作品名 作者名 カップリング
「My funny valentain」 郭泰源氏 -

「はい、では最初にマサが食べるのはこのチョコね♪」
(もぐもぐ………?結構味が濃い……濃厚って感じ?で、舌触りは結構滑らか……)
「こくぼく〜〜〜ん、おいしい?」
「うん……美味しいな、これ」
「よ〜〜く味わってね、マサ君!」
「そうよ、せっかく作ったんだから、当ててくれないとダメよ!」
「マサヒコ君、ファイトだよ!」
「………もぐもぐ、わかりましたから静かにして下さい……」
「よし、じゃあ目隠し外して〜〜〜♪」
「はい……」
「じゃ、この五つのチョコの中から当ててちょーだい♪」
「はあ……順番は俺が選んで良いんですね?」
「そうよん♪では、第一回チキチキ、マサヒコチョコ選び大会スタート〜〜〜〜♪」
「え……とじゃあ、若田部のから……」
(もぐ?濃厚だな……なんだかカカオの味が強いっていうか、上品な甘みとほのかな苦さ…。
とろっとした……似てるけど、さっきのと舌触りが違うかな?高級なカカオを使ってる感じ?)
「わかりました……私が食べたのは!若田部のチョコでは、ございません!!!!!!!!!!!!!」
「ぴんぽ〜〜〜ん、おお、いきなり正解だね、マサ」
「はあ……じゃ、次……中村先生の」
(もぐ、ん?………ん?な、なんっじゃこれりゃああああああ!)
「わ、私が食べたのは……中村先生のチョコでは死んでもありません!」
「ぴんぽ〜〜ん……その顔だともしかしてガラナチョコ食べたの初めて?EDのくせに……」
「げ、げえッ……」
「こら!これ見よがしに吐くな!マサ!」
「うげ……が……き、気を取り直して……次は……濱中先生の……」
(……旨い……マジで旨い……でも?味はこんなに……露骨に甘くはなかったような…)
「わかりました……私が食べたのは、濱中先生のチョコではありません!!!!!!!!!!!!!」
「………ぴんぽ〜〜〜ん!三連勝ね、スゴイわ、マサ…」
「あと二つかあ……じゃ、ミサキのを……」
(もぐ。旨い……迷うな。食感は、滑らかだな……あれ?コレ、去年ミサキに貰ったのと似てる?)
「どう?マサ?」
「……わかりました。私が食べたのは、ミサキのチョコです!!!!!!!!!!!!!」
「………大正解!スゴイわ、もしかして愛のチカラ?」
「うわ〜〜、本当に当てちゃった!やっぱり愛情ってスゴイね、ミサキちゃん!」
(……なによ、なによ、なによ……なんで、天野さんのだけ……)
「マサ君……」
「うふふ、ミサキちゃんったら目ウルウルさせてる……可愛いね、マサヒコ君!」
「ってことで正解したマサヒコに賞品〜〜♪」
「え?なんですか?」
「コ・レ♪」
「……え――っと、あの、それはいわゆるセーラー服って奴ですか?」
「先輩、確かにマサヒコ君はEDかもしれませんが、
セーラー服の匂いを嗅いでハアハアしてもそんなに簡単に完治はしないんじゃ……」
「バカねえ……コレをマサに着せるに決まってるでしょうが?」
「!?&%は?はああああ?」
「ホラ、前もマサに女装させたら見事にハマッてたじゃん?マサも最近背が伸びたし、
ようやく私の中学時代のセーラーが似合うかと……コラ、逃げるな、マサ!」
「ぐ、ぐえええ!止めて下さい!首、首、締まってる!中村先生!」
「……アンタが逃げようとするからじゃない。どう?やる?」
「………………………ぐえ!や、やります………」
「……ねえ、的山さん?どういうこと?」
「あ、そ〜か〜、アヤナちゃんは前いなかったもんね?うん、あのね!
私の携帯に画像保存してあるから、ホラ……」
(まだコイツ消去してなかったのか……)
「え?わあああ……」
§


(そ、そうだ若田部、こ、ここではお前だけが頼りだ、こんな変態的なことを止めろと……)
「……可愛い……すごく……いい……」
「コラ、若田部!なんでお前まで目をそんな潤ませて…」
「私ね、私……ずっと言えなかったけど、ヅカファンだったの」
「へ?」
「宝塚のファンだってっことよ。そうで〜〜〜しょ〜〜〜う、フランソワ〜〜♪」
「そ〜〜〜う〜〜〜で〜〜〜〜す♪♪お姉様〜〜〜〜♪」
(ダメだ……やっぱり、若田部も変だった……)
"ガチャ"
「毎度〜〜〜、お茶入った……え?」
「さ〜〜て、で・は〜〜〜、お母様〜〜、マサにセーラー服を着せてあげたいのですが〜〜♪」
(なんで……宝塚モード続行中なんだ……)
「…………」
(そ、そうだ、母さん、前回はアレだったけど、今回は……)
"パチン、……するッ、ぐッ"
「??か、=$☆母さん?」
「?お母様?なんでいきなりブラを外して、オマケに掲げて見せるんですか?」
「ブ」
「?」
「ラジャー!!!!!!!!!!!!!」
(ああああああ……やっぱりこの人もダメだ……)
「了解でっす〜〜♪では、着替えは私とお母様で向こうの部屋で〜〜♪後はお楽しみよん♪♪」
「「「「はいッ♪」」」」
「あ、ああああああ……」

〜〜〜〜〜〜10分経過〜〜〜〜〜〜

「しかしこれは」
「予想外にと言いますか」
「予想以上と言いますか」
「………キレイ……」
「そうでしょ〜〜〜♪リョーコちゃんと一緒に、今回はメイクまでバッチリ決めたんだから♪
マスカラに、ファンデでしょ〜〜♪リップも濡れっぽいのが良い感じ♪」
「ヘアメイクもビーズ散らしたりして凝ったのよん♪でもこれ、危ないくらい可愛いですわね……」
「さすがに下着は男物だけど、一応ブラもさせたのよ?」
「はははは、お母様ったら細かいディティールまで凝るひとで♪」
「そりゃ〜〜ね〜〜、ヤルなら楽しまないと……アレと一緒よ〜〜♪」
「…………すいません、もう勘弁してくだ……」
「じゃ、みんなで記念撮影といきますか♪」
「だから人の話を聞けえええええええええええええ!」
「このデジカメ、セルフタイマー機能付きだから全員写りますよ……では♪」
「あ、あの……マジで、勘弁して……お願いですから……」
「大丈夫だって、マサ?明日学校で配ったりはしないから。ね、ミサキ、リン、アヤナ?」
「ちょっと惜しいけど……」
「仕方ありませんね……」
「でも、あとで個人的に楽しむのは……」
「だからお前ら!個人的に楽しむって……」
「はい、チーズ」
"カシャッ"
「あ……あああああああ……」
女性陣は、気付いていなかった。
こうした日々がマサヒコのEDと女性不感症の原因だということを……


END
§

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