作品名 | 作者名 | カップリング |
No Title | マリリスト氏 | マサヒコ母×リョーコ |
「あら、あの二人は……」 平日の午後3時。マサヒコ母はいつものように夕食の買い出しへ近所のスーパーへと赴いていた。 そこで、二つの姿を見かけた。スーパー付近のショッピングモールに、見覚えのある二人組。 (あれは……アヤナちゃんと中村先生じゃない) 珍しい姿を見たと思った。ミサキはよく見かけるが、この二人はなかなか街中で目撃しない。 ウィンドウショッピングを楽しんでいるのか、軒先の展示物をみて楽しそうに笑いあっている。 平日の昼間からなぜ二人がと思ったが、そういえばマサヒコの中学は今テスト期間で、半ドンだったということを思い出した。 (どうしよう。声をかけようかしら……でもアヤナちゃんとはこないだ、あんなことがあったばかりだし……) 『あんなこと』がフラッシュバックする。以前アヤナがマサヒコの留守中に小久保家に訪れた際、 マサヒコ母は性欲にかまけて、アヤナに対し口にするのもはばかるほどの『悪戯』をしたのだ。 あれから対して日数は経っていないものの、アヤナの姿を小久保家で見掛ける事はなくなった。 (アヤナちゃん、もしかして怒ったりしているかしら。ああ、でもあの時のアヤナちゃん、可愛かったわ~) (ん……あれは?) リョーコもまた、スーパーの軒先で何かを考えているマサヒコ母の姿に気付いた。 「ねえ、アヤナ。あれ、マサのお母さんじゃないの?」 「へっ? ……えっ、あっ」 アヤナの様子が急変した。マサヒコ母の姿を捉えると、何かに怯えたように身をすくめた。 (ん?) アヤナは身を隠すように、リョーコの背中に隠れた。明らかに不自然な態度だった。 「ほ、本当だ。き、奇遇ですねえお姉様……」 「……アヤナ?」 「な、なんですか?」 (なに……アヤナの様子がおかしいわね) その姿を見逃さないリョーコだった。そういえばここ最近、アヤナの様子がおかしい。 以前、ミサキとの対決の際、なんだか訳のわからないことを言っていた。 (きっと二人になにかあったわね……) リョーコの瞳の奥で、猜疑の光が鈍く光る。 「そういえばマサの家近いし、会えてもおかしくないわねえ」 「お、お姉様、そろそろ……」 アヤナはリョーコのパーカーの襟を、ぐっと握っている。 (これはちょっと面白そうね……) 「どうせだし、声かけていこうか」 「で、でも、むこうも買い物とか忙しそうだし……」 「ちょっとだけよ。別にいいじゃない」 「えっ、お姉様、ちょっ……」 リョーコはアヤナが嫌がっていることを知っていたが、強引にマサヒコ母の方へと歩み寄る。 アヤナは引っ張られて行く形でリョーコの後を追う形になった。 「お母さーん。マサヒコのお母さーん」 「えっ……あら、中村先生」 マサヒコ母が振りかえると、アヤナを引きずるリョーコがぱたぱたと駆け寄る。 「こんにちは。奇遇ですね、こういうところで会うなんて」 「そうね、こんにちは」 アヤナはリョーコの後ろで、聞こえるか聞こえないか微妙な声で「こんにちは」と囁いた。 だがけして、マサヒコ母の方に顔を向けることはない。 「買い物ですか?」 「ええ、夕食の買い出しをね。そっちも買い物かなにかなの?」 「ああ、アヤナがちょっとほしい財布があるって言うもんで、見に来たんですよ」 そう言うと、リョーコはアヤナの身体を引き寄せ、マサヒコ母の前へと差し出す。 「お、お姉様……」 「そうよね、アヤナ」 「は、はい、そうなんですよ……」 そういうと、またリョーコの後ろへと戻って行った。 (う~ん……アヤナちゃんに完璧に嫌われてるかも。仕方ないかもしれないけど……) マサヒコ母は今になって、悪い事をしたなと本当にほんの少しだけ反省した。 「今日は私も大学が休みだし、アヤナもテスト期間で半ドンだから、どうせなら二人でイこうかってことになったんですよ」 「そういえばテストなのよね。アヤナちゃん、出来はどうだった?」 「あ……上出来だったと思います……」 「あら、そうなの? うらやましいわあ。マサヒコにもこのくらいのオツムがあれば良かったのにね~」 「いやいや、マサは結構進んでますよ。周りに4人もいてあれだけ濃密な日々を過ごしてるんですから」 噛み合うような合わないような会話だった。 (早く終わらないかな……) アヤナはこのまますぐに話がすんで、ここから離れられるだろうと思っていた。 しかし、誤算だった。思いのほかリョーコとマサヒコ母の井戸端会議が、思いのほか長引いたのだ。 ぎこちない笑顔で時折、相槌を打っていたが、居心地の悪さとマサヒコ母から離れたい気持ちとで挟まれ、 アヤナにとってとても息苦しい時間が続いていた。 (でも、あとちょっとガマンすれば、このあとお姉様の部屋で二人きり……) 実はこの日、買い物の後にリョーコの部屋で料理をする予定を入れていた。アヤナのこの日の一番の楽しみだった。 盛り上がっていた二人の会話は、そろそろ終わりに差しかかっていた。 「へえ、そんな作り方があったんですか」 「そうなのよ。具材にちょっと下味をつけるだけで相当変わるものよ。中村先生一人暮しでしょ? 覚えておいて損はないわよ。よかったら今度詳しく教えてあげるわね」 「はい、ありがとうございます。あ、お母さん今から時間ありますか?」 「ええ、ちょっとぐらいなら……」 「よかったら今から私の部屋に来ませんか? そこで詳しく教えてください。お茶飲みがてらでも」 リョーコのその言葉に、アヤナはバッと顔をあげた。 「あら、いいの? そういえばマサヒコも帰りが遅くなるし、お邪魔しちゃおうかしら」 「どうぞどうぞ。今日はこれからアヤナと料理をする予定だったんで」 「ちょっと、お姉様!」 さっきとは逆に、今度はアヤナがリョーコを引っ張って行く。 マサヒコ母には聞こえないぐらいの小さな声で会話する。 「私と二人で料理するんじゃなかったんですか!」 「別にいいじゃない、一緒に教えてもらえば。得するじゃないの」 「そういう意味じゃなくて……」 「何、それともアヤナはお母さんがくると何かマズいことがあるの? それともそんなに二人きりがよかった?」 「うぐ、そ、そういうわけじゃ……」 実はエロいことをされたことがあるんです、などとは口が裂けても言えなかった。 リョーコはアヤナの耳に口を近づけて、そっと囁く。 「アヤナがいないと私も寂しいのよ。一緒にいてくれない?」 その言葉に、アヤナの中で何かが大きく揺れ動いた。 自我を揺さぶられるような甘美な感覚が、アヤナの全身に走りまわる。 (お、お姉様がそういうのなら……) アヤナは少し途惑っていたが、やがて小さく首を振った。 「……わかりました、お姉様」 「ありがとう、アヤナ。さすがは乳が大きいだけあって心が広いわね」 (案外扱いやすいのね) リョーコはマサヒコ母に駆け寄っていく。 「というわけなんで、早速向かいましょうか。むこうに車停めてあるんで」 「それじゃあ、お願いね」 三人は車に乗りこんだ。その間、リョーコは何かをふくむように、不適な笑みを浮かべていた。 リョーコ宅のテーブルに、面を向かえる三人。 リョーコはマサヒコ母の料理講義に真剣に耳を傾けていた。 アヤナも何もしない訳にはいかないので、とりあえず耳を傾けていたが、 やはり先人の意見はためになるようで、案外発見と驚きに満ちた参考になる話を聞くことが出来た。 「とまあ、こんな感じなのよ。ごめんなさい、トイレ借りてもいいかしら?」 「ああ、いいですよ。私はお茶のお代わり入れときますね。トイレ、そこの突き当たりにありますから」 「それじゃ、失礼して」 マサヒコ母は立ちあがり、トイレへと向かっていった。リョーコもまた、マサヒコ母の使っていたカップを持って立ちあがる。 「どう、アヤナ。結構ためになったんじゃない?」 「え、ああ、はい……根菜にあんな使い道があったなんて……」 「そうね。あれは驚きだったわ。それでね、アヤナ」 リョーコはカップにお茶を注ぐ。 「あの人と何があったの?」 「……あっ」 「気付かれないとでも思ってたの? あんなにわかりやすく動揺してて。 何があったのかって、こっちがちょっとヒヤヒヤしたぐらいだわよ」 ちょっと楽しかったけど、とは言わなかった。 「……すみません。隠してしまって……でも、お姉様であっても、これだけは……」 「アヤナ、私はアンタがそうやってビクビクしてるところはあんまりみたくないわ。 クリムゾンの同人誌じゃないんだから、ビクビクするのはイっているときだけにしなさい。 アンタともあろう者がみっともないわよ、アヤナ。いつまでも不安は胸に溜めておけないでしょ」 「お、お姉様……」 「話してくれるわね?」 アヤナは以前、小久保家であった出来事を、ためらいながらもリョーコに話した。 マサヒコ母に女として大事なものの教えを請おうとしたら、忍耐力の訓練だとそのまま激しいペッティングう責めをされたこと。 「そう、そんなことが……で、アヤナはお母さんのことが嫌いなの?」 「嫌い……ではないです。私にも責任はありますし。ただ、やっぱりコトがコトなのでどう接したらいいか……」 「ふむ、それはしょうがないわね。私も行きずりの男とやって対応に困ったことは多々あるし」 「流石です……」 「それに、アンタまだ中学生だしね」 「お姉様」 「大丈夫よ、アヤナ。私に任せておけば」 やがて、マサヒコ母が戻ってきた。 「おかえりなさい、ハーブティー煎れときました」 「あら、ありがとう。で、何のお話だったっけ」 マサヒコ母がハーブティーを口に運ぶ。その様子をみたリョーコの口に、勝利の笑みがこぼれた。 「……!」 カップが床に落ちて、ハーブティーの水溜りがダイニングに広がる。 マサヒコ母は口を抑えて、無言でリョーコを睨みつける。 「お、お母さん!?」 立ちあがったのはアヤナだった。 「アヤナ、落ち着いていいわ。これは私がやったのよ」 アヤナが振り向くと、リョーコがニヤニヤと腹黒い笑顔で立っていた。それからゆっくりとマサヒコ母に近づく。 「アヤナの反応をみてると、お母さんによってアヤナが何かされた、しかもエロい方向でというのは大体察しがついていたわ。 お母さん、ちょっと羽目を外しすぎましたね。うちのアヤナにしたことを、あなたにも似たようにされてもらいましょうか」 「お、お姉様……」 「……」 マサヒコ母の目が潤んでいる。 「早速効いてきましたか? さっきのハーブティーに超即効性超持続性超強力な海外の催淫剤を入れたんです。 お母さんの身体はもうムラムラで濡れ濡れのはずです。私がお母さんに愛撫をしてあげますよ。それでいいわね、アヤナ」 「そ、そんなこといわれても……」 「さて、お母さん。どこを愛撫してもらいた……」 そのとき電光石火のごとく、マサヒコ母の身体が素早く動いた。 そのままリョーコの頭を掴み、自らの唇でリョーコの唇を塞いだ。 「んむっ!? ……ん、ふうっ」 「ん……んむぅ……」 (何!? 何!?) アヤナの目の前で、リョーコとマサヒコ母がキスをしている。おそらくディープな。 そのシーンだけでアヤナには強烈過ぎた。しかし、現状をはっきりと把握できていない。 リョーコは自分の口の中に、生温かい物が流れてくるのを感じた。 その香りと刺激によって、それが先ほどのハーブティーであることに気付き、慌ててマサヒコ母を引き剥がす。 「ぷはあっ! ……何を」 (くそっ! ちょっと飲みこんじゃったじゃない!) 「ふふふ……こう見えても催淫剤には詳しくてね。それを口に含んだ瞬間、凡人には気付かれない程度の極微量だけど 催淫剤が含まれていることに気付いたのよ。だからあえて飲みこまずに、ハーブティーを口に溜めこんでおいたの」 「……不覚だったわ。そんなところにまで精通しているほどエロいだなんて。流石はマサの母親ですね」 (な、なんなのこの戦いは!?) 一人混乱するアヤナ。 「しかし、これは味覚神経にも働く仕様になっているから、飲んでいないとしても効力は出てきているはずですよ」 「……それはどうかしらね」 図星だった。先ほどから下腹部の辺りが熱くなってきているのを、マサヒコ母は感じていた。 今ごろ、ショーツには愛液の大きな染みが広がっているはずだ。 「そういうあなたこそ、すでに乳首が固く張り詰めているんじゃないの?」 「ふふっ……何を言ってるのか」 事実だった。先ほどから両乳首が充血して固く張り詰めているのを、リョーコは感じていた。 「まあ、私の絶妙なテクニックで、すぐにそんなこと言えなくさせますよ」 「あら、あなた程度で私を満足させられるとでも? 逆にあなたを骨抜きにしてあげるわ」 「なにぃ……? 望むところです。ならば、どちらがより相手を絶頂へと導けるのか」 「勝負、ね……」 「アヤナ!」 「は、はい!」 あらたまったように、ぴんと背筋をはるアヤナ。 「私のテクニックをそこできちんと見ておきなさい。勉強になるわよ」 「え……あ、はい、わかり……えっ?」 (今だ!) マサヒコ母が素早く、リョーコのバックをとった。 「しまった!」 そのままマサヒコの母の手が、リョーコのパーカー、Tシャツの中へと侵入する。 ブラに手を差し込むと、やや大きめの胸の先端が、痛々しいほどの膨れていた。 「あらぁ? こんなに固くしちゃって」 「な、何を……うあっ、あああっ!」 乳首を指で軽くつままれただけで、リョーコの身体に甘い痺れがかけ抜ける。 膝を落としそうになったが、なんとか耐えた。 「ほら、ほら、薬効きまくってるんじゃないの」 「いや、やめっ、あうっ、ひあ……」 「こんな風につねったらどんな声を出すのかしら?」 乳首をきゅっと軽くつねると、またリョーコの身体に強い刺激が走る。 「だ、だめっ、あっ、ふああっ……!」 (すごい……お姉様があんな声を……) 初めて聞くリョーコの喘ぎ声に、アヤナは謎の興奮を覚えた。 マサヒコ母の乳首への愛撫は、薬の効果も手伝って相当な刺激をリョーコに与えていた。 足をガクガクと震わせながらも、必死に倒れまいとする。 「気持ちいいでしょ? 大人しく負けを認めたら?」 「だ、誰が……!」 その瞬間、リョーコの片手が背後に回り、素早くマサヒコ母のジーンズの中へと滑り込んだ。 「あっ!?」 「多少やりにくいけど……これなら私にだって責める事が出来る!」 マサヒコ母がリョーコの背後から胸を揉み、リョーコの手が二人の間に入りこみ、マサヒコ母のジーンズの中にあるという荒業だった。 手探りながらリョーコの指が、マサヒコ母のショーツの上から、秘裂のラインをなぞる。 「ああんっ! そんな、すごいっ……!」 「お母さんこそビショビショじゃないですか……こんなんじゃすぐイッちゃうんじゃないですか?」 「そ、そんなわけ……ひああっ!?」 すでにぐっしょり濡れているショーツの中に指を滑り込ませ、大き目のクリトリスを探り当てると、そこを軽くピンと弾いた。 「ああっ、クリはダメッ……あっ、ああん……」 「ふふふ、薬の効果抜群じゃないですか……んっ、うあっ!!」 胸を揉んでいたはずのマサヒコ母の手が片方、リョーコのジーンズの中へと侵入していた。 「あら、あなたのこっちもこんなに濡れてるじゃない……あなたは1ヶ所しか責められないけど、 私はあなたの背後をとっているから、胸とアソコの二ヶ所を責められるのよ」 「し、しまったぁ……! あふぅ……ふあっ、あっ、あっ……」 マサヒコ母の指が、リョーコの膣内に侵入し、二本の指でクチュクチュと掻きまわす。 その度に部屋の中に、淫靡な蜜の音が響く。 「あっ、くぅ、この……あっ、あん……だめ、感じすぎちゃ……!」 「こんなにイヤらしい音をたてちゃって……アヤナちゃん、聞こえる? これが中村先生のエッチな音よ」 「お姉様の音、すごい……」 アヤナは顔を真っ赤にして、モジモジと気恥ずかしそうにしているが、その目はしっかりと目の前の痴態を見ていた。 (くっ、このままじゃイってしまう……こうなったら!) リョーコの足が動いた。マサヒコ母の足に自分の足を引っかける。 「えっ? って、うわ、あわわ……」 バランスが不安定になったマサヒコ母は、そのまま床へと倒れこんだ。 「しまっ……」 「もう遅いですよ!」 形勢逆転だった。倒れこんだマサヒコ母の上にリョーコが覆い被さり、マウントを取る形になった。 そのまま神懸り的なスピードで、自分とマサヒコ母のジーンズとショーツを剥ぎ取った。 「何を……!」 「こういうときのため、ここに素晴らしい道具を用意したんですよ……」 近くの棚に手を伸ばすリョーコ。引出しを開けて何かをまさぐる。 「たしかこの中にペニスバンドが……あった!」 (しまった! 今ペニスバンドで貫かれたりなんかしたら……!) 焦るマサヒコ母。リョーコは棚の中からそれを取り出す。 「このペニスバンドで一気に……って、あ、あれ?」 「あ……そ、それは……」 リョーコが取り出したのはペニスバンドとは似て非なるもの。 ピンク色の隆々としたモデルが二本ついている『双頭ディルドー』だった。 (しまった! ペ二バンはこないだセージの家で使ったときに置いてきたんだ……! これを使うとなると私のほうも気持ちよくなってしまう、まさに両刀の、じゃなくて諸刃の剣……) マウントをとったまま、ディルドーを手に困っているリョーコの姿をみて、マサヒコ母はクスリを笑った。 「それを使うことにビビッてるの?」 「な、何を……」 「私を先にイカせる自信がないの? それを使うと私より先に自分がイッちゃうから?」 「言ってくれますね……いいでしょう。使ってあげますよ。絶頂に導いてあげます」 リョーコは自分の秘部にディルドーをあてがい、ゆっくりと侵入させてゆく。 「うああ……ふぅ……んっ……!」 それだけで敏感になっていた身体に快感が走る。リョーコの膣内はディルドーを簡単に飲みこんだ。 マサヒコ母の秘部にもディルドーがあてがわれると、リョーコはそのまま一気に突き上げた。 「あああっ……!!」 「ふふ……もう、イキそうなんですか……?」 「だ、誰が……」 (すごい……お姉様とお母さんが、繋がっちゃった……) 目の前の地獄曼荼羅を見ているうちに、アヤナは身体が火照っていくのを感じた。 下腹部に熱い痺れを感じ、身体をくねくねと動かしている。 「それじゃあ……動かしますよ」 そういうと、リョーコは激しく腰を揺らし始めた。 「ふあっ! ああんっ!! すごっ、ふああっ!! こすれちゃうぅっ!!」 「うああっ、奥に……奥に当たって……!」 二人が腰を動かすたびに、ディルドーが二人の膣内をズンズンと突き上げる。 「ひああっ、すごいっ! こんなの、初めてっ……!」 「だめ、らめぇ、あっ、ああんっ……!」 (お姉様……お姉様が、あんな姿で……!) アヤナは熱い息を吐き、瞳を濡らしながら、二人の痴態を見ていた。 「あっ、いいっ、いいっ、ああっ……」 すでに二人は相手に快感を与えることより、自分が快感を貪ることに必死になっていた。 やがて二人の性感は頂点にまで近づき、絶頂の波がやってこようとした。 「あっ、も、もう、イッちゃ……!」 「ふああっ、ダメ、イクッ、イッちゃう……!」 浮いたような感覚が襲い、二人の身体が大きく仰け反る。 『あああっ……!』 二人はほぼ同時に、叫び声を揃えながら絶頂に達した。 ダイニングの床には、二人分の愛液が大きな水溜りを作っていた。 二人が息を荒げて床に倒れこむと、ディルドーがずるりと抜けて転がる。 「はあっ、はあっ、すごい……」 「これが……薬の効果……恐るべし……」 しばらく二人は快感の余韻に浸り、ぼーっと天井を見ていた。 「……あっ! そういえば勝負!」 「あら、そういえば誰が先にイッたのかしら?」 「アヤナ、見てたでしょ? 誰が先に……アヤナ」 アヤナは顔を真っ赤にして、床に倒れていた。 「アヤナ……一体何が……」 「きっと、興奮しすぎてのぼせちゃったんだわ……」 「……じゃあこの勝負は」 「……無効試合」 テスト期間が終わり、アイはいつものように小久保家へと訪れた。 「マサヒコ君、テストお疲れ! 出来はどうだった?」 「まあ、上々かな……でもやっぱ一教科ひどいやつが」 「大変……じゃあ今日はそれを集中的に勉強しようね」 「ところで先生、聞きたいことがあるんですが」 「何?」 「よくわからないんすけど、テスト期間始まった頃ぐらいからやたらと中村先生と母さんの仲がいいんですよ。 長電話でおしゃべりしたり、一緒にお酒飲んだり、なんか気持ち悪いんですけどアイ先生何か知ってますか?」 「……いや、知らない。でも、ほら、『類は友を呼ぶ』っていうじゃない?」 「俺の母さんはあの人の類友なのか……いや、わかってはいたが、でも……」 その事実は一介の男子中学生にはあまりに重く、 ガクリと肩を落とすマサヒコだった。
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