作品名 作者名 カップリング
No Title 雷電氏 -

「飲めよ」
カナミは首を横にふる
「飲め!」
シンジの怒声が家に響く





口の中に広がる臭みと苦味にカナミは吐き気が襲う
だがシンジは飲む事を強要し、じっと見ている
「…んっ」
カナミの喉が飲み込んだと証明するように動く
シンジは静かに微笑む
「いい子だカナミ、次はこれを綺麗にしろ」
白い物が垂れる肉棒をカナミの顔に擦りつけた
「うん…」
手で口元まで動かし、白く濡れている物を入念に舌を這わせ舐めていった
「上手いぞカナミ」
「……」
カナミは自分に言い聞かせる
(私はお兄ちゃんの玩具だから)


高校では優秀ではないが模範的な兄
それとは逆に、優秀ではあるが性格に難がある妹
周りからはそう見られている





「お兄さんマトモなのに、兄妹似ないわね」
「アキちゃん酷いな〜、案外お兄ちゃんみたいなのが裏で凄いんだよ」
「…それは無さそうね」
外では評判の良いお兄さん
だがカナミには外の兄が本物なのかが解らない
「お〜いカナミ」
「お兄ちゃん、どうしたの?」
「製図用紙くれないか?」
「いいよ」
「ありがとよ」
シンジは走って去っていく
「やっぱり常識人よね」
アキはそう言ってシンジの後ろ姿を見送った


「ただい…」
家に入るなり抱きつかれる
「おかえり」
耳元でシンジが呟く





「お兄ちゃん…私、ご飯作らな…」
「今日は外食にしよう」
「うん、解った」
「だから」
そう言ってカナミを抱き抱え部屋に連れていった
「なに…するの?」
「そうだな、今日は」
シンジはおもむろに縄を取り出した
「カナミ、制服を脱げ」
「…はい」
言われた通り脱ぎだすカナミ
天井を見つめシンジは何かを考える
「脱ぎ終わりました…」
「この縄でカナミを吊るしあげよう、フックを取り付けたから」
笑って裸のカナミを舐め回すように見た


「良い眺めだよカナミ」
「やだっ、恥ずかしいよ!」
恥ずかしさで顔を真っ赤にする妹と、欲望が叶い笑う兄





カナミは手首や足を縛り上げられ股を開いた状態で仰向けに吊るされる

「カナミはマゾだな」
「えっ?」
「何もしていないのに」
シンジは陰部を深くなぞり指に付いた液体をカナミの前にだす
「濡れてるじゃないか、縄がいいのか?」
「んっ…」
顔を再に赤くして指から目を背ける
シンジには快感だった
「何もせずに濡れるなんて、今から何があるか楽しみなんだな」
「そんなんじゃ」
カナミの恥じらいに鼻で笑った


透明な液体の入った瓶を机から取り出す
カナミは恐る恐る聞く
「なに…するの?」





それを手に垂らしシンジは笑いながら答える
「カナミのお尻の穴も虐めるんだよ」
「無理だよ!そんなの今ま…」
カナミが答え終わる前に指を無理矢理入れる
「痛い!痛いよ!」
今まで経験が無い痛みがカナミを襲い縄が軋む
お構いなしにシンジは穴の中で指を激しく動した


「あっ!んぅ」
少しすると痛みに慣れたのかさっきのような悲鳴は無くなり、形容しがたい感じになる
「気持ちいいか?」
「よく…解らない、なんか変なの!」


「ははっ、カナミ、指を締め付けてるぞ」
「そんな…」
かすれた声で言うカナミ、それにS心が掻き立てられる





「カナミのアナルはいつでも準備OKだな、ヒクヒクしてるぞ」
「お願い…言わないで…」「下はどうかな?」
シンジは愛液がとめどなく流れる部分にすんなり指を挿れ、クリを刺激する
「んっ、ふぅ!」
「下も準備OKか、感じやすいな?アナル責めのせいか」
「違っ!そんな…」
泣いたような声で否定をするが、それがシンジの求めるものだった
シンジはカナミを縛る縄をとくと、カナミの部屋からバイブを持ってくる


「カナミ、これをどっちに挿れたい?」
バイブを目の前でブラブラさせる
「……」





「恥ずかしいか?なら俺が決めてやる」
シンジはカナミを寝そべらせ、ゆっくりバイブを愛液が溢れ出す場所に挿れる
「んっ!はぁー」
カナミの顔は紅潮し手はシンジの腕を強く握る
ゆっくりと挿れ、ゆっくりと戻す
カナミは溶けてしまうような表情でシンジを見つめる
シンジは子宮近くまで突き、膣内を暴れ回すかのように激しくバイブを持つ手を動かす
「あっ、いい!擦れて気持ちいいよ!」
さっきまでとは変わり、声を出して快感に酔いしれる


快感に狂い、突けば突くほど女の顔をするカナミ
甘い魅力に惹かれシンジは唇を重ねる





「お兄…ちゃん!…もう!」
ビクッと身体が震える
腕を掴む手は痛いぐらいに力が入る
「あっ…あぁー!」

叫びと共に全ての力が抜けていく
シンジは愛液にまみれたバイブを抜き、ぐったりとしたカナミを見る
「イクのが早いな、もう少し楽しませろ」
肩で息をするカナミに欲望をぶつける
「さて、腹が減ったな。食べに行くから準備しておけ」
そう言ってシンジは部屋から出て行った
「うん…」
聞く人はいなくなったがカナミは答えていた

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