作品名 作者名 カップリング
「しすたぁちぇんじ! IF2 妹はショーコ」 そら氏 -

ウチの妹はよく出来た奴だ。
「そうだ、兄貴。今日彼氏が家に来るからよろしくね。」
朝、俺は妹の作った朝食を食べながらそんな話を聞いた。妹の名前はショーコ。両親が仕事で居ない
我が家の家事も料理もこなす良く出来た妹だ。
「ふぅん。俺は友達んトコでも行っておいた方がいいのか?」
「ん?別に家居ていいよ。あ、晩御飯は一緒になるかもだけど。」
想像してみる。妹の彼氏と自分。そして妹の三人で囲む食卓。うん、微妙だな。
「あ〜……それなら適当に時間潰して帰ってくるよ。飯はチンして食うからさ。」
「別に気にしないでいいのに。んじゃまぁ、兄貴が帰り遅かったらラップしとくからね。」
ショーコはズズッとお茶をすする。ショーコは気にするなと言うが、そもそもコイツの彼氏は社会人だ。
俺より年上だ。多分、相当にどうしたらいいか分からない雰囲気になるだろう。せっかくの飯をそんな空気で
食べるのは御免だ。
「さてと、それじゃあ行って来るね〜。戸締りヨロシク。」
ショーコは食器を片付けるとそのまま玄関へ向かい学校へ行く。さて、そろそろ俺も準備しないとな。
時計時計……よし、まだ余裕はあるな。俺は適当に準備を済ますと戸締りをして学校へ向かった。
今日はなるべく遅く帰ろう。カズヤとどっか寄り道して帰るかなぁ。

「ただいまぁ〜。」
夜8時過ぎ、カズヤと遊んで帰ると玄関にはショーコの靴と見慣れない革靴があった。俺はリビングに二人が
居ないように祈りつつリビングへ向かう。しかし、その祈りは脆くも崩れ去る事になる。
「あ、兄貴お帰り〜。御飯で出来てるよ。」
「お邪魔してます。」
居やがった……気にする事ないんだろうが、やっぱり社会人相手ってのは緊張する。俺は適当に挨拶を返す。
「御飯、ちょっと前に作ったらから温めないでもイケルと思うよ。じゃあ、私達は部屋行くから。」
「ん、分かった。」
ショーコと彼氏がリビングから出て行く。彼氏さんは出て行く際に軽く俺に会釈する。
「やれやれ…何時もながら緊張するなぁ。さて、テレビ何かあったかな。」
俺はテレビのチャンネルを変える。ん?このアニメ終わるのか。来週から何やるんだろ。
『女子大生家庭教師濱中アイ』?いいのかな。ゴールデンタイムに流して……




「ふぅ、そろそろ寝るかなぁ。」
時間はすでに11時過ぎ。明日は土曜で休みだ。夜更かしも可能だが、今日は何故か眠かった。
電気を消して、布団に潜り込み目を閉じる。シーンとした空間の中で意識が闇の中に落ちていく。
が、そんな俺の安息を妨害する音が隣から聞こえてきた。
「あんんっ!!はぁ……いいよぉ、気持ちイイよぉ!!」
「ショーコ…はぁはぁ……ショーコの中凄く気持ちいい…!!」
ギシギシとベッドの軋む音が聞こえる。いや、聞こえない。俺は寝るんだ。聞こえない。何も聞こえない。
「はぁん!!イクゥ!!いっちゃうよぉ!!」
聞こえない…聞こえ……ない……
「もうイクのか?まだまだ俺を楽しませてくれよ。」
「はぁん!!だめぇ……壊れちゃうよぉ!!」
俺は股間に血液が集まるのを感じる。ああ、もう。悲しい男のサガか。よりにもよって俺は実の妹の喘ぎ声で
おったててるらしい。
「ったく、お前が悪いんだからな。そんな声出すから……」
俺は枕元のティッシュを用意すると、パジャマのズボンを下ろし図太くなった自分のナニを握る。
血管がドクドクと波打ってるのが分かる。俺はそれをおもむろに扱きだす。
シュッ シュッ シュッ シュッ  ギシギシギシギシ  クチュクチュクチュクチュ
漆黒の俺の部屋に音だけが響き渡る。今晩のオカズは妹の喘ぎ声。
「はぁ……ダメ……もう……あぁ!イクぅうううう!!!」
「あ〜、ショーコ。俺もイクよ……あぁ、イク!!」
一際大きな声をあげて、隣の部屋はフィニッシュを迎える。そして、俺もそれに合わせるように絶頂を迎えようと
していた。
「くっ、出る……ショーコ…ショーコ!!」
俺は妹の名前を呼ぶとティッシュの上に大量の精液を吐き出した。手をティッシュで拭う。部屋の中にザーメン
独特の匂いが漂う。だが、それもあまり気にならない。まぁ、自分の匂いだし。
俺は自慰に満足し、そのまま目を閉じて意識を落とした。




「ふぁ、おはよ……」
今日は休日だ。朝10時ごろのようやく目覚めた俺は顔と、特に手を念入りに洗ってリビングへ。
すでにショーコは私服でソファーに座りテレビを見ていた。
「おはよう、兄貴。相変わらず休みの日は遅いねぇ〜。パン、焼くから待っててね。」
ショーコはソファーから立ち上がるとパンを焼きだす。全くもって出来た奴だ。
「ほい、お待たせ。コーヒーでいいかい?」
「ん、任せる。」
俺はパンをかじる。モサモサとかじっているとトンとコーヒーが置かれる。俺はそれを飲んで流し込む。
「そういえば、彼氏さんは?」
「ん?あ〜、彼は今日仕事なんだってさ〜。だから、今日は暇人なの。」
あー、社会人は大変だねぇ。土曜日も仕事なんて。でも、何の仕事してんだろうな。そんな事を考えながら
俺はパンを食べ終わる。うん、ご馳走様。俺もする事は特にないしテレビでも見てようかな。
そう思ってショーコの座ってるソファーに腰掛ける。二人の重みで少しソファーが沈む。適当にショーコと
雑談をしてると、奴はとんでもない話をしだした。
「それで彼ったらさー、すごい責めで……」
昨日の夜の話だろうか。確かにショーコの声は凄かったが。いや、そんな問題じゃないか。
ショーコに難点があるとしたらここだろう。果たして俺の前だけなのか、それとも普段からこうなのか。
自分の性体験を恥ずかしげも無く語るのだ。一種のセクハラじゃなかろうか。
「あ、兄貴童貞だから分かんないか。あっはっはっは!」
「ど、童貞とちゃうわ!」
う〜ん、物凄い劣等感。事実童貞だからアレなんだけど虚勢くらいは張ってみせる。
「え〜、嘘嘘。兄貴童貞だって知ってるって〜。無理しないでいいよ。まぁ、童貞が恥ずいって感じは
分かるけどもね〜。嘘はいけないよ〜。」
ぐっ……何だかこのまま言われっぱなしってのも悔しい。たまには小生意気な妹にお仕置きも必要だろう。
「そこまで言うなら証拠見せてやろうか。」
「へ?証拠?きゃっ!?ちょっと兄貴?」
果たして余りに事実を言われたせいか。それとも、昨夜のショーコと彼氏のセックスの音を聞いてしまったせいか。
俺はソファーでショーコを押し倒していた。




「んっ……ちょっと兄貴ぃ……」
ショーコの首筋を舐める。ショーコの体が少しだけビクッと震えるのが分かる。手は胸へ。キャミソール越しに
なかなか豊満な胸を揉む。フニフニと弾力があり楽しい。
「ちょっと兄貴、マジ…?んんっ…」
「さぁ?お前が俺が童貞じゃないって分かるまでかな。」
キャミの肩紐をおろし、そのままお腹の辺りまで下げる。ノーブラだったんだろうか、ショーコ白い胸とピンクの
ツンとした突起が現れる。俺の股間が一気に膨張していく。直にショーコの胸を揉むと、衣服越しからは
味わえない感触を楽しむ事が出来た。
「あんっ…胸だけで勃ってるじゃん兄貴…ん、童貞丸出しだよ…」
痛いトコを突かれる。仕方ない。生で年頃の女の胸を見れば、普通は勃起するってもんだ。俺はショーコの
言葉を耳に留めず、口に乳首を含み強く吸う。ショーコの体がビクッとする。舌でショーコ乳首を転がす。
何だかコリコリしてるんだな。軽く噛んでみる。
「はぁんっ…んんんっ…」
ショーコの手が俺の服をギュッと掴む。感じてるんだろうか?俺は調子にのってそのまま左手でショーコの胸を
愛撫しながらお腹をさすり、スカートを捲り上げた。白のショーツが露になる。俺はショーツ越しにショーコの
アソコの筋を指でなぞる。ん?どこが本物だ?コノ奥のはアナルだよな……
「ふふっ…やっぱり分かってないなぁ。ほら、ここだよ兄貴。」
ショーコがまだ余裕そうに笑って俺の腕を握ると、自分のアソコにあてがった。おおっ、確かに穴がある。
俺はその筋にそって指を動かしてみる。ショーコの口から少しだけ吐息が漏れてくる。徐々にだが、愛液が
溢れ出て来てショーツを濡らしていく。俺は頃合を見てショーコのショーツを脱がした。
初めて見る女性器が妹のとはなかなか可笑しな話である。だが、それは俺の思ってモノより遥かに
歪なものだった。ええっと、ここが割れ目だからここに指入れればいいんだよな。
「んっ、兄貴……おしっこの出る方と間違えないでよね。」
む、一緒になってるのか?とりあえず、指を入れてみる。ズブズブとショーコの膣は俺の指を飲み込んでいった。
ショーコの中はジメジメしてるが、温かく、少しザラザラとして感覚を指に与えた。
「あんっ、んっ……もっと掻き回してぇ…」
ショーコの声が段々色を帯びてくる。昨日を思い出して俺は益々興奮してしまう。ショーコの中を2本の指で
グチョグチョと掻き乱す。愛液が指に絡みつき卑猥な音を出す。
「はぁ…ん…兄貴……兄貴のもしたげる……」
ショーコはそう言うと俺のズボンをすっと降ろした。



「へぇ〜、なかなか立派じゃん。彼女出来たら喜ばれるんじゃないかなぁ。んじゃ、いただきま〜す。」
ショーコは俺のペニスをマジマジと観察すると、一気にくわえ込んだ。その瞬間に俺は腰が浮きそうになる。
ショーコの舌が俺のペニスの頭の部分をペロペロと舐める。口から出してペニスを握ると、裏筋をツツッと唾液を
存分につけて舐める。そして、グチョグチョと音を立てながらペニスをしごき、俺の玉袋を口に含む。
それは、洗練された動きだった。俺は初めてのフェラであっと言う間に絶頂を迎えようとしていた。
「んっ、ちゅっぷ…ちゅぽっ…ふふっ、兄貴可愛いなぁ。イキそう?いいよ、出して。」
ショーコの顔と手の動きが一層激しくなる。
「ぐぅっ!!ショーコ、出る!!」
俺の腰がビクビクと小刻みに動く。それと同時に、ショーコの口の中に精を吐き出した。昨日の夜に抜いた
ばかりなのに、それは何日も溜め込んだようにドクドクと溢れ出た。
「兄貴の濃いよ〜。彼氏の薄めだからちょっと新鮮かも…んっ…」
ショーコの喉がゴクリと動く。俺の精液を飲み込んだのだ。
「へへっ、流石は童貞だね。イクの早すぎだよ〜。」
「う、うるせぇなぁ。だから俺は童貞じゃ…」
「はいはい。それで?最後までしたい?ほら、私のココもこんなになってるよ?」
ショーコは自分で割れ目を開いてみせる。透明の糸が引いてるのが分かる。俺は生唾を飲む。
そして、ショーコの肩を掴むと入り口にすでに復活したペニスをあてがった。
「ただし、挿れるには条件があります。」
と、ショーコが言う。自分の手をヴァギナに当てて俺のペニスの進入を防いでいる。
「何だよ、条件って?」
「キス……してくれたら挿れていいよ。」
「へ?」
一瞬頭が真っ白になった?キス?ここまで来てか?でも、その後のショーコの言葉を聞くと。逆に今までキスを
しなかった自分が酷く馬鹿に思えてしまった。
「私、兄貴の事好きだよ。ほら、ウチってお父さんもお母さんもほとんど家にいないから、兄妹二人でしょ?
私にとって兄貴は親よりも特別な存在だから…だから、私は兄貴が好き。」
「ショーコ……ぷっ、お前って案外甘えん坊だったんだなぁ。」
「う、うるさいぁ。ほら、キスするの?しないの!?」
ショーコは頬を赤く染める。全く、可愛らしい奴だ。
「するよ。お前が望むだけ……な。」



「兄貴…んっ、ちゅぷ……」
俺はショーコにキスをする。唇を触れさせあい、舌を存分に絡ませあう。不思議なもので、それでさらに俺は
ショーコと一体感を得たような気すらした。唇を離すと、お互いの唾液が糸となり二人の舌を繋ぐ。
「へへぇ…いいよ、兄貴。来て…」
ショーコがブロックしてた手を動かす。俺は、狙いを定めて一気にショーコの中にペニスを挿入した。
「あんっ!すご……堅くておっきい…んんんっ…」
ショーコの中は未知の世界だった。言葉で表現できない快楽がそこにあった。俺にペニスにショーコが
絡み付いていく。腰を動かせば動かすほどソレが絡まり快感となっていく。故に、さらに腰を動かすのは
必然。俺は最早獣のように腰を動かしていた。
「ああんっ、っつあ、はぁあ!!兄貴ィ…んあっ、やだ、激しい……ああんんっ!!」
ソファーがギシギシと音を響かせる。パンッ!パンッ!と腰と腰。肌と肌がぶつかり合う音が部屋に広がる。
ショーコの形の良い胸が、お腹の辺りに下ろされたキャミが、捲りあげられて腰の辺りにあるスカートが。
俺の動きに合わせて上下運動をする。まさに、一体感。文字通り今、俺とショーコは一つ。
「ハァハァ…ショーコ…俺もう……」
「んっ、早いよぉ…はぁっ…でも…んっ、私も何か……んんんんっ!激しすぎてもう……イクッ!!」
俺の腰が最大スピードまで加速する。腰の辺りに何時もの射精の感覚が襲ってくる。
「うあああ!!ショーコ!出る!!」
「んっ!!いいよ、出して!!あああああんっ!!」
ドクッ、ドクッと俺のペニスから精液がショーコの中に放出されていくのを感じる。俺は息を荒げながら、
前のめりに倒れこみショーコを抱きしめた。ショーコの柔らかい体と、いい匂いが俺を包む。
「んっ…はぁ…兄貴……大好き…」
ショーコはそう言うと、俺を抱きしめ返してきた。




「ま、結局兄貴は童貞だったわけだよね?物凄く童貞っぽいセックスだったし。」
ショーコと交わって約30分後。落ち着いた俺たちはコーヒーを飲みながらソファーに座っていた。
「いや、違うな。」
「嘘だぁ。だって兄貴AVで得た知識まんまのセックスだったよ?いいじゃん、童貞でも。」
「だから、今はもう童貞じゃないだろ?お前としたんだから。」
ショーコは目をパチクリさせる。うんまぁ…情けないが嘘ではないよな?
「ぷぷっ、あはははははは!!これは一本取られたなぁ。もう兄貴を童貞なんて言えないねぇ。」
ショーコはお腹を抱えて爆笑する。そんな笑うところでもないとは思うけど。
「ね、兄貴。兄貴に彼女が出来るまで……何なら出来てからも彼女に不満だったら私がエッチしてあげるよ。」
「あのなぁ。俺が言うのもアレだけど、お前浮気はしないんだろ?」
「それは他の男との話。兄貴は別だよ。」
ショーコはそう言うと、ギュッと俺の体を抱きしめる。俺もそんなショーコの前髪をかきあげるとオデコにキスをする。
「まぁ、なるべくお前の世話にならないように努力はする。」
「別にいいのに。私兄貴のチンコ結構好みだし。彼のよりカチカチで気持ちいいんだってぇ〜。
それにね、何と言うか禁断の愛の背徳感って言うのかなぁ?そのゾクゾク感が堪らないのよ。」
ショーコがゾクゾクっと体を震わせる。コイツ、Mだったのか。
「そんな訳だからさ、これからも持ちつ持たれつ仲良くやってこ、兄貴♪」
本当に、ウチの妹はよく出来た奴だ。
END

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