作品名 作者名 カップリング
飽きないアキ メリー氏 シンジ×アキ

 オレの名前は城島シンジ。
 思春期の妹、カナミを妹に持つとっても苦労している高校生。
 今日はそんな妹の友達が二人、矢野ちゃんと岩瀬ちゃんがテスト勉強のため

、
 オレの隣の部屋に集まっている。
 女三人寄れば姦しいとはよく言ったもので、勉強会というわりにはどうでも
 いい話に華を咲かせているようだった。
 さすがのオレも今日くらいは己を自粛させ、本を読んだり、少しだけ勉強
 したりした。
 時刻はそろそろ夜の九時を回る頃。
 オレは音楽を聴きながら本を読んでいた。
 静かな空間だと隣の音が漏れ聞こえるが、ある程度の音量さえあれば、
 全然聞こえなくなるのだ。
「う〜ん、こんなヘンタイな姉がいると思春期の弟にはつらいだろうなぁ」
 漫画本に感嘆とした感想を漏らす。
 内容をざっと説明すると、高校三年生の姉と一年生の弟が活躍(?)
 する漫画。姉はとんでもなくヘンタイで、いっつも弟にちょっかいを出して
 いる。弟はそのボケに突っ込む役で、どこか親近感を覚える。
 それぞれのクラスの友人や教師たちも変人が多いらしく、弟の苦労は
 どうみても絶えそうにない。
 弟を思ってため息を吐いてみたが、なぜか違和感がないような気がした。
 オレがそんなことをして時間を過ごしている時だった。
 コンコン……。
 どうやらドアをノックされたらしい。
 珍しいこともあったもんだ。カナミはいっつも無断で入ってくるというのに

。
 ということはカナミ以外の誰か、ということか。

 オレは見慣れているだろうが、常識としてあまり見せちゃいけない本を
 適当に隠し、返事をする。
「はい?」
 一瞬の間を置いて、ドアが開かれた。
 そこに立っていたのはオレと同じツッコミ役の矢野ちゃんだった。
 何かあったのだろうか? 女子高生にしては身長の高い彼女。
 真正面で見ているのに見えるのは頭だけ。
 なぜかだらんと腕を垂らしてうつむいていた。
「あの、どうしたの?」
 さすがに病気ではないだろうが、雰囲気だけは尋常じゃない。
 普段が普段だけにこんなに大人しいのには違和感を感じる。
 あ、今のはちょっと失礼だったかな?
「……お兄さん」
 呟く声がどこか苦しそうで、よく見てみると体が少しだけ左右に揺れていた。
「え、っとカナミたちはどうした?」
 そうである。こんなに苦しそうにして尋常じゃない彼女を放って置いて、
 あの二人はどうしたのだろう。
 矢野ちゃんは途切れ途切れに答えてくれた。
「さっき、夜食を、買いに、コンビニに、行きました……」
 徐々に呼吸の荒さが目立ち、結構離れているのに荒い息遣いが聞こえてくる。
「そ、そうなんだ。えーと、オレになんか用事? そんなトコに立ってないで
 こっちに来て適当な所に座りなよ」
 ベッドに座って、スペースを空けてみた。まさか向かい合って座るわけにも
 いくまいて。
 すると矢野ちゃんはふらふらとおぼつかない足取りで部屋の中に入ってくると、

 律儀にちゃんとドアを閉めた。
 オレはリモコンで音楽を止めると、矢野ちゃんの息遣いの荒さに改めて気付く。
 やっぱり病気なんじゃないだろう? しかし来た時は普通にツッコミもしてたし、
 あ、いや、こういう場合は普通に元気だったしと言うべきか。
 ともあれ矢野ちゃんはうつむいたまま部屋の中央にでも座るかと思いきや、
 どんどんどんどんオレに近づいてくる。
 え? オレ何か悪いことした? それともボケた?
 引きつっているであろう笑みで頬を汗が伝う。
 オレの正面に矢野ちゃんが仁王立ち。
「!」
 すると突然糸の切れた操り人形みたいに膝から床に着き、ベッドの上に
 もたれかかった。しかもとっても危険な場所に。
「やっ、あの、矢野ちゃん! そこはとってもデンジャーだから!」
 突然倒れてきた矢野ちゃんはオレの腿の間にある布団に顔を埋めていた。
 倒れてくる瞬間、驚くような速さで開いたのだ。危機一髪とはこのことである。
 ゆっくりと矢野ちゃんが顔を上げ、久しぶりに顔を見た。
 目を潤ませトロンと視点があまり定まっていなさそうで、頬は朱に染まり、
 口は半開きで息遣いが荒い。
 正直ちょっとキタ。
 静まれマイサン!
 心の中で自分に叱咤する。
「お兄さん、私……」
「あの、明からにおかしいんだけど、いったいどうしたの?」
 近づこうにもあまり近づきにくい雰囲気。経験と本能が近づくのは
 危険だと訴える。

「分かんないです、何か、体の奥が、すっごく熱くて、どうしたら……」
 何だか場が緊迫してますが、電話口でこんなにハァハァされてたら、
 一発でヘンタイさん確定だなぁ、なんて珍しくボケが浮かんできた。
「あぁと、どうしたらって訊かれてもオレは困るわけで、他に何か
 体に変調とかは無い?」
「頭の中が、少しずつ真っ白に、なっていくんです。でも、お兄さんのことは、
 なぜか残ってて」
 おやおや? 今とっても重要な告白を普通にされちゃんぢゃ……?
 え、ていうか何その症状。
 訳の分からない症状に頭を巡らせていると、矢野ちゃんの足元(膝元?)に
 異変が起きているのに気付いた。
 絨毯がコップに入れた水を零した程度に濡れていたのだ。ちゃんと見えないが、
 内腿を伝っているのだと思う。
 ははっ、この状況をカナミとかが見たら矢野ちゃんが愛液を垂らしてる、
 とかって言うんだろうけど、現実に考えてんなことあるかい。
「矢野ちゃん大丈夫? 汗たくさん掻いてるみたいだけど」
 そうだ。普通に考えてここは汗だろう。
 というかそんだけ汗掻いてたらとってもヤバイんじゃ?
「ゴメン、なさい。汗じゃ、ないんです」
 は?
「さっきから、止まらないんです」
 アレアレ? ヤノチャンハナニヲイッテルノカナ?
「もう、我慢、できません」
 言うと矢野ちゃんは自分の手をズボンの中に入れた。いまさらな説明だが、
 今日の矢野ちゃんは短パンという実に男の子っぽい服装だった。
 そしてすぐにチュクという水の音がし、それに伴って矢野ちゃんの身体が
 大きく震え、荒かった息遣いが艶を増した。

「ハァ、んあ、んんっ、はふぅ、ふっ、あっ、あっ、んっ」
 淫らに悶える矢野ちゃんは光悦の表情をさせ、多分自分の陰部を弄っている。
 あまりの出来事にオレは動けないでいる。ヘタに動いたら足が矢野ちゃんを
 蹴ってしまうかもしれないこともあるが。
 しかしそんな頭で理解できない状況でも、オレの息子は過敏に反応をしていた。
 だって、こんな官能的な場面を見せつけられて、反応するなって言う方が無茶だ。
 不覚にもオレの息子はこれまでにないくらいの硬度を記録し、
 ズボンをパンパンに膨らまさせ、それだけならまだしも矢野ちゃんの目の前で……。
「お兄さんっ、お兄さんっ! お兄さんを下さいぃ……」
 しかもそんなことまで言い出すもんだから、目を閉じても(閉じないけど)意味が無い。
 力の入っていない身体を今まで支えていた手で、オレのズボンのチャックに
 手を伸ばし、下げていく。
 逃げようかと思うのだけど、甘い誘惑に俺の体は言うことは聞いてちゃくれない。
「お兄さんも、我慢、出来ないん、ですね」
 蜜の混ざり合う音と、矢野ちゃんの甘い誘惑をどうしても聞いてしまう。
 パンツの小窓(笑)から取り出された息子はとても元気ハツラツだった。
「初めて、本物見ました。思ってたより、とっても大きい」
 そう言って矢野ちゃんは小さい舌先でチロッと先端を舐めた。
「うあぁっ!」
 何とも言えぬ刺激が体中を電流となって駆け巡り、オレは大きく背を仰け反らせた。
「ちょっと、しょっぱいです。でも、そんなに、言うほど、イカの臭いは、
 しないんですね」

 そう言って二度三度と舐める。
 初めてだけあってぎこちなく、することも単調に舐めるだけだったが、
 そうされることすら初めてなオレにとっては十分な刺激には違いなかった。
「んっ、はぁ、んぁっ! ふわぁ、うふぅ、あ、チロ」
 矢野ちゃんは自分を慰めると共にオレの息子を一生懸命に舐める。
 なまじ知識だけはあるのか、少しずつ息子に顔を近づけていき、
 そして口に咥えてくれた。
「うっ!」
 温かくて柔らかい。快感以外何でもない気持ち良さ。適度な湿り気と、
 舌の動きが常に刺激を加える。
「はむ、んん、ちゅぅ、あむ、ん、ハァ、んく、あ、むぅ、ん〜」
 ゆっくりと上下運動し、わざとだとしか思えないのだが、吸い付いて
 くるとカリの裏や割れ目を舌先でなぞる。
「もっ、ダメだっ! で、出るっ!」
 頭の片隅で口に入れっぱなしはさすがにダメだと思い、腰を引いてなんとか
 口の中から息子を抜いた。
 もっともそれが最後のダメ押しの刺激となり、オレの息子は精液を噴いたのだが。
「あっ、うぅ、はああぁぁ!」
 それと同時に矢野ちゃんも絶頂を迎えたらしく、声を荒げてオレ同様にイッた。
 プシッという音だけが聞こえたが、相当量の愛液を噴いたらしく、絨毯の
 染みはより一層広がる。
 しかも口を開けていたので、矢野ちゃんの口の中にオレの精液が数滴入ってしまった。
 せっかくそれだけは回避しようとしたのに……。
「ん、ん、んくっ」
 さらによりにもよって矢野ちゃんはそれを呑んだ。

 あぁ、悲しきは男の性かな。
 その光景に興奮を覚え、オレの息子は一向に衰えを見せない。
 ははっ、タフだなこいつ。
 どうやらオレは頭がイカれてしまった気がする。
「思ってたより、味が無い、んですね。でもこれが、お兄さんの味……」
 感想をありがとう。でもそんな感想はあまり聞きたくなかったなぁ。
 味なんて多分どれも一緒だと思うんだけど……。
 意外にもオレの頭は冷静なのだろうか?
 そんなことを考える余裕(?)すらあった。
「お兄さん、まだ足りないです。まだ身体が、熱くて、疼きます」
 言いながら矢野ちゃんはズボンを脱ぎ、躊躇することなく水気を帯びたパンツを、
 オレの目の前で脱ぎ去った。
 柔らかそうな素足。筋肉質というわけではないけど、締まっている。
 全体的には真っ白な素肌が、今はピンク色に染まっていた。
 予想通りというか何と言うか、矢野ちゃんの内腿を愛液が伝っている。
「や、矢野ちゃん……」
 矢野ちゃんはベッドの上に上がってきた。
 これ以上無いくらいに矢野ちゃんの濡れた秘所が見える。
 きらきらと輝く陰毛は髪の毛と同じ金で、愛液で湿っているため
 必要以上に輝いて見えた。
 そして未だに秘所からはトローリと愛液が滴り、淵を通るだけじゃ
 処理しきれなくなっていて、そのまま割れ目から真下に糸を引きながら
 落ちている。
「あ、あの、やっぱりこっちの毛も金なんだ」
 場を紛らわすつもりで言ってみた。今更紛れるとは思わないが。
「あの、やっぱり、変、ですか?」
 やはり自分のは他人と違うと気付いていたらしい。

 さすがに本物は見たことはないが、写真や映像ではたくさん見たことはある。
 一応日本人は黒だった。実際にオレも黒いし。
 でも外人はきっと上下同じ色なんだろうし、矢野ちゃんも髪の毛は
 地毛だって言ってたし、だとすれば下が金でもおかしくないわけで。
「いや、変ってことは、な、無いけど」
 そう、変なのはこの空気。明らかに変だ。
「良かったぁ……」
 矢野ちゃんは本当に嬉しそうに微笑んだ。
 うぁ、キター―――(゚∀゚)―――!!
「お兄さん……」
「や、のちゃん……」
 矢野ちゃんはオレの上に来ると、ゆっくりと腰を下ろし始めた。
 くちゅ……。
 先端が筋に触れるだけでいやらしい音がした。
「あっ!」
 触れただけで矢野ちゃんは大きく反応を見せ、それからまたゆっくりと
 腰を下ろす。
「あ、あ、イタ、イィ……」
 おそらく指以外のものの侵入は初めてなのだろう。異物が入ろうとするのを
 一生懸命に締め付けて押し出そうとする。
 オレの先端が入っただけでとてつもない力で締め付けられた。
 グチュ……、クチャグチュ……。
 破瓜の痛みを我慢して、矢野ちゃんは腰を下ろすのを止めない。
 自分で焦らしているように、少しずつ入ると、抵抗自体が少なくなる。
「し、締め付けられるぅ……。矢野ちゃん、だい、じょうぶ?」
 オレの言葉など聞いていないようで、最後の痛みを堪えて、奥まで
 息子を咥えた。

 愛液が朱に染まり、ベッドのシーツを汚す。
「ああああぁぁぁぁっ!!!!」
 確実に痛みで悲鳴を上げる。
「や、矢野ちゃんっ!」
 オレは彼女の身体を抱き、動かぬように固定した。
 こういうのは慣れるまで待つといい、と本から得た知識だが、実際の所は
 痛いだけなのかもしれない。
 すると、突然矢野ちゃんが倒れ込んできた。それと同時に呼吸ができなくなる。
「んっ! ん、ちゅ、くちゅ、ちゅうぅ、はむ、んっ、くっ」
 オレの口の中で矢野ちゃんの舌が暴れた。
 チョコのおやつでも食べていたのか、ほんのりチョコ味の舌がオレの舌に
 からまってくる。
「やのっ、んんっ、ちゅぅ、ちゃん、ん、ん」
 こちらも負けじと舌を押し返し、矢野ちゃんの口内をくまなく舐めた。
 唾液の交換を交わし、ゆっくりと離れる。
「ん……」
 矢野ちゃんが離れ際、引いていた糸を舐め取る。
「もういいです。だいじょう、ぶです」
 腰を浮かせると、ギリギリまで抜いて、先端が抜けきる前に腰を一気に下ろす。
「うああ、あっ、ダメッ! イイッ、ハァ、んあ」
 そして矢野ちゃんは自ら腰を上下させ、オレの息子を幾度となく刺激する。
 腕をオレの首の後ろに回し、身体を密着させる。
 快感を求めるようにお互いの腰がぶつかり合い、肌と肌を打ちつける音と、
 グッチャグッチャと矢野ちゃんの蜜が膣内で混ざり合う音がした。
 時折濃厚なキスを交わし合う。
「矢野ちゃんの中、柔らかくてすげー気持ちいいっ!」

 最初の締め付けなど嘘のように、今度は欲するための締め付けをする。
 ひだが両脇を擦る度に身体が痺れる。
「お兄さんのっ、さっきよりも、ああっ、大きく、ん、なって、ふあぁ、
 私のぉ、奥までっ、届いてますぅっ!」
 矢野ちゃんの言う通りで、初めてで緊張していたのが薄まって、息子は
 さらに膨らみ、先端は壁に当たったのかコツコツと叩いていた。
 ジュブ、グチュ、ズブ、パンッ、ヌル、ニュルル……。
「んああ! わ、私イッちゃいます! あっ、あっ、はあぁ!!」
「オレもっ、ダメだ! 一回出したのに、また出るっ! うわっ!!」
 オレと矢野ちゃんはほとんど同時にイき、さらにオレは中出しまでしてしま

った。
「はぁ、はぁ、はぁ……」
 矢野ちゃんは俺の体にもたれかかり、肩で息をしている。胸が当たっていて、しかも柔らかい。
「ごめん、中に出しちゃった……」
「気に、しません、から……」
 嬉しいことを言ってくれる。と言いたいのだが、それはそれで如何なものだろうか?
 オレは彼女を身体を抱きしめた。
「矢野ちゃん……」
 と途中まで言おうとしたしたら、
「名前で呼んでください、シンジさん」
 と言われてしまい、困った。甘える仕草で、顔をオレの胸元にすり寄せる。
「う、うんアキちゃん」
 妙に照れくさい。きっと今のオレの顔はシている時よりも赤いに違いない。
「シンジさん……」
 懐かれてしまったようだ。
 ふぅ、どうでもいいがシーツ洗わなきゃだし、力尽きて小さくなっているとはいえ、
 まだ繋がっているし、あの二人はいつ帰ってくるんだって感じだし、
 今帰ってきても困るし、なんかアキちゃんが可愛いし。
 問題は後に回して、オレはアキちゃんをぎゅっと抱きしめた。

 その一部始終を見ている二組の瞳がドアの隙間にあった。
 コンビニ行く振りをして、実は戻ってきていたのだ。
「小宮山先生に貰ったこの薬、本当に強力みたいね」
 シンジのヘンタイな妹、カナミが声を小さくして言った。
「うん。これくらいの催淫剤をどうして持ってるのか気になるわ」
 その友達、ショウコが返す。
「「でもま、仲良くなったみたいで良かった良かった」」
 二人は声を揃えて隣の部屋に戻った。
 ついでにその日アキはその部屋に戻ってこなかったという。

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