作品名 作者名 カップリング
「性闘士マサヒコ バトル3 帰ってきた女」 そら氏 -

とある田舎の家でマサヒコは読書をしていた。父親方の父親、つまりマサヒコの祖父の一周忌と
いうことで、無理矢理連れてこられたのである。田舎の事もあり、大した女の子もいなく仕方なしに読書。
マサヒコとしては、今日は楽しみにしてた日ではあったが・・・さすがに母親に逆らえる気はしなかった。
マサヒコの読んでいる本。それはセイントの称号を持つものだけに送られてくる「週刊セイント通信」。
「なになに・・・兄妹でセイント・・・城島兄妹・・・兄はアナルの神シンジ・・・彼にかかれば誰でもアナルは
開発済。アナリストシンジか。妹はカナミ・・・お、結構可愛いな。えーと・・・彼女の操る鞭はネビュラチェーン?」
SMかぁ・・・・俺はあんましそっちの路線は興味ないなぁ~と思いながら読み続ける。
「さらに彼女は様々な武器を隠し持っている。人呼んで淫器のカナミ・・・か。お、すげぇ、友達もセイント
なのか。超ド級のM新井カズヤ・・・さわらずに逝く事ができ、オナりすぎでゆるゆる。オナニストカズヤか。
世の中には色んなセイントがいるんだなぁ・・・ああ、身近にもいたか・・・」
身近・・・中村リョーコはもちろんだが・・・
「マサヒコ、そろそろ帰るわよ。お、セイント通信?私も帰りの車で読もうかしら。」
そう、名前、年齢不詳。人呼んでマサママ。彼女もセイントであり、その血を継ぐマサヒコがセイントなのも
しごく当然な話なのであった。
「ようやく帰れるのか~。この時間だと家につくのは深夜だよね・・・まぁ、仕方ないか。」
携帯を見るとメールが1つ。リョーコからだ。内容を見るとマサヒコはハハッと笑った。

一方、マサヒコがセイント通信を読んでいたほぼ同時刻。空港にある女の子が降り立った。
栗色の長い髪、釣り目がちな目がきつい印象を与えるが人を惹きつける美しい顔。
モデルか何かか?と思えそうな整ったスタイル。道行く人は彼女を見ては振り返っていた。
「ふぅ・・・もうすぐ夏だけあって暑いわね・・・・」
その女性は長い髪をかき上げながら言う。ふと、遠くで自分を呼ぶ声を聞いた。
「アヤナちゃーーーーーーーん!!!!」
「ぐふっ!!!」
眼鏡をかけた小さい物体に横っ腹に体当たりを喰らい、女の子らしからぬうめき声をあげる。
「アヤナちゃんグフが好きなの?私はやっぱりザクかなぁ~。」
「言ってる意味が分からないわ、的山さん・・・・」
「ほらリン。はしゃぎすぎよ。久しぶりね、アヤナ。」
「ふふ、リンちゃんはアヤナちゃんが大好きだもんね。お帰りなさい、アヤナちゃん。」
アヤナの目に映ったのは懐かしい顔ばかりだった。
「ただいま戻りました、お姉さま、濱中先生。」
実に1年と半年振りくらいの再会だった。中学卒業後アメリカに行っていた若田部家。
しかし、意外に早く父親の仕事が片付いたらしく、日本に戻ってきたのであった。
「アヤナ、親御さんたちはどうした?」
リョーコが若田部家がいない事に気づく。
「ああ、手違いで便が別になってしまって・・・みんなはもう家に戻ってるころだと思います。」
「そうか。ならいいんだ。よし、このまま店にでも寄るか~。もちろん私の奢りだ。ついてこーーい!」
リョーコが手を挙げる。奢りの文字に目を光らせたアイは当然ついていく。
「へへぇー、お帰りアヤナちゃん。さ、私達も行こう?」
「ただいま・・・ええ、そうね。行きましょうか。」
アヤナはリンコに手を引かれるままにリョーコとアイの後を追う。あの頃とは何もかもが違うけど・・・ただいま・


リョーコの車で地元のファミレスに到着。そのまま雑談に入る。
「あ、そうだ。マサヒコ君は一周忌でミサキちゃんはホームステイ中でいないんだよ。」
アイが現在いない二人について説明する。
「そうですか・・・天野さんの事は知ってましたよ。偶然ホームステイ先がうちの近くでしたから。」
どうやらアヤナの話によると永遠のライバルは一足先に再会を果たしていたらしい。
「それで彼女から色々聞きました。今のこの国の内情や・・・小久保君の事とか・・・」
若干俯き加減でボソボソと言うアヤナ。恐らく今のこの国の状況に未だにショックを受けているんだろう。
「ふむ・・あんたの言いたい事も分からなくはないけどな・・・私は結構楽しんでいるぞ。」
リョーコが言う。アヤナの考えている事。それは中学時代のあの面子が自分を除き
マサヒコと関係を持っている事か。根が真面目なアヤナには信じにくい話でもある。
「私も初めはびっくりしたよ・・・でもね、変な言い方だけど・・・今はみんなが幸せな気がするんだ。
だって・・・同じ人を好きになって・・・それでギスギスドロドロした話も今じゃ聞かないもん・・・」
アイが言う。同じ人を好きになる・・・今まではどちらかが涙を呑んで諦めるしかなかった。
ト全法は当然の事ながら重婚も認められている。つまり・・・アイの言うみんな幸せもあながちハズレではない。
「うんうん、エッチは楽しいし気持ちいいよね。アヤナちゃんも小久保君とすればいいんだよ。」
すでにファミレスなのを気にもとめないリンコ。リンコも今の世の中を楽しんでいる一人だ。
「・・・天野さんも・・・初めはとても悩んだそうです・・・それでも、こんな状況でも今は楽しいよって・・・幸せ
だよって言ってました・・・私には理解できません・・・男女は互いに愛し合うのが正しいんじゃないんですか?」
「悪い考えじゃないわね・・・もちろんただ遊びまくってる奴もいるだろうよ・・・んでもな、アヤナ・・・
マサは・・・みんなを愛してるんだよ。だから私達もあいつを愛す。これは正しくないかい?」
果たしてリョーコの持論が正しいのか否か・・・そもそも従来の形が正しいのかも実際は分からない。
それはその人の価値観でしかないのだから。愛の形に決まりなんてない。
「分かりません・・・今の私には衝撃が大きすぎて・・・」
アヤナは真剣に考え込んでいる。それを見てアイも意見を出す。
「私が言うのも変かもだけど・・・もしアヤナちゃんがマサヒコ君に少しでも好意をもってたら・・・その・・・
してみたらいいと思うよ。きっとマサヒコ君の気持ちも分かると思うから・・・」
好意・・・小久保マサヒコに・・・アヤナは記憶を呼び戻す・・・否、閉じ込めていた恋心を開いてみる。
セクハラばっかりされたけど、優しくて。セクハラばっかりされたけど、一緒にいるとなんだか楽しくて。
セクハラばっかりされたけど、胸がドキドキして。セクハラばっかりされてたけど・・・きっと・・・初恋の人・・・
自分と彼は歩く道が違う・・・そんな事で封印していた気持ち・・・
「アヤナちゃん、顔真っ赤だよ?」
リンコの指摘に思わず素直じゃない素の自分が飛び出す。
「な!?別に彼の事を思い出してたんじゃないわよ!ただ沢山セクハラされたけど、悪い気はしなかったなって。
け・・・決して初恋だったのかなぁなんて思ったりなんかしてないんだからね!」
若田部アヤナ、自爆。それをニヤニヤして見ていたリョーコがぽんとアヤナの肩に手を置く。
「久々のツンデレご馳走様・・・本音ダダ漏れてたわよ・・・好きだったんじゃない・・・マサの事。」
アヤナの顔がボンッと音がしたと同時に赤くなっていく。
「アヤナちゃんは、きっと自分がマサヒコ君好きになるのは許されないと思って想いを閉じ込めてたんだよね?
大丈夫だよ。今ならその気持ちぶつけても誰も悲しまない。でも、ぶつけないとアヤナちゃんは後悔するよ?」
アイも同じようにアヤナの肩に手を置く。
「そうそう、これで私達は竿姉妹だね~♪小久保君は優しいから心配しないでいいよ。」
グッと親指を突き出すリンコ。アナヤもあうあう言いながら、小さい声で言った。
「あうぅ・・・はい・・・好きです・・・彼の事・・・・」





それを聞くとリョーコはアヤナの頭を撫で回した。
「うんうん、よしよし。素直なあんたは可愛いわよ。マサは明日帰ってくるんだ。会ってきな?メールしとくからさ。」
「アヤナちゃん、ファイトだよ。私達はライバルじゃなくて・・・同じ人を想う仲間だからね。」
「小久保君のエクスカリバーで感じてこぉ~~い!」
三者三様の応援にアヤナは少し笑うと、心を決めた。明日・・・私は・・・大人になるんだなぁ・・・

翌日、すっかりあの時と同じ若田部邸の前にマサヒコは勃っていた。もとい、立っていた。インターホンを押す。
「はい・・・あ、小久保君・・・いらっしゃい。どうぞ入って。」
アヤナがドアを開けてマサヒコを招き入れる。1年半ぶりの再会。マサヒコはアヤナに正直見惚れていた。
文句なしにアヤナは綺麗だった。
「ああ・・・久しぶりだな若田部・・・家の人いないのか?」
アヤナの部屋に連れて行かれつつ、マサヒコがいう。
「ええ・・・お父さんは久々に日本でゴルフだーって朝早く出て行ったし、お母さんはお茶会。
兄さんはあの法律の事知ってひゃっほーってナンパに行ったわ。」
ヤレヤレといった感じのアヤナ。兄は今でも昔でもやってる事は変わらなかった。
アヤナの部屋に入る。すでにある程度引越し完了といった感じで部屋も片付いており
女の子らしい部屋だった。二人ベッドに腰掛ける。
「ホント、久々だよな。あ、これ田舎の土産。悪かったな。昨日は行けなくてさ。」
地方名産のお菓子を渡す。アヤナもそれを受け取る。夏も近いせいかアヤナも薄着だ。
昔から豊満だった胸がさらに大きくなった気もする。まだエアコンをつけてないせいか、少し汗ばんでいるのも、
どこかしら・・・というか普通にエロい。ただ、暑いわりに髪はポニーではなく下ろしている。
そよそよと吹く風がアヤナの髪をなびかせる。その髪がマサヒコの近くでなびきアヤナの髪の香りが
マサヒコの鼻をくすぐる。きっと高級なシャンプーなんだろう。ずっと嗅いでいたいような香りだ。
「ふふ・・本当に久しぶりよね・・・あ・・あい・・あい・・会いたかった・・・よ・・・?」
「?何か言ったか?うお、金魚まだ生きてたのか・・・すげぇなぁ・・・」
最後の方はゴニョゴニョしてて聞こえなかったようだ。マサヒコの目は水槽に向く。
思い出の金魚。すでに驚異的な生命力を誇っている。ぶっちゃけ、金魚じゃない新種なのかもしれない。
「ああ・・・そういえば昨日ミサキもいなかっただろうけどーーー」
「知ってるわよ。天野さんのホームステイ先、うちの近くだったの・・・色々聞いたわよ・・・あなたの事も・・・」
マサヒコの体がピくっと動く。
「えーと・・・つまり俺が・・・どんな感じか知ってるって事か・・・?」
「知ってるわ・・・でも仕方ないのかもしれないわね。そういう世の中なんだから・・・」
アヤナは特に軽蔑する様子もなくマサヒコに言う。
「はは・・・そっか。まぁ、軽蔑されても仕方ないとは思ってるよ・・・俺もさ。」
「軽蔑なんかしないわよ・・・あのね、小久保君・・・本当は私迷ってたの・・・あなたに会うべきかどうか・・・」
アヤナは髪を一度かきあげるとマサヒコと腕と腕があたる程近寄ってきた。
「でも、昨日お姉さま達に会って決めたんだ。少しだけ・・・ほんの少しだけ自分の気持ちに素直になろうって


アヤナがマサヒコの目を直視する。お互いが何か心を決めている強い瞳。
「今のこれが私にとって幸せか知りたいの・・・だから・・・私を・・・抱いて欲しいの・・・」
アヤナはそのままマサヒコの唇に自分の唇を重ねる。温かい感触を味わう。
「若田部・・・あの人達が若田部にどう言ったか知らないけど・・・俺は少なくともセックスの最中は
本気で若田部の事愛すから・・・だから・・・」
「うん・・・今は私だけを見て・・・お願い・・・小久保君・・・」
マサヒコはもう一度アヤナとキスをする。今度は舌を入れる。入れた際アヤナの体が少しびくっと強張るのを
感じた。そのまま首筋を舐める。あれ・・・確か若田部は・・・
「ひゃっ・・・あ・・・・ん・ん・・・」
耳の裏を攻めてやる。マサヒコの記憶どおりにアヤナは体をくねらせる。そのままマサヒコの手はアヤナの白の
ワンピースのボタンを外しにかかっていた。慣れた手つきであっと言う間に最後のボタンを外す。
現れたのは純白のブラ。どう見てもサイズは今までの敵とは桁違い・・・
「やだ・・・そんなマジマジ見ないで・・・」
アヤナの顔が朱に染まっていく。マサヒコはアヤナにキスをして黙らせるとブラを外した。
果たしてこれ以上の胸をマサヒコは見たことがあったろうか・・・大きさ、柔らかさ、質感、見た目、切れ、コク、
塩加減、情熱、卑猥度・・・どれを見ても完璧だった。断言できる・・・・おっぱいは世界を救う・・・
そのときマサヒコの小宇宙・・・フェチコスモが新たな力を目覚めさせる・・・・マサヒコはおっぱい星人のスキルを
手に入れた。オーケーサム。おっぱいは偉大だった・・・私はこれほど美しい胸に出会ったことがない。
今度は脳内でサムに感想を述べる。アヤナの影の努力の成果がよくよく分かる。
本来なら「俺のこの手が真っ赤に萌える!おっぱい掴めと轟き叫ぶ!ぶぁくねつ!ゴッドフィンガー!!」
のノリで揉みしだきたいところだったが、マサヒコはアヤナにどこかしら違和感を感じていた。
マサヒコはゆっくりアヤナの胸を揉み出した。優しくもみながら乳輪を指でなぞる。アヤナの顔が益々紅潮
していくのが分かる。声を出したいのを我慢しているようにも見受けられる。
(若田部・・・もしかして・・・)少しの疑問を浮かべながらマサヒコはツンとたった乳首に吸い付く。
すこしわざとらしく、チュウっと音を立てて吸って見る。その音がアヤナの羞恥心を煽っているのか体まで
赤くなっていっている。しかし・・・あの若田部とセックスしてるって・・・自分の女運には感謝しないとな・・・
アヤナの胸を揉んでいた手はお腹の辺りを撫で回す。余分な肉もなく、まったく掴めない・・・グレイト。
そのままミニスカートへ手をやる。
「あ・・あうぅ・・・こ、小久保君・・・あの・・その・・・な・・なんでもないわ・・・」
「あのさ・・・失礼な言い方かも知れないけど・・・若田部って・・・」
「!?いいから・・・そのまま・・・・して?」
マサヒコはセックスセンス・・・もといシックスセンスで気づいていたか・・・或いは傍から見ても分かるかもしれない。
若田部は・・・しかし、言われるのが嫌なんだろう。敢えて言うこともあるまいと思いスカートをおろす。
出てきたのは上と同じように純白のショーツだった。手を伸ばす。アヤナの体が強張っている。
割れ目なぞるとビクッとアヤナの体が跳ねたのが分かる。しかし、マサヒコは気にせずショーツもおろした。



そこは未開発惑星。凶暴な魔物が出てくるか・・・あるいは神秘の妖精が出てくるか・・・
マサヒコはぺロッと1本の指を舐めるとアヤナの割れ目にゆっくり指を入れた。
「ひゃ・・・・は・・あう・・・」
徐々に入っていく指。2本目も入れようとする・・・これは反応を見ながらだ。
「んあ・・・・あ・・・はあ・・・ん・・・・・・」
いけるか・・・?マサヒコはアヤナの顔を見ながら指を沈めていく。思いのほか水気を帯びていたアヤナの
中はすんなりマサヒコの指を受け入れた。中で指を少しまでゆっくり出し入れする。
「は・・あん・・あん・・あう・・はぁ・・・ん・・・・」
徐々にアヤナの声も漏れてくるようになる。その初々しさにマサヒコのエクスカリバーが輝きはじめてくる。
「はう・・・え・・ちょっと・・・小久保・・・君・・そんなとこ・・・あう・・!!」
エクスカリバーを今しばし鎮めながらマサヒコはアヤナのヴァギナに顔を近づけ舌を入れる。
独特のにおいがマサヒコの鼻をつく。が、気にせずアヤナの中を舌でかき回しつつ
同時にクリトリスも優しく刺激する。アヤナの体の動きと声が激しくなるのが分かる。頃合か。
マサヒコはエクスカリバーを取り出す。本来なら研いでもらいたい所だが・・・今の若田部には無理だろう
と訓練用決戦模擬兵器・・・つまりコンドームを装着する。手馴れたものだ。
「若田部・・・何か言いたいこと・・・あるか・・?」
マサヒコがアヤナのヴァギナにエクスカリバーをあてがい言う。
「へ・・その・・・ええっと・・・な・・・何もない・・・わよ・・・」
何もない訳がない。さっきからアヤナの体は緊張で固まりまくりだった。そんなアヤナにマサヒコは優しく
触れるだけのキスをする。
「・・・私・・・初めてだから・・・その・・・ありきたりかもだけど・・・優しくしてください・・・」
子犬のような瞳をマサヒコに向けるアヤナ。それを見ると思わずマサヒコは噴き出してしまう。
「な、なによ・・・した事ないからって笑わないでも・・・む、向こうには相応の男がいなかっただけよ!
お誘いならいくらでもうけたんだから!」
「はは・・そうじゃないよ・・・そりゃ若田部くらい美人ならお誘い受けるだろ。俺が笑ったのは・・・なんてーか・・・
あの若田部がそんな目もするんだって・・・なんか可愛くてさ。」
あの若田部・・・確かに中学時代のアヤナのイメージからは想像もつかないのだろう。



「やだ、私ったら・・・でも・・・私だって女の子だから・・・好きな人の前では・・・可愛くありたいなって・・・」
言ってて恥ずかしいんだろう。もう全身真っ赤である。通常の三倍くらい。
「可愛いよ・・・アヤナ・・・」
マサヒコはにっこり笑みをむけるともう一度キスをする。アヤナも落ち着いたのか、後は待つだけだった。
「それじゃ・・・我慢するなよ・・・?入れるよ・・・」
マサヒコのエクスカリバーがアヤナの防御壁に当たる。アヤナの手がマサヒコの腕を掴む。が、声はない。
ゆっくり・・・ゆっくりその壁を切り開くエクスカリバー。
「~~~~~~~づぁぁ・・・くうう・・・・」
声にならない声を上げるアヤナ。目尻には涙が浮かんでいる。
「やめるか?アヤナ・・・」
進入を少しストップさせるマサヒコ。しかし、アヤナは首を大きく振る。
アヤナの覚悟を受け止め一気に切れ込む。約束された勝利の剣は壁を打ち破った。
「アヤナ・・・大丈夫か・・・??」
いまだ涙をためつつ目を閉じたままのアヤナを気遣うマサヒコ。
「うん・・・大丈夫・・・マサヒコ君・・・好き・・だから・・・もっと愛して・・・ね?」
痛々しい顔をしながらもマサヒコにウインクしてみるアヤナ。大人の階段上る~♪って感じだ。
「ああ・・・ゆっくり・・・ゆっくり動くからな。」
今日のマサヒコはどこか紳士的だ。いつも望むような事が今日はさし当たって望まない。
ゆっくりマサヒコが腰を動かす。そのたびにアヤナの声が漏れる。
「ん・・まだちょっと痛いけど・・・ん・・・ちょっとは気持ちい・・・かな・・?」
突かれる度に息を漏らしながらアヤナが言う。
「それに気持ち言いより・・・なんだか・・・幸せだよ・・・」
柔らかく笑うアヤナ。そういえばアヤナのこんな顔はなかなか見たことがなかった。
マサヒコはアヤナの反応を確かめながら腰を動かす。アヤナの胸が揺れ動く・・・これは・・・
正にメロンが・・・メロンが超振動を起こしている・・!!そう言えばどこかしら似てる・・・この前やってゲームの
ヒロインに・・・長髪だし、スタイルいいし、ツンデレだし、名台詞は「・・・ばか」だし・・・く・・・何故かより萌える!
どうやらゲーム脳がマサヒコに及ぼす被害は甚大なようだった。
そんなこんなでマサヒコにも徐々に快感が強くなっていく。
「あぁ・・アヤナ・・・俺もう・・・」
「うん・・・いいよ・・・マサヒコ・・・君・・・!!」
マサヒコはそのままエクスカリバーの放つ波動砲をコンドームの中に吐き出した。
「マサヒコ君・・・その・・・もう少しこしてて・・・欲しいな。」
しおらしいアヤナ。そんなアヤナにキスをするとマサヒコはそのままアヤナと繋がったままでいた。




「その・・・なんていうか・・・ごめん・・・」
一通り終えて二人でシャワーをあびて再び部屋へ。シーツに残された少量の血が今までの行為
を物語っていた。
「ふふ・・・謝らないでいいのよ・・・それに・・・小久保君は謝っても許してあげないから・・・」
小悪魔な笑いを浮かべるアヤナ。
「へ・・・でも今回はお前が誘って・・・」
「ふふ・・・そんな意味じゃないわよ・・・私はまだ責任果たしきってもらってないの。」
責任・・・それは中学時代のマサヒコのセクハラの数々のことだろうか。アヤナは続ける。
「それに・・・今回は小久保君に純潔を奪われました・・・そこで責任を取ってもらいます。」
マサヒコはただただ聞いているだけだ。
「ト全法は重婚認めてるんでしょ・・・だから・・・私をお嫁さんにしなさい。これがあなたの責任。」
アヤナはそう言って笑うとマサヒコにキスをした。そんな責任ならいくらでもとってやるさ・・・
マサヒコもアヤナにキスをすると二人は再び抱き合った。初夏の日差しは二人を優しく包んでいる。

次回予告 遂に夏休みに入った。宿題をやろうと小久保家を訪れたリンコ。そこにはすでに婚約を決めた(?)
アヤナがいた。女の子二人に囲まれてマサヒコはどう戦うのか?ミサキの出番はまだなのか!?
次回性闘士マサヒコ バトル4 大は小を兼ねるか否か 二つの胸。もみしだけゴッドフィンガー!

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