ほのかパパのPHP教室
基本プログラミング編
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01)PHPの記述方法
02)変数
03)演算子
04)foreach文
05)include文とrequire文


01)PHPの記述方法
1.xmlの処理命令形式
 <?php PHPコード ?>
2.短縮形
 <? PHPコード ?>
 <?= 変数 ?>
3.HTML形式
 <script language="php"> PHPコード </script>
4.ASP形式
 <% PHPコード %>
 <%= 変数 %>

上記4種類の記述方法があります。推奨されている記述方法は(1)です。
PHPのタグの間に記述するコードは、基本的に文末を示す「;」を最後につけて記述します。
ただし、コメントや制御文、(2),(4)の変数を出力する場合には「;」をつける必要はありません。
また、(2),(4)を使用する場合は、php.iniという設定ファイルを変更する必要があります。

   短縮形 : short_open_tag=On
   ASP形式 : asp_tags=On

02)変数
1.命名規則
 PHPで使用する変数名は、以下の規則に従う必要があります。
 ・変数の先頭にドルマーク($)をつける。
 ・1文字目には半角英字とアンダースコア(_)のみ使用できる。
 ・2文字目以降は半角英数字とアンダースコア(_)のみ使用できる。
 ・大文字と小文字を区別する。
 ・同じ適用範囲に同名の変数を使用することはできない。

2.変数の型
データ型 概要
論理値 boolean 真偽(TRUE,FALSE)を表します。
整数 integer 正負の整数およびゼロを表します。 8進数、10進数、16進数で指定することができます。 8進数の場合、先頭に[0]をつけ、16進数の場合は[0x]をつけます。
浮動小数点 double
float
少数および実数を表します。 1.5、1.5e5のように記述します。
文字列 string ''や""で囲まれた文字列です。 ""で囲まれた変数は展開されますが、''で囲まれた変数は展開されません。
配列 array 1つ以上の要素を持ち、一意となる変数名で値を保持することができます。
オブジェクト object 配下に変数や関数もつクラスを表します。
リソース resource データベースや設定ファイルなどの外部ファイルを表します。
ヌル null 変数が値を持っていないことを表します。

03)演算子
1.代数演算子
演算子 説明
+ ふたつの数値の和を得る。(加算)
- ふたつの数値の差を得る。(減算)
* ふたつの数値の積を得る。(乗算)
/ ふたつの数値の商を得る。(除算)
% ふたつの数値を除算した余りを得る。(剰余)
++ 前置加算($num++(代入後に加算))および後置加算(++$num(代入前に加算))を行う。
-- 前置減算($num--(代入後に減算))および後置減算(--$num(代入前に減算))を行う。
2.代入演算子
演算子 説明
= 右辺の値を左辺に代入する。
+= 左辺の値に右辺の値を足した値を代入する。($a += $b ⇔ $a = $a + $b)
-= 左辺の値を右辺の値から引いた値を代入する。($a -= $b ⇔ $a = $a - $b)
*= 左辺の値に右辺の値をかけた値を代入する。($a *= $b ⇔ $a = $a * $b)
/= 左辺の値を右辺の値で割った値を代入する。($a /= $b ⇔ $a = $a / $b)
%= 左辺の値を右辺の値で割った値の余りを代入する。($a %= $b ⇔ $a = $a % $b)
.= 左辺の値と右辺の値を文字列連結した値を代入する。($a .= $b ⇔ $a = $a . $b)
3.ビット演算子
演算子 説明
&(論理積) ビット単位で見て、両方が 1 のとき 1 、どちらかが 0 のとき 0 になります。
 値1:1010
 値2:1100
 結果:1000
|(論理和) ビット単位で見て、片方または両方が 1 のとき 1 、両方が 0 のとき 0 になります。
 値1:1010
 値2:1100
 結果:1110
^(排他的論理和) ビット単位で見て、片方が 1 で片方が 0 のとき 1 、両方が 0 か両方が 1 のとき 0 になります。
 値1:1010
 値2:1100
 結果:0110
~(否定) 0 のビットが 1 になり、1 のビットが 0 になります。(ビット反転)
 値1:1010
 結果:0101
<<(左シフト) 左辺のビットを右辺の分だけ左に移動し、移動したあとは 0 で補完します。2 の乗算を行う効果があります。
 0101 << 1 = 1010
>>(右シフト) 左辺のビットを右辺の分だけ右に移動し、移動したあとは 0 で補完します。2 の除算を行う効果があります。
 1010 >> 1 = 0101
4.比較演算子
演算子 説明
== 左辺と右辺が等しい場合にtrueを返します。
=== 左辺と右辺が等しく、同じデータ型の場合にtrueを返します。
!= 左辺と右辺が等しくない場合にtrueを返します。
!== 左辺と右辺が等しくないか、同じデータ型ではない場合にtrueを返します。
< 左辺が右辺より小さい場合にtrueを返します。
> 左辺が右辺より大きい場合にtrueを返します。
<= 左辺が右辺以下の場合にtrueを返します。
>= 左辺が右辺以上の場合にtrueを返します。
?(三項演算子) (式1)?(式2):(式3)と記述し、式1がtrueの場合は式2を返し、式1がfalseの場合は式3を返します。
5.論理演算子
演算子 説明
&&(and) 論理積。左辺と右辺の両方がtrueの場合にtrueを返します。
||(or) 論理和。左辺と右辺のどちらかがtrueの場合にtrueを返します。
xor 排他的論理和。左辺と右辺のどちらかがtrueで、両方ともtrueではない場合にtrueを返します。
! 否定。式がfalseである場合にtrueを返します。
6.PHP特有の演算子
演算子 説明
.(連結演算子) 左辺と右辺の文字列を連結します。
`(実行演算子) ``で囲んだ中身をシェルコマンドとして実行し、その戻り値を返します。
@(エラー制御演算子) 式の先頭に付与すると、エラーが発生した場合のエラーメッセージを表示しないようにします。
-> オブジェクトの各メンバにアクセスします。

04)foreach文
foreach文は、配列に関する繰り返し処理を行う場合に便利な構文です。

●配列の要素の値を取得
  foreach (配列 as $value) {
  }

●連想配列のキーと値のペアを取得
  foreach (配列 as $kay => $value) {
  }


05)include文とrequire文
 php.iniで設定されたinclude_pathを探して、そこにあるインクルードファイルを読み込みます。 include_pathはデフォルトではカレントディレクトリとphpディレクトリ直下のincludeディレクトリに設定されています。 include文とrequire文の違いは、インクルードファイルが見つからなかった場合のエラーの扱いです。 include文の場合はインクルードファイルが見つからなくても滞りなく処理が行われるのに対し、require文の場合は、処理が中止されるエラーが発生します。
 また、include_once文とrequire_once文を使用すると、インクルードファイルを一度だけ取り込むこともできます。 基本的にはinclude文やrequire文と同じですが、すでにインクルードファイルが読み込まれている場合には読み込みを行わないところがinclude文やrequire文と異なる部分になります。 インクルードファイルが何回も読み込まれるのを防ぎたい場合は、include_once文かrequire_once文を使用するのが有効です。

   include文 : include("sample.php");
   require文 : require("sample.php");
   include_once文 : include_once("sample.php");
   require_once文 : require_once("sample.php");

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