作品名 | 作者名 | カップリング |
No Title | 760氏 | --- |
ガチャリ! 不意に、アキの背後で鍵の閉まる音がした。 授業後の体育準備室。 当番であるアキが先に入り、手伝いで残ってくれたマナカが入った直後のことだった。 アキが振り向くと、マナカが扉を後ろ手に押さえてこちらを見ている。 「ど、どうしたの?マナカ…」 友の不可解な行動に戸惑うアキ。 「アキさん…いえ、アキ…」 アキの質問には答えずに、マナカは思い詰めた顔でゆっくりと近づいてくる。 いつもとは違うその様子に、アキは淡い怖れを抱いた。 やがて、マナカはアキの目の前に辿り着いた。 「…私…もう我慢できない!」 言うが早いか、マナカはアキをマットの上に押し倒した。 「やめてっ!こんなのおかしい…んうっ!」 アキの言葉を遮るように、マナカがアキの口を、自分の唇で塞いだ。 そして、無遠慮に舌を侵入させてくる。 「…んっ!…んっ!…んん…」 アキの抵抗も虚しく、アキの口の中で、アキの舌が、マナカの舌に絡め取られていった。 (続く)