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 口の中を綿棒でぬぐったり少し鋭くなった爪、目や耳などを調べていた学はテキ
パキと何やらノートに書き込んでいく。
「さて、次は・・・服を脱げ」
「にゃ、にゃにぃ!?」
 頭ごなしにそう言われ目を丸くする恩。そんな恩にかまわず学はトレーナーを掴
むと脱がしていく。
「にゃー!待つにゃー!身体は昨日散々やられたからもうイヤにゃー!」
「んな事言ったって、ちゃんと調べないと元に戻れないかもしれないぞ?」
「うにゃっ・・・」
 そう言われると今の恩は言われたとおりにするしかない。トレーナーを脱がすと学
は恩の身体を色々と調べはじめた。
「ふむふむ・・・」
「・・・・・・」
 身体を弄られるがままで耐える恩。そのうち恩の身体に変化が現れ始める。肌は
薄っすらと汗ばみ体温が上がる。どうやら雌猫としての発情のスイッチが入りかけ
てしまっているようだ。
「ん・・・にゃ・・・」
「ん?何だ、顔が赤いぞ?」
「う、うるさいにゃ。早く終らせるにゃ」
「ふ〜む」
 しばらく考え事をしていた学は不意に固く閉じられていた恩の足をこじ開けて間
に入り込む。
「にゃにゃっ!?にゃにする気にゃ!?」
「性器を調べるぞ」
「にゃんでそんにゃとこ調べる必要があるにゃ!」
「む、後学のためだ」
「そんにゃのイヤにゃーー!・・・ふにゃっ」
 恩は必死に手で隠そうとするが学に強引に退けられてしまう。学の指が恩のそこ
に振れた瞬間恩の動きが止まる。
「これが大陰唇でこれが小陰唇か」
「ふっ・・・にゃっ・・・そんにゃとこ広げるにゃバカ・・・」
 薄く、柔らかいヘアをかき分け恩の秘唇を左右に広げる。恩は羞恥に顔を染め学
の頭に手をつき小さくふるふると震えていた。
「んでこれが膣前庭でここが膣口と・・・」
「ひっ―にゃ、にゃあぁ!」
 学が恩のクリトリスの下から膣口までをつっとなぞると恩は敏感に反応し奥から
トロっとした粘液が溢れてくる。そこを数度なぞった後上で固くなっている突起へ
と指を伸ばす。
「ふむ、資料で読んだより小さいみたいだけどこれがクリトリスか」
「んっ・・・にゃぁっ・・・そんにゃにいじるにゃ・・・んにゃあぁぁっ!!」
 学の指がクリトリスの皮をクッと剥くと恩の身体が大げさに跳ね学の頭に添えて
いた手が頭皮に食い込む。
「あだだだだ!つ、爪を立てるな!」
「そ、そんにゃ事言ったって・・・ふにゃぁっ!」
 指が膣内に潜り込み中をまさぐる。学が膣内の感触を確かめるように指を動かす
とそれに合わせて恩の身体が揺れ切ない喘ぎが漏れる。しばらくその反応を楽しん
でいると白く少し匂いのキツイ本気汁が溢れ出てきた。恩が必死に自分の中に生ま
れる快感を否定しようとしても雌猫としての部分が雄の精を受け入れようと勝手に
準備を整え始めてしまう。
「もうやめるにゃぁ・・・・・・」
 目に涙を浮かべ懇願する恩をわざと無視し学が皮の剥かれたクリトリスをペロリ
と舐め上げる。
「にゃぁっ!?あっ・・・あっ・・・」
 羞恥に肌を染め、気を抜けば乱れてしまいそうな自分を必死で押さえている恩を
みて、普段理性的な学の中にもさすがにムラムラとした若さが込み上げてくる。学
は責め手を止めるとすっと立ちあがる。
「・・・・・・すまん恩、ちょっと我慢できそうにない」
「にゃ?にゃ?にゃー!」
 恩は押し倒そうとしてくる学から逃れるようにベットをはう。が、腰砕け状態に
なってしまった恩の動きは緩慢ですぐに学に捕まってしまう。
「にゃっ・・・この格好は・・・・・・」
「うむ、後背位と言うやつだな」
 四つん這いになって逃げた恩を捕まえた状態、二人は自然とバックの形をとって
いた。学の前で長い尻尾が不安そうに揺れている。学はズボンのチャックを降ろす
と固くなったペニスを取り出し恩に押し付ける。
「こんな格好いやにゃ・・・やめるにゃぁ・・・」
「照れる事はない。昨日あんなに愛し合ったじゃないか」
「愛してなんかないにゃー!・・・んにゃっ!・・・あっ・・・」
 グッと腰を押し進め半ばまで埋めたところで一息つく。
「くぅ・・・相変わらず狭いっ・・・」
「にゃっ・・・んぁっ・・・・・・にゃぁ」
 お尻を掴むとゆっくりと最後まで埋めこんでいく。ふりふりと揺れる尻尾が学の
腹部に当たりこそばゆい。学はグイッグイッと腰を動かすと静かに腰を前後させる。
「あっ、にゃっ、ふぁっ、んあぁ!」
 最後に残った理性で必死に押さえていたスイッチが完全にオンになり、恩の口か
ら大きな嬌声が漏れる。学は前傾姿勢になると腕の力が抜け上半身をベットに押し
付ける形になった恩の胸に指を潜り込ませ腰の動きに合わせてこねると快感に歯止
めが効かなくなったのか恩も学に合わせて腰を振り始めた。恩が動く度に膣内が複
雑にねじれ学は激しい射精感に襲われ腰の動きを自然と一層早くさせる。
 ふと、学は胸から手を離すと目の前で揺れている尻尾を掴んでみる。
「うわっ」
「うにゃぁっ!?し、尻尾つかんじゃダメにゃぁ!」
 尻尾を握った瞬間恩の中が今までになくギュッと絞まる。思わず動きを止めてし
まった学が尻尾を離すと中も緩む。何を思い付いたか学は強弱をつけて尻尾を握る
と恩の声が面白いように上ずり乱れる
「にゃぁっ、んくっ・・・んにゃ、くるにゃ・・・いっちゃうにゃぁっ!」
「くぁっ・・・俺も、イクっ!」
 学は恩を後ろから抱きしめるとトドメとばかりに腰を叩きつける。
「ふにゃああぁっ!!」
 学のペニスが子宮口で爆ぜ、恩の膣内が精を一滴残らず吸い尽くすように蠕動
する。しばらくして学がペニスを引き抜くと恩は呆けた表情で崩れ落ちた。

「やっぱり変態にゃ!お前はケダモノにゃ!」
「生理現象じゃないか、そう怒るなって。それにお前も発情して辛かっただろ?」
「そ、そう言う問題じゃにゃいにゃ!」
 ことの後、一通りの検査の終った学を恩が殴り付ける。
「さて、俺はもう1度大学に戻って融合装置を調整してくる。晩飯は冷蔵庫の中
にあるもんで適当に食っといてくれ」
「俺料理にゃんてできにゃいにゃ」
「心配するな。殆ど冷凍食品だ。じゃな」
 そう言うと学は荷物をまとめて家を出て行ってしまった。
「・・・・・・はぁ、二回もあいつとしちゃったにゃ・・・うぅ」
 自分の置かれた状況に泣きたくなる恩。ちゃんと元に戻れるのだろうかという
不安、これからの生活への不安に激しく苛まれるのだった。

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