し足りない胸も、甘えたがるこの腕も。
私には丁度良いようです。
「……マナ?」
「んー……なんでまたおっきくなったんだろう……」
それは……興奮や物理的刺激があれば生理現象として当然の反応なわけで。
だから、それは仕方の無いことで。
「元気なのねー。おはよーですよ」
まるで動物でも愛でるかのように、撫で擦る指先。
可愛い女神さまは、ずいぶんと興味津々のようです。
しばらくは……この嬉しい事態が続くのでしょうかね。



ああ、神様。
私の願いを成就してくれるのならば。
彼女にほんの少しだけで構いません。
『恥じらい』を……ああ、でも。
今のままでも構わないか。
神様、このままの彼女を。
どうか、どうか、人間にしてください。
あ、少しだけで良いので。
胸は成長させてください。





           BACK




0:09 2004/12/08

Gポイントポイ活 Amazon Yahoo 楽天

無料ホームページ 楽天モバイル[UNLIMITが今なら1円] 海外格安航空券 海外旅行保険が無料!