作品名 作者名 カップリング
「小宮山的危険回避」 ペピトーン氏 -

ある冬の日の夜−
小宮山、加藤、マリアの女教師3人が歩いている。3人での飲み会の帰りである。
いろいろ話しながら公園の中を通った時だった。小宮山が突然、
「ねえ、私トイレに行きたくなっちゃった」
「ここからだと…コンビニも無いし…あ、あそこに公衆トイレがあるわ」
限界が近づいていたのだろう、急ぎ足でトイレに向かいドアを開けて中に入った。が、小宮山は何を思ったのかすぐに
中から出てきて、すぐ近くの草むらに行き、パチパチと静電気の音をさせながらパンストごとパンツを下ろした。
「ちょ、ちょっと、何やっているんですか!?」
加藤の問いかけには答えず、そのままシャーッと勢いよく放尿を開始した。草むらには隠れているが、その様子は
加藤達からは丸見えである。
「ああ、もう…」
あちゃー、という感じで目をそらす加藤。
「OH〜」
興奮した様子でマジマジと眺めるマリア。今にも小宮山に飛びつきそうだったが、
襟首を掴んで制したのはさすが加藤である。

「ふう、お待たせ」
用を済ませ草むらから小宮山が出てきたが、加藤は無視してそのまま小宮山から早足で去って行った。
かなりご立腹の様子である。
「ちょっとぉ、無視しないでよー」
「いい大人が人前でおしっこなんかして!しかもわざわざトイレから出てきてまで…」
「そうデスよ。私に一言言ってくだされば全部飲んであげましたノニ」
「あなたは黙ってなさい」
「そんな事言ったってあれは私なりの危険回避だったのよ、しょうがないじゃない」
「何が危険回避なんですか!?」
「いや〜パンストの静電気がトイレの中のメタンガスに引火したら危険だと思ったのよ。
私真っ黒焦げになりたくないし…」
「考えすぎです!!」

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