作品名 作者名 カップリング
「性闘士マサヒコ バトル5 幼馴染の真髄」 そら氏 -

「マサちゃん・・・」
「ん?」
可愛らしい少女が、これまた女の子のような少年に話しかけている。
「私ね、将来のお婿さんもう決めてるんだ〜。」
「え、誰?」
「それはねーーーーー」

そこで意識が覚醒した。色素の薄い長めの髪をおろしており、どこか幼さの残る可愛らしい顔。
あの時の夢か・・・その少女、天野ミサキは思う。今はホームステイの帰りで空の上だった。
幼い頃の自分とマサヒコの夢。あの頃からの好きな人・・・マサヒコと付き合い始めたのは中学卒業後。
その直後、あのト全法の施行。初めての性交。そしてマサヒコの覚醒。
1年半ほどなのに、色々あった。初めはマサヒコの他の人とのセックス狂いに閉口していたが、そんなミサキに
口添えをしたのは意外と言うべきなのか、中村リョーコであった。
「まぁ、あんたの気持ちもわからんでもないけどね。たださ、人生楽しまなきゃ損よ?セックスは人生の至高の
喜びってね・・・・それが好きな人なら尚更じゃない?マサにとってあんたが特別なのは変わりないんだからさ。」
いかにも・・・と言うべきなのか。リョーコの言葉。それでも初めは納得してなかったのかもしれない。
ただ・・・リョーコの言うとおりミサキはマサヒコにとって特別だったのだ。次第にミサキもマサヒコが近くにいれば・・・
それだけで幸せかな・・・なんて思うようになり、今に至る。
そしてホームステイ先でも一方的なライバル、若田部アヤナとの再会。そこでミサキは驚くべき言葉を聞いた。
アヤナのマサヒコに対する気持ち。それは一度踏ん切りをつけたはずだった気持ち。
しかし・・・今回の帰国。さらにト全法を知ったことにより再び気持ちが燃え上がったのだろう。
このままではマズイかも・・・ト全法は重婚も認められている。きっと、自分もマサヒコと結婚するだろう。
しかし・・だ。あくまでエゴ・・・だが最もとも言えるエゴだが・・・ミサキはマサヒコの一番で居たかった。
そこでだ。ホームステイ先で必勝の策を胸に日本へ・・・・それが今である。
(マサちゃんが他の人とエッチな事するのも・・・もしかしたら結婚するのも私は認める・・・少し嫌だけど
マサちゃんに嫌われたくないから・・・でも・・・マサちゃんの一番は・・・私でいたい・・・)
ミサキはその想いを胸に時間を過ごしていた。



翌日、小久保家のチャイムが鳴った。
「誰だよ・・・はぁ〜〜〜い??」
マサヒコが玄関へ向かう。今日は父親は仕事だし、母親は井戸端会議で家にはマサヒコのみ。
「えへへ・・・ただいま、マサちゃん。」
「ミサキ・・・おかえり・・・うお!?」
ドアを開けてマサヒコを確認するなりマサヒコに飛び込むミサキ。もうすでにミサキの授けられた策は発動していた。
「ん・・・マサちゃぁん・・・会いたかったんだから・・・」
マサヒコにキスをしてしおらしくマサヒコの胸にのの字を書いている。
「ん・・・何だよいきなり・・・・びっくりしたなぁ。」
思ったより効果は出てないのか。しかし、そんな事でへこたれるミサキではない。
「あぁん、マサちゃん冷たいよぉ・・・ミサキの事嫌いになっちゃった?お兄ちゃん?」
目をウルウルさせながら上目遣いでマサヒコを見るミサキ。
「う・・・いや・・・ミサキの事は好きだが・・・てかお兄ちゃんてなんだよ・・・」
さすがに少しはきいたのか狼狽するマサヒコ。ミサキはさらに続ける。
「ん・・・マサちゃぁん・・・おにいちゃぁん・・・・ミサキを好きにしていいよ・・・」
どうやらミサキの必勝の策は相当に偏っているようだ。それもそのはずだった。
ミサキのホームステイ先、デービットソンファミリーは日本で言えばいわゆる『おたく』の家だった。
どこかで読んだが、アメリカで『おたく』と言うのは尊敬語のようなものにあたるらしい。
アメリカの『おたく』は『おたく』と呼ばれるのを目指して日々精進しているとか。
とにかく・・・ミサキに授けられた必勝の策は徹底した・・・しかもかなりベタベタな萌え路線だったのだ。
こんなベタなのがマサヒコに通用するわけが・・・・・
「ふ・・・ふ・・・ふ・・・ふぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
御馴染み、マサヒコの小宇宙、フェチコスモが目覚める。マサヒコは幼馴染属性、妹属性、萌え属性を習得!
ベタすぎたのが逆に新鮮だったんだろうか・・・それにしても1度に3つも目覚めさせるとはさすがは天野ミサキか。
「ミィサキちゃぁぁ〜〜〜ん!!奥義、ルパンダイブ!!!」
瞬時に服をトランクス以外を脱ぎ捨てミサキに襲いかかるマサヒコ。その様は某泥棒三世。
「ゲッツ・・・はぁ・・・マサちゃぁん・・・・」
微妙に古いネタをやりつつしてやったりなミサキ。マサヒコは玄関で・・・そう玄関でミサキの衣服を剥ぎ取り
相も変わらずささやかな胸にむしゃぶりついた。どうやらリンコと同じくマサヒコのゴッドフィンガーも
ミサキには効果がないようだ。
「あん・・はぁ・・・お兄ちゃん・・・ミサキの胸・・・もっとおっきくしてぇ・・・はぁん」
いや、それは俺でも無理かも・・・思いつつミサキの胸を執拗に愛撫する。ミサキもそれに体をくねらせる。
ピンク色のミサキの乳首が徐々に立ってくる。マサヒコはそれを軽く摘む。
「んん!はぁ・・・気持ちいいよぉ・・・」
ミサキの息が徐々に荒くなる。マサヒコはその息を受けながらミサキのスカートとショーツを脱がす。
「はは・・・ミサキ向こうでもしなかったんだな・・・もうこんなになってる・・・」
ミサキのソコはもうすでに準備完了だった。実際、ミサキはアメリカでも・・・と言うかマサヒコ以外とは
セックスは今だかつてしていない。これもある種のこだわりなんであろう。
「ん・・・ずっとずっと・・・マサちゃんのが欲しかったの・・・だから・・・今日はたくさん・・・してぇ。」
ミサキはマサヒコのジーンズのチャックを開けてエクスカリバーを取り出すと自ら自分にあてがった。



「ミサキって結構エロいよな・・・よしよし・・・入れるぞぉ。」
「うん・・・私はエッチかも・・・だって・・・ずっとマサちゃんとエッチしてるトコ考えてたから。だからもう・・・あぅん・・・」
マサヒコはエクスカリバーをミサキに突きたてた。それを前後させるだけで大量の愛液が溢れてくる。
「はぁ・・あぁん・・・ん・・・マサちゃん・・・もっと・・・はぁ・・」
「やべぇ・・・ミサキ・・・俺も何か・・・早いかも・・・うあ・・・いく!!」
マサヒコの腰の振りが早くなっていく。そしてそのまま一気に果てた。
「はぁ・・ん・・・マサちゃんのが・・・中で・・・あふぅ・・・・・マサちゃぁん・・・私まだ満足してないよ?」
結合していたペニスを引き抜こうとするマサヒコをミサキは精子・・・もち制止する。
「へ・・・まだするのか?いつもは一回で満足するのに。」
マサヒコも止められるままにエクスカリバーを刺しっぱなしになっている。
「うん・・・だってたくさんしてないから・・・したいの・・・駄目?」
『駄目?』のタイミングで可愛らしく首を傾げてみる。マサヒコは爽やかな笑顔で親指を突き出しながら言う。
「OK!」
とりあえずそれで復活したマサヒコは再び腰を動かし始める。マサヒコの精液がさらに滑りをよくしているのか
マサヒコもすでに恍惚の表情をしている。
「ん・・・マサちゃん・・・もっと・・もっとして・・・はぁ・・んん・・・」
マサヒコが動くたびにささやかな胸がささやかに揺れる。
「うあ・・・はぁ・・・ミサキ・・・やべぇ・・・俺また・・・うあ!!」
マサヒコ2度目の発射。驚異的な精力のためか、さっきと劣らないほどの精液がミサキに注がれる。
「ん・・・たくさん入ってくる・・よぉ・・・はぁ・・・まだ・・・だよ?まだ・・・したいぃ・・・」
ミサキがマサヒコの乳首を舐める。それに反応してマサヒコの体が小刻みに震えた。
「うあ・・・これも気持ちいいな・・・俺結構攻めだったから知らなかったかも・・・・」
「ん・・・御奉仕します・・・・ご主人様・・・・」
ミサキはエクスカリバーを抜くとマサヒコの服を全て脱がし、全身を舐め始めた。
ヴァギナからは精液が流れ出ている。その光景がこれまたエロティック。
「ぅん・・・気持ちいいですか・・・・ご主人様ぁ・・・・」
ミサキの顔は内モモのあたりを舐める。すでに復活しているエクスカリバーは精液をローションにしごかれている。
ミサキがしごく度にじゅぷじゅぷと音が漏れる。
「ああ・・・はぁう・・・ミサキ・・・俺また我慢できないや・・・上に・・・」
「はい・・・かしこまりましたご主人様・・・・・はぁあ・・・」
今回はメイドプレイにこだわるつもりか、丁寧な言葉を崩さずミサキは自分で入り口を広げる。
広げた入り口からマサヒコの精液がエクスカリバーに降り注ぐ。精液爆弾。
隊長!これはアメリカの兵器より強力ですよ!



「んぁ・・・うん・・・ああん・・・気持ちいいですか?ご主人・・・さまぁ・・・」
ミサキが腰を前後させる。マサヒコとミサキの陰毛が精液をまとって絡み合い糸を引いている。
ずりゅずりゅと音を立てながらミサキの腰は激しく動く。
「く・・・よしミサキ・・・四つん這いになって。」
マサヒコはミサキの四つん這いにしてお尻を向けさせる。そのまま一気に挿入する。
「はぁぅ!!ごしゅ・・・・マサちゃぁん・・・・深いよ・・・・ああん・・・」
メイドプレイは辞めたのだろうか、今までのように名前で呼ぶミサキ。
「行くぞ・・・ミサキ・・・竜巻旋風チン!!!」
マサヒコは腰を高速回転させる。以前も言ったが物凄く腰が痛くなりそうな技である。
マサヒコのエクスカリバーがミサキの中をズタズタに切り刻む。
「はぁ・・・すごい・・・中で・・・中でマサちゃんがぁ・・・はぁ・・・いっちゃう・・・いっちゃうううーーー!!!」
ミサキの体が痙攣しているのが分かる。ようやく満足してきたんだろうか。マサヒコも勝負を決めにかかる。
「いくぞ・・・奥義!!ペガサス彗星チン!!!!」
一度下げた腰を一気にミサキに突きたてた。同時にマサヒコは精液を発射する。
「はぁああああああ!!!!!!」
ミサキの絶叫にも似た声がする。今まで当たった事もないようなところまでいったんだろうか。
「はぁ・・・はぁ・・・マサ・・・ちゃぁん・・・・」
ミサキは息も絶え絶えながら・・・・それでもマサヒコの顔を見ると軽く。それは初々しい恋人のようにキスをした。


「で・・・あんたら満足したかい?」
その後さらに3回も交わって満足した二人に呆れた様な声が後ろから聞こえた。
二人がビックリして振り返るとニヤニヤしているマサママがいた。
「んな・・・母さん・・・なんでこんなとこ・・・・」
「はぁ?あんたら今ドコか分かってんの?玄関よ?ここ。まぁ、面白いの全部見せてもらったけどねぇ〜♪」
完全に不覚だった。ミサキが余りにも積極的で忘れていた。
「あ・・・あの・・・お母さん・・・・これは・・・・」
ミサキがマサママに何か言おうとするとさらにニヤリとする。
「うっふふふふ・・・まぁ、私は公認だからね〜。あんだけ中で出したし孫を見れる日も近いかしらね〜。」
マサママはケラケラ笑いながらマサヒコの頭を撫で回す。
「おい、マサ!もしできてたらミサキちゃんを大事にするんだよ!」
マサヒコはその手を払いのけると母親と・・・・そしてミサキに対して笑って言った。
「当たり前だ・・・ミサキとは・・・ずっと昔から・・・約束してたからな。」
覚えていてくれた・・・幼い頃の記憶・・・果たしたかった約束・・・
「マサちゃん・・・ひっく・・・覚えてて・・・ぐす・・・くれ・・・ひぐ・・・」
ミサキの目からは涙が溢れ出てくる。
「うお!ミサキ・・・泣かなくても・・・・」
「馬鹿息子!!女を泣かすんじゃねぇーーーーー!!!」
小久保家の玄関ではまた新たな騒動が起きていた。でもこれは・・・未来に繋がる騒動・・・・

次回予告 めでたくミサキとの結婚フラグを(?)たてて未来は明るいウハウハなマサヒコ。
しかし、そこに恐れていた事態が・・・立ちはだかる敵とは・・・マサヒコの運命は・・・
次回性闘士マサヒコ バトルセック・・もといバトル6 魔人降臨 修行の成果、見せ付けろマサヒコ!!

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