作品名 作者名 カップリング
『Mai Koike』 長時間座ってると腰にくるね氏 -

小池マイは気分を害されていた。
今や自分は、レイ・プリンセスの看板だ。
CMやドラマに積極的に出演し、グラビア雑誌にも何度も水着姿を載せている。
我が事務所の大きな収入源であると同時に、多大な影響力を持つ広告塔。
それが、小池マイというアイドルの筈だった。

そのアイドルのポスターに、あろう事か画鋲をさした後輩がいるという。
入ってきたばかりの中学生だそうだ。
名前は、飯田シホ。
別に矮小な恨みだとか、尊厳を傷つけられた事への敵意などではない。
ただ、今後はこういうオフザケはやめてもらわねばならない。
芸能界は縦社会であり、だからこそうまく機能しているのだ。
多少のイタズラなら、自分は我慢出来る。しかしこのイタズラ癖が、他の先輩達や
出版社、テレビ局などに及ぶと大変な事になる。
これは、自分さえ我慢すればそれで済むという問題ではないのだ。
心を鬼にして教育してやる事も、先輩としての務めだった。

聞けば、今回のイタズラに関して社長は特に咎めていないらしい。
事務所の不手際からトリプルブッキングしてしまった事で気分を損ねていたから、というのがその理由だそうな。
それ自体は確かに事務所の側に責任があるし、入ってきたばかりの新人だから、
いきなり厳しく叱るというのも酷なものだ。しかしだからと言って、誰も注意しないままではいけない。
あくまで「教育」であり、感情を面に出して怒るわけではない。冷静に諭すつもりだ。

続く


事務所の営業時間は終わった。今日の仕事は終わりだ。
噂の新人達とは、スケジュールの都合で中々顔をあわせられない。
しかし仕事が終われば別だ。
今日は自分もこの後の予定は無いし、新人達にもまだ特に仕事らしい仕事は無い時期だろう。
それに、あくまで一言二言注意するだけだ、時間はかからない。

事務所の営業時間が終了するのと、マイが歌のレッスンを終えたのとは、ほぼ同時だった。
社長と小田はそそくさと帰っていった。残りの雑務は三瀬さんと、新入社員の井戸田に任せるようだ。
井戸田が送迎する手筈になっているので、新人三人もまだ会社内に残っていた。
マイはこっそりと、井戸田と三瀬さんが残務処理をすすめている事務室を、入り口のドアから覗き見た。
「ごめんねーみんな、もう少しで終わるからさ」
井戸田が申し訳なさそうに謝る。仕事が多い事は井戸田のせいではないのだが、案外律儀な男だ。

「早くしろよーお前ー」
そんな井戸田に、無礼な言葉を浴びせる女の子の存在を、マイは確認した。
間違いない。履歴書で見たのと同じ顔だ。
飯田シホ。
先輩のポスターに画鋲をさすだけでもいけない事なのに、
自分のマネージャーに対して失礼な言葉を吐いてさえみせた。
何で社長はこれを咎めないの?
マイの中の正義感は先程までにも増して滾ってきた。

続く


もう勘弁ならない。
中学生新人アイドルというものは、日ごろマネージャーが
どれほど自分のために骨を折ってくれているか、全くわかっていない。
芸能界は広いから、中には、マネージャーに我侭をいうタレントだっている。
しかしそういった人達は、少なからずマネージャーを労うものだ。
大御所と呼ばれる人達なら、気前よく「これで良いもん食え」と言って万札を手渡したり
年始には若いアイドル達に「お年玉」と称して、一人ずつ丁寧に、現金のはいった封筒を渡す。
売れてしまえば誰でもある程度増長するのは仕方の無い事あd、芸能界は縦社会なのだから。
だが、その増長して周囲に我侭を言って困らせてしまう分を、彼らは日頃から補っているのだ。
お互いにサービスを交換していると言っても良い。

ところが、目の前のこの中学生はどうだ?
まだ殆ど稼いでいないではないか。増長するには早過ぎる。
ましてや、マネージャーに我侭を言ったところで、
それをカバー出来るサービスも、金も持ち合わせてはいまい。
勿論金で安易に貸し借りをチャラにしようという発想はよくないが、それでも
借りを無視して一方的に我侭を言うよりははるかにマシだ。
この女の子には、思っていたよりはるかに厳しい教育が必要なようだ。

続く


「ちょっと!そこのあなた」
マイは事務室の中に入っていった。
「……私?」
マイの視線を感じたシホは、呑気な表情で相手を見返した。
これから自分が叱られるなどとは、およそ予想出来ていないに違いない。
「あなたね、マネージャーさんは、あなた達のために日頃から頑張ってくれてるのよ?」
「それで?」
また思わずカチンとなりそうな言葉遣いだ。先輩に対して「それで?」だと?
しかしマイはこらえた。
「あなた、私は兎も角、井戸田さんに対してそんな尊大な口調は許さないわよ」
「マイちゃん、俺は別に……」焦った井戸田が、半ば苦笑いで仲裁にはいった。
「いいえ、これは今言っておかなければならない事です。年上の人に対する礼儀は基本です」

すぐ隣にいるしかめっ面の女子高生にも聞かせるつもりで言った。
今のところこの如月カルナに関しては悪い噂は聞かないが、それでも新人だ。
念を押す意味でも、この忠告は耳にいれておいた方が良い。
その更に隣には小学生がいたが、この顔は見覚えがある。栄光プロ出身の有銘ユーリだ。
彼女は赤ん坊の頃からこの世界にいて、下手をすれば自分よりも礼儀を心得ているかもしれない。
彼女に忠告を言って聞かせる必要は無かったが、同席してしまっている以上は仕方が無かった。

続く


「……あの、マイちゃん」
三瀬さんが口をひらいた。
「彼女には後で私の方からきつーく言っておきます。ただ……」
「ただ?」
「彼女も一応、普段から井戸田さんの労苦を労ってあげてはいるんですよ」
それは初耳だ。というより、意外だ。
実力も金も、恐らくはサービス精神すらも未だ持ち合わせていないようなこの女の子が
日頃マネージャーの労苦を労っていると言うのか?どうやって?

程なくして井戸田と三瀬さんは、ほぼ同時に仕事を終えた。
後はいつも通り、毎日の仕事終わりの恒例となった、アレをするだけだ。
そう、アレを……。

続く


飯田シホなる女の子が、どうやってマネージャーを労えるというのか。
自分が駆け出しの新人だった頃は、マネージャーに散々迷惑をかけてしまい、しかも
それを反省する事は出来ても、お礼やお詫びも満足に出来なかった。
何とか苦心して手作りのお弁当やセーターを用意し、プレゼントする事でしか、借りを返せなかった。

私が新人時代に、ある意味でもっとも苦労した事を、この中学生がどうやって……?
その事ばかり考え込んで、マイは気がつくと無言で部屋の隅に立ち尽くしていた。
そんなマイの存在を忘れているかのように、皆が席を立ち上がる。
「さて、と。それじゃあ、今日もマネージャーさんに感謝の気持ちをこめて♪」シホが言った。
「そうね、あまり遅くなると、家族が心配するかもしれないし、早めに済ませましょう」とカルナ。
「あ、ユーリちゃんは無理に参加しなくて良いのよ?まだ小学生なんだから」と言ったのは三瀬さん。
「いやぁ、いつも悪いね、本当に」井戸田が照れくさそうに頭をかく。

感謝の気持ちをこめて……?
一体彼女達は、これから何を始めようというのか。
今この場で出来る事となれば、手作り弁当やセーターなどではあるまい。
……肩揉み?……指圧?何にせよ、これは自分の後学のためにも有用だろう。
マイはその様子をじっと観察する事にした。

……が、それは許されなかった。
マイも参加するように、三瀬さんに言いつけられたのだ。

続く


当初、マイが部屋に入ってきた時から、三瀬さんは思考を巡らせていた。
いつも通りの日課をこなすのに、この子の存在は少々邪魔かもしれない。
正義感の強い子だから、これから起こる事を知ったら、まず看過してくれないだろう。
順当に考えれば、まずマイを帰宅させるべきだ。井戸田とトリキン三人は、井戸田の車で
一旦帰ったように見せかけて、すぐ戻ってくれば良い。帰ってくる頃にはマイはここにいない。
自分は、出入り口の点検などを済ませるという名目で、数分ほど会社内にとどまっていれば良い。
それで、いつも通りのメンツで、パーティをする事が出来る。

が、それはやはり危険な気がした。
先ず第一に、一旦車で会社を出た井戸田とトリキンが、またすぐに会社に戻ってくるのは、明らかにおかしい。
週刊誌にでも怪しまれてしまえば、致命傷になりかねない。
忘れ物を取りに戻るフリをするという作戦は、何度も使えるものではない。
その作戦は既に、初日の夜に使ってしまっている。
本来なら何も怪しい行動ではないが、何度も繰り返せば不審に思われても仕方が無い。
第二に、マイの方が、本当に忘れ物をして会社に取りに戻ってくる可能性だ。
以前のように会議室に鍵をかけて篭城し、声を潜めていればバレないかもしれないが、危険に違いはない。

抱き込んでしまう方が、結局は得策だと考えた。

続く


一体これから何をするっていうのかしら……
これから起こる事がわからないという不安と、日頃お世話になっている社員さんにお返しが出来るという期待。
先ずはシホがお手本を見せるというので、マイはドキドキしながらそれを見守った。
この子に芸能界の礼儀を教えるためにこの部屋に来たのに、逆に私が教えられるなんてね……。

だが次の瞬間、マイは度肝をヌかれた。
飯田シホはおもむろに服を脱ぎ始め、井戸田もズボンのチャックをおろしていた。
動転するマイを逃がすまいと、三瀬さんは部屋の鍵をカチャリと閉めた。
所詮開けようと思えばすぐに開けられるが、心理的効果は高い。
そうこうしている間にも、シホは下着を脱ぎ散らかし、とうとう一糸まとわぬ姿になった。
ゆっくりとしゃがんで井戸田のモノを口に含む。カルナ程上手ではないが、中々手際は心得ている。
毎日の奉仕の成果といったところか。

聡明なマイは全てを理解した。
彼女らの言う労いとは、こういう事か……!
だがそれは、本来あってはならぬ事だ。すぐにやめさせなければならない。
しかし、三瀬さんは先手を打ってきた。
「マイちゃんだって、出版社やテレビ局のお偉いさん達と寝て、仕事をとってきてるでしょう?」
「な……っ」
マイは絶句した。言い返そうと思ったが、相手は社員だ。事情はお見通しである。反論の余地は無い。
そして同時に、自分は今目の前で飯田シホが繰り広げているこの行為を、責められないと悟った。

続く


数分後。
シホは既に井戸田の机の上に倒れるように寝転がっていた。
肩で息をしており、アソコから流れ出した液体が、井戸田の椅子を汚していた。
中には出していない。初めて彼女達と行為に及んだ日以来、井戸田は常に
コンドームを5個は持ち歩くようにしていたのだ。
シホとカルナと三瀬さんで一回ずつ、多い時で誰かが二回相手してくれる事もあるので、、予備で更に二個だ。
今手持ちのコンドームはあと四個。
三瀬さんとカルナに一個ずつと、今日はあの売れっ子アイドル・マイちゃんも参加している。
ユーリに挿入するわけにはいかないので、いつものごとくユーリは観戦しているだけだ。
計算上はゴムが一個余る事になる。まぁ無駄遣いするのも勿体無いし、明日の分にとっておこうか。
そう井戸田が考えていると、カルナがいつものごとくしかめっ面で口を開いた。
「私今日大丈夫な日ですから、ゴムつけなくても良いですよ」

それは井戸田にとって素晴らしかった。
少なくともカルナに関しては、今日はゴムの残り数を気にする事なく何発でも出せるのだ。
となると、残りは三瀬さんとマイちゃん。その二人に、ゴムを二つずつ使える事になる。
豪勢ではないか。井戸田は、明日の分のゴムをとっておくなどという選択肢を頭から消した。

続く


「あんっ!あっあぁっ……アッー!」
売れっ子アイドルのマンコに挿入された井戸田のモノは、激しくピストン運動を続けた。
体で仕事をとってくる事に慣れているマイは、体中が開発されているため、一際敏感だった。
理性のとんだマイは、井戸田の上にまたがって腰を上下させている。
豊満な乳房がタプタプと揺れ動くのを見て、ユーリはその胸が羨ましいと思った。
自分もいつか大人のおっぱいになれると良いなぁ……といった具合だ。

意識の回復してきたシホが、机の上からシャーペンを持ち出した。
何をするのかと思って見ていると、シホはそのペン先でマイの乳首の先端を軽くつつき始めた。
「や……はぁ……何……あぁ、するのぉ……?……んっ」
「いやーほら、私あなたのポスターに画鋲さしちゃったじゃん?」
「それでふと思いついたわけ。まぁ本当に画鋲をさすわけにはいかないけど、これなら……」
シホはなおも、ペン先でマイをいじめ続けた。
しばらくすると飽きたのか、机の上の他の文房具を物色しはじめた。
すると、羽箒を見つけた。消しゴムのカスを落とすのに使うのだろう。
シホはそれを持ち出すと、マイの胸をさわさわと弄り始めた。
「ひやぁあっ!いっ……ぁはぁっ!ら、らめぇえ……」
普段から歌の練習で鍛えられているマイの軽やかの喘ぎ声が室内に響いた。
「不思議ですねぇ。マイちゃんもいつものシホちゃんみたいに、かんでる」
無邪気なユーリは羽箒で攻める事を、「プレイ」の一種というよりは子供イタズラのように捉えていた。

続く


三瀬さんは見ているだけに耐えられず、オナニーを始めた。
カルナは親切心でそれを手伝おうかと思ったが、見ている方が面白そうなので放置しておく事にした。
元々セックスにそれ程乗り気でないカルナは、中出しを許可したとは言え、
しないで済むなら別にそれはそれで構わなかった。ユーリと一緒に並んで観戦を続けた。

シホはマイとディープキスを交わしながら、丹念にマイの胸と陰核をいじっていた。
井戸田のモノにアソコを貫かれ、シホの指にクリを転がされる。
折り重なった快感は奔流となってマイの体を駆け巡り、マイを殊更淫らにしていった。
今まで仕事のために体を売る事はあったし、多少気持ち良くもあったが、本心では
「仕方が無いから」我慢して相手に体を預けていたに過ぎなかった。
だが今マイは、自ら望んで二人に体を預けていた。
やがて井戸田とマイは同時に果て、三瀬さんもタイミングを合わせて絶頂を迎えた。

続く


自分がしている時はあまり意識しないが、冷静に他人のセックスを見ていると、
普段自分は、周囲からこんな風に見えているのだなと、カルナは冷静に分析した。
ともあれ、今日は自分は何もしないで済むようだから、まぁ悪くはない。

……などという甘い考えを、井戸田が許す筈が無かった。
せっかく中出しが許可されているのだから、井戸田がそれを逃すわけがない。
まだまだ元気なモノをそそり立たせ、井戸田はカルナの方に向き返った。
カルナは仕方なく妥協しつつも、半分は喜んでいた。
いそいそと服を脱ぎ、下着も脱ごうとした瞬間、シホがハサミを持ち出してきた。
シホはそのハサミを井戸田に手渡し「こっちの方が燃えるでしょ?」とイタズラっぽく笑った。
「……この下着、気に入ってるんだけど」
しかしカルナのその言葉を井戸田は無視した。
強引に机の上にカルナを押し倒し、ハサミで下着をジョキジョキと切り落とし始めた。

「あぁっ!あ、だめ、あぁ!ひぃいん!ひゃ、やだ、やだぁ……」
普段のカルナからは想像も出来ない程の甘い声が、やがて室内に響き始めた。
パンッ、パンッと腰を打ち付ける音が、羞恥心を煽り続ける。
やがてカルナはイってしまった。が、井戸田はなおも腰を振り続けた。
「や、らめてぇぇ……イったばっかりらからぁ……」
涙と涎を垂れ流し続けるカルナの懇願をよそに、井戸田は突き続けた。
井戸田自身、既に一度イっているのだが、動きをやめようとは思わなかった。
「せっかくの中出しだ、カルナの気が違ってしまうまで続けてやる……」
既にカルナのアソコからは、マン汁と精液がボタボタと床に零れ落ちている。
三瀬さんはそれを、犬のように這いつくばって舌でピチャピチャと舐め続けていた。

続く


シホとマイは、最初のワダカマリなど無かったかのように、仲良くキスを続けていた。
ユーリが、仲間にいれてほしそうに二人に顔を近づける。
二人は一旦唇と離すと、そのままユーリの唇に、それぞれの唇を近づけた。
むさぼるように交互にユーリに口付けし、強く抱き合う。
幸せそうに笑うユーリを見て、二人は共通の妹もった姉妹のような感覚になった。
ユーリを挟んで向かい合って座り込み、二人でユーリの首や頬や唇と舐めまわした。
くすぐったそうに悶えるユーリの腰の下では、マイの手がシホのアソコを、シホの手がマイのアソコを弄んでいた。

一方の井戸田は、もう三発程カルナの中に出してご満悦で、次に三瀬さんを相手にしていた。
ゴムをつけようと思ったが、先程既に四個ともマイに使ってしまっていた。
我に返ってみると、凄まじい。カルナへの中出しとシホの分も含めると、
ほんの一時間ほどで八発も発射している事になる。さすがにもう三発目あたりから精液は薄まっていたが。
兎も角これなら、暴発の危険性は格段に低くなっているし、生でも構わないだろう。
井戸田は遠慮なく三瀬のアソコに挿入した。
三瀬さんは我を忘れて床の精液を舐め続けていたので、そのまま三瀬さんの腰をとって
自分は膝立ちのまま、三瀬さんの腰を宙に浮かせて挿入した。
三瀬さんはなおも顔を床にこすり合わせて精液をむさぼっている。
眼鏡のレンズに傷がつかないか心配だ。

続く

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