作品名 作者名 カップリング
カナミ看護編 72氏 カナミ×シンジ

……ん…もう朝か……。

よく寝たぁ…って俺昨日いつ寝たんだっけ……。

…そうだ。
いつもより気合を入れて挑んだ昨日の期末試験。
赤点取ったら卒業にひびくってんで、三日三晩ろくに寝ずに猛勉強したのがまずかった。
試験はなんとか無事終えることはできたが、おかげで体調を崩してしまった。
カナミに言われて一緒に医者行った後、そのままベッドに直行したんだっけ……。
……そういやテストも終わったってことで、今日カナミとどこか出かける約束してたよな……。
悪いことしたな、カナミに。結構楽しみにしてたもんな……。


……さて、トイレにでも………ん……?
………身体が動かない。



……あー、やっぱり相当疲れてんだなぁ。手も足もまったくうごかねえ。
まるで金縛りにあったみたいだ……ははは……。
……ははは。


ガチャッ。

「あ、お兄ちゃん起きた?」
ああ、おはようカナミ。
「大丈夫?今日は私がしっかり看病してあげるから、ゆっくり休んでね。」
……なあ、カナミ、ちょっといいか?
「ん?なあに?」


…とりあえずひとつツッコんでおきたいんだが。
なんで俺が縄でベッドに縛り付けられてんだ?

「…だってお医者さん言ってたじゃん。今日は絶対安静にしてなさいって」
うん、確かにベッドに縛りつけときゃ嫌でも絶対に安静だね…って何かが違う!!
ああ、もっとツッコミたいけど動けねえ…。しっかり両手両足固定しやがって……。
それと、なんですかそのカッコは?
「なにが?」
なにがじゃなくて……。何でナースのコスプレしてんだよ?
「…これ?この前ショーコちゃんにもらったの。彼氏とのプレイで使ってたけど、
もう飽きたっていうから。」
ショーコちゃんて、カナミの同級生だよな…まああえて詮索すまい。

…なあ、そんなことより俺、トイレに行きたいんだが。縄はずしてくれない?
「いいよ、そんな心配しなくて。
じゃーん、これがあるし」

…わぁ、満面の笑みでなに持ってんのかなあ?
…まさかそれはシビンですか?
「言ったでしょ、今日はしっかり看病するって……ねえ?(ペロリ)」
舌なめずりはやめてください、カナミさん。やっぱり今日出かけられなかったこと、恨んでます?

…やべ、ちょっともよおして来た。
「あ、おトイレ行きたくなりました?」
いえいえ、自分で行ってきますから、縄はずしてください。ホントお願いします。
「…じゃあ、採りますよー。」
って聞いちゃいねえし!

ゴソゴソ…

ちょ、ちょっと待て、勝手にズボンを、パンツを下ろすなぁーっ!…て動けねえし。
「わあ、元気にはなってないけどおっきいね…。じゃあ、出していいよー。」
出せるかい!!
「んー、でもちゃんと出すもの出さないと健康に悪いよ。」
妹の見ている前でできるほど俺の神経は図太くねえし。
「じゃあこうしようか。」

ギュッ…。

ああぁっっ!…、ってお前なにつかんでんだよ?
「コレ?」
指差すな!!
「じゃあ、サオ?」
そういう意味じゃなく!!なんでつかむのか理由を聞きてえんだよ!
「だって、牛のお乳も搾ったほうがよく出るじゃん?
コレもよく搾ればでるかなあって。」
だからって兄のサオを妹が搾るなんて聞いたことねえよ!!

「まあ、いいからいいから、ね?
昨日からずっと溜まってるんでしょ?早く出しちゃいなよ。」
よくねえし、その言い方はエロっぽいし。…まあ今の状況も似たようなもんか。
「それそれー。」
俺のサオをつかみ、楽しそうにいじり始めるカナミ。
手を上下にスライドさせたり、先っちょをいじったり…。
いったいどこで学んでんだ、その知識?
わ、お前上手……や、やめ……やべ、これ以上は勃っちまうって。
「わあ、さっきよりおっきくなってきたね……あと少しかな?」
一層激しさを増すカナミの責め。尿意とともにさらに立派になる俺のムスコ。
ああ。もうカナミはホント楽しそうだなあ…。なんだか涙が出てきた……。


あぁ、もう限界…シャレにならないって……。

こ、これ以上はや、やめ………あああああああああっ…………。

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