作品名 |
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カップリング |
「アフターエピソード2 マサヒコとアヤナとマサキと・・・」 |
そら氏 |
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決戦の時はきた。心の準備もできた。昼間一人で色々シチュエーションを考えて練習もした。
下着もオニューにした。精力のつくお姉さま特製レシピの料理も作った。後は彼の帰りを待つだけ・・・
「ただいま〜。」
玄関から彼の声が聞こえる。少しだけ・・・ほんの少しだけ心臓の鼓動が早まる。
「ぱぱ〜。おかえり〜〜!」
「お帰りなさい。食事にする?お風呂にする?それとも・・・・・」
さぁ、言うんだアヤナ。練習しただろ。古典的だがきっと効果はある・・・はず。
「そ・・それとも・・わ・・わ・・わさびにする?」
「は?」
彼は意味が分からないといった顔をする。ああもう、私の馬鹿。
「ぱぱ〜。一緒にお風呂はいろ〜。」
マサキが彼にお風呂をねだる。ちょうどいい、この間に気合を入れなおそう。
「そうだな、じゃあパパと入ろうか。んじゃあ、先に風呂に入るよ。」
「うん、ご飯すぐ食べれるようにしとくね。」
それだけ会話をすますと、彼はお風呂へ、私はリビングへ向かう。さっきの反省だ。
濱中先生は旦那さんにえ・・エッチを・・ねだる時ああ言ったりするそうだ・・・すいません、私は無理でした。
お姉さまは・・まぁ、あそこはお姉さまが主権握ってるんでお姉さまがすると言ったらするらしい。
まぁ、主権もチンコも握ってるんだけどね。とか言ってたがどうでもいいので忘れておく。
やっぱり私自身テレがあるんだろうか。キスは普通にできるんだけどなぁ。結婚してるとは言っても・・・
彼とは昔から友達だったし。今は夫婦だけど、友達とエッチするみたいな気恥ずかしさがやっぱりあるんだろうな。
駄目だ駄目だ、今日逃したら駄目だ。せっかく頑張って気合いれたんだから。なんとしても今日は彼と
エッチする!正直、もう一人くらい欲しいし・・・ね・・・それにしても・・・エッチしたくて必死になってる
私って・・・なんだかなぁ・・・濱中先生は普通の感情って言ってたけど、やっぱり少しお姉さまに似てきたかなぁ。
「いっただっきまーーす!」
風呂から出てきた彼とマサキと一緒に夕食だ。メニューは山芋、ウナギなど精力のつくものばかり。
ニンニクはなんかやばそうなんでやめておいた。口が匂うのは・・・ちょっと嫌だ。
みんなで夕食をとると、いい時間になった。マサキはそろそろオネムのようだ。大人しく寝かせよう。
普段私達は三人で寝ている。しかし・・・今日は来客用の布団の出番だ。さすがにマサキの隣で
エッチするほど度胸はない。
「マサキ寝ちゃう?じゃあ、歯磨いて、おトイレ行って寝ようね〜。」
「うん・・・眠い・・・歯磨いて・・おトイレ行って・・・寝る・・・」
すでに眠そうなマサキの手を引いて、洗面所、トイレへ誘導し、最後はベッドに寝かせる。
「ぱぱ、まま、お休みなさい〜。」
「ん、お休みマサキ。また明日な。」
ペコリとお辞儀をするマサキの頭をなでる彼。さぁ!さぁさぁさぁ!大人の時間ですよ。
テレビを見ている彼を横目に隣の部屋で布団を敷く私。やっぱりドキドキしてしまう。
「ねぇ・・マサ君・・・こっち来て?」
私は彼のことをマサ君と呼んでいる。若干・・・天野さんと被ってるけど・・・それでもそう呼びたかった。
「ん?どうしたアヤナ?そっちに布団敷いて・・・」
テレビを消して私に近づいてくる彼。さぁ、言うんだ私。プロポーズに比べれば大した勇気いらないだろうに。
「うん・・あのね・・・その・・・・・ッチしたい・・・」
「ん?ごめん、聞こえなかった。もう一回いい?」
「あう・・だから・・・エッチしたい・・・」
言った。言ったぞ私、よくやった。しかし、彼の顔は浮かない気がする。やっぱりお姉さまの言ったとおりだろうか。
「うん・・・俺も・・したいけど・・・自信ないと言うか・・・もう何年もしてないから・・・っん」
私は彼が言い終わる前にキスをした。思い切り舌を絡める。彼もそれに答えてくる。でも、それだけだ。
これじゃあいつも通りだ。今日の私は積極的に・・・
「いいよ・・・自信ないなら・・・したくなるまで・・・私が気持ちよくしたげるから・・・」
我ながら恥ずかしい。いや、ここまできたらもうどうでもいい。
「アヤナ・・・うあぁ・・・っく・・」
私は彼の首筋に舌を這わせる。所々キスマークをつける要領で強めに吸う。その度に彼の体がビクビクと
震えた。そのまま服を脱がし乳首を舐める。
「うあ・・やべ・・気持ちいい・・・」
男の人も気持ちいいんだよな〜、なんて思いながらチロチロの小刻みに舐める。そういえば昔、お姉さまが
みんなの性感た・・もとい弱いところ探してたっけ。確か彼はー
「うぅ!ちょ・・・やばいって・・・ぐ!!」
確かワキ。無駄に覚えてるなー、私。手でワキを触り、ワキ付近を舐める。チラッと股間に目をやると
マウント富士になっている。よかった〜、一説のEDはとりあえず否定かな。ワキ付近を舐めながら手は
下へ下へ。お腹の辺も優しく触りながらズボンを脱がし・・・一気にトランクスも脱がす。
もちろん男性のモノを見るのは初めてではないけど・・・私はしばし見とれてしまった。やだな、もう。
モノを手で握る。とても熱く・・それにビクビク脈うっているのが分かる。そのまま上下にしごくと彼が
あえぎ声を上げる。よかった・・・気持ちいいんだ。少ししごいてから、私は口を近づけて・・・一気に咥えた。
少し顎が痛いけど、舌を動かすと彼を感じる。あったかい・・・
「んっ・・・気持ち・・・いい?」
私は彼のモノを舐めながら上目遣いで聞く。
「ああ・・すっげえ気持ちいいよ・・うぁ・・あぁ・・」
たっぷり唾をつけながら顔を上下させる。その度にじゅぷじゅぷと音が響く。そのエッチな音に私の下着も湿気を
帯びてくる。早く・・・彼のモノに満たしてもらいたい・・・・彼が欲しい・・・・
「あ・・ぐう・・アヤナ・・・アヤナ!!」
彼もようやくやる気になったんだろうか、フェラチオをしていた私の顔をモノから引き離し強引にキスをした。
激しく舌をかき回してくる。それに私の意識もトロンとしてくる。彼の顔はそのまま、首筋から耳へ・・・
「ひゃ・・あう・・力が・・抜けちゃう・・・」
昔から弱い耳の裏。彼はそこを重点にせめてくる。私の体温も一気に上昇する。
彼は私の耳に顔をうずめながらも私のパジャマを脱がし、ブラも剥ぎ取る。まったく、せっかくオニューなのに・・・・
「アヤナの胸・・・とっても綺麗だ・・・」
そういって私の胸にむしゃぶりつく。荒々しいが、そこに確かなテクが存在している。
「ああ!・・んぁ・・はぁ・・んん・・・・」
私も思わず声を出す。仕方ない、気持ちいいんだから。それにしても綺麗って天野さんと比べてだろうか。
はたまた見たまんまかなぁ。どっちにしても嬉しいが、普段から垂れないように努力してるの甲斐ありだ。
彼は私がすでに準備OKなのが分かっているのか、しつこくない程度に胸への愛撫をとめて下へ向かう。
実際、すでに私も濡れまくってる・・・すぐに入れても大丈夫なくらいに。こんだけ待ち望んだんだ・・・
ショーツも脱ぎ、指が二本入ってるのが分かる。
「アヤナ・・・もう凄く濡れてる・・・ほら・・・」
彼はそういって私に入れてきた指をだして見せる。指はすでに私のイヤラシイ液でびしょびしょだった。
「ばか・・・見せないで・・・んぁん!!そこ・・・気持ちいい・・よぉ・・・」
少し激しく指のピストン運動される。ぐちょぐちょ音を立てながら私のアソコから愛液が流れ出てくる。
シーツにどんどんシミができてくる。どうやら、私は思ったよりかなり飢えていたみたいだ。頭がボオーッとしてくる。
「アン・・はぁ・・や・・あう・・・いっちゃう・・・いっちゃう・・よぉ・・・・」
彼は指での愛撫をやめることなく舌でクリトリスを刺激してくる。耐えられる訳もなく私は絶頂へ達してしまった。
「アヤナ・・・俺も・・・入れていいかな・・・」
「うん・・きてぇ・・私の中に・・マサ君の入れて・・・あ、ゴムはいらないから・・・私、もう一人欲しい・・・・」
「うん、俺も欲しい・・・じゃあ・・入れるよ・・・っしょ!」
彼のモノが私の中に入ってくる。ようやく・・・本当にようやく・・・彼とひとつになれた・・・
「アヤナ・・・ごめんな、泣かせるまで待たせちゃって・・・・」
「え・・?あれ・・?あはは・・違うよ・・これはきっと・・嬉しい涙・・・それより・・・もっと突いて・・お願い・・・」
もう自分が自分じゃないみたいだ。こんな恥ずかしい事言っちゃうんだから。でも、これも私の願い・・・
「ン・・アン・・アン・・はぁ・・・きも・・ち・・いいよ・・ぉ・・」
彼が腰を動かす。それにあわせて私も声が出てしまう。ずっと求めていた快感・・・ようやく手にいれた快感。
まだ私は涙を流してるだろうか・・・きっとひどい顔してるんだろうな・・・でもいいや。幸せだから・・・
「ぐ・・アヤナ・・・俺もう・・・」
「いいよ・・・中に・・・出して・・いいよ・・・ん・・ああん・・は・・マサ君・・・好き・・・大好き・・」
彼の腰が加速する。それに伴い私も再び絶頂へと向かう。彼の汗が私の体に滴りおちる。そして汗と
ともに彼の顔も降りてきて私の唇をふさぐ。
「ん・・・マサ君・・マサ君・・・あう・・は・・」
「アヤナ・・・俺も・・俺も・・すきだ・・・アヤナ・・・うぅ・・出る・・!!」
勢いよく弾けた彼のモノは命の欠片を私の中で放出した。彼はまだモノを引き抜こうしない。
「アヤナ・・・もうちょっと・・このままで・・繋がってたい・・・」
「うん・・いいよ・・・ずっと・・・ずっと一緒に・・ね?」
再びキスをする。今度は唇を触れるだけのやさしいキス。それでも・・今は満足だ。
「マサ君・・・私ね・・今のでできちゃったと思うんだ。」
「そうなのか?んー・・・女の勘ってやつ?」
「女の勘かぁ・・・そうかもね。それでね、きっと女の子が生まれるよ。」
いじわるな言い方だろうか。でも・・・私はそう思っていた。自信がある・・・根拠はないが・・・
「それでね・・きっとその子は髪の色素が薄くて・・・でも物凄く可愛い子になるよ・・・」
「そうだな・・・なんせ俺達の子供だもんな・・・じゃあ、マサキに妹ができるのかぁ〜。」
鈍いのは変わらないか・・・きっと私の勘の内容に気づいてない気がする・・・
「名前まで決めてる・・・と言うか、今決めちゃった。」
「はははっ、そこまでは気が早いって。でも・・・やっぱ欲しいよな。」
ああ、駄目だこいつ。気づいてないな。でもいいや・・・彼といるのが私の幸せだから・・・
これからは私と彼とマサキと・・・・そして・・・・
「あのね・・・その子の名前はね・・・・・・」
FIN