作品名 作者名 カップリング
No Title マリリスト氏 ユキ×アヤナ


(あれ……なんか苦しい。身体が動かない……)
アヤナの意識がゆっくりと覚醒していく。閉じられていた瞼をゆっくりと開く。
最初に気付いたのは、自分の身体が横に倒れていないこと。
眠りから目覚めたことはわかったのに、なぜ倒れていないのか。座ったまま寝たのだろうか。
それからもうひとつ、身体が思うように動かせない。何かに縛られている感覚がする。
(金縛り……? そんなわけ……)
やがて、自分の状況が把握できた。
椅子に座った状態で、両手を後ろに縛り付けられている。露骨なまでの軟禁状態だった。
「な、なに? どうしてこんなことに……」
辺りを見まわしてみた。見覚えのある風景だ……つい今しがたまで見ていた風景。
「あ、お姉様の部屋だ……」
自分の衣服を調べる。いつもの制服姿だった。汚れは無さそうだ。
身体に怪我の後がないのを確かめると、ゆっくりと記憶の糸を辿ってみた。
(たしか……お姉様から用があるって呼び出されて……うん、学校が終わってすぐにお姉様のお部屋に向かったのよね)
たしか昼頃だ。大学にいるリョーコから携帯に連絡が入った。大事な話があるから、放課後にでも来てほしいと。
敬愛するリョーコからの直々の誘いときたら、断る道理はどこにもない。浮き足立たせて部屋に向かったアヤナだった。
(で、しばらくお茶とお菓子を食べながら、勉強のこととか、学校のこととか、世間話をして……)
はっきりと思い出せた。たしか途中から強烈な眠気が襲い、リョーコのソファに寝かせてもらったのだ。
『あら、疲れてるんじゃないの? じゃあ大事な話は仮眠をとってからにしなさい』
(それから寝かせてもらって、気がつけばこれ……)
この姿はきっとリョーコがやったことだろう。それとも眠っている間に強盗でも入ったのだろうか?
「大事な話ってこういうこと? なにか新しい授業かしら……」
キイという音と共に、目の前の扉が開く。アヤナは顔をそこへ向け、睨みを効かせる。
「あ、アヤナ起きてたの? おはよう」
「お、おはようございます。お姉様……これはいったい……」
「そうよね。ごめんね、いきなりびっくりさせて。でもこれはアヤナのためには大事なことなのよ?」
「あの……さっぱりわからないんですけど……」
リョーコが一歩ずつ、アヤナの近づく。腰を屈めると、二人の顔は数センチほどにまで近づく。
アヤナの心臓が、ドキンと高鳴った。頬がピンクに染まる。
「あ、あの……」
「実は今日、アヤナに特別な授業をしようと思ってね。特別講師も呼んでんのよ」
「と、特別?」
「肛門! じゃなくてカモン!」
再びドアが開き、そこから見覚えのある一人の少女が顔を出す。
「あなたは……と、戸川さん?」
「……こんばんわ、若田部さん」
「聞いたわよアヤナ。アンタこの娘に憧れられてるんですって? バレンタインにチョコまでもらったらしいじゃない」
「そ、それは、そうですけど……」
リョーコがニヤニヤと不適な笑いを浮かべている。一方の戸川はというと、なにやらもじもじと気恥ずかしそうにしていた。
「こないだね。この娘が私の所に来たのよ。アンタとはどういう関係か、アヤナはどういう人間かって色々聞いてくんのよ」
「……で、お姉様はどうしたんですか?」
「出来る限り答えたわよ。あまりにも熱心に聞いてくるものだからね」
「そうですか……それで、どうしてこんなことになっているんですか?」




リョーコの目がキラリと光る。
「この娘はアンタの勉強に使える、と思ったのよ。話をしたら、この娘もノリノリでOKしてくれたわ」
「べ、勉強って……?」
「アヤナ……アンタ、私ともっと仲良くしたい? 私に近づきたいと思う?」
先程よりも少し、艶を秘めたリョーコの声に、アヤナの鼓動がまたも高鳴る。
「へっ? いや、あの、それは……は、はい」
「でしょ? 私みたいになりたいなって思ったから、あのとき作文にも書いてくれたんでしょ?」
「は、はい。私はお姉様に……憧れてます」
「アンタには十分、その素質があるわよ。ただ、圧倒的に足りないものがあるのよ」
「た、足りないもの?」
「……経験よ。女としての経験が足りないのよ。女としての悦びを、アンタはまだ知らないじゃない」
「よ、悦び……?」
アヤナの顔に戸惑いの色が浮かぶ。
「そう、悦びよ。私がアンタぐらいの頃には、もうイヤっていうほど女の悦びを味あわせられたものだわよ。
 簡単に身体を許せって言ってるわけじゃないけど、何事も若いうちから経験を積んで、人は成長するものよ。
 私が見る辺り、アンタには十分に素質があるわ。いい? これはアンタのために言っているのよ」
リョーコは、我ながらよくもまあポンポンと言葉がでるものだと思った。
「私に……素質が……」
その言葉は少し嬉しかった。お姉様に認められている気がしたからだ。
良くわからない持論も、リョーコが言っているのなら、きっと間違いはないのだろう。
しかし急な話についていけるほど、賢くも勇気もない。リョーコの言葉とはいえ、飲みこみがたい。
「……で、なんでこんな姿に」
身体を揺らして、現状を訴える。椅子がガタガタと渇いた音を立てる。
「そっちのほうが面白いからよ」
「面白いって……でもお姉様……私、怖いです……」
「大丈夫よ、アヤナ。アンタが傷つかないように、善処するわ」
優しい言葉だったが、拒否は受けつけないという力が込められていた。
迷った。このまま本当にリョーコの『勉強』を受け入れるべきなのだろうか。
心のどこかでアヤナは、リョーコだったら、敬愛するこの人だったら、身を任せてもいいかもしれないと思っていた。
何が起こるか想像も出来ない、不安や恐怖は拭いきれなかったが、経験豊富なリョーコだったら、きっと大丈夫なのでは……。
「私はアンタのために言ってんのよ。アヤナ、いいわね?」
「……はい。よろしくお願いします、お姉様!」
アヤナは意を決した。身を縮めて、瞼を固く閉じる。
「良く言ったわ。アヤナ」
「でもお姉様……優しくしてくださいね?」
「心配しないで。優しく“してくれるらしい”から」




「……“してくれるらしい”?」
リョーコが目の前のソファに座った。
合わせるように、さっきまで黙って話を聞いていたユキが、申し訳なさそうな顔で立ちあがる。
存在をすっかり忘れていた。
「わ、若田部さん……よろしくお願いします」
「それじゃ、お願いね」
「ちょ、ちょっとお姉様!? なんで戸川さんが?」
「いや〜この娘、相当アンタに入れ込んでるみたいでさ。この娘がアンタの相手をすれば、どっちもお得で一石二鳥じゃない」
「そ、そんな! 私はお姉様に……」
「ん? 何?」
「えっ、あっ……な、何でもないです」
アヤナの顔が真っ赤になる。今、自分は何を言おうとしたのか。とても淫らなことを言おうとしたのではないか。
「この娘なら、アンタに優しくしてくれるでしょうよ。それになにかあったら、私が仲裁に入るから」
「わ、若田部さん……」
ユキの声に、中学生とは思えない艶が込められている。頬をピンクに染めながら、濡れた瞳でアヤナを見つめる。
「い、イヤです……」
「アヤナ、ガマンよ」
「あ、あう……」
「若田部さんが……私の目の前で、こんな格好で……」
ユキの顔が、アヤナの流れるような髪に触れる。指で掻き分けながら、頭頂部から毛先にかけて柔らかな感触を味わう。
「ああっ……若田部さんの髪、シルクみたい……良い香りがする」
アヤナの髪からは、高級シャンプーの香りがした。ユキの鼻をくすぐる。ユキはくんくんと鼻を動かし、香りを吸い込んでいる。
「若田部さぁん……はあっ、夢見たい……」
「と、戸川さん……くすぐったいわよ……」
ユキの荒い息が、アヤナの耳に、うなじに吹きかかる。ぞっとする感覚に、アヤナは身をよじる。
一通りアヤナの髪を楽しむと、ユキは顔を髪から離し、ゆっくりと下降していった。
ユキの眼前には、アヤナの豊満な胸がある。制服越しからでもわかるボリュームだった。
「戸川さん、何を……えっ!? いやぁっ!」
そのままユキは倒れるように、アヤナの胸に顔を埋めた。アヤナは身体を動かして抵抗を示すが、ユキは全く離れない。
その柔らかな二つの弾力を、顔中で楽しむユキ。恍惚とした表情で、顔をぐりぐりと動かしている。
「ん……若田部さんの胸、柔らかくて気持ち良い……」
「ちょ、ちょっと戸川さん!? いい加減にしてよ! 頭おかしいんじゃないの!?」
怒声を飛ばすアヤナ。すると、ユキの身体がびくんと跳ねた。
「はあっ……! この声……いつもの若田部さんだぁ……もっと怒って……」
「ひいっ! お、お姉様……」
「アヤナ……耐えるのよ」




制服の下のブラの感触まで、ユキは堪能していた。
鼻をくんくんと動かし、制服に、下着に染みついたアヤナの体臭を感じる。
「んん……やっぱり若田部さん……甘い香りがする……」
「へ、変なこといわないでぇ……」
「このまま死んでもいい……」
「私の胸で死なれても……」
「あら、うらやましいわね。アヤナの胸だったら私も顔を埋めたいぐらいよ」
その言葉に敏感に反応したアヤナだった。
「あう……」
(お姉様だったら……別に構わないのに……)
胸から顔を離したユキは、またも下降していく。腹部、スカート、太もも、ふくらはぎとアヤナの身体を舐めるように見つめる。
「うう……戸川さん、もういいでしょ?」
ユキの顔はやがて、アヤナの紺のハイソックスへと辿りつく。指がハイソックスへと伸びると、ささっと取り払った。
アヤナの足が外気に晒される。アヤナは抵抗として足をばたつかせようとしたが、ユキによって止められていた。
「若田部さんの足……真っ白でキレイ……」
「お、お姉様……私、もう……ひゃっ!?」
アヤナは指になにか、濡れたような感覚がした。よくみるとユキが、アヤナの足の親指をちろちろと愛しそうに舐めている。
「きゃあっ! いやっ、やめて戸川さん! お姉様も何か……」
「アヤナ……私はアンタを信じてるわよ」
「そ、そんな……と、戸川さん? そんなところ舐めたら、病気になっちゃうわよ……?」
聞いているのかいないのか、ユキの舌は動きを止めない。
やがて舐めるだけにとどまらず、どうしてもその部分を奉仕したくなったユキは、
なんのためらいもなく、アヤナの真っ白な指を口に咥えた。
「ちょっ……ひあっ、く、くすぐったい……!」
アヤナは口を結んで、足もとのこそばゆさに堪える。ちゅちゅぷという淫靡な音が、部屋に響く。
「んむ……若田部さんの指……おいひぃ……」
「うあっ……戸川さん……あなた犬じゃないんだから……」
「ああっ……若田部さんが私のこと……犬って……はふぅ……」
「この娘、完全にアンタに参ってるわね」
だめだ。もう何を言っても通用しない。アヤナは諦めた。
ユキの舌が指だけではなく、足の裏、踵にまで伸びる。アヤナの足は唾液でべとべとなっていた。
「んっ……くぅ……ふあっ……!」
身体をぷるぷる揺らしながら、くすぐったさを堪える。ユキは何も言わずに奉仕を続ける。
屈んだ状態で天井に腰を突き出しながら、懸命に舌を動かすユキ。
まるでアヤナが本当の主人になり、飼い犬のユキに奉仕をさせているような構図だった。




「あんっ……あう……ん……」
アヤナは気付いてはいないが、奉仕を繰り返されるうちに、ただのこそばゆさとは違う感覚を覚えてきた。
結んだ口の隙間から、熱い息が漏れる。身をくねくねとよじり、太ももを擦り合わせている。
それにいち早く気付いたのはリョーコだった。
(アヤナのやつ、感じてきてるわね……)
ユキは指から口を離した。アヤナの指はすでにふやけているほど舐られ続けた。
ユキは下腹部に熱い痺れを感じていた。そっと自分のショーツに触れると、湿り気を感じた。
奉仕を続けたりアヤナに怒声を浴びせられるうちに、自らの愛液によってユキのショーツは汚されていたらしい。
「はあっ……戸川さん……もう許して?」
「もうすぐ……気持ち良くしてあげるからね、若田部さん……」
アヤナの足が開いていた一瞬の隙をついて、ユキはアヤナのスカートへと顔を突っ込んだ。
「なっ、きゃあああっ!」
「アヤナ! 大丈夫よ。何も心配しないで!」
身体をじたばた動かすアヤナ。椅子がガタガタと音を立てる。
むわっとしたスカートの中、ユキの目の前には、アヤナのショーツが姿を見せた。
水色の、絹の薄いショーツだった。ユキはまたも犬のように、鼻をくんくんと動かす。
「お姉様ぁ……なんとかしてぇ……」
アヤナは半泣きになっていた。
(こんなに面白い状況、途中で止められるわけないじゃない)
「アヤナ……良く聞いてよ。私はアンタが女としての悦びを感じてきていることが、素直に嬉しいのよ。
 アンタのそんな姿を見れることがとっても幸せなのよ。それでもイヤ?」
「で、でもぉ……恥ずかしいです……」
ふと、自分の下腹部がいきなり涼しくなったことに気付いたアヤナ。
目の前にはスカートから顔を出して、右手についさっきまでアヤナが吐いていたショーツを握っているユキがいた。
「いやあっ! 戸川さん、返して!」
アヤナはぴたりと股を閉じた。ユキに詰め寄ろうとしたが、縛られた身体が言うことを聞かない。
「あら、アヤナ。かわいい下着つけてるじゃないの」
「お、お姉様……」
「アヤナ、足を開きなさい」
リョーコの声を聞いたアヤナの身体が凍った。
「そ、そんな……お姉様……私、恥ずかしいです……」
「アヤナ……私、アンタの大事なところが見たいわ……」
「で、でも……」
「アンタをもっと気持ち良くしてあげたいのよ。アンタの成長の手助けをしてあげたいから、こう言うの。
 それに私は個人的にも、アヤナの大事な部分を見たい。アヤナは、私のことそんなに信用できない?」
「……」
アヤナは迷った。頭の中の整理がおぼつかない。
ただ、どこかでリョーコなら、自分の恥部を曝け出してもいいかもしれない、と思っていた。
上手く働かない頭で考えたアヤナだったが、やがて観念したように、ゆっくりと足を開いていった。




「……キレイよ、アヤナ」
「うう……恥ずかしいです……」
いつもの負けん気の強いアヤナからは考えられないほど、しおらしい姿だった。
薄くだが、しっかりと陰毛の生え揃ったその部分は、年齢相応にとても小さく、
ピンク色の襞に、少しばかり濡れているのか淡い輝きを持っていた。
「……やってあげなさい」
リョーコの声を聞いて、おあずけを食らっていたユキの身体が再び動く。
スカートの中に再度顔を潜り込ませ、アヤナの秘裂に傷つけぬようゆっくりと舌を這わせる。
「いやっ! ふああ、気持ち悪い……」
「大丈夫よ。すぐ気持ち良くなるから」
「んぷっ……若田部さんの……すごくキレイ……」
小陰唇に沿ってちろちろと舐め上げる。ユキの口にしょっぱさが広がる。
「ふあっ……んんっ……くぅ……!」
アヤナの身体に、少しずつ快感が広がる。甘い痺れが下腹部からこみ上げ、アヤナの額から汗が零れる。
微量だが、秘部からどんどん愛液が滲み出てきた。ユキはそれを舌ですくって舐め上げる。
「若田部さんの……美味しい……若田部さぁん!」
「ひあっ! だめっ……もっと優しく……うああっ!」
ガマンできないと言ったように、ユキの舌使いが乱暴になった。
息を荒くしながら、むしゃぶりつく様に秘部を吸い上げる。
愛液と唾液の絡む音が響く。アヤナは遠い意識の中で、その音を聞いていた。
「ふあっ、あんっ、あっ、あああ……」
テクニックのない奉仕だったが、たしかな快感がアヤナを襲う。
頭をガクガクと振りながら、今までに知らなかった快感に堪えていた。
「うああっ、お姉様ぁ……変なの、うわあぁぁん……」
瞳からぽろぽろと涙を溢している。リョーコの目の前であられもない姿を晒しているという状況が、アヤナの快感をより強くしていた。
「OK、アヤナ。確かに女の悦びを感じてきているわよ」
リョーコは気付いた。ユキの指が自分のショーツの中にあることを。
どうやらアヤナを奉仕しながら、堪えきれず自慰に及んでいるらしい。
リョーコから丸見えになっているユキのショーツは、すでに愛液でびしょびしょになっていた。
「うあっ、ふああっ……きゅう……んんっ……!」
「わ、若田部さん……私も……気持ちい……くぅ……」
何も考えられず、アヤナは涎と涙をはしたなく溢しながら、強烈な快感に身を委ねている。




「いやあ……おかしく、なっちゃう……お姉様ぁ……」
「アヤナ、イキそうなの?」
「イヤです……お姉様の前で……恥ずかしい……」
「アヤナ、イクところをみせな」
(お姉様に見られてる……恥ずかしいけど……もう……)
アヤナの身体に、絶頂が近づいてきた。
ユキのほうも同じらしく、動きがラストスパートにかかる。
「あっ、ひあっ……もう、だめぇ……なんか、くるっ……!」
「ああんっ、あっ、わ、若田部さぁん……!」
「ふあっ、ひああっ、あっ、うあっ、ふやあああんっ……!」
アヤナの身体が大きく仰け反り、二、三度ビクンと大きく跳ねた。
絶頂に達したらしく、ユキの顔に愛液がかかる。
アヤナは瞼を固く閉じて、しばらく快感の余韻に浸っていたが、波が去ると全身から力が抜け、くたっと倒れこんだ。
きれぎれになった荒い息を吐きながら、ぼおっとした瞳でリョーコを見つめている。
一方のユキも絶頂を迎え、スカートから顔をだすと地面に倒れこんだ。
「ふあ……お姉様……」
「……アヤナ、良く頑張ったわね」
リョーコは立ちあがり、アヤナに近づく。汗だくになったアヤナの額から髪を掻き分け、そっと頭を撫でる。
「上出来よ、アヤナ。さすがは私の妹分だわね」
「あ、ありがとうございまふ……」
「わ、若田部さん……」
くたくたになったユキが、地面を這いずっている。
「アンタもよくやるもんだね。本当の犬みたいだったよ」
「わ、わん……」
(それにしても、久しぶりにいいモンみせてもらったわ)
二人の姿を見ていると、リョーコのほうもなんだか落ちつかなくなってきた。
「じゃあ、アヤナ。うまくできたご褒美に……」
倒れこんだままのアヤナの耳元に、リョーコがそっと囁く。
「今度は私が相手してあげる。三人で気持ちよくなろっか?」
アヤナは頬をピンクに染めながらも、小さく頷いた。

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