作品名 作者名 カップリング
「リンコ先生の背徳的な課外授業」 二岡氏 マサヒコ×リンコ

「そうですよね…参ったな…あ…はい…ええわかりました…はいまた明日」
ピッ…パタン
「先生達どうだって?」
両手を広げて『お手上げ』のポーズをとる。
「ダメだって…まぁ無理強いはできないからなぁ」
そう言うとガックリと肩を落とし深くため息をついた。

今、小久保家にいる人間は2人、小久保マサヒコと的山リンコだけである。
そもそも今日は授業がない日…なぜマサヒコが先生を呼んでいたかというと―

「はぁ…さすがにまずいよなー56点は…」
マサヒコは絶望的な点数が書いてある数学のテストに目を落とした。
「大丈夫だよ小久保くん!人間勉強だけじゃないから!!」
「う、う〜んなぐさめになってないような…」
それだけではない…同じ家庭教師の授業を受けているリンコはこのテストで89点を取っているのだ。
マサヒコは自分の不甲斐無さに再びため息をつく。
「じゃ始めよっか、小久保くん」
「あぁ…ほんとありがとな、的山」
先生達が来なかったら教えるという約束だったので早速授業を開始した。
「ふん♪ふ〜ん♪」
(な…なんかうれしそうだな…的山…)
それもそのはず、リンコは何よりミサキちゃんやアヤナちゃんより私を頼ってくれたことがうれしかった。
(ミサキは委員会に出てるしな…若田部と二人になったら殴られそうだし…的山しか頼れん…)
どうやらリンコが望んでいるような理由ではなかったようだ。

「ここはこの公式だよ…そう、これを応用して…」
「あぁ…たしかにやったなコレ…なんで忘れてんだろうなー…」
リンコが先生、マサヒコが生徒という異様な設定で授業は進む。
「えっとこの問題はね…」
「あぁ…これもわかるわ…なんでテストで出来ないかな…俺…」
「でも今見たかぎりでは小久保君結構出来てるよね?なんでかなぁ?」
「うーん…きっと本番に弱いんだろうな…たぶん」
「じゃあその辺の練習もしなきゃね。よし!協力するよ〜」
そういうとリンコは数学の問題集を広げはじめた。
「ん?とりあえずこれをやるのか?」
「うんそうだよ!でもあらゆる状況に対応できないといけないからゼッタイ動揺したらダメだよ」
「??わかった」
「じゃあ始め〜!」

問題を解き始めるマサヒコ、ふと視界にリンコが入る。
じぃー…
(…なんでずっと見てるんだよ…)
じぃーー…
「あの…落ち着かないんだけど…」
「ダメだよ小久保君、動揺しちゃ!もしコレが戦場ならとっくに死んでるよ!」
(うーん、後半は意味わからんが…なるほど…精神力を鍛えろってことか)
「よし!了解!」
キッと真面目な顔になるとマサヒコは再び問題集に取り掛かった。
(さすが小久保くん…これくらいじゃ試練にならないなぁ)
すでに当初の目的を忘れかけてるリンコであった。




ゴソゴソ…ガサガサ…
マサヒコの耳は布が擦れるような音を捉えた、しかし動揺はしない。
そう…落ち着いて…いつもの気分で問題に取り掛かるんだ…。
近くにあった麦茶に手をのばし口を潤す、そう落ち着け…。
ん?
「ブーーーーーッ…げほげほ…」
思わず麦茶を口から噴出す。
「何してんだよ!!」
マサヒコの瞳には下着姿になったリンコの姿が映っていた。
「小久保くん!試験中のよそ見はカンニングだよ!!」
普段にない険しい表情でリンコは怒鳴りあげた。
「す…すみません…」
あまりの迫力に反射的に謝る。いやちょっと待て…今のは俺が悪いの?
まったく納得がいかないがマサヒコはそのまま問題集を続けた。

(え〜っと…時速30kmの等速直線運動で…)←なんだかんだ言って素直に続けている現代っ子マサ
ぅん…
(ああ…空気抵抗が20%だから…)
あはっん…
クリちゃんが固くなってきちゃった…
(この場合は時間を秒速に直せば…)
あっ…パンツ濡れちゃった…下着は脱いだほうがいいかな
ゴソゴソ…スルスル…
(……つまり…その…)
うん…指一本しか入らないや…
あっ…でも気持ちいい…
ああっ!やっぱり他人の家でするオナニーって気持ちいなぁ〜
(……えっと…三角形の面積の出し方ってなんだっけ?)
クチュ…クチュ…
うん、あふっ…あっあっあっっあっイク!イク!!あッッッ!!!
あぐぅ…あっ、あっ…
あふぅ〜潮吹いちゃった…
床汚しちゃったな…いけない、いけない…
(………)
(や、やるね…小久保くん振り向きもしないなんて…第一試験は合格だね…)
さすが小久保マサヒコ…リンコの挑戦をなんとか残った理性で跳ね退けた。
しかしそんな気持ちと裏腹に彼の下半身はニュートンの重力の法則に違反していた。

ジィィィィィーーー
ん??何の音だ?
マサヒコが下を見るとリンコの手によってギンギンになった息子が取り出された。
・・・
「ななな何してんだよ!!!」
「ダメだよ小久保くん!もしかして試験官が突然してくるっていう可能性もあるんだから!!」
(んなわけあるか!!)
そう思ったがマサヒコの視線にはリンコの冷たい表情が映った。
えっまた逆らえないの…?
「問1…」



マサヒコの考えがまとまる前にリンコのそれは唐突に始まった。
「OQとPQとが直交するとき、p、q の関係式を求めなさい、はいスタート」
リンコは右手でペニスを扱きながらマサヒコに問いかける。
「ちょ…的山!」
「ほらぉほら〜早く答えないとどんどん速くなるよ〜」
「お、おい…」
「我慢汁出てきたよ〜速く答えないとぉ〜」
眼前には生まれたままの姿のリンコ、その下半身は先ほどの行為でグッショリと濡れ光っている。
そして手で扱かれる感覚…彼にはこれだけで十分だった。
「うっ…!」

それは綺麗に放物線を描き、リンコの参考書の上に飛び散った。
「はぁ…はぁ…」
「…小久保くんは数学の点数は出せないくせに、精液はすぐ出せるんだね」
「あ…あのな的山…そんなトンチは―」
がたん!!
「的山?今『的山』って言ったね、小久保くん!」
突然机を叩いてマサヒコを睨み付ける。
「は?えっそうだけd―」
「先生を呼び捨てにするなんて…そんな生徒、修正してあげます!」
「えっ??ちょっと…」
そう言うと同時にリンコの顔面はマサヒコの股間に埋まった。
「うっ…!!」
先ほどの手の感覚とは違う、口内の暖かさと自分の置かれた状況にマサヒコのモノはすぐに先ほどの硬さを取り戻した。
(はぁ…はぁ…気持ちいい…)
リンコはペニスをわざとらしく音を立ててしゃぶった。
「ちゅぽ…ここがいいのかなぁ?小久保君??」
時には緩急をつけたり、舌で亀頭を嘗め回したり…マサヒコにはすべてが新鮮だった。
「ちろちろ…それともここかなぁ?」
「はぁ…気持ちいいよ…的山…先生?」
ちゅぽんとマサヒコのペニスから口を離すと
「…なかなか素直でいい生徒ですね…先生がご褒美をあげます」
そういうとリンコは座ってるマサヒコの前に立ち上がった。
大事なところが丸見えである、そこは先ほどよりもグッショリと濡れていてすでに準備は万端だった。
「…どう?小久保君…私の」
どうなのかな…『私の』というよりは女性の性器を見たのは初めてのマサヒコ…
「Hだよ…すごく…」
「入れたい?」
「えっ…」
「入れて無茶苦茶にしたい?」
「…したい」
「…いれ…るね、小久保くん…」
「あ…あぁ…」
リンコはゆっくりとマサヒコの上に腰を降ろした。
「ああ!!」
「うっ…すごい…!!」
少しづつ腰を動かし始める。
「す、すごいな…締め付けが…」
「小久保くんのが…で、出たり入ったり…あっ…」
狭い室内にグチュグチュといやらしい音が響き渡る。
二人は童貞と処女…昇りつめるのにはさして時間はかからなかった。



「はっはっ…もう俺…止まらないよ…!」
今度はマサヒコが積極的に腰を突き上げる。
「ああっ…すごいよ小久保くん!!」
「ま、的山先生!俺もう!!」
「中で…中で出していいよ!!」
マサヒコの下半身に体中の血液が集まってくる。
「いくぞ…!!」
「はぁはぁ…テストはまるでダメなくせに…んはぁ…Hは100点満点です!!」
マサヒコはリンコの中に欲望を力いっぱい吐き出した。


翌日、放課後学校。
マサヒコはリンコのテストの点数を見て意地悪な表情を浮かべこう言う。
『98点』←マサヒコ
『82点』←リンコ
「あれぇ〜どうしたんですか?『的山先生』今度は俺が教えましょうか?」
「…こ、小久保くんがんばったんだね…あはは…」
「ええ、『先生』のおかげで」
「う、うん!もう私が教えることはないかな!じゃ、帰るね私」
ぐわし!
「どこ行くんです、的山さん?今日は『ダメな生徒』を『小久保先生』が修正してあげますよ」
「ご、ごめんなさぁーーーい!ゆるしてぇーーーー」
ズルズルー…
こうしてリンコはマサヒコに連行されていった。

「若田部さん…何なんだろうね…」
「…さぁ?わからないわ…」


終わり。。。。。

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