作品名 作者名 カップリング
『ツッコミ or 突っ込み』 RAGNA氏 -

ある日マリア先生は女生徒が興味深い話をしているのを聞きました。
「ねぇ、矢野さんってさ、ツッコミうまいよねー。」
「そうだよねー、坪井先生とかにツッコミしてるのとかきもちいいよねw」
さてさて、こんなことを聞いたアメリカ出身のマリア先生は…
「そ…そうだったんデスカ。まさか矢野さんがツッコミが上手で、しかも坪井先生までヤられていたなんて…さっそくワタシにもツッコんでもらいマショウ。」
そう言ってマリア先生はさっそく準備に取り掛かるのでした…
「ックシュン!」
その頃渦中の矢野アキ本人は…
「アキちゃんがくしゃみするなんて、もしかして誰かがアキちゃんのことを想像で犯してるんじゃない?」「「それをいうなら噂をしてるだろーっ!」」なぜか通りかかったシンジとアキのツッコミが見事に同調した。
(こんな時でも息ぴったりだなー)ショーコは我関せずでやりとりを見守っていた。
「ちなみに私は小説の中ではアキさんを思いのままに蹂…」
「うるせーうるせー」
マリア先生の不穏な動きも知らずに、まったくもって平和である。


昼休み、廊下を歩いていたアキは荷物を抱えたマリア先生を見つけ、手伝ってあげることにした。荷物を半分持ってあげて、マリア先生に言われた空き教室に運んだ。
「矢野さん、アリガトウゴザイマシタ、おかげで助かりマシタ。…そういえば聞きマシタたよ。ツッコミがお上手なんデスって?」
「は!?」
「ワタシ知りませんデシタ。まさか矢野さんがツッコミ上手だナンテ…もっと早く言ってほしかったデス。」
「は…はぁ、すいませんでした…」
アキはまったく訳が分からなかった。いきなり何を言いだすかと思えば急にツッコミがどうとか言い出してきた。そりゃあ確かに普段からカナミやマナカやショーコという天然(?)なボケに囲まれているためそれに対してのツッコミはしているが、それがどうしたというのか…
「ソレで、さっそくデスがここでワタシにツッコんでくださーい!」
「は…はぁ、まぁいいですけど…」
なにやら訳が分からないが、まあさっさとツッコんで教室に戻るとしよう。
「ソレではさっそく…」
そういってマリア先生は服をどんどん脱いでいく。
「せ、先生!なんで服を脱いでるんですか!?」
「ナゼって服を脱がないとツッコめないでショウ?」
マリア先生は当然のようにそう言って、あっという間に全裸になってしまった。


「サア、これで用意できマシタ!矢野さん、コレを使ってくだサーイ!」
そう言ってマリア先生が取り出したものは何度かカナミやマナカに見せられて知っていた。
「サア、その電動コケシをワタシの女性器に存分にツッコんでくだサーイ!」
しかし、さすがに普段からカナミ達の下ネタをくらっているアキである、冷静に、且つ力強いツッコミをはなった。
「ツッコミってそういう意味じゃねーよ!誰かがボケたのに対して『なんでだよ!』とか言うことだよ!断じて下ネタじゃねーよ!」
一気にまくしたてる。アキはこのツッコミだけで既に肩で息をしている。一方のマリア先生は自分の間違いに気付いたのかやや驚いた顔をしている。
「そうだったんデスか…残念デスね、せっかくヤりたい女生徒ベスト3に入る矢野さんとヤれると思ったのデスが…」
アキはもう馬鹿らしくなってきたので、さっさと教室に戻ることにした。そしてマリア先生の横を通り過ぎようとしたとき、急に足をつかまれ、進めなくなってしまった。
「矢野さん、ワタシは存分に矢野さん流の『ツッコミ』をしてもらいマシタから、今度はワタシ流の『ツッコミ』を矢野さんにしてあげマショウ。」


そう言うと女性とは思えないほどの力でアキの足をひっぱって床に倒し、その手に愛用の『電動コケシ』を持ってアキに近づいてきた、目がマジである。さすがのアキもマリアの圧倒的なオーラの前に体がすくんで動けない。
「安心してくだサイ。扉には鍵を掛けてマスシ、この時間帯はだれもここに来ません。存分にワタシのツッコミを味わってクダサーイ!」
その日、ちょっとツッコミの上手い女子生徒は、己の望んでいない才能を勝手に違う意味でとられ、『電動コケシ』相手に大切な純潔を散らしたという…

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