周瑜X陸遜


しこりが残る周瑜と陸遜。
重要な役目になる陸遜に不安要素を一切残していられないということで、
陸遜を試す。

夜中に呼び出す。
来た陸遜をすぐに水を汲ませに行く。
勿論、周瑜は帯刀済み。


汲んできた陸遜に、お茶を入れ、もう少し時間がかかるといい茶を勧める。
なかなか飲まない陸遜に、周瑜は近づき、強い口調で飲めと促す。

渋々飲み、自分が疑われていたことに絶句する陸遜。
さらに、周瑜は懐から、薬を取り出し茶に入れる。

「自白剤だ。飲めるな?陸遜」

しばしの沈黙。陸遜は手を出し、飲む。
「一つだけ、貴方に謝らなければ
ならないことがある。だから、私のために、薬が無いときに
もう一度だけ時間を下さい」と約束を取り付ける。

こくりと飲み干した陸遜に、周瑜は言う。

「私の命に一切違わず従うことを誓うか?」

と聞く。

「はい」

と答える陸遜。

自白剤は嘘だと教える周瑜。

「私に 何を隠しているのか聞かないのですか?」とうろたえる陸遜。
手ごまと煌星の力を持つ陸遜を手放しがたい周瑜は、腹に何をかかえても
こちらが御してしまえばいいと思っているので、
「私の信頼を預けられると思った時に聞こう。今、言われてもお前を
悪いようにしか裁けない」と言う。

もう一度、
「私の命に〜」と聞く。

陸遜は今度はきちんと頷く。

「この前は、私に反論したな。あういうことは二度と許されないと思え」

「・・・はい」


「あとは・・・・・お前の意思を確かめる。構わないか」

「何なりと御随意に」

「わかった」


「相手を、しろ」


長い沈黙の後、陸遜の両目が見開かれる。


「今、ですか?」

「あぁ」

陸遜に近づき、押し倒す周瑜。

「勘違いするな。深夜に相手と言えば、わからぬ年ではあるまい?」

「あっ・・・・・そんな」


「命を違えるのか?」と言われれば、黙って聞くしかない陸遜。
やや乱暴に扱われつつ、相手を勤め上げる。


連日、たまに日をあけて、相手をさせられる陸遜。
情けなくて、なんのためにやっているのかわからなくなる陸遜。

師のことを考え、剣一つで救えぬ者があることを思い出し、
陸家の滅びと国の取り合いに憂いたことを思い出す。

師に言われたから来た・・・それだけではないことを思い出して、
ゆっくりと周瑜のことも考え出す。
自ら憎まれ役をつとめているかのようで、
自分に辞めさせようとしているようで・・・
自分の意思を確かめると言っていたことを思い出す。

行為には慣れなくて、吐きつつも昼間は耐えて、訓練等に顔を出す。
たまたま、そのシーンを見た周瑜。
陸遜を信じることを決める。

次の戦。「お前に一軍を与える。私の信頼に応えろ、陸遜」と短く応える。
その言葉に、陸遜は喜びを覚える。
今までの苦しみさえ、消えるほどに。


応えて帰ってきた陸遜と二人きりになったところで、
周瑜は謝る。お前を試したこと、それに対して、ひどい行いをしたことを。
そして、ねぎらいと次回の奮闘を祈ると告げ下がらせる。

陸遜の反応を見て、御しやすくなったことを感じた周瑜。
それと一抹の、繋がれはじめた執着を覚える。

何気なく、過ごす。
けれど、陸遜の傷は、本人が考えるよりも大きく、
凌統に触られるだけでも、一瞬だけ怯える仕草を見せる。
剣でもわずかに、そういう傾向が出ていると、諸葛瑾に言われてしまう。

そんな折、雑兵に微香をたかれ襲われそうになる。
(体で六駿になったのだろう・・・と)
そこに周瑜が通りかかり、助ける。

自室につれこみ、医者に解毒剤を作るように言おうとするが
陸遜がとめる。そんなことに呼ぶな、と。命の危険性がないのなら
放っておけば大丈夫だと。

寝転び、丸々陸遜だが、どんどん息苦しくなり、手足の力も抜けてくる。
見かねた周瑜が、解毒薬を貰いに行く。が、専門はないと言われ、
一般的な解毒剤を貰い受け、飲ませようとするも、飲めない陸遜。
口移し。
粗悪品な微香だったらしく、やや楽になるも手足もまま動かせず、
息は荒い。
見かねた周瑜は、陸遜の制止を振り切って、陸遜に触れる。
しかし、抜いても、陸遜にこもる熱はなかなか去らない。
陸遜が恥じ入りながら、足を抱え「もう、いいです」とか細く応える。





































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