大河の大海嘯
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  佐藤 彦五郎 佐藤 のぶ お琴
沖田 林太郎 沖田 みつ 滝本 捨助

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佐藤 彦五郎  写真と輪郭がよく似てますね、小日▲文世氏。だけど情けない役回りなのね…彦兄さん、好きなのに(涙)
 11歳で日野宿の名主を継いでる方ですよね。新撰組を物心両面で支え続けたダンディズムを彼に感じていた私にとって、大河の彦兄さんはとてもショック…(涙)

 羽目をはずし過ぎて奥さんに窘められることがあったかも、とは思います。真面目な人だったでしょうけど四角四面な人じゃなくて、茶目っ気や洒落っ気をふんだんに持っていた人…トシさんに負けず劣らずバラガキだったんじゃないかなぁ。従弟とは言え、トシさんが家に入り浸るのを許可してたわけで、そういう点からすると彼を可愛がっていたんでしょうね。
 近藤さんにとっても義兄弟の杯を交わした兄貴分。新撰組の悪い噂を聞くと苦言を呈して改めるよう進言する逸話など、二人の弟分を心底から可愛がっていたんだなぁと感じます。二人や鹿之助さんにとって、頼りがいのある兄貴だったんではないでしょうか。
 トシさんにしても、鉄くんを土方家ではなく佐藤家に頼んでますよね?鉄くんが辿り着いたのは佐藤家…トシさんからの指示がなければ土方家へ行ったと思うんです。トシさんにとって土方家は実家とは言え、疾うに喜六兄さんは亡くなって代替わりしているはずですから、佐藤家の彦兄さんに頼まざるを得なかった面もあったとは思います。佐藤家が名主の家であるということも大きいでしょう。でも「だから仕方なく」ではなく、彦兄さんに対して絶大な信頼を寄せていたからこそ鉄くんを任せたいと思ったんではないでしょうか。

 …そう言えば、鹿之助さんよりも彦五郎さんの方が年上ですよね?大河だと、役者さんの年齢が逆転してませんか?重箱の隅をつつくようですけども。
2004/06/29
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佐藤 のぶ  私のイメージするノブ姉さんとは違うけど、こういう姉さんもありだなぁと許容できます。
 浅△さんって、バラエティに出演してる時とドラマに出演してる時のギャップが激しいですよね(笑) あの天然ボケ系キャラ(失礼)がどうしてしっかりものの姉さんに見えるのか、実はそのあたりを探るのが密かに楽しみだったりします(笑)

 私のイメージでは、トシさんにとって優しいお姉さんであったと同時に、頭の上がらない人であったと思うんです。トシさんが「どんなに出世しても、ノブ姉にだけは逆らえない」って言ってそうな気がする(笑)
 トシさんがとんでもないことを仕出かしてきても、おろおろしてるんじゃなくて、スパーンっと叱り飛ばしちゃうような、そんなタイプ。叱り飛ばすんだけど、最後まできちんとフォローしてくれる姐さん肌。
 嫁いで間もなく、佐藤家の奥向一切をコントロールしてのけた人だと思います。そうでなかったら婚家に弟を入り浸らせるなんて真似、出来なかったと思うんです。いくら旦那にとってトシさんが従弟だったとしてもね。「名主の妻」に足るだけの器を持っている、胆の据わった人だったんじゃないかなぁ。
2004/06/29
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お琴  だぁー!ナヨナヨメソメソしてんじゃねェ!(荒)
 こういう女性は苦手!張り倒したくなるの!トシさんの許嫁だからっていう妬み(笑)じゃなくて、とにかくイライラする(苦笑)
 ■丸“琴”さん、帯の位置が低いですよね?最初は気のせいかと思ったけど、他の女性に比べても低い。まぁ、他の女性は武家ですけど。着付師さんの感覚なのか、それとも“娘”の位置で結ぶと苦しいんですかね(苦笑) 確かに低い位置で結ぶと胃を押さえないからラクなんですが、蓮っ葉な雰囲気になっちゃう。お婆ちゃんになってからだと良い感じですけど。お琴さんは素人ですし、嫁入前の娘さんなんですもの。
 ま、江戸の女性は京の女性よりも崩した着こなしだったらしいですけどね。懐手をする娘もいたらしい。

 私のイメージは、自立した女性なんですよ。もちろん、トシさんのことが好きだったと思います。でも、去って行こうとするトシさんに泣いてすがるような・・・悪い言い方だけど、そんな可愛らしい女ではなかろうと。そういう女の狡さを使える器用な女性じゃなかったっていうか、泣いて縋れば良いと思っているようなプライドの低い女じゃなかったって方が受け入れられる。
 自分自身でトシさんを詰問するか、自分の方からトシさんを袖にするか。いずれにしてもあんな愁嘆場を演じて、しかも兄貴に関わらせるような女性じゃなかったと思う。兄貴を張り倒してでも出しゃばるのを止めたって方が納得できる。
 「婚約者のまま」っていうのは、「結婚しなかった」のと同時に「婚約を解消しなかった」って言うことでもあるわけでしょう?つまりは双方に「いずれは結婚する」意志があったっていうこと。見合いをして、結婚の約束まで交わして、単に付き合ってるだけなんてことはありえないでしょ。
 三味の音締めを「お琴さんでないと」と名指ししてもらえる女性です。関東の女性です。男に頼りきって生きる女だろうか?江戸の女ってのは、亭主に三行半を書かせてから所帯を持つこともあったらしいじゃないですか。一方的な男尊女卑と思われがちですが、町人夫婦では主導権を握ってたのって奥さんだったみたいでしょ。カカア天下ね。お琴さんもそういう女性だったと思うのですよ。トシさん、末っ子ですからね…それくらいにしっかりした女性を紹介されてるんじゃないか?(笑)
 逆風に面をあげて、歯ァ喰いしばって前向いてた女性じゃなかったかと。カッコいい女だったと思うのです。
2004/06/29
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沖田 林太郎  婿養子に入った人だし、穏やかな人だったかもな〜とは思うんですが、何であんなに情けなさそーに描かれるんだろ?
 林太郎兄さんに限らず、各家の跡取りは江戸に帰されてますでしょ。これって武士であろうとした人にとっては重要なことだと思うんです。今のご時世でも未だにある考え方だけど、家が絶える→ご先祖様をお祀りできない→罪悪っていう時代でしょ。近藤さんを含め、“養子”である人にとっては尚更だったと思う。だって、その家を存続させるが為に縁組をしたんだもの。跡取りの立場にある者を帰還させたっていうのは、近藤さんを語る上では重要なエピソードだと思う。トシさんが松本捨助の入隊を認めなかったことにしても同様。だから、これが大河で描かれなかったのはすごく残念です。

 女性に囲まれて育った総司に初めて父性を与えてくれた人ということで、彼にとっては単なる義兄以上の存在。激しさはなくても、包容力のある強さを持った人だったとイメージしています。
2004/06/29
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沖田 みつ  最初に白状します。沢口■子さんって、苦手な役者さんなんです。演技も台詞回しも好きじゃないの…まぁ、それは置いといて(苦笑)
 元気なみつ姉さんっていうのは良しとして、確実に史実から掛け離れてるトコロがあるでしょ?頻繁に試衛館に出入りしてますけど、この頃って子持ちだもん。子育て真っ最中でしょう?子供はどこへ行ったのよ?(苦笑) 狂言回しにするなら、いっそ架空の人物を設定した方が良かったんじゃないかなぁ。

 私のイメージでは、“武家の娘”っていう自覚がすごくあった人。良妻賢母型だけど、頗る男勝りな人だったろうと思っているんです。単なるお転婆とは違うのね。TPOをちゃんと弁えていた人だと思います。で、総司に剣を持たせたのはこの人という設定(笑)
 沖田家の跡目は林太郎さんが継いだわけだけど、本来なら嫡子である総司が継ぐべきもの。だけど、林太郎さんは婿養子に来てくれた人だし…と、夫と弟の間で複雑な思いを抱いていたのではないでしょうか。
2004/06/29
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滝本 捨助  女性の狂言回しがみつさんだとしたら、男性のそれが捨助でしょうね。「イヤな小物」って感じが巧く出てると思います。近藤さんには擦り寄って行くけど、他の人間は見下している風。強者に媚びるっていえば良いのかな?そういうイヤな奴臭がプンプンしてますね。ワガママっぷりが出来の悪いボンボン風。彼が登場すると率直に「あ、イヤなヤツ」って思えるので、中村◇童氏の演技が巧いってことでしょうね。あの小物っぷりって見事だと思いませんか?2004/06/29
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沖田 林太郎 沖田 みつ 滝本 捨助


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