今川カッパ石釜ぱん&ピザ工房 (2005.12.15完成)
熊本県小国町の山中にある「森の石釜カフェLittle
Country」では石釜によるぱんやピザや
シチュウパン等の食事が出来ます。何度か立ち寄る内に自分で石釜パンを焼いてみたくなり
ました。色々な石釜を参考に、完成したのが自慢の「今川カッパ石釜ぱん&ピザ工房」です。
ご飯も炊けるくどを併設しました。薪を集め、1週間ごとのぱん焼きを楽しんでいます。
最初はイースト菌を使用していましたが、最近は天然酵母ぱんが主流になりました。ホシノ
天然酵母の種を自動発酵器で生種をつくります。その後、生種を全粒粉等に混ぜて発酵器で
ぱんを発酵させます。発酵器は手製です。木製の箱を作って、その中に電球60wと40wと温度
計を入れて、27度〜38度の温度調整をしています。天然酵母ぱんは1次発酵に6時間、2次
発酵に2時間必要です。うまく発酵できるかな・・・?不安が面白い!(発酵器は38,000円
程度で購入できます。)残った消炭を利用して肉や魚を焼いて美味しくいただいています。2006.6.7
石釜制作工程
| 1 周囲内側と外側を板で 囲い、水平をとり、鉄筋 を組みセメントを流し込 む。 |
2 セメントで基礎、ブロッ ク2段つき、 破損ブロ ックや不要な石ころ等 で埋める。 |
3 ジャリを敷き、木槌等 でたたいて平らにす る。 |
| 4 鉄筋を格子状に組み セメントを塗る。 |
5 耐火レンガを敷き詰め、 耐火レンガ用セメント で目地を詰める。 |
6 平面が乾燥してから、 積み上げる。 |
| 7 天井をかまぼこ型ドー ムにする為、釜にはま るように合板等で型 枠を作製する。 |
8 合板で作製したかま ぼこ型ドーム。 |
9 合板で作製したかま ぼこ型ドームにそって、 耐火レンガを並べて 調整する。 |
| 10 耐火レンガを並べる 時、粘土を使用する と目地の間隔を取り やすい。 |
11 合板で作製したかま ぼこ型ドームは目地 が乾燥してから、取 り外せるように調整 する。 |
12 目地を埋めてから 乾燥を待ち、合板で 作製したかまぼこ 型ドームを取り除 く。 |
| 13 釜の内部。釜口と煙 突を取り付ける。釜 口には御影石の角 棒を使用した。 |
14 石釜完成。 |
15 くど完成。 |
| 16 火入れ。不安でした がよく燃える。 |
17 今川カッパ石釜&くど の完成です。うれし い! |
18 今川カッパ石釜ぱ ん&ピザ工房看 板。ちょっと洒落 てみました。 |
| 19 工房に小さなカウン ターをつけました。 |
20 雪の今川カッパ石釜ぱ ん&ピザ工房です。 |
21 工房に小さなカウ ンターをつけまし た。 |
| 22 自慢の石釜ぱん! |
23 自慢の石釜ピザ! |
24 自慢の石釜やき いも! |
墨田の花火 (2006.6.7) スイトピー
天然酵母ぱん・1時間くらい薪を燃やして、一度に20個焼いています(2006.6.3)
参考:手製の発酵器です。
発酵器外観、扉は透明、中の棚は4段、60Wと40W電球、温度計、天井は温度調整の為の窓を作りました。