作品名 |
作者名 |
カップリング |
「性闘士マサヒコ ファイナルバトル 未来へと続く道」 |
そら氏 |
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時は流れて小久保マサヒコ、高校3年の3月・・・今自分の部屋には5人の女性がいる。
これから自分は限界の向こうへ行く。いつかの願い・・・未来のために・・・
「さぁて、そろそろ本題に入ろうかね。」
リョーコが軽く伸びをしてから言う。本題、それは今マサの部屋にみんなが集まっている事だ。
「この春、マサは高校を卒業しました。そして立派にセイント協会に就職を決めました。はい、おめでとう。」
パチパチと拍手が漏れる。マサヒコはただ静かに話を聴いているだけだ。
「知っての通り、セイント協会の給料は破格だ。これは天性の才能を持った人間した就職できないからな。
そして給料が破格の理由・・・それはト全法の根本にある。もとは少子高齢化対策に打ち出されたわけだ。」
リョーコがスラスラと説明口調で話していく。みんなそれを黙って聞いている。
「つまり、破格の給料は重婚等によって多くの子供が生まれても養えるようにだ。もっとも、この面子なら
セイント協会の人間じゃなくても十分資産能力は高いけどな。」
ここの面子。アイ、リョーコ、ミサキ、アヤナ、リンコの5人だ。アイは教師をやっているし、リョーコはセイント協会
の大幹部だ。ミサキ、アヤナ、リンコはそれぞれ大学や専門に進学するが将来的に飛躍するのは
目に見えている。どれだけ子供作っても養育費には困らないだろう。
「重婚の条件の資産能力。これはあんたは間違いなくクリアだ。妻達の関係も良好。法律で定められた
重婚の条件はあんたは満たしている。さて、じゃあ何が問題か・・・」
リョーコの言うとおりト全法に定められている法律上はマサヒコと5人の重婚は何の問題もない。
もし、これが他の者だと資産能力で認められない場合が多い。子供を作るのは結構だが、それを育てられ
なければ国としても困るからだ。また、妻同士の関係も重要だ。険悪化して離婚となれば、母子家庭になる事
が多く、生活保護に使う金が驚異的に増加も見込まれる。これもやはり、国的には不味いのだ。
つまり、重婚は可能ではあるが条件が比較的厳しいので実際はそんなに居ないのが実情でもあった。
「私達は我侭でな・・・毎日愛してもらいたいんだ。他のトコでは曜日を決めたりしているらしいが
そんなん邪道。もし私達と結婚したいならあんたは毎日5人の女を満足させなければならない。」
マサヒコがゴクリと唾をのむ。今まで一日に複数人相手はザラにしてきた・・・しかし、それが毎日になるのだ。
「もし、それができないなら・・・あんたは他の誰かと結婚しないさい。私達は5人一緒じゃないとマサとは
結婚しないと合意の上で結論を出してるんだ。」
マサヒコは5人の顔を見渡す。それぞれが真剣な顔つきでマサヒコを見ていた。
「いつまでもみんなと一緒にいれたらいいなって・・・」昔、マサヒコが望んだ事。その夢がいま実現しようと
している。しかし、そのハードルは一般人はおろか並のセイントですら不可能な高さだ。
生理は除くとしても毎日複数人を相手しなければならないからだ。現にこのような重婚により
腹上死したセイントもいる。マサヒコだって生きていられるとは限らない。だが・・・マサヒコの覚悟は決まっていた。
「俺・・・中学のときいつまでもみんなと一緒にいれたらいいなって・・・思ってたんです。そして、それが今
叶おうとしている・・・やってやろうじゃないですか。」
マサヒコの目に闘志がやどる。リョーコはニヤリと笑った。
「口だけならいくらでも言える・・・ここで実戦といこうじゃないか。逃げるなら今のうちだけど?」
「逃げる・・・?冗談はよしてくださいよ・・・戦いはすでに始まってる。ここはすでに戦場ですよ?」
バッとマサヒコが動く。一番初めに襲い掛かったのはミサキだった。
「ひゃ・・マサちゃ・・・んんっ・・・」
ミサキの口の中に下を捻じ込む。ミサキも油断していたのだろうか。あっという間にマウントポジションを取られる。
「うんうん、その意気や良し。じゃあ、私たちも時間つぶしと行こうかしらね〜。」
リョーコが横にいたアイにキスをする。
「ふえ!?・・・ん・・・はぁ・・・」
不意打ちににっくちした顔をしたアイだったが、徐々に目付きがトロンとしてくる。
「と、言うわけで私はアヤナちゃんね〜。」
リンコがアヤナに飛び掛る。軽くキスをした後首筋に下を這わせていく。
「ちょっと、的山さ・・・ん・・ひゃうん・・・・」
アヤナもリンコの襲撃に侵されていた。ここに決戦の火蓋は切られたのである。
「あぁん・・・マサ・・・ちゃぁ・・・ん・・・はぁ・・・」
マサヒコはミサキの上着とブラを脱がしすでに胸への愛撫を行っていた。そういえば心なしか普通くらいには
大きくなった・・・・と思う。確信はできない。チュッパチュッパと音を立てながら乳首を吸い上げる。
吸い上げるとミサキの体も少し上にあがる。それを合図にお腹を撫で回しながらミニスカートの中に手を入れる。
「ん・・・あん・・・マサちゃん・・・もっとして・・・」
ミサキのショーツはすでに染みを作っていた。マサヒコが割れ目をなぞるとドンドン染みが広がっていく。
「ミサキ、かなりエロくなったよな。」
ショーツを下ろしながらマサヒコが言う。ミサキは顔を赤らめながらも言う。
「ん・・はぅ・・だってぇ・・・気持ちいい・・から・・・マサちゃん・・・エッチなコ・・・嫌い・・・?」
ミサキの目がウルウルしている。マサヒコはミサキに軽くキスをすると
「そんな事ないさ。エッチなコは大好きだよ。」
と言い、ミサキの割れ目に指を2本いれる。中はすでに愛液に満たされておりグチョグチョだ。マサヒコが
指を出し入れするだけで愛液があふれ出てくる。溢れた液はミサキのお尻を伝ってベッドのシーツへ。
「初っ端ぁらいくか・・・・ペガサス流星指マン!!」
最早お馴染みとなった技。激しい指のピストン運動により相手に強烈なダメージを与える。
「はぁ・・あん!あん!あん!・・んん・・いいよぉ・・もっと・・はぁ」
ミサキのヴァギナからどんどん愛液が出て行く。その勢いは止まらない。ミサキのお腹が呼吸により激しく
動き、体が弓反りになっていく。
「は・・いく・・・いっちゃうう・・・あああんん!!」
ミサキは強く体を強張らせるとぐったりとベッドに倒れこんだ。
「ありゃ、ミサキちゃんいっちゃった?じゃ、次は私〜。」
アヤナの胸をしゃぶっていたリンコがぴょんとマサヒコの前に飛んでくる。サッとズボンとトランクスを脱がすと
エクスカリバーにむしゃぶりついた。
「ぐぅ・・はぁ・・・的山・・・先生より上手くなったんじゃないか・・??うぅ・・」
エクスカリバーが一気に最大限に膨張する。その輝きは今も衰えてはいない。
「ジュプジュプ・・・ん・・そうかな?毎日しゃぶってるしね〜。」
ぺロっと舌を出してテヘヘと笑うリンコ。丁寧に刀身を舐めていく。手は玉袋をアクセントをつけて揉んでいる。
「聞き捨てならないわね〜。じゃあ同時に味わうか?」
存分にアイで遊んだのかリョーコが乱入してくる。リンコが半分場所を空けるとマサヒコのエクスカリバーを舐め
はじめる。ちなみに、アイはすでに全裸でぐったりしている。
「うあ!!何て合体攻撃だ・・・舌業の的山と最強セイントのフェラ・・・ぐう・・・」
リンコとリョーコのフェラは実に息があっていた。リョーコが刀身を攻撃している時はリンコが玉を舐める。
その逆もしかり。マサヒコにしてみれば常に性感帯を攻撃されていて堪ったものではない。
「うあ・・・出る!!出る出る!!」
マサヒコの腰が一瞬引ける。しゃぶっていたリョーコが顔を離すとその瞬間リンコとリョーコの顔に精液が
降り注いだ。ばっちり眼鏡にもかかっている。
「お、出る出る。いや〜、セイジが枯れちゃったからこんなイキいいの久々だね〜♪」
やれやれと眼鏡を取りながらリョーコが言う。お気の毒かな豊田セイジ。
一方リンコは眼鏡をかけたままで精液にまみれたエクスカリバーを再び咥えだす。
本当にしゃぶるのが好きなようだ。マサヒコは自身が回復したのが分かるとリンコを押し倒した。
「わ・・・小久保君強引だね〜。」
何故だかニコニコ笑っているリンコ。マサヒコはリンコのショートパンツとショーツを取るとそのまま挿入した。
リンコの膣がマサヒコのエクスカリバーを包む。
「は・・ん・・・さっき出したのにこの硬さ・・・やっぱりセイントはすごぉい・・・」
マサヒコが突くたびにズリュズリュと音がする。リョーコはニヤニヤしながら今度はアヤナを玩具にしだした。
「さぁて、アヤナ。出番まで私と遊ぼうかね〜・・・あんたまた胸大きくなったんじゃない?」
リョーコがアヤナの胸を揉みながら率直に感想を述べる。
「はっぁあん・・・そんな事ない・・です・・ん・・・」
マサヒコとそれなりにセックスはしているが、この面子ではまだまだレベルの低いアヤナ。
「う〜ん、ちょっと羨ましいかも・・・先輩!私にも揉ませてください。」
くたばっていたアイが復活。アヤナの胸に襲い掛かった。
「ひゃ・・・濱中先生までぇ・・あうぅん・・・」
「ひゃぁ・・・本当だ、凄いなぁ〜。柔らかいし、弾力があるし・・・う〜む・・・」
アイがアヤナの胸を弄くる。それを見ながらリョーコはバッグから凶器をとりだす。
「アイ、そのままアヤナと遊んでなさい。んじゃ、アヤナちゃん、多分バイブ処女かんつ〜。」
リョーコの凶器はバイブ。結構な大きさだがマサヒコには十分劣る。問題ないだろう。
「はぁ!!!あん!!な・・なんです・・か・・・?はぅ・・・あん・・・・」
アヤナはアイに上体を押さえられていて自分の下半身を何が攻撃しているのかが分からない。
それがある種の目隠しプレイとなって興奮を駆り立てた。
「おー、アヤナはまだまだ綺麗ねぇ〜。アイもだけど♪おりゃ!」
右手でアヤナにバイブを出し入れしながら左手はなんとアイへ。バイブ2刀流だ。
「へ・・はぁ・・先輩!?何で・・・あうん・・・」
「ん?いや楽しそうだし。いいじゃん、ここは戦場。敵も味方もないのさ。そ〜れっと!」
両腕をフルに使いアヤナとアイに快感を与えていくリョーコ。器用にもただ出し入れするだけじゃなく
小刻みに振動させたり芸が細かい。
「さぁて、そろそろあっちも終わるかね〜?」
リョーコの視線の先には今にも発射しそうな腰の速度のマサヒコだ。
「はぁ・・く・・・的山!出すぞ!!」
「あん!はぁう!・・んんん・・いいよ・・・きてぇ・・きてぇ・・・ああん!!」
マサヒコはそのままリンコの中へ精液を吐き出した。エクスカリバーを抜くとドロリと精液は溢れてくる。
マサヒコは横に目を向ける。ミサキはまだぐったりしたままだ。アイとアヤナはリョーコに遊ばれている。
戦術判断は大事だ。無駄に発射すればマサヒコの生命力は衰えていくだろう。いかに的確に
無駄なくイカせて満足させるか。それは今後の課題でもある。
「・・・中村先生、若田部かりますね。」
リョーコからバイブ攻めにあっていたアヤナを奪う。リョーコはご自由に〜って感じだ。
「若田部、大丈夫か?」
少々グッタリしていたアヤナにキスをするマサヒコ。アヤナは小さくコクンと頷いた。
それを見て再びキスをする。長く、長く、ネットリと。マサヒコは知っている。ひたすら快感を求める
リョーコとリンコ。そしてアヤナ、アイ、ミサキは比較的ムードだけでも快感を得るタイプということを。
特にアヤナは一番ピュアと言ってもいい。抱き合ってキスするだけでもかなりの効果が得られる。
「ん・・・マサ・・・くん・・・もっと・・・欲しい・・・」
どれだけ抱き合ってキスをして体を重ねていたろうか。アヤナの方からおねだりがくる。マサヒコは待ってましたと
ばかりにアヤナにエクスカリバーを挿入した。
「あああ・・・深い・・よぉ・・・んん・・・」
マサヒコが一度突くだけで大きな吐息が漏れる。マサヒコはしつこいくらいにキスをしながら腰を動かし始める。
アヤナの膣がエクスカリバーを締め付ける。マサヒコ専用といってもいいアヤナのソレは最大級の快感を与える。
「アヤナ・・・アヤナ・・・好き・・・だぞ・・・」
顔を近づけ耳元で囁く。アヤナはマサヒコの体を精一杯手を伸ばして抱きしめる。
密着した体。マサヒコの胸にアヤナの胸が当たる。感覚だけでその弾力が伝わってくる。
マサヒコもアヤナの背中に手を回すと腰の速度を速めた。
「あん・・はぁ・・んんんん・・・私・・・も好き・・・はぁ・・・もう・・・ああん・・・変になっちゃうよぉ・・・」
マサヒコは激しく腰を打ち付ける。パンパンと音がする。
「はぁ・・・アヤナ・・・俺もう・・・あ!イク・・・!!!」
マサヒコは最後に強く突くとそのまま精液を発射した。出された精液はアヤナの膣内を満たしていく。
「ん・・はぁ・・・はぁ・・・マサ君・・・・好き・・・」
アヤナはそう言うと目を瞑った。アヤナは完全に攻略した。マサヒコの次の目標、それはミサキだ。
さっきは手だけだが今度は体の芯からイカせる。
「・・・マサちゃん・・・んん・・・はぁ・・・」
まずはミサキにキスをする。ミサキも積極的に舌を絡めてくる。
「ん・・・ミサキ・・・これが欲しいんだろ?」
舌を離すと唾液が滴り落ちる。そのままミサキの顔の前にエクスカリバーを向ける。
ミサキは頷くとエクスカリバーを舐め始める。リョーコやリンコほどのテクはないが、一番マサヒコを知り尽くしてる
彼女だ。マサヒコがドコが一番感じるかは分かりきっている。正確にツボを抑えたフェラだ。
「うあ・・・ミサキ本当上手くなったよな・・・もうこんなだよ・・・」
すでに3回発射していたマサヒコのエクスカリバーもすでにギンギンだ。ミサキはツツーっと刀身を舌で舐め上げ
上目遣いをしながら口元を前後させる。プチュ・・・チュポと小さいながら音もたてる。
マサヒコはミサキの口からエクスカリバーを抜くとミサキのヴァギナにソレをあてがった。
「ん・・・はぁ・・・気持ちいいよ・・・マサちゃん・・・あん・・・」
ミサキの手がマサヒコの背中に回る。そのまま引き寄せられてキスをする。
「ん・・・若田部さんだけズルイよぉ・・・私も引っ付いてたいから・・あんん・・・・」
さっきのアヤナとの交わりを見ていたのか対抗心むき出しなミサキ。マサヒコは軽く笑うと腰を早める。
「ほら、ミサキ・・・今度は自分で動いてみ?」
しばらく正常位でついていたマサヒコが動きを止めてミサキを持ち上げる。そのままマサヒコが寝転び
騎乗位完成だ。ミサキは腰を前後させて快感を求めだす。
「あん・・ここ・・・気持ちいいよ・・・はぁ・・んん・・・」
ミサキの腰の動きが徐々に激しくなっていく。ふと、マサヒコは下半身に違和感を感じる。
「ふっふっふ〜、どうかなマサ〜?私のテクは舌だけじゃねぇぞ〜?」
どうやらリョーコが玉袋とアナルを刺激しているようだ。急速にマサヒコの快感が強まっていく。
「く・・・やばい、予定より・・・うおっ!?」
ふと、マサヒコの顔面に去来した穴。果たしてその正体は・・・
「ん・・マサヒコ君全然構ってくれないから・・・私からしちゃうもん。」
少々顔を膨らませてマサヒコの顔に腰を下ろしたのはアイだった。
「はっはっは、顔面騎乗位とはアイもやるわね〜。ほれどうだ、マサ?気持ちいいだろ?」
「はぁ・・マサ君のが・・・とっても奥まで来てるぅ・・・ああん・・・はぁあ・・・」
「ん・・・マサヒコ君の舌が私の中を這いずり回ってるよぉ・・・・気持ち・・いい・・あん・・」
恐らく正念場だろう。マサヒコが導き出した勝利の方程式は如何なるものだろうか。
マサヒコはアイを顔に乗せたまま上手く下半身だけを突き上げ始めた。これによりミサキを先にイカせつつ
リョーコの攻撃をしにくくする。
「あん!!あん!!あああんん!!凄いよぉ・・・私・・・いっちゃう・・・あああああ!!!」
マサヒコの怒涛の突き上げにミサキは一気に絶頂へと向かう。そのまま発射。
その後流れる用にアイのヴァギナを舌技で刺激する。腰が浮いた瞬間体を縮ませてアイをかわす。
「ほほ〜、あんた体柔らかくなったわねぇ〜。チンコは硬いままだけど〜。」
その動作中もマサヒコの玉袋とアナルを弄るリョーコ。おかげでと言うべきか、出したその後すぐに復活する。
マサヒコはミサキからエクスカリバーを抜くと静かに寝かせ、そのままアイを後ろから羽交い絞めにする。
「やぁん・・・マサヒコ君・・・怒ってる・・・?」
子犬のようにシュンとするアイ。マサヒコは何も言わずに後ろからアイの胸を揉み、そのまま背中に舌を這わせる
「ひゃ・・・くすぐったぁい・・・んん・・・」
背中を襲う絶妙ななぞり具合に体をくねらせる。マサヒコはそのままアイを四つんばいにさせて挿入した。
「はぁ!んん!マサヒコ君・・・あん・・・激しいよぉ・・・ん・・・こっち見てよぉ・・・キス・・・してよぉ・・・」
激しく突かれながらアイは潤んだ瞳でマサヒコに懇願する。アイが正常位が好きなのは百も承知。
そしてMっ気があるのも承知している。マサヒコはリョーコばりに、ニヤリと笑うと言った。
「駄目です。先生は不意打ちしましたからね。今日はこのまま俺の顔見ないで、キスしないでイッて下さい。」
「ああん・・・はぁ・・やだよぉ・・・マサヒコくぅん・・・ごめんなさい・・は・・・ぁあ・・・」
マサヒコも本気で言ってるわけじゃない。あくまで作戦。人は焦らされれば焦らされるほど落ち着きがなくなり
願いが実現した時の喜びが増すと言う。しかし、戦いは何が起こるかわからない。
「こっくぼく〜〜ん!もう一回してよ〜。」
マサヒコの背後に飛び掛ってきたのは復活したリンコだ。マサヒコは目を見開く。やばい・・・
マサヒコはざっと周りを見る。そして見つける・・・リョーコの持ってきたバイブを。
「く・・・よし、的山。寝転べ。いい物入れてやるから。」
マサヒコは背中のリンコに向かって言う。リンコも言うとおりアイの横に寝転ぶ。
「ん・・・はぁ・・マサヒコ君・・・リンちゃんに入れちゃうの・・・?嫌だよぉ・・・マサヒコ・・・君・・・」
もう泣きそうなアイ。マサヒコは瞬時にバイブを掴むとアイに後ろからキスをする。すると、アイの顔がみるみる
明るくなっていく。リンコが来た時はやばかったが、どうやらおかげで益々アイが感じる材料になったようだ。
マサヒコはアイを寝かせるとそのまま挿入する。アイの好きな正常位だ。同時に右腕でリンコのヴァギナに
バイブを入れる。あまり道具を使った経験はないが、ここは気合でカバーだ。腰を振りながら腕もふる。
果たしてこの戦いでの消費カロリーは如何なるものか。
「アイ・・・ほら、キスするよ・・・んん・・・・」
マサヒコはアイに顔を近づけてキスをする。じっくり、じっくり・・・腕を振りながら。
アイの目はもうすでにどこかへ行っている。焦らしが強すぎたのか、キスだけでいったのかもしれない。
「ん・・はぁ・・・あんん・・・・小久保君・・・・気持ちいいよぉ・・・またいっちゃうよぉ・・・」
一方リンコはマサヒコの腕の操るバイブで悶えていた。もしかしたら、実際にエクスカリバーが入ってると思ってる
かもしれない。とりあえず現状を維持しつつ再びアイにキス。
「はぁ・・あん・・んん・・あんん・・・マサヒコ・・・君・・好き・・・だよぉ・・・ずっと・・・一緒に・・・いよう・・・ね・・・」
「ああ・・・ずっと一緒だ・・・アイ・・・あぁ・・・イクよアイ!!イク!!」
マサヒコはさらにアイにキスをし、そのまま果てた。隣ではリンコも満足げにしている。
しばし余韻を楽しんだ後マサヒコはアイからエクスカリバーを抜き、そして体を魔人に向けた。
「待たせたな・・・・後はあなただけだ。」
マサヒコが言うとリョーコはニヤリと笑った。
「EDかと思ってたあんたがまさかここまでとは思ってなかったわ。」
今まで服を着ていたリョーコが脱ぎながら言う。
「言い伝えでは・・・エクスカリバーは一度折れたがその後鍛えなおした物だと言う・・・ならばED疑惑・・・
つまり一度折れたのをセックスで鍛えなおし、伝説の剣になった・・・そうは思いませんか?」
脱いでいくリョーコを見ながらマサヒコが言う。
「なるほどねぇ・・・つまり名実共にエクスカリバーなわけか。約束された勝利の剣・・・か。
実際の・・・と言っていいかは分からないがエクスカリバーは勇気と決断の象徴だ。あんたのは・・・何だと思う?」
下着も脱ぎ全裸になったリョーコ。全身から溢れる性気は他の者を圧倒する。
しかし、マサヒコは怯まずに言う。
「俺のエクスカリバーは・・・愛と快楽の象徴だ。これまでも・・・そしてこれからも・・・俺はこのエクスカリバーで
あなた達に快楽を・・・そして愛を与えていく!!!」
「ふふ・・・成る程。いい答えだ・・・ならば・・・示して見せよ!!!」
リョーコが大きく体を開く。マサヒコはそれに抱きつくようにリョーコにエクスカリバーを挿入した。
「はぁ・・ん・・・どうした?技は使わないのか?」
マサヒコはただ、腰をリョーコに打ち付けるだけだった。マサヒコは言う。
「あなたには小手先の技は通用しない・・・ならば体ごと、魂ごとぶつけるだけだ!!」
マサヒコはリョーコを押し倒すとそのまま正常位でひたすらに突く。
「あん・・・はぁ・・・いいじゃない。あんたいい男よ・・・さぁ・・・超えて見なさい。そして私達を手に入れなさい。」
「超えてみせるさ・・・限界なんぞ俺にはない・・・うおおおおおおおおおおお!!!!」
激突する性。飛び散る汗。果たして、その戦いの先にあるものとは・・・・・・・・
あれから2年・・・勤務を終えたマサヒコは帰路を急いでいた。時計を見る。今日は水曜日。
マサヒコは頭の中で今日はアイの番か、と思う。夜の相手ではなく今日の料理当番だ。
あの激闘の一ヵ月後・・・5人の女の子達はマサヒコに一斉に妊娠を伝えた。
結婚できるかの試験が結婚を決定させると言う何とも皮肉な運命である。
しかし、マサヒコは喜んで快諾。家には5人の妻と5人の子供が待っている。マサヒコにはどれも
大事な嫁さんで、大事な子供たちだ。ちなみに、マサヒコが曜日をチェックした理由は当番にあった。
現在、月曜リョーコ。火曜リンコ。水曜アイ。木曜アヤナ。金曜ミサキ。そして、土日はみんなで決まっている。
なぜこんな順番かと言えば、相変わらず破壊級のミサキの料理は休日前じゃないと仕事に
支障が出るからである。海上自衛隊が曜日感覚を忘れないように金曜日はカレーなのと同じである。
小久保家にとっては毎週が13日の金曜日だった。
「ただいま〜〜〜!!」
マサヒコが玄関をくぐるとシチューのいい匂いがした。アイが顔を出す。
「おかえり、マサヒコ君。もうすぐできるから待っててね。」
エプロン姿のアイはやはり魅力的だ。できることなら今すぐ襲い掛かりたいが、ここは我慢・・だ。夜はまだ長い。
「いっただっきま〜〜〜す!」
6人で食卓を囲む。はじめはやはり不安ではあったが、今では立派な家族だ。とても仲がいい。
5人の子供達もまだ小さいのですっかり寝てしまっている。
「さぁて、マサ。今日もハッスルしようかね〜。」
リョーコが言う。マサヒコは結婚後も、嫁の方に問題がなければ毎日セックスは欠かしていない。
「マサちゃん、あんまし無理したら駄目だよ?」
ミサキがマサヒコを気遣う。
「そうよ・・・あなたにもしもの事があったら私達・・・」
アヤナが少し寂しそうに言う。
「小久保君じゃないと毎日私達抱けないもんね〜〜!」
リンコがヘラヘラ笑いながら言う。
「マサヒコ君、今日もたくさん精力つくように頑張ったからたくさん食べてね。」
アイが笑って言う。
無理なもんか・・・この家族は俺が望んで作ったもの。「いつまでもみんな一緒にいれたら」・・・
昔俺が願った未来の形は・・・今ここにある。そして、これからも・・・ずっと・・・・・
FIN