作品名 | 作者名 | カップリング |
「アイ先生とマサヒコ君 イメージプレイver.」 | 518氏 | - |
神は与えた。 女性に生理的、精神的強さを。 それに対して。 男性はデリケートで。 劣等感の固まりで。 生理的にも。 精神的にも。 女性に比べ劣っている。 だから。 神はたった一つ、男性に腕力を与えた。 それは正しい事なのだろうか? あまりに弱々しい男性に与えた腕力…それは容易く暴力へと変化すると言うのに。 そう。 男は、女を力で押さえ込んでしまうのに…………… アイは、必死に抵抗していた。 自らの上に圧し掛かってくる男へ。 胸元を叩き、顔を引っかき。 必死に抵抗する。 その代償が…パンッと、渇いた音。 後に、じんわりと頬が熱を帯び、痛みへと変化。 その時になり、始めて頬を叩かれたと気づく。 恐怖に震える目で男を見やる。 マウントに位置する男。 彼は、アイをどうとでも出来るのだ。 赤くなった頬を拳で殴る事も。 潤んだ目を抉る事も。 細く白い首を締め上げる事も。 容易く死を与える事が出来るのだ。 その事実に。 アイの身体がガクガクと震えだし、瞳から涙が零れ落ちる。 「そうだ…抵抗しなければ痛い思いをしないで済む」 男の声。 アイは…震える。 弱者と強者。捕食者と被捕食者の関係。 男はアイの服を引き千切り、豊かな胸を露出させる。 アイが上げた弱々しい悲鳴が、男の加虐心をより高揚させる。 男の手が、舌が。 胸を揉み、這いずり回る感覚にアイは目を閉じ、唇を噛んで耐える。 這い回る舌の感覚が気持ち悪くて、イヤイヤと首を振る。 できる事ならば男を跳ね飛ばしたい。 出来ない。 腕力。 暴力。 痛いのはいやだ。 死ぬのはいやだ。 怖い。 誰もが思うことだ。 この状況でそれを回避する術、それは…時間がすぎるのをじっと耐える。 「さて…こっちはどうなってるかな」 「っ!?」 男は調子にのり、スカートの中にまで手を入れてくる。 太ももを撫でまわす男の手。 アイが抵抗しない、出来ないのをいいことに、男の手は太ももから、足の付け根へ。 下着の中に手を入れる。 「ひっ!」 「これはこれは」 男は満面の笑みを浮かべ、下着から抜いた指をアイの眼前に突き出す。 指は液体で濡れてテカテカと光っている。 「これはなにかな?」 「っ!」 アイは指から目を逸らすが、男が顎を掴み、視線を戻される。 「遠慮するな。ほら、よく見てみろよ」 「うう……」 「ほら。この指に纏わりついてる液体はなんだ?」 執拗な男。 「まさか乱暴にされて感じちゃってたりするのか?」 「ち、ちがうっ!」 否定し、首を激しく振るアイ。 男は嗤う。 「上の口ではそう言っても…」 再びアイの下半身に指を這わせ、ずぶりと指を挿入する。 「ひぁぁ!」 「こっちの口は悦んでるみたいだな」 なんともベタなセリフを口にしつつ、アイの中をかき混ぜる。 指が動くたび、敏感なアイは腰を跳ねさせ、激しく反応してしまう。 「……やぁ!……あうっ…だめ!……もう!…」 「ほら、いけ。いっちまえよ」 「あぁぁ!!」 最も敏感な部分を男に刺激され、アイは激しく身体を震わせ達する。 「はははっ!いったか?いったな!」 「……」 アイは答えない。 だが、男はアイのそんな態度に機嫌を損ねた様子で、 「なんとか答えたらどうだ?」 髪を引っ張り、頭を持ち上げる。 痛みにアイが悲鳴を上げる。 「ほら。何とか言え」 男の言葉に、アイは答えない。 せめてもの抵抗のつもりで、きっと睨みつける。 そんなアイの様子に…男はまた嗤う。 「そんな泣きそうな目で睨まれたって怖くも何ともないぞ。かわいいもんだ」 髪から手を離し、スカート捲り上げ、下着を剥ぎ取る。 「あっ!」 アイは咄嗟に足を閉じ、手で隠そうとするが、男に腕を捕まれる。 「さっきから邪魔な手だな……よし、こうするとしよう」 「何を……っ!?」 さっき引き千切ったアイの服でアイの手を縛る。 「お前の服でお前の手を縛る。リサイクルだな」 大して面白くもない冗談に男はクククッと愉快そうに笑う。 そして男は顔をアイの下半身へと。 「いやぁ…」 「抵抗するな……大事な所を食い千切ってやろうか?」 「っ!」 アイの抵抗が緩んだ隙に男はアイの足の間に顔を入れ、じっくり観察する。 「なかなか綺麗にしてるじゃないか」 いいながら舌を挿し入れる。 「あああ!……んぁ!……くぅ!…」 指とは桁違いの強烈な快楽の波に襲われアイは。 悶える。 堪えきれない甘い喘ぎをあげて。 激しく。 再び昇りつめる寸前、舌がアイから離れる。 「え?なんで……」 「不満か?」 「!? ちがっ!」 慌てて否定するが…ホントはそれを望む自分がいた。 その事実に顔を赤らめるアイ。 「まってろ。またすぐに気持ちよくしてやる」 「ひっ!」 いつの間に脱いだのか、男の下半身を隠す物はなにもなく。 準備万端のモノがアイの秘所に擦りつけられる。 「や!いやぁ!!それだけはやめて!」 「無理な相談…だ!」 「あああああ!!」 挿入。 柔肉を掻き分け、熱いモノが入ってくる。 感じたのは嫌悪感。 そしてそれをはるかに上回る…快感。 「…なんだ。自分から腰を動かして…ノリノリだな」 「ちがっ!……あう!……そん…なんじゃ……ああ!」 言葉では否定するが…これまたベタな表現だが、身体は正直だった。 男のモノを受け入れたことに歓喜していた。 その証拠に、男がモノを抜こうとするといやいやと言うかのように締めつける。 男はニヤリと邪悪な笑みを浮かべ、アイの手の拘束を解く。 「抵抗したければすればいい」 「?」 「だだし。その時点で終わりだ」 「え?」 「抵抗されたら俺は逃げる。終わりだ。わかるな?この意味」 つまり。 行為の終わり。 快楽の終わり。 「さあ、どうする?」 「うっ………あぅ!…」 迷いはほんの一瞬だった。 アイは手を伸ばし…男の首に絡めた。 抵抗するためではない。 ひき止める為に。 「は…はははっ!無理やりされて!犯されてんのに! 気持ちいいか!?やめて欲しく無いのか!?とんだ淫乱だな!!」 「やぁあ!!」 「お?今感じたか?罵倒されて感じたのか?」 「ちがっ!……うぅ……違う!…ひぃん!」 「何が違うんだ?」 男は胸の突起物を力を入れてつまむ。 アイが嬌声を上げるのを聞き、ニヤリと笑って耳に口を近づける。 「無理やりされて感じてるんだろ?気持ちいいんだろ?」 「……」 アイは答えず、顔を逸らす。 だが、赤らんだ頬が、熱を帯びた目が男の言葉をこれ以上無く肯定していた。 男はなおいっそう激しく腰を動かす。 くちゃくちゃぐちゃぐちゃと部屋に響く水音。 その音はだんだん激しく、大きくなっていく。 男がスパートをかけたのだ。 それに伴いアイが受ける快感も大きくなり、やがて……水音が途切れる。 アイの一番奥深くまでモノを付き入れた男は身体を震わせた。 流れ込む熱い液体にアイは急速に現実に引き戻される。 目の前の男に犯された現実。 膣出しまでされたのに気持ちいいと感じていた自分に。 涙が零れた。 だが、男はどこまでも冷酷だった。 「泣くにはまだ早いんじゃないか」 「…え?」 嫌な予感に、アイの顔色が変わる。 まだ続くというのだろうか、この責め苦は。 「まだ終わりじゃないってことだ。 まだまだお前を……お前を…男女男?」 「……」 「……」 「……」 「……」 男とアイの間に冷たい、と言うか…冷めた空気が流れる。 重い沈黙。 破ったのは、ため息をついたアイだった。 「……マサヒコ君」 「はい」 「それはね、男女男じゃなくって嬲(なぶ)るって読むのよ。ちなみに嫐って書いていいんだけどね」 「読めませんよこんなややこしい字!」 そう言ってマサヒコはベッドにおいてあった小冊子を投げ捨てる。 「あー!ひどい!」 アイは裸のままベットから降りて小冊子を拾い、マサヒコに差し出す。 「せっかく私達の為に書いてもらったんだから大事にしなきゃだめ」 「誰に!?何の目的で!?」 「なんて言うか…ほら、倦怠期対策?」 「倦怠期って…」 アイとマサヒコ、付き合い出してまだそれほど月日が流れたわけでもない。 倦怠期などまだまだ先の話っぽいのだが……。 アイがあまりにも真剣な目で見てくるので、なんとなく自分が悪いような気がして。 ぺらぺらと小冊子(ぶっちゃけイメージプレイ用の台本だ)をめくるマサヒコ。 その指が止まる。 最後のページ。 そこの企画、脚本の所に中村リョーコの名前が書かれているを見つけて呆れと怒りを覚える。 が。 その下にスーパーバイザーとして母の名前が書かれているのを見て泣きそうになった。 なにしてんねん、マザー……。 「マサヒコ君?」 「あ、いや。なんでもないです。ちょっと家庭環境について考えてただけですから」 涙を拭いながらそう言うマサヒコを首を傾げながら不思議そうに見つけるアイ。 童顔と言うこともあり、その仕草はひどく子供っぽいと言うかなんと言うか。 マサヒコの中の父性だか保護欲だかを刺激する。 アイ……いい仕事してます。 「それよりマサヒコ君。次はこのシチュエーションでね♪」 「はあ……どれですか?」 「これこれ。家庭教師と生徒で」 「…洒落になってませんよ、それ」 「いいからいいから♪」 ノリノリのアイ。 早速役になりきる。 「先生…わたしわからない事があるんです」 「えーっと…「ほう。優秀な君にわからないことが」……って!俺が先生役なんすか!?」 「うん。だってそうしないと…普段の授業に影響しちゃわない? 授業中に思い出して顔赤くなっちゃいそうだもん」 「そうですね……って!だったら他のシチュエーションでやればいいじゃないですか」 やらないという選択肢は無いようだ。 「これがいいの!」 なかなか頑固なアイは演技を続ける。 「その人の事考えると胸がこう…キュンってしちゃうんです。これって、何かの病気でしょうか?」 ので、仕方なくマサヒコも台本を読み進める。 「えっと…「教え子が自分意外の男に惹かれていると考えた家庭教師は教え子を無理やり…」って! またか!?またこのパターンで無理やりなのか!?」 小冊子を再び投げ捨てるマサヒコ。 投げ捨てたはいいのだが。 アイがなにやら期待している様子で見つめてくる。 マサヒコの頬を汗が伝う。 「あの…先生。無理矢理ってのは俺少々苦手ちゅーか…」 「でも台本に書いてあるんだし」 「え~っと…」 「マサヒコ君」 ここに至ってマサヒコは気づく。 アイは……Mなのか? いや、それは言い過ぎかもしれないが…ソフトM? ちょっと乱暴にされるのが好き? しばらくそんな事を考えていたのだが。 「小久保先生♪」 アイが擦り寄ってきたので。 考えるのをやめた。 「あ、あれ?マサヒコ君?あの…なんか、目が…」 「それはね、先生をよく見るためですよ」 「鼻息もなんか…」 「それはね、先生の匂いをかぐためですよ」 「じゃ、じゃあ…」 ごくりとアイは息を呑み、マサヒコの下半身に目をやる。 「あの…アレが…凄い事になってるんですけど」 「それはね…先生に凄い事をするためですよ!」 がばーっとアイに襲いかかる狼マサヒコ。 「がおー♪」 「きゃー♪」 いつになくノリノリなマサヒコとアイ。 二人の夜はふけていく……。 (陵辱物と見せかけた「アイ先生とマサヒコ君 イメージプレイver」)END
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