作品名 作者名 カップリング
リョーコ14歳/悪夢 541氏

事件から五日後の深夜、自宅で療養中だったリョーコはうなされて目を覚ました。
寝汗でパジャマが湿って気持ち悪い。数分間迷っていたが、起き上がるとバスルームに向った。
衣服を脱ぎ捨て、シャワーの温度を調整する。
(週明けから、また学校か)
事件のことは級友には伏せられ、何事も無かったように学校に復帰できるはずだが、
どんな顔をして教室に入っていけば良いかわからず、気が重かった。
彼女はその気分を洗い流すように、シャワーの水圧を上げた。

不快な気分を洗い流し、さっぱりとした気分でバスルームを出ると、バスタオルを身体に巻き、
洗面台の前に立った。髪にドライヤーの熱風を当てながら、彼女は鏡に映った顔を見つめた。
(男から見て、襲いたくなるほど魅力的なのかしら)
リョーコは、男になったつもりで鏡の中の少女を凝視した。バスタオルを解いて形の良い
乳房を鏡に映す。胸元におずおずと手を伸ばし、軽く乳首をつまんだ。ジーンとした感覚が
上がってくる。続いて乳輪の周囲を円を描くように指を這わせた。くすぐったい感覚は次第
に快感に変わる。手の動きが次第に大胆になり、やわらかな乳房が掌の中で潰れる。
「う、はあぁ、、、」
思わず声が漏れる。まずい、家族に見つかったら。。。
(いいわ、パパを裏切って浮気したママの娘は、こんなに淫乱なのよ。そういってやる)
羞恥心を振り捨てたリョーコは、さらに大胆になってゆく。



「ふぅ、ふぅぅう、んくっ」
左手で乳房を揉み、右手で陰核を擦り、伝わってくる感覚を味わう。
(イイ、今までで一番、、イイ)
リョーコはこれまでの自慰では感じたことがない、痺れるような快感に酔っていた。
右手の指遣いが激しくなる。増した刺激に耐え切れず、顎が前に突き出る。そして鏡の中
の自分と目が合った。快感に溺れ、洗面台の前でいやらしく身をよじる少女。
(これが私、エッチな私。。。)
自分の姿に興奮した彼女は、中指を自分の中に深く突き入れ、掻き回す。
「くっ、ア、あっ」
内部からあふれた愛液が、右手の甲を伝って床に垂れてゆく。
鏡の中の少女が、淫らな表情を浮かべてお願いをする。
「まだよ、もっと、いっぱいして、、」
それに応え、右手を激しく動かして攻める。
(イイ、すごい、すごい、すご、、、)
もうなにがなんだか分からない、混濁した意識の中で、リョーコは絶頂を迎えた。
脳裏に、なぜか関根先生の顔が浮かんだ。
「あぁッ、んーー」
小さく叫ぶと、がっくりと腰を落として果てた。その後も絶頂感は長く続き、
リョーコはその感覚に浸って、呆然としていた。

(END)

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