作品名 作者名 カップリング
NoTitle セリカ氏 アキ×シンジ

愛する彼と来る初めてのホテル、アキは緊張していた。
シャワーを浴びて、いよいよだと思うと余計落ち着かない。
シンジに告白してから付きあうこと3ヶ月。キスまではしてもそこからはなかなか進展しなかった。
しかし今日シンジが初めてホテルに誘ったのだ。
「ホテルに行かない?」
いかにも慣れていない誘い方だったが嬉しかった。
シンジが性に関して興味がある(早い話がエロイ)ことは知っていたし、それでもこの3ヶ月、何もないのはひょっとして自分に魅力が無いからではと薄々考えていたからだ。

覚悟を決めてバスタオルを巻いてシャワールームから出る。
シンジは椅子に座りながらもそわそわしている。どうやら彼も相当緊張しているようだ。
(どうしよう。このままベッドに行ったらいいのかな?でも、なんかこっちはやる気まんまんでやらしいと思われないかな。)
(やろうって言うのもおかしいよな。でも押し倒したりして嫌がられたら・・・・)
何をどうして、どんな事を言ったらいいのか共に初体験の2人にはわからず、ほんの一瞬、しかし本人達にとっては永遠とも思える沈黙が続く。
先に沈黙をやぶったのはシンジだった。
「キスしよっか………?」
「はい………」
2人は濃厚な口付けを交わしそのままシンジがアキをベッドに押し倒す。

押し倒した勢いでアキのバスタオルがはだけてその美しい体があらわになる。
「きれいだ」
長いキスを終えて大分余裕のでてきたシンジはアキの体を見て素直な感想を言う。
「そんなに………見ないでください……。恥ずかしい…………。」
恥ずかしがるアキをかわいく思いシンジはもう一度キスをし、そのまま首筋やうなじを口で、アキの豊満な胸を手で優しく愛撫してやる。
「ん………ふぁ………はぁ……」
今まで味わったことのない未知の感覚にアキは身をよじらせる。
そしてシンジの愛撫が乳首に及んだ時
「あッ!!」
一際大きな喘ぎ声をあげてピクッとアキは反応する。
「ここが感じるの?」
「んっ、あぁっ、んぁっ、ひぁッ!」
(胸の大きい子って胸はあんまり感じないって言うけどそうでもないのかな?)
などと呑気なことを考えながらシンジはアキの反応を楽しんでいた。

「はあ………はぁ………」
散々シンジに乳首をいじられ愛撫が終わったころにはアキは息も絶え絶えで顔は紅潮し、男っぽく見える普段とは別人のような色気を放っていた。
シンジはアキのあられもない姿を見て暴走しそうになるのを堪え、内股へとゆっくり手をのばす。
「い……嫌………」
アキが足を閉じようとに形だけのわずかな抵抗をする。
シンジはいきなり秘所にいかず足をさするようにし、優しくキスをしてアキが怯えないようにする。
アキの抵抗が弱くなるとゆっくりと秘所の周りを焦らすように触る。
そこはもう既にある程度湿っており濡れている。傷つけないよう恐る恐る指を一本入れてみる。
(うわっ。女の子のここって、こんなに柔らかいんだ。よく指入れるなら爪は深爪なぐらい切ったほうがいいって聞くけど本当だな。)

驚きながらも内側をこすったり少し押したりしてやる。
「はぁ………んっ………ぅん………………」
アキの内側はシンジの指を押しつぶそうとしているかのように締め付けている。
その時
「はぁん!!」
シンジの指がアキの一番敏感な部分を捉えた。それに気づいたシンジは当然のようにそこを責める。
「あぁン、い…やっ、はぁっ、ッダっメ、ひゃぅ!」
次々と与えられる快感にアキはもう殆んど何も考えられなくなっていった。
さらにシンジは親指で真珠をなでてやる。
「やっ!そこは……ダメッ、刺激が、強…すぎ、んあんっ!」
アキの声や反応の大きさに比例するかのように愛液は溢れ出てくる。
アキは自分の意識も視界も霞がかかってきたが、それさえもわからなくなっていた。

「あっ、はん、ん…ひゃっ、あぁん、はあぁッ!」
アキは意識も視界も真っ白になり大きく海老反りをしてオルガスムスを迎える。
「はぁ……はあ………はあ…………はぁ」
「大丈夫?」
シンジがあまりのことに心配して声をかけるがアキは意識が朦朧としてすぐには返事ができない。
「頭おかしくなって死んじゃうかと思いました。」
「続き………出来そう?やめとく?」
「やめないでください……やめたら嫌です…」
アキはまだ少し息が上がっているが、ある程度しっかりした口調で答える。
「じゃあ、挿れるよ」
アキは黙ってうなずく。

さっきまでの行為で秘所は十分すぎるほど濡れている。シンジのモノも突入準備は万全だ。
アキは僅かに震えている。
愛する人とひとつになれる幸福感と痛みへの恐怖感の混ざった複雑な気持ちがそうさせていた。
シンジはできる限り痛くないようにゆっくりと肉壁をかきわけていく。
(すっげー気持ちいい!)
アキの膣がきつく締め付けシンジのモノは暴発寸前だが奥まで到達する前に出たら話にならない。
「アキちゃん、大丈夫?」
必死に耐えて無事根元まで挿れてアキを気遣う。
「思ってた程じゃないけど……やっぱり…痛い」

口ではそう言っているが声はかなり辛そうだ。
シンジはしばらく動かずにアキにキスをした。そして頃合をみて
「動くよ……」
「はい………」
できるだけアキをいたわるように腰を動かすが自らの限界が近くなってくるにつれて自然と大きく腰が動く。
「んぐ………はぁ………あっ」
アキも最初程辛そうな表情を見せず少しずつ声が出始め、さっき登ったばかりの絶頂の階段を再び駆け上がって行く。
「うぁッ、ああんッ、ひぁっ、あ…あぁッ……ふぁッ、あッ、んぅッ、ぅあああッ!」
「うぅ……アキ………アキっ!」
「ひぁっ、シン…ジ…さん…んっ、ああぁっシンジさあぁん!」
2人は互いに相手の名前を叫び、それを合図とするかのように同時に果てた。

「ごめん、膣に出しちゃった。」
しばらくまともに行動できなかった2人だが、しばらくして回復するとシンジが申し訳なさそうに謝った。
アキは明るくいつもの笑顔で
「やっちゃたことは仕方ないですよ。それに今日は多分、安全日ですから……でも、もし出来ちゃったら責任とってくださいね。」
シンジは苦笑いしながらも「わかった」と約束する。
「シンジさん………」
アキは恥ずかしそうに頬を赤らめながら
「これからもいっぱいエッチしましょうね。」
その言葉を機に2人は二回戦に入っていった。

終わり

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