| 音のない森 忍足と岳人が出会ったのは二年生の夏。 忍足が関西から編入してきた当初だ。 屋上で、印象的な出会いをした。 ダブルスを組むことになり、そして全国にいけずに、引退。 高校に進学したら、またダブルスを組もうと思っていた岳人だが 夏休みが終ってすぐ、忍足の外部受験の噂を耳にする。 忍足は大阪に帰ってしまうのか? 不安に思い、聞いてみたいが恐くて何も聞けずにいた。 そんな中、世間をにぎわした『ある事件』のニュースをきっかけに 忍足の様子がおかしくなっていく。 何故、忍足は東京の中学に来たのか? 彼の抱えている深い傷とはなにか? 問い詰めた岳人を、忍足は…… 「お前はオレの嘘を容易く見破りすぎや…… 暫く近づかんといて」 「あとはお前が決めろ。お前が選べ侑士。 この先の人生でオレがいるかどうか。いらないって言うなら オレはお前の前から消える」 おっとこ前な岳人とヘタレな忍足。 部長な跡部に、いざとなれば背中を押してくれるジロー。 信じろと言う宍戸。大丈夫、と笑う滝。 とにかく氷帝レギューラ陣の仲の良さを書きたくて書いてみた話です。 ところどころで痛いですが、全体を見ればそうでもないかも… 勿論、鳳、樺地、日吉も頑張ってたり。 遊びとして世界観が『ブラックダリア』と繋がってます。 この本では犯人が捕まってます。 でも『ブラックダリア』をみなければわからないってことは無いです。 単なるお遊びで、所々色々な話と繋げていけたら、と思いました。 それと…なんと舞台を一部大阪にした所。 ちょっとお遊びで『四天王寺夕陽丘駅』を出したのですね(笑) そしたら友人に 「だったらブルバードの彼と助教授を出すべきだ!」 と、言われ… 思わず「ブルーバード」の彼を出してしまいました(汗) わかる人だけわかるってヤツです。 この話はこれで終わってますが、一応続きも考えてたり… 直様からこの本のイメージ。フラッシュ画像を頂きました★ ★ |