作品名 作者名 カップリング
「マナカ愛猫編」 72氏 マナカ×シンジ

只今午後2時半。
起きたのが確か11時ごろだったから…
既に3時間以上このカッコというわけだ。
そう、下半身丸出しでベッドに縄で縛り付けられたこの情けない姿で。
カナミはさっき買い物に出かけてしまった。お前が出かけたら俺はトイレどうすんだ、とツッコんだら
「私が出かけてる間、コレつけとく?」
と、オムツ(コレもショーコちゃんからもらったらしい)をつけられそうになった。
流石にそれは勘弁してもらったが。
というか縄をはずしていけ。


しかし…悪夢だ。夢だと思いたい。
だがこの腕と足に食い込む縄の感覚が、俺にこれが現実であることを告げている。
妹に下半身をもてあそばれた上、そのまま放置され……。
正直直視したくない現実である。
そして、この状況に少し慣れ始めている自分が嫌になる。
このままだと…別の自分に目覚めてしまいそうだ。
…ておい。
…俺ってやっぱMなのか?
あー、カナミ早く帰ってきてくれ……。

まあこの情けないアホな姿を他人に見られていないのが唯一の救いか。
こんなカッコ他人に見られたら…俺死ぬな。

トットットッ……

誰かが階段を上がってくる音。
ん?カナミ帰ってきたのか?

コンコン……

カナミ?入っていいよ。そんでもって早くこの縄を…
「こんにちはお兄さん。マナカです。入りますよ…。」

……終わったな。俺。

…で。マナカちゃんは何をしに来たのかな?
ていうかカナミが家の鍵閉めてったはずなんだが。
「ああ、鍵ですか?鍵ならさっきカナミちゃんに借りました。」

……カナミ……。

俺がこんな姿でいるってこと忘れてんじゃないだろな?
…いや、わかっててわざとか…?
「あ、あとカナミちゃん遅くなるそうです。
私が代わりにお兄さんの世話を引き受けたので、
何でも言ってくださいね」
…じゃあ早く俺を自由の身にしてください。

「………」
…マナカちゃん聞いてる?
何でこっちの目を見ない。明らかに目線が俺の下半し…
…ちょっとどこ見てんだ。
「へえ…立派ですね、お兄さんの…」
やっぱり俺のムスコかあ!
今のこの状況で立派と言われてもたいしてうれしくねえ!

あ、やばい……改めてマナカちゃんに凝視されてると思うと…
「…あの…お兄さんの、大きくなってきてません?」
ああ、もう…収まれ俺のムスコよ。
だが、意思に反してますます立派になる…哀しき俺の下半身。
と。
マナカちゃんがこちらを向き、にっこりと笑う。
今まで見たことないとびきりの笑顔で。
嫌な予感が……。

「…じゃあ、私がヌイてあげますね。」
いや、やめて、そんなことしなくていいから……いやいいのか?
…いややっぱりやめてくれ!!

「遠慮しないでください、お兄さん。私にとっても、小説書くための勉強になりますし。」
そう言うとマナカちゃんは俺のムスコをそっとつかみ、自分の顔を近づけた。
ううっ、マナカちゃんの息がかかる…。
そして手でクチャクチャと俺のそれをいじりはじめた。
「『いきり立つシンジのイチモツを、マナカは恥ずかしがりながらそっと愛撫し始めた…』と。」
…マナカちゃん。何書いてんの?
「あ、コレですか?小説のネタです。やっぱり実践した経験はすぐ書き留めておかないと。」
…さいですか。
しかしこれはまずい。これはまずいぞシンジ。
こらえろ、こらえるんだシンジ。
必死の抵抗を試みる。

そして辛うじて耐え続けて五分。
「あの、お兄さん…気持ちよくないですか?」
いえ、十分気持ちいいんだけど…ねえ?
こんな状況で妹の同級生にイカされるってのもどうなんだろう?
と。
ふいにマナカちゃんの顔がしゅんとなる。
「…わかりました、お兄さん。」
そう言って俺のムスコから手を離すマナカちゃん。
おお、わかってくれたか。
「そうですね、私お兄さんのこと何にも考えてなかった…」
うん、そうだね。
「……やっぱり男の人はオプションが大切ですよね!」
……オプション?
そう言ってマナカちゃんはバッグの中を探り始めた。

ゴソゴソ……

「あ、コレです。」
それって……まさか。
おもむろにそれを装着すると……。



「どうですかにゃん?」



…………………………………
……どうって。
……ネコミミですか。ご丁寧にシッポまで……。

「これならお兄さんにも気持ちよくなってもらえるにゃん♪」
いや、俺そういう趣味じゃねえし。心なしか性格も変わってません?
…でもまあ、かわいいっちゃかわいいかも。
んなことを思った直後、俺の股間に再度襲い掛かるマナカちゃん。
「たっぷりと奉仕させていただくにゃん♪」
そういうと今度はいきなり俺のモノにしゃぶりつく。
さっきまでのマナカちゃんは俺のムスコをいじっていただけで、
なかなか口をつけようとはしていなかった。
ところが今は…これもネコミミのなせる業か…?
サオの裏スジ、先端と自在に動く舌先。
その一方で指先は俺の玉をこねくり回す。
「ウチのキンタマ……いや飼ってるネコの名前なんですけど…にゃん。
キンタマも玉遊びが大好きなんですにゃん。だから」
そう言いつつ、玉を舐め、口に含み。
明らかにこちらの反応を見つつ、楽しんでいる。
ううっ、カナミといい、一体どこでこんな知識身につけるんだ…。

「はむ…」
うおっ、今度は口の中に……
「うむ…ぷちゅ…ちゅぱ…」
口の中で舌が俺のムスコの先端をくすぐる。
そしてマナカちゃんは頭を前後に動かし、俺のモノをしごく。
温かいマナカちゃんの口の中。もう暴発寸前だ。
「ずちゅう…ぷちゃ……ひもちいいれすか、にゃん?」
さらに激しくなる責め。俺の目に夢中になって動くマナカちゃんの頭、そしてネコミミ、
そしてお尻からゆらゆら伸びるシッポが見え…次の瞬間。
ううっ!!
溜まりきっていた精がマナカちゃんの口の中で弾け飛ぶ。
そして勢いは止まらず。
口から飛び出た俺のモノは、残りの精をマナカちゃんの顔に思い切りぶちまけた。

「ふう、想像以上にスゴいですね。コレって。」
いつの間にかいつもの口調に戻ったマナカちゃん。
自分の顔と俺のムスコをティッシュできれいにふき取ってくれている。
だ、大丈夫?
「ええ、大丈夫ですよ。それよりもお兄さん、覚悟してくださいね♪」
……へ?
言うが早いか、マナカちゃんは再び俺のムスコにしゃぶりつく。
ええっ、ちょっと、もう何も出ないって……。
「大丈夫ですって、若いんですから。それにコレもありますし♪」
…何ですか、その見るからに怪しさ全開の薬は?
……へー、精力剤ですか。しかも超強力、小宮山先生お墨付きの……(泣)
「まだまだたっぷり時間はありますし。
じっくり研究させていただきます…にゃん♪」


……もう勘弁してくれ…………いやあ嗚呼あああぁぁぁあっ…………。

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