作品名 |
作者名 |
カップリング |
「BLACK OR WHITE? 解放」 |
ペピトーン氏 |
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「さあ、初体験させてあげたんだから、今度は私の番よ」
小宮山が、妖しげな笑みを浮かべて言った。マリアはロープを解かれてひとりで
シャワーを浴びに行っている。
解いたロープを手にしながら立っている小宮山の姿は妖しげな美しさを漂わせていた。
「ふふっ、もうこんなに立ってる。やっぱり若いわね」
小宮山は仰向けになっているシンジのペニスを柔らかい手のひらで撫で回しながら言った。
すると、小宮山は上からシンジに唇を重ねた。シンジは小宮山の甘い息と柔らかな感触を味わい、
舌を差し入れたりした。息苦しいほどの熱気を感じ、そのうちに小宮山はシンジの口に
自分の唾液を注ぎ込んできた。これは生暖かく、泡があって甘くまろやかな味覚だった。飲み込むと、
興奮と悦びが全身に広がっていくようだった。そして、シンジの頬に小宮山の舌が這い回りはじめた。
心地よい舌の感触に、シンジはやや緊張しながら愛撫を受けた。小宮山は大胆に、シンジの瞼から耳の穴、
果ては鼻の穴まで念入りに舐めて暖かい唾液でヌルヌルにした。今度は首筋を這い回り、左右の乳首に吸い付き、
歯まで立てた。さらに脇腹や臍のまわりも舐めるとくすぐったそうに身体をよじった。そして下腹部にいって
ペニスにたどり着いた。小宮山はシンジの股間に入り込み、陰嚢を舐め回した。熱い吐息を股間にかけ、睾丸を
アメ玉のように舌で転がした。
「ああっ…」
シンジは思わず喘ぎ、暴発させないように懸命にこらえた。その時マリアが、身体にバスタオルを巻いて
バスルームから出てきた。
「マリア、こっちにいらっしゃい」
シンジの股間から口を離すと小宮山はマリアを手招きした。そしてマリアの体からバスタオルを取って
全裸にするとベッドに上げ、小宮山に背を向ける形でシンジの顔を跨がせた。
「アアッ……」
マリアが声を洩らす。マリアの恥部は湯上りの匂いがし、それでも内から溢れる大量の愛液に濡れていた。
少し舐めるとビクッと肌が震え、もっと奥まで舐めて欲しいように股間をシンジの顔に押し付ける。
「いい?まだ出さないでよ」
暖かい空間に包み込まれシンジは懸命にこらえるが、小宮山は舌を大胆にうごめかせ、頬をすぼめて強く吸い付いてくるのだ。
「くっ…」
小宮山の舌がペニスを這う。容赦なく顔に座り込んでいるマリアの股間の圧迫に、辛うじて暴発を逃れている。
シンジは舌を伸ばし、必死にマリアの恥部の内側を舐め回した。そこは大量の蜜が溢れ、微妙な香りと味わいが感じられた。
舐めるうち快感からか、マリアがわずかに腰を浮かせてくれる。
「フゥ……」
マリアが悩ましい声を洩らす。ところが呼吸が楽になると、ペニスへの刺激が意識されて、どうにも我慢できなくなってきた。
小宮山の方も心得ており、シンジがいよいよ危うくなりそうになると、それを察して刺激を弱めるのだが、
それもやがて限界が近づいてきた。
「も、もうダメだ、我慢できない…!」
マリアの股間の下から、シンジは必死に声をあげた。
「そう、じゃあ、いかせてあげる。マリア、こっちを向いて」
「アアッ…」
小宮山はマリアを自分の方に向かせると、シンジの直立したペニスを自分の恥部に呑み込み、暖かく
濡れた内部で締め付けた。
「あう」
シンジはうめき、快感を紛らわそうとマリアの尻を両手で引き寄せ、クリトリスを舐めた。
膣内の感触ばかりでなく、股間全体に感じる小宮山の柔らかな尻の丸み、顔と下腹部に受ける
美女二人分の体重にシンジは身悶えた。見えるのはマリアの白い背中だけだが、どうやら二人は
シンジの上で向かい合い、熱っぽく唇を重ねているようだ。混じり合った熱い呼吸がくぐもり、
小宮山は腰を動かし、上下する。溢れる愛液が陰嚢に伝い、さらに内腿からシーツにまで滴っていった。
「ああっ!いいわ、気持ちいい!」
唇を離し、小宮山が大きな声を洩らした。同時に動きも激しくなり、シンジはペニスを引っ張られ、
吸い付かれるような感触に喘ぎ、懸命にマリアのクリトリスを吸い、歯を立てた。
「ハン、アア…!」
マリアが上体を起こしながら声を上げた。
「ああっ、あああん、ひゃあ!」
小宮山は腰をなおも上下させながら喘ぐ。シンジは両手でマリアの尻にしがみつきながら小宮山の
最奥へ腰を突き上げ、一気に絶頂へと向かっていった。
「イ、イク…!」
マリアが、異様な状況の中、真っ先に肌を震わせて上ずった声をあげた。
「ううっ、お、俺、もう……!」
続いてシンジも耐え切れず、激しい快感の渦に巻き込まれていった。ありったけの精液が尿道口から
噴き出す感覚が明らかに分かるほどの大きな快感だった。すると内部の一番奥を精液に直撃され、小宮山も昇りつめた。
三人がほぼ同時に絶頂に達し、三人分の体重と痙攣を受けてベッドが悲鳴をあげていた。
「あうーっ…!さ、最高…身体が、溶けそう…」
小宮山がガクガクと身を揺すって喘ぎ、マリアも上体を起こしていられず小宮山にもたれかかっていた。
シンジも最後の一滴まで噴出させ、ようやくグッタリと力を抜いた。やがて小宮山も動きを止め、
快感の余韻を噛みしめるように膣を締め付けてじっとしていた。マリアが力尽きたように、シンジの顔から
身を離して脇に横たわった。受けていた圧迫がなくなり視界が広がったのも束の間、小宮山が覆いかぶさってきた。
小宮山はシンジの耳元で熱い息をつき、なおも膣内をヒクヒクさせてペニスを味わっているようだった。
ようやく小宮山もノロノロと身を離し、マリアをどかしてシンジの隣に仰向けになった。
「マリア。二人をきれいにして」
小宮山がせわしい呼吸で言うと、マリアも身を起こして、精液の逆流する小宮山の股間に顔を埋めた。
しばしピチャピチャという舐める音が続き、やがてシンジのペニスにも柔らかな舌が這い回りはじめた。
先端から根元までベットリとまみれた、混じり合った精液と愛液がたちまち舐め取られていった。その刺激にシンジは
萎えることもできず、またペニスを膨らませてしまった。
小宮山が起き上がり、二人を促してバスルームへと行った。三人では入りきれないので、
先に小宮山とマリアがバスルームに入り、ドアを開けたままシンジを待たせた。
「マリア、今度はあなたが私にして」
小宮山は態勢を指示して言った。マリアは膝を震わせ、片足を浮かせてバスタブの縁に載せた。
小宮山はバスマットに座り込んでいる。彼女の前に大きく開かれたマリアの恥部があった。
「アア…、彼が見てマス…」
マリアが息を弾ませて言った。シンジはドキッとした。小宮山は、マリアに
放尿するように命じたのだろう。
「何言ってるの、いつもやってる事でしょう」
小宮山が冷たく言い放ち、マリアは再び努力して下腹に力を入れはじめた。シンジの視線が気になるのだろう。
「ア…出そう…」
ようやくマリアが小さく言い、少し遅れて股間から水流が漏れてきた。そして勢いを増して流れ、
小宮山の顔にかかった。小宮山は少し顔に浴びた後その液体を口で受け止め、喉を鳴らして飲み込んだ。
シンジはバスルームの外から二人の倒錯した妖しい世界を目の当たりにし、激しく興奮していた。
流れが収まると、小宮山はぷはっと息をしてシンジの方を向いた。
「どう?君にはちょっと刺激が強すぎたかしら」
シンジはもうたまらないという感じでバスルームに入り込み、座り込んでいる小宮山の身体を立たせ、
両手で小宮山の顔を押さえるとマリアの尿でびしょ濡れになった小宮山の顔に吸い付いた。独特の匂いや
しょっぱい味がさらにシンジを興奮させた。
「ふふっ、気に入ってくれたみたいね」
シンジに顔を舐め回されながら、羞恥と快感でやや赤らんだ顔で言った。
「城島サン、独り占めはいけまセン」
マリアも負けじと入り込んで参加しようとする。小宮山をバスタブの縁に座らせ、両脚を開かせると
股間に顔を埋め、恥部に吸い付いた。シンジはなおも小宮山の顔を舐め回しながら、胸を揉みしだいた。
「ああっ…二人とも…いいわぁ…」
小宮山の悩ましい喘ぎ声が、ピチャピチャと顔と恥部を舐め回す音と共に、バスルーム内に響きわたった。