作品名 作者名 カップリング
「しすたぁちぇんじ! IF1 妹はマナカ」 そら氏 -

ピピピと機械的な音が部屋に響き渡る。その音の元を停止させるために俺は手で音源付近を
まさぐる。鉄のような感触を感じると、その頂点部のボタンを押した。よし、これで敵は倒した。
俺は再び夢の世界へ旅立とうとする。しかし・・・
「兄さん、朝ですよ。起きてください。」
ドンドンとドアを叩く音がする。幻聴・・・あれは幻聴と俺は言い聞かせる。尚も音は止まらない。
続いてガチャリと音がして人が侵入してくる気配がする。何だ?敵か?泥棒か?おのれ、俺の睡眠を
妨げるとは・・・その敵は俺の布団をバッと取る。俺はその瞬間両手を上げて襲い掛かる素振りを見せた。
「があああああああああああああああああああ!!!!」
しかし・・・俺の迫真の演技も空しく、その人物は至って冷静に俺を見ながら言った。
「お早う御座います、兄さん。もう時間ですよ。」
キャミソールとミニを着込み、長く綺麗な黒髪。ああ、先の辺はちょっとクセッ毛で跳ねてるな。顔立ちは若干
釣り目でキツイ感じがしなくもなが、充分に美少女の範疇だった。
「ああ、おはようマナカ。」
そう、その少女は俺、城島シンジの妹マナカだった。
俺はマナカとともにリビングに向かっていく。
「なぁ、今日休みなんだから、こんな早くなくてもよくないか?」
「ダメですよ、兄さん。生活リズムは崩したら直りにくいんですし。」
マナカは真面目だ。それに、どっか頑固なトコもある。ていうかさ、つい習性で目覚ましかけたけど、休みなら
目覚ましセットしなくてもよかったよな。まぁ、どうせマナカに起こされるだろうけど・・・これも生活リズムって奴か。
リビングにつくと、我が家の飼い猫が窓の近くで寝そべっていた。茶色の毛並みが今日も素晴らしい。
「あら、キンタマったら御飯食べたら寝ちゃってますね。」
「なぁ、その呼び名止めないか?学校でお前がキンタマって言ってるの知ってるぞ・・・」
我が家の一員である猫。名前はタマだ。だが、チンチラゴールデンで名前がタマだから、マナカはキンタマと
呼んでいる。多分、それが嫌で家出する事も珍しくない。
それでも、両親が仕事で海外に言ってるウチの兄妹にとっては、タマは家族の一員だった。



「今日はマナカは出かけないのか?友達の・・・えーっと、アキちゃんとかカナミちゃんとか。」
俺は漬物をオカズに御飯を食べながら言う。マナカは和食派だ。よって、朝食でパンはなかなかない。
「ええ、今日はみなさん忙しいみたいですから。私も今日は小説の続きを書こうかと。」
ズズッと両手を添えてお手本のように味噌汁をすするマナカ。そう、マナカは小説を書くのが好きで
確か新人大賞の佳作を貰ったんだっけかな。ただ・・・たださ。その小説ってのが・・・
「それで、ネタ出しのために兄さんのアダルトDVD貸してください。何なら、私と実戦でも・・・」
そう・・・マナカの書いている小説は俗に言う官能小説だったのだ。
「誰が貸すか。それにさり気にトンデモない事を言わないように。」
妹に俺の性癖をムザムザと晒す気は毛頭ない。それに、禁断のイノセンスをやるつもりもない。
「意地悪ですよ、兄さんは。別に減るもんじゃないじゃないですか。」
「意地悪とか減るもんとか、そんな問題じゃないの。何でわざわざ俺がお前に趣味を教えなきゃならん。」
「大丈夫ですよ。兄さんがアナル好きなのは知ってますから♪」
俺はブフッと味噌汁を吐き出しそうになる。
「ちょ、ちょっと待て!何で知っている!?」
「部屋掃除してたら出てきましたから。兄さんが私の処女を奪う事に抵抗があるんでしたら、アナルでも
私は構いませんよ?」
勘弁してくれ、マイシスター。それにしても、マナカは結構本気で俺とセックスをしてもいいと思ってる節が
あるような気がする。まぁ、親が年中海外でずっと俺と二人で寂しいからだとは思うんだけどね。
クールそうな外見に反して、結構寂しがりで甘えん坊だったりするんだ。マナカがタマを溺愛してるのも
その辺が関係してるんだろうなぁ。




昼過ぎ・・・適当に部屋でゲームをしていた俺は、腹が減ったのでリビングへ向かった。が、そこに
マナカはいない。今日は家にいると言ったはずだが・・・そう思い今度は部屋へ向かう。
「マナカ、入るぞ?」
俺はトントンとノックをして、マナカの部屋のドアを開ける。すると、マナカは部屋の中で、パソコンの机で
腕を枕にスヤスヤと眠っていた。多分、小説を書いている途中に眠くなったんだろう。画面には
物凄い文字列が並んでいる。マナカの顔を見ると、眼鏡をかけて心なしか少しだけよだれを垂らしていた。
思わず俺は微笑んでしまう。いつもは凛とした顔のマナカが随分間抜けな顔だ。
そういえば、マナカは小説書くときはたまに眼鏡してたな。別に目が悪いわけじゃないんだけどなぁ。
俺はマナカの体にマナカのベッドの布団をかけてやる。そのまま外食でもするか・・・と思ったが何故か
パソコンの画面が気になり、再び見る。やはり官能小説だ。内容が卑猥すぎる。
俺は思う。マナカはドコでこんな知識を得てるんだろうか・・・俺の知る限りマナカには彼氏なんていない。
ていうか、自分で処女と豪語してるし。マウスのホイールを回し、濡れ場の辺りを読んでみる。
なんてーか・・・生々しい・・・俺は誤解してたかもしれない。エロってのは、映像や写真で楽しむモノだと
思ってた。活字なんて何が楽しいのかと・・・だが・・・マナカの官能小説は実に卑猥で、エロスで、官能的だ。
想像力が駆り立てられ、思わず脳内で自分がそのプレイをしているような感覚に襲われる。
小説を読み続けていくと、徐々に俺の股間が充血し巨大化していくのを感じる。くそ、ジーンズで勃起すると
行き場の狭いペニスが痛い・・・部屋で一発ヌクか・・・でも小説も読みたい・・・う〜む・・・
俺はしばらくオナニーを我慢する事にし、脳内を小説の妄想で一杯にしてから部屋でヌク選択をした。
「すげ・・・何て言うかドンドンイメージされてくるな・・・・」
文とは不思議なもので、「その肌は白く滑らかだった。」と書いてあれば、脳内でその妄想ができてしまう。
映像や写真では、すでに「見えている」事に目が言って色や肌触りなんて妄想できない。
俺は熱くなる股間を押さえながら、ドンドンホイールを回していく。すると、ふと女の肌の感触が知りたくなった。
横を見る。マナカがいる・・・だが、待て妹だぞ?でも・・・マナカも満更でもなさそうだし・・・
そんな事を頭は考えて葛藤していたが、体は正直だったようで。俺は自分でかけた布団を取った。
マナカの肌が露になる。白い・・・キャミソールの胸元から見える胸はまだ未発達だが、確実に膨らみを
見ることができる。ミニスカートから覗く太股とアンヨも細くて思わず頬擦りしたくなる。
俺はマナカの頬をつつく。プニプニとしているが、張りがあり指が戻ってくる。
「んんっ・・・・・兄さん・・・・」




俺は思わず後退しまう。やばい、起こしたか?しかし、寝言だったらしくてマナカはまだ眠っている。
「あぶね・・・こんなの見られたら破滅だな・・・」
そう思いながらも俺は何故か再びマナカの肌を触り始めた。頬だけじゃ飽き足らず、首筋、肩、腕・・・
俺は指を這わせるとくすぐったいのか、マナカは身をくねらせる。その度に俺は身を引く。ああ、情けない。
「いや、さすがにそこは不味いだろ・・・いくらなんでも・・・・」
一人でブツブツと言う。俺の指はキャミを潜り抜け、胸に向かおうとしていた。ツツッと滑る指が白いブラに
触れる。俺の指はそのままブラの下に潜り込み、突起物に触れた。思わずその突起物をキュッと摘んだ。
「あんっ・・・・はぁ・・・・」
今までより一層マナカが体をくねらせる。さすがにヤバイ・・・だが、俺の指は全く止まらなかった。その時だった。
「ん・・・・兄さん・・・・?」
マナカがついに目覚めてしまったのだ。俺はズザザザッと後ろに下がる。やばい、バレてる。これは間違いない。
「あーその・・・悪気は無いんだ・・・その・・・ええと・・・・」
言い訳を試みるが、弁解の言葉すら出てこない。マナカはそんな俺を軽蔑の目で見ることもなく、パソコンの
画面を見る。そして、気づいた。
「兄さん・・・読んだんですね?それで、段々興奮してきて我慢できなくなって私の体を・・・」
バレバレだった。全く持って正解である。マナカの視線が股間に集中している。慌てて隠すのを忘れていたが
股間はビンビンで今にもジーンズを突き破りそうな勢いだ。皺だといっても誤魔化せそうにない。
「兄さん・・・溜まってるんですね?じゃあ・・・私がしてあげます。」
俺の頭は一瞬真っ白になった。何を言ってる?そう思ったときには、俺の唇はマナカの唇に支配されていた。
初めて感じる唇の感触。温かく、柔らかい・・・
「マナカ・・・・・?」
「えへへ・・・私は兄さん好きですから・・・それにネタにもなりそうですし。」
マナカはそう言うと問答無用で俺のジーンズのチャックを開け、ペニスを取り出した。限界まで膨張した
ペニスを見て、マナカは息を呑む。そして、そのまま俺のペニスを握った。
「生で見るのは初めてですけど・・・結構凄いですね・・・熱くて硬くて・・・脈も打ってる・・・なるほど・・・」
マナカは俺のペニスを確認しながら恐る恐る口を近づけ・・・
「ハムッ・・・んんっ・・・・ちゅぷ・・・ちょぽ・・・・」
「うあ!?やべ・・・・」
一気に咥えた。俺はそれだけでやばかった。まさか、ペニスを咥えられて、舌で舐められるだけでこんなに
気持ちいいとは、夢にも思ってなかった。



「んっ・・・ちゅぷっ・・・・ちゅぷっ・・・・んん・・・・・」
マナカは一生懸命俺のペニスをしゃぶっている。正直、俺の腰はすでにガクガクだ。
「ちゅぽ・・・兄さん、気持ちいいですか?」
ペニスをしごきながらマナカが言う。
「気持ちいい・・・てか、やばい・・・」
気持ちよくてヤバイのか。はたまた、この状況がヤバイのか。だが、もうすでにそんな事はどうでもよかった。
「こっちのが・・・視覚でも興奮しますか?」
マナカは一度俺のペニスを離すと、キャミを捲りあげて、ブラをとりほのかに膨らむ胸を見せる。
「小さい・・・ですよね?兄さん、巨乳のお姉さんキツメ系が好きですから・・・」
少しシュンとしながら言う。俺は何だかそんなマナカが愛しくて、可愛く感じた。
「いや、そんな事ないよ。言い方は悪いかもだけど・・・そっちのがマナカらしくて好きだよ。」
「ええ、言い方は悪いですね。まるで私は貧乳じゃないとダメみたいな言い方です・・・でも・・・嬉しい・・・」
マナカは再び俺のペニスを咥える。多少慣れたのか、舌で舐めながら顔を前後させてピストン運動する。
さらに、捲くりあげたキャミから見える胸が俺の興奮度を倍増させた。無茶苦茶エロイ光景だ。
「ンッ・・・ふっ・・・ちゅぷ・・・・ちゅぽ・・・・」
マナカが眼鏡越しに俺の目を見ながら顔を動かす。それがストライクゾーンど真ん中だったかもしれない。
俺の興奮は絶頂に達した。
「ぐっ、マナカ出る!出る!!!離して!!」
マナカは俺の言うとおりにペニスを口から出す。その瞬間、俺のペニスは暴走しマナカの顔に、髪に、服に・・・
そしてお約束通り眼鏡に大量の精子を吐き出した。
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
俺は息を荒げながらペニスから精液を全て出そうとしごく。精液まみれのマナカの綺麗な顔と眼鏡に興奮し
俺は再び精液を吐き出す。マナカはビクッと目を瞑りながらも精液を受け止めた。
「ん・・・凄いです・・・苦くて、生臭いですね・・・・ネバネバしてるし・・・でも、温かいです。兄さんの。」
マナカは俺の精液を猫のようにペロペロ舐めながら笑った。




「兄さんはエッチですね。」
熱いシャワーが俺の体に降り注ぐ。同時に、マナカの柔らかい手が俺の体を洗ってくれる。
「ほっとけ。それに、嫌だったなら嫌って言えば・・・」
「嫌じゃないですよ。私は兄さん大好きですから。」
俺はマナカと一緒にシャワーを浴びていた。今度は、俺がマナカの髪を洗ってやる。
「うわ、髪についた精液ってなかなか取れないんだな・・・・」
「本当ですね。これは兄さんの責任なんで丹念に洗ってくださいね。」
俺は言われるままに洗う。正直俺はマナカの綺麗な黒髪が好きだ。それを俺のせいで汚したのは申し訳ない。
「ふふっ・・・でも、今日は兄さんのお陰でたくさんネタが浮かびました。やっぱり兄妹の禁断の交わりは
いいですね。早速これをネタに書き上げます。」
俺に髪を洗われながらご機嫌にマナカが言う。
「あー・・・実名とか、学校で言いふらすのは勘弁してくれよ?」
「そうですね・・・兄さんが今後正式に私の貞操を奪ってくれるならいいですよ?」
「マジか・・・・」
俺はそんな事を言ったが、今は全然嫌じゃなかった。てか・・・物凄くしたい・・・例えそれが人道に背いても。
「なぁ・・・やっぱり妹とセックスするとか変なのかなぁ。」
俺はおもわずマナカにそう聞いた。マナカはそうですね・・・と考えると言った。
「私はアリだと思いますよ。私は、性交は好きな人とこそするべきだと思いますから・・・私にとって好きな人
は兄さん。兄さんがもし・・・私を好きだと言うなら・・・私は歓迎です。」
「そっか・・・じゃあ・・・また今度だな。」
「えっ?」
マナカは拍子抜けたような声を出す。俺はマナカの髪のシャンプーをシャワーで流すと、後ろから抱きしめた。
「やっぱ俺もマナカが好きだ・・・妹としてもだけど・・・女としても・・・」
「兄さん・・・・はい♪」
マナカが笑顔で振り向く。俺はそんなマナカにキスをすると抱きしめた。
大切なのは好きな人である事・・・俺はきっと、大切な妹とずっと一緒にいるのだろう。
END

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