作品名 作者名 カップリング
No Title セリカ氏 カナミ×シンジ

「お兄ちゃん、朝だよ。早く起きてよ〜」
今日は日曜日。いつものように全く起きる気配のないシンジを起こしにきていた。
しかしシンジは昨日借りてきたAVで深夜まで行為にふけっていた疲れで完全に熟睡している。
しかもよほど疲れて眠かったのか、それとも単に面倒だったのか、上はパジャマだが下はトランクス一丁だ。
「もう!こんな格好で寝てたら風邪ひくよ」
そんなことを言いながらも視線はバッチリと盛り上がっている股間に釘付けになっている。
そして閃いたように笑みをこぼすと
「今日なら何しても起きないかも…」
かすかに期待しながらトランクスをずらしていくと元気よくシンジのブツが飛び出してきた。
「うわぁ…」
ナマで初めて見る大人のそれに思わず感嘆の息がもれてしまう。
「お兄ちゃん…早く起きないと大変なことになっちゃうよ…」
もう完全に起こす気がない小声で囁きシンジのペニスに手を添え、舌を軽く這わせる。
エロ本やAVで勉強した舌使いで責めたてる。



しばらくするとシンジから喘ぎ声のようなものが聞こえてきた。
うめき声とも喘ぎ声ともとれるその声を頼りにシンジの敏感な場所を探すうちにシンジの肉棒はカナミの唾液まみれになりいやらしく光を反射している。
「ううっ…あうぅ」
「ここがいいの?お兄ちゃん」
快感に悶えているシンジにカナミは裏側をツツーっと舐め上げる。
「うあぁぁぁ…」
舐め上げた舌でそのまま亀頭を刺激し、もう出始めた我慢汁を舐めとる。
「うっ…!」
「お兄ちゃん、気持ちいい?もっとよくしてあげるからね」
そう言うとカナミは袋を口に含み口の中で転がしながら手で竿の部分をしごきはじめた。
「あうぅうぁぁ…」
カナミの処女とは思えないテクニックにシンジは悶絶し、ペニスは脈打ち始める。
「お兄ちゃんのおちんちん、どくんどくんいってるよ。もうイキそう?」
唾液をローション代わりにカナミはしごき上げている手の動きを速くしていく。



「おっ…おっ…おっ…おうぅ!」
シンジが快感に腰を浮かせ、袋がギュッと縮み上がったその瞬間
ドビュッビュッビュルッ
打ち上げたように精子が飛び散りカナミの顔や髪にも降りかかる。
「ああぁ〜。もったいない…」
カナミは恨めしそうに飛び散った精液を見たあと、恍惚の表情を浮かべて自分の顔にかかった精液を手で拭き取り飲んでいく。
「お兄ちゃんの熱くて苦い…」
ふと股間に視線を戻すと昨夜も出して、今もこれだけ出して、まだ足りないのかシンジのペニスは萎えずにまだそそりたっていた。
「お兄ちゃんったらまだ出し足りないの?」
嬉しそうに笑いながら口での奉仕を再開する。
シンジは喘ぎ声を上げて息を荒げながらもまだ起きない。
いや、ひょっとしたらもう起きてるかもしれない。



「じゃあ、今度はこうしてあげる」
カナミは尿道に舌をこじ入れるように動かし刺激を与えた。
「うぐぅ!」
声を荒げ一気に息をはきだすシンジに
「いいでしょ?何回でもイカせてあげる。」
舌をくねくねと動かし尿道をこじ開ける。
とめどなく溢れる先走り汁と唾液が混じりクチュクチュと淫猥な音を奏でる。
カナミの舌が動くたびにシンジの顔が快楽に歪んでいく。
シンジの絶頂が近いことがカナミにも見てとれた。
「いいよ、お兄ちゃんイッても。今度は全部飲んであげるから。」
「おっおっおっおっおっ…おおっ!」
一回目と同じく腰を浮かせてブリッジのような姿勢になっていく。
「んんぐぅ!」
絶頂を迎えたシンジのペニスは口内で暴れ勢いよく射精したため口で受けきれずまた顔にも浴びてしまう。



「私だけ見るのは不公平だから、私のも見せてあげる」
カナミはシンジの手をとり、自らの秘所へと持っていき自慰を始めた。
「うっ…んぅっ…お…お兄ちゃん…!」
シンジのほうを向いて見せるように股を開き、兄の指で花弁を奥まで見えるように広げ、膣をかきまわす。
十分に潤っていたそこはシンジの指で少し弄ぶだけでクチュクチュと音をたて始めた。
「お…お兄ちゃんのっ…指…でっぇぇぇ…」
兄の指で自慰。妄想でなく本当に兄の指に犯されているという事実がカナミの興奮と快楽をいっそう加速させていく。
「んっ…お兄ちゃんっ…お兄ちゃんっ!」
すでにベッドのシーツにシミを作るほどに愛液が溢れてもなお、新しく噴き出しが股間を濡らして行く。
「ああっ、お兄ちゃん…いいっ、いいよぉっ!」
絶叫し腰を突き出してカナミは絶頂まで登りつめた。



あまりに背徳的な快感にしばらく放心状態のカナミだったがようやく口をひらいた。
「…お兄ちゃん…ほんとはもう起きてるでしょ?」
しかし返事はない。本当に寝ているようにも見えるし狸寝入りにも見える。
「まあ、いいか。今度から休みの日はこうして起こしてあげるから楽しみにしててね」
そう言い残してカナミは階下へと降りていった。
シンジはその30分後にしんどそうに降りてきたという。

終わり

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