作品名 作者名 カップリング
No Title 拓弥氏 -

「井戸田、ただいま戻りました〜」

 レイ・プリンセス芸能事務所に、グラビア撮影を終えた新人アイドルユニット「トリプル・ブッキング」の三人を
それぞれ自宅まで送り届けたマネージャー――井戸田ヒロキが帰ってくると、一人事務仕事で残っていた
三瀬エリコが柔らかな笑顔で出迎えてくる。

「井戸田君お疲れ様、どう、あの娘たちのマネージャーは…少しは慣れた?」
「いやぁ、大変ですよ〜…もう、なんていうか…お守りでもしてる気分です」
「そんな事言って…折角可愛らしい女の子に囲まれて仕事が出来るんだから、もっと嬉しそうにしないと」
「あはは…でも俺、年下ってどうも興味ないですから…あの娘たちはみんな可愛いとは思いますけど、
恋愛の対象っていうよりは妹みたいなモンですし、言い方は悪いですけど、やっぱり…
大事な商品ですから」
「井戸田君って、見かけによらず結構マジメなのね」
「や、止めて下さいよ、そんな事…」

 からかうように話しかけてくるエリコに、ヒロキはどこかこそばゆいような居心地の悪さを感じながらも
この包容力とどこか少女の様な愛らしさがある、目の前の女性との他愛無い会話を何故か
中断させる気にはなれなかった。


「そういえば、シホを選んだのって三瀬さんなんですよね…どうしてアイツだったんですか?」
「…シホちゃんじゃ…ダメ?」
「あ、イヤ…そういう訳じゃないんですけど、どこか芸能人ずれしてるユーリやカルナと比べて
シホのヤツだけは素のままって感じがして…もちろん、素材としては十分可愛い娘だとは
思いますけど…」
「う〜ん、そう言われると困るんだけど…一言で言えば『シホちゃんが一番、アイドルになりたがってた』から…かな。」
「アイドルに…なりたがってた…?」
「そう、最終選考に選ばれるくらいの娘だったらもう、容姿とかスタイルとかはそれほど差は出ないから
私が見たのは本人の『やる気』と『自信』。その点ではシホちゃんは他の娘より特に目立ってたわ」
「まあ、確かにアイツは訳の分からない自信だけはあるな…」
「――でも、それってすごく大事な事なのよ。私はそうじゃなかったから…やっぱり、
シホちゃんのそういうところは、私…うらやましいと思う…」
「え…三瀬さん…?」
「私…こう見えても、昔はレッスン受けたりオーディション受けたりしてたのよ。
でも――結局ダメだったけど…『華が無い』『地味だ』とか言われて…」
「あ、すみません…」

 図らずともエリコの過去にうかつに触れてしまったことに、ヒロキは激しく自己嫌悪をいて
そんな申し訳なさそうな表情のヒロキに、いつもと変わらない柔和な笑顔でエリコが答える

「ううん、井戸田君が謝る事じゃないわよ。私自身が自分の可能性を信じてなかったから…
それに私、今はこうしてアイドルになった娘達をバックアップしていくのが楽しくて、
そうして支えてあげた娘達の人気がでていくのを見ると、自分の事のように嬉しくなるし」
「三瀬さん…」
「あは…ちょっと、恥ずかしいこと喋りすぎたわね。ゴメンね、井戸田君…変な話聞かせちゃって」
「いえ…俺、そんな事…」

 誤魔化すように照れ笑いを浮かべるエリコに、つられるようにヒロキの方も柄にも無いほど
顔を紅潮させてしまう。


「――…でも、三瀬さんには悪いですけど俺は、三瀬さんがアイドルになってなくて良かったですよ…」
「え…?」
「もし…三瀬さんがアイドルだったら、こうして触れることも出来ないじゃないですか」
「あ、ちょ…ちょっと、い、い…井戸田…君――ん…んん…」

 可能な限り力を入れないように…それでいて逃がさないように、ヒロキはエリコの華奢な身体を後ろから抱きしめ
そして突然の出来事にパニックになっているエリコの口紅を薄く引いた唇に、自信の唇をそっと重ねていく…

「――ん…う…ぷ、はぁ…――い、井戸田君…どうして…?」
「すみません。でも…三瀬さんにそれだけの魅力があるってことですよ。」
「私が…?も、もう…からかわないで、井戸田君って誰でもそんなこと言ってるんでしょう…」
「『自信が大事』って言ってた三瀬さんがそんなことじゃダメじゃないですか…そんな弱気な事を言う口は――
こうして…ふさいでしまいますね」
「――そんな…ん、んン…」

 非難がましく開こうとしたエリコの口をヒロキが再び塞ぐ。力なく抵抗していたエリコだったが
やがて…ぐったりと脱力し、熱っぽい視線をヒロキに向けている…

(うわっ、やっべえ…色っぽすぎるよ、三瀬さん…)

 口を半開きにして、目をトロンとさせたエリコの艶っぽい姿に、ヒロキはいよいよ男として
後戻りできない状態になっていた。

「三瀬さん…」
「――あっ…」

 ぐったりと脱力していたエリコを抱え上げ、そっとソファーまで運ぶと再び唇を重ね
そのまま――耳…首すじ…鎖骨へと、エリコの反応を確かめるようにキスの雨を降らせる。
 そうしている間にもヒロキは空いている手でエリコの胸のふくらみに手をやり、ゆっくりと
スーツとブラウスのボタンを外し、飾り気の無い下着に包まれた控えめなふくらみを露わにしていく…


「――あ…だ、だめっ…」
「三瀬さん、力抜いてください…そんなに緊張しないで――」
「そんなこと、言われても…」

 ヒロキの行動に対して強い抵抗は見せないものの、エリコは堅く目を閉ざし、身を縮みこませながら
小刻みに震えている…そんな不自然なくらいに緊張した様子にヒロキはまさかと思いつつも
「ある疑念」を口にする…

「あ、あの…三瀬さん。その…まさか…『初めて』なんてことは…」
「…」

 ヒロキの質問にエリコは薄く目を開き、恥ずかしそうに顔を赤らめながら、コクリとうなずく

(う・・・嘘だろおぉぉおぉぉぉ〜〜〜〜っ!!)

 まったく予想だにしていなかった事実に、今度はヒロキのほうがパニックに陥ってしまう。

(2×歳で処女なんて、それなんてエロゲー?)
(つーか、いまどきエロゲーでもそんな設定ねーよ!)
(うろたえない!ドイツ軍人(?)はうろたえない!!)

――そんなゴチャゴチャな思考状態で硬直しているヒロキの反応に対してエリコは――

「うっ…うぅ…」
「み、三瀬さん!?」
「うわあぁあぁぁ〜〜んっ!やっぱりこの歳まで経験が無いなんて、井戸田君…絶対
ヘンな女だって思ってる〜〜っ!」
(ええええぇえぇぇぇ〜〜〜〜っ!!?)


 突然スイッチが入ったかのように、大粒の涙を浮かべながら子供のように泣きじゃくり始めたエリコに
未だ混乱状態からさめていないヒロキだったが、それでも何とか気を取り直し宥めようとする。
『急に処女だと言われたので―』と某FWのように、絶好のチャンスを逃すつもりも当然無かった
なんといってもヒロキ自身が、臨戦態勢を保ったままなのである。

「お、落ち着いてください三瀬さん!そりゃあ、男だったらちょっと情け無いですけど
女の人ならそれなりに何とでも言い訳が立ちますし…」
「だって、しょうがないじゃない。大学までずぅ〜〜っと女子高で男の人と付き合ったことが
全然無かったんだし、就職したら就職したでずぅ〜〜っと事務仕事ばっかりでいい相手が
居なかったんだからぁあぁぁ―――っ!!」
「だ、大丈夫です!俺的には何も問題ありません…っていうかむしろ大歓迎です!だからとにかく
落ち着いてくださぁぁいっ!!」
「――――ッ!!?……」

 なかなか落ち着かないエリコに、ヒロキは最後の手段とばかりに三たびその唇を塞ぎ
今度は少し強めに身体を抱きしめる。

「――・・・」
「落ち着きました?」
「ご、ごめんなさい。私…」
「イヤ、三瀬さんが謝る事じゃないんですけど…それに、分かりますか?俺のコレ…もう
こんなになってるんですよ」
「あ、あの…コレって、その…井戸田君の―…よね?」
「さっきも言いましたけど、三瀬さんが魅力的だからですよ。一応言っておきますけど
『T・B』の娘たちじゃこんな風にはなりませんから、俺…だから三瀬さん、あんまり自分を卑下しないで下さい。」
「あ…ご、ごめんなさい…」

 そう言いながらも何処か済まなさそうにしているエリコに、ヒロキは苦笑しつつも
さっきの続きを再開する。


「あ…っ」
「大丈夫ですよ、力を抜いて…」
「う、うん…」

 腫れ物を扱うように丁寧にエリコの服を一枚ずつ脱がせていく…そして、ショーツ一枚だけになった姿を
改めて眺めてみて、その肌理の細かい白い肌とバランスの取れたプロポーションに、
それなりの経験を持っているヒロキも思わず感嘆のため息を漏らす。

(――にしても…コレだけの女性がよくもまあ、いままで手付かずでいたもんだ…)

 エリコの小ぶりな乳房を愛撫し、その中心部の淡いピンク色の突起を口に含みながら
ヒロキは素直にそう思っていた。

「んんっ!」

 ヒロキの愛撫にエリコの身体がピクンッと小さく跳ねる。そんな反応とツンと硬く尖った乳首を確認すると
今度はエリコの下半身に手を伸ばし、堅く閉ざしている両脚の――その中心部に指を差し入れ
ショーツ越しに花弁をなぞる…そして、じんわりと生温かい湿り気が指先から伝わってくる。

「…濡れてる…」
「や、やだ…」

 ヒロキのストレートな感想に、エリコは恥ずかしさのあまり両手で顔を覆い身体中を真っ赤にする
そんな年齢からすれば不似合いな初々しい態度も、今のエリコに関しては自然なものと感じられ
そんなエリコをヒロキは益々愛しく思いながらも、もっと恥ずかしがらせ…もっと苛めてみたい
そんな衝動を抑えきれず、やがて…エリコの秘部を覆っていた最後の一枚に手をかけると、
剥き下ろすように脱がせ、その両脚を抱え込むと、それまで誰の目にも晒したことの無い
処女の秘唇をのぞきこむ。


「あっ!?だ、だめ…見ないで…そんなところ…見ないで、井戸田君…」
「綺麗ですよ、三瀬さん…でも、イヤらしい汁でテカって、とってもエッチだ…」
「やだ…そんなこと…」

 傷つけないように、脅かさないようにエリコの秘唇のとば口をなぞるように愛撫し、
中の様子を確かめるように、そっと中指を潜り込ませていくと、そこはもうすっかりと蜜が溢れ
ヒロキの指の動きに合わせて、淫らな水音を奏で始めていた。

「ホラ、聞こえるでしょ?三瀬さん…アソコからクチュクチュって音を立ててるのが…」
「うう…井戸田君の意地悪…」

 非難の声を上げつつもエリコが感じていることはその全身の様子から伺えていたが、
同じ位にヒロキの方も、もう既に我慢の限界まで来ていた。
そして…ズボンの中で窮屈そうに膨れ上がらせていた自分自身のモノを取り出すと
エリコの手をとって、それを直に触らせる。

「ひゃっ!?」
「スゴイでしょ?ビクビクってなって…でもコレも三瀬さんのせいだから…」
「そ、そんな事言われても…」

 予想以上に熱く脈動するヒロキの分身、その独特の感触に思わず手を離すエリコだったが、
そんな反応にヒロキはもう我慢できないほど興奮し、緊張のあまり身を堅くしているエリコに覆いかぶさり
半ば強引に両脚を開かせると、その中心部にそそり立った分身をあてがう

「三瀬さん…いきますよ…」
「…あ…――い、井戸田…君…」
「なんですか…?」

 挿入の前に確認するようにエリコの顔を覗き込むヒロキだったが、正直なところ今この状況で
拒絶されても踏みとどまれる自信はなかったのだが、そんな微妙に複雑な表情を浮かべていたヒロキに対して
エリコは恥ずかしそうに、はにかんだ笑顔を浮かべながら――

「そ、その…優しくして…下さいね…」
(うわあぁあぁぁ〜〜〜〜み、三瀬さん…それ反則〜〜〜っ!!)


 男なら一度は言われてみたい嬉し恥ずかしい台詞に、思わずのけぞりそうになるヒロキだったが
何とかすんでで踏みとどまり、改めてエリコの顔を見つめながら、精一杯の真剣な顔で答える

「善処します…」
「うん…」
「じゃ…じゃあ、三瀬さん…」
「――ん、く…んっ…」

 無茶をすれば、そのまま壊れてしまいそうなエリコの身体に自らの分身をもぐりこませていく
その膣内は今までヒロキが相手をしてきたどの女性よりも狭く、まるでヒロキのモノを
押し返そうとしているかのように、きつく締め上げてくる。

「み…三瀬さん…ち、力…力抜いてください…」
「そ…そんなこと…言われても…どうすれば…」

 一応ヒロキのほうが経験者という事で気持ちの上では優位にあるはずだったのだが、
予想外の展開にヒロキのほうもどこか気が逸っていた所もあったのだが、何とか気持ちを落ち着かせると
エリコと半ばで繋がったまま、緊張をほぐすために、改めて指と舌で身体中を愛撫し始める
軽く唇を重ね舌を絡め、耳たぶを甘噛みし、首筋を舐め上げる。空いた手で胸を揉み、乳首を摘み
へそをなぞり、わき腹をつつく…
 そうしていく内にエリコの身体にも変化が訪れ、さっきまではあんなに拒んでいたヒロキの分身を
少しずつ受け入れ…そして――


「三瀬…さん…っ!」
「――ん…んんっ…!」

 ヒロキの分身がエリコの中の最も狭くなっていた部分を押し広げるように通り抜けた瞬間、
エリコの顔に苦悶の表情が浮かぶ…――が、それも一段落つくと、またいつものはにかんだ笑顔を浮かべ

「私…井戸田君と繋がってる?」
「はい…」

 深々と根元までエリコの中に入り込んだヒロキだったが、彼自身の方ももう既に限界まできており
エリコの身体を気遣いつつもゆっくりと腰を動かし、自身を昂らせていく…そして、それに応えるかの様に
エリコの身体の方もまた、ヒロキのひと突き毎に高みに上り詰めていた。元々それなりには、
自慰の経験はあったのと、肉体的には成熟していたことで、エリコの性感はいま急速に目覚め、
年相応の身体の成熟に追いつこうとしていた。

「井戸田…君…井戸田君…わたし…――」
「三瀬さん…おれも…もう…」
「「――んっ…くうぅっ!!―――……」」

 エリコの両脚がヒロキの腰を挟み、強く抱え込むような姿勢をとるのと同時にヒロキのほうも
エリコの最奥に向けて白濁色の情欲の塊を解き放つ。


「あ…熱…い…――井戸田君の――が…私の中に…」
「お、俺…つい…――すみません…」
「ううん、いいの…でも、ちょっと…その…後の始末をしたいから、後ろを向いてて欲しいんだけど…」
「あっ…す、すみませんっ」

 恥ずかしそうに告げられたエリコの言葉に、ヒロキはあわてて顔をそらすが、
好奇心と悪戯心から後ろを振り向くと――背中を向けたエリコが膝立ちのまま両足を広げ
秘唇から溢れてくる白濁液をティッシュでぬぐっている…そんなあられもないエリコの姿に
ヒロキは悪戯心と共に、股間をむくむくと膨らませ…

「…手伝いますよ、三瀬さん♪」
「えっ!?ちょ…ちょっと、井戸田君?…だ、だめぇっ!!」

 後ろからエリコを抱きかかえると、そのままティッシュを片手に尚も秘唇から溢れ出てくる
白濁液を拭い取っていく…そして、ティッシュにかすかに滲むピンク色のシミに、ヒロキは
改めて感嘆の溜息を漏らしていた…

(うわぁ…やっぱり初めてだったんだ…)
「うう…井戸田君のばかぁ…」
「あはは…」
(やべ…ちょっと悪戯が過ぎたか…でも――…)
「三瀬さん…やっぱり、ちょっと指だけじゃ上手くかき出せないんで…」
「えっ…?い、井戸田君っ!?」

 すっかり硬度を取り戻した分身で、再びエリコの秘唇を貫き…そして中をかき出すように腰を動かしていく…


「――んあ…だ、だめぇ…井戸田…君…ソコ…敏感になってる…の…」
「大丈夫です…今度はちゃんと外に出しますから…」
「そ、そうじゃなくって…――んっ…く…ふぁ…だめ…また…また来る…ん、あ…あ、
あ…あ…あ…あぁあぁぁぁ―――っ!!!」
「く、くうぅっ!」

 絶頂の余韻で既に敏感になっていた互いの粘膜は、僅かな刺激で再びあっという間に二人を
絶頂に突き上げてしまう。それでもヒロキは快楽の誘惑に身をゆだねる手前で何とか踏みとどまり、
エリコの膣肉が絶頂に収縮する寸前に分身を引き抜く。そしてほぼ同時にその先端から
二発目とは思えない程の量の白い砲弾が発射され、エリコの全身を白濁色に染めあげていた。

「エリコさん…」
「井戸田君…」

 ぐったりと、お互いに身体を預けあい…そして今日幾度目かの口付けを交わすと、
心地よい温もりの中に意識を沈めていく…


――翌朝

「しゃ、社長…どうしたんですか?」
「ニオイがする…」
「えっ…!?」
「三瀬から男のニオイがする…」
「えっ…えっ…!?」
「…井戸田ね…」

 エリコの変化を真っ先に…文字通り嗅ぎ当てた柏木レイコは、その矛先をヒロキに向けてくる。
その冷たい視線にじっと耐えながら『T・B』のスケジュールを確認していたヒロキだったが…

「井ぃ〜〜戸ぉ〜〜田ぁ〜〜…」
「は、はいっ!!」

 まるで地の底から甦った亡者の呪いの声のようなレイコの言葉に、ヒロキはまさに
金縛りにあったかの様に身体を硬直させてしまう。

「ウチの一番の癒し系アイドルに手ぇ出したからには、カクゴは出来てるんでしょ〜ねぇ〜…」
「は…はひ…」

 レイコの迫力に思わず情けないくらいに上ずった声をあげ、心臓がばくばくと高い音を
立てていくのをヒロキは実感していた。

「でも、ま…今アンタをクビにしたところでしょうがないから…とりあえず、三瀬にふさわしい
男になりなさい。そうすれば許してあげるわ」
「それは…も、もちろんです。言われなくても…」
「そう?でも、三瀬は安い女じゃないわよ〜今のアンタじゃとても釣り合い取れないくらいの…ね」
「それくらい…わかってます。まずは『T・B』の売り込みから…見てて下さい、社長」
「あ、あら…そう…フン、まあ頑張りなさい」
「はい。じゃあ、早速あいつら…迎えに行ってきます」

 颯爽と自分の受け持ちのアイドルを迎えに行こうと、事務所から出ようとしたヒロキに
エリコが恥ずかしそうに小声で話しかけてくる。

「頑張ってね、『ヒロキ』君…私、今晩もきっと遅くまで『残業』してるから…ね♪」
「は…はい!井戸田ヒロキ、いってきます!」

【END】

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