作品名 作者名 カップリング
- サブロー氏 -

私、天野ミサキは恋をしている。
・・・かもしれない。
幼なじみの小久保マサヒコは、私のことをどう思っているのだろう?
と考えることが、多々ある。
昨日、彼は昼休み以降の行動がおかしかった。
心配になり色々話しかけたのに、彼の全くの無反応ぶりに頭にきて先に帰ってしまったが。
そして今日。
やっぱり、おかしい。
そわそわして、落ち着きがない。
何かあったのかしら?
今まで見たことの無いような顔している。

放課後。
下駄箱で彼を誘ってみたが、つれない返事。
しょうがないので一人で帰宅した。

夕飯までまだ時間があるので、今日の授業の復習をすることにした。
宿題は出なかった。夕飯とお風呂を済ませたら、予習して、読書でもしよう。

・・・ノートを開き、いつも通りに勉強を始めようとするけど、集中出来ない。
彼は・・・今何をしてるのだろう?
「・・・ちょっと用事があるから・・・」
用事って、何だろう?
昨日の昼休み、何があったの?
それと関係があるのかしら?
私、何でこんなことばかり考えてるのかな・・・

きっと、私は彼のことが好きなんだと思う。
でも、「好き」って何だろう?
私は何がしたいんだろう。

そして、彼にどうしてほしいんだろうか・・・

「ごちそうさま」
「ロールキャベツ、どうだった?作るの大変だったのよ。
おいしかった?」
「・・・うん。おいしかったよ(ちょっとしょっぱかったけど)」
「そうっ?!よかった!
苦労した甲斐あったわ。」以前母が作ってくれたものよりは、進歩がみられる。
塩味が多いが、まぁ許容範囲だ。
私自身、家庭科は壊滅的にダメなので批判はできない。

お風呂に入ろうと椅子から立ったとき、母に呼び止められた。
手には何か包みを持っている。
意味有り気な笑みを浮かべていた。

「これ。小久保さん家におすそ分けしてきてくれない?」
・・・何故?
たしかに以前より美味しくなってはいたが、それでも他人様に自慢できるものではない。
「ご両親が旅行に行ってて、今マサヒコ君一人なのよ。
ご飯は用意しといたらしいんだけど。
・・・本当は夕飯に招待したかったんだけど・・・料理、自信無くて・・・」
私は要するに、毒味係?
「・・・ま、まぁいいじゃない!行ってきてよ!
・・・ちょっとくらい、帰りが遅くてもいいからさ(ニヤリ)」
・・・見透かされてる・・・

と、とにかく。
行くことにした。

さりげなく、「今日の用事」について聞いてみようか?
そんなことを考えながら、小久保家のインターホンを押した。
ピーンポーン
・・・無反応
もう一度・・・
ピーンポーン
またもや無反応。
まさか、まだ帰ってないのかしら?
ドアノブに手を掛けると、玄関が開いた。
真っ暗だ。
???どうゆうこと?
留守ならば、無用心にもほどがある。
照明一切を付けず、鍵も掛けないなんて。
「・・・おじゃましまーす・・・」
いちおう断って、室内に入った。
外灯が僅かに差し込んでいるので、大体の家屋の構造は把握できる。

ぱっと見、人が居るようには見えない。
気配をさぐろうと、耳を澄ますと・・・
上の方から、何か聞こえる・・・
二階には彼の部屋がある。
恐らくドアは閉まっているはずだ。にも関わらず聞こえるこの音は・・・
何かの音楽だ。しかも、大音量。
やれやれ・・・心配して損した・・・
しかしまぁ、下まで聞こえるような大音量でなにやってるのかしら!
一発叱り付けてやろうと思い、暗いので気をつけながら階段を登った。
彼の部屋の扉は少し開いているようだ。
隙間から洩れる光の筋が廊下に伸びている。
鳴り響く音楽。

それとは別の音が聞こえた。音、というよりは声。
音楽と入り交じって、私の頭の中でこだましている。
喘ぎ声・・・ってやつだろうか。
心臓がバクバクしてる・・・
これ以上先に進むな!
心が警鐘を鳴らすが、体はゆっくりとドアへと向かってしまう。
ドアの隙間から洩れる光が私の顔を照らした。

裸で抱き合う、男と女。
目に飛び込んできたのは、そんな光景。
ああ・・・「用事」って、このことだったんだ・・・
張り裂けそうになる心とは裏腹に、頭の中はそんな風に納得してしまった。
いや・・・心は、張り裂けて消えちゃったのかも。

マサちゃんが的山さんを後ろから抱きすくめて、胸とアソコを触ってる。
首筋に舌を這わせて舐め上げてる。
的山さんはとても気持ち良さそう。
二人とも熱っぽい表情で、今度はキスをし始めた。
しかも、舌を絡ませ合う、濃いキスを。
くぐもった喘ぎ声。
ピチャピチャくちゅくちゅと淫靡な水音。
ステレオからはロックンロール。
私の心臓。
聞こえる音全てが私の体を掻き混ぜ、頭がビリビリと痺れてくる。
・・・心は、完全にダウンしてしまったらしい。
私は目の前で繰り広げられる行為を食い入るように見つめている。

明晰だった頭の中は、熱でボーッとしてきた。
的山さんのアソコに触れていたマサちゃんの手が、つつ〜っとスライドした。
的山さんのアソコから、濡れた筋が伸びてオヘソを通り、胸に辿り着く。
ビクンビクンと的山さんが震えてる。
マサちゃんの濡れた手が、胸を揉んでいる。
的山さん、おっぱい小さいのね。
乳首が、尖んがってる。
そこをマサちゃんが摘んだり、カリカリ掻いたり。
私は、服の上から自分の胸に触れてみた。
・・・特に何も感じない。
そのまま、真似して撫でてみる。
ピリッ
あっ・・・何か、きた・・・

服を捲り、ブラをずらして直接触れてみる。
ビリビリッ!
あぅっ!凄い、くるっ!
以前、興味本位で自分で触ったときとは比較にならない。
なんだか、下腹部がムズムズしてきた。
的山さんも腰をモジモジさせてる。
マサちゃんの手が降りてきた。
私の手も無意識に降りる。マサちゃんが、閉じられた腿の間に手を差し込んだ。
的山さんがビクビクしてる。
クチュリ
そんな音がする。
キスでくぐもった悲鳴が聞こえた。
私の手も、私の股間を撫でた。
ビリビリッ
んぅっ!あぅんッ!
熱い息をはく。
凄い・・・!

頭の中で、火花が散ってるっ・・・!
おもらししたわけでもないのに、パンツが湿っぽい。
マサちゃんの手の動きが、少し速くなりだした。
二人の唇が外れる。
的山さんが、アンアン甘い悲鳴をあげてる。
その声が私の全てを、さらに溶かす。
次第に的山さんの足が左右に開き始めた。
・・・!!!?!?
お、女の人のアソコって、こんななの・・・?!
初めて、見た。
自分のだって、見たことない。
割れ目があって、そこがテラテラしてる。
その後ろに、お尻の穴も、見えた。
割れ目を、マサちゃんの手が、無遠慮に這い纏わっている。

的山さん、まだ毛が生えてないんだ・・・
ツルツルの下腹部が、女性器の形を私にはっきりと教えてくれる。
這い纏わる指が、時折その内部を私に見せ付ける。
私は今見ている通りに、自分のアソコを弄ってみる。
パンツが、邪魔。
アソコが露出する程度に、ズリ下げた。
アウゥっ!アンッ!ん〜っ!
私のアソコもびっしょりだ。
腿まで垂れてきた。
エッチな水音も、聞こえてくる。
一番気持ち良いのは、上の方の、何かの突起。
そこを指でくじると、凄い。
ビクビクと腰が跳ねる。
また、アソコと肛門の間も、凄い。
じわじわと、くる。

そうこうしている間に、何か、焦燥感のようなものが湧いてきた。
ジリジリじれったい。
指の動きが、うるさく感じる。
的山さんの声も、少し控目になってきた。
その時、マサちゃんが的山さんの腰を浮かせた。
そのまま胡座をかいて、そこに的山さんを乗せた。
そして私は、マサちゃんの・・・お、オチン○ンを、見た。
反り上がるそれは、とてもグロテスクだ。
でも、とてもいやらしい。
私の顔に、火が着く。
全身が熱くなった。
的山さんは、熱っぽい表情でそれを見下ろしている。
マサちゃんが耳元で、何か囁いた。

的山さんが、頷く。
マサちゃんのそれが、的山さんのアソコに、擦りつけられる。
私はその動きに合わせて、手と指を動かす。
あぁっ!早く、早くしてぇっ!
体中が切なくて、堪らない。
その瞬間、マサちゃんが、的山さんを貫いた。
反射的に、私は自分のアソコに中指を突き立てた。
プツッという感触。
同時に、ピリッと痛感がきた。
ぅうんッ!くぅっ!
アソコが、猛烈に熱い。
的山さんは、耐えるような切ない表情を浮かべている。
マサちゃんがゆっくりと動きだした。
二人の結合部はいやらしく輝いている。

ヌロヌロと、マサちゃんが的山さんの中を出入りした。
私も指を動かす。
熱くて何がなんだかわからないが、頭の後ろ側に電気が流れて、快感らしきものが駆け巡る。
二人の動きが、速く激しくなってきた。
それにつられ、私も・・・。

マサちゃんが的山さんを前に倒した。
そして、的山さんの腰をがっちり掴む。
パンッ!パンッ!パンッ!
何と何がぶつかっているのか知らないが、そんな音が聞こえる。
的山さんは悲鳴を上げた。なんだか、動物の交尾みたいだ。
的山さんの声が、切羽詰まってきた。

私の体も、何かいっぱいいっぱいになってきた。
マサちゃんの動きはさらに速く、小刻みになる。
私の手は、アソコをいじくりまわし、快感が体中を蹂躙している。
あぁッ!凄い、凄いよぉ!何かっ!きてるっ!もう・・・もうっ!ダメェッ!

マサちゃんが的山さんの名を叫び、的山さんがマサちゃんの名を叫んだ。
ほぼ同時に、私の中で何かが爆発して、弾けて、消えていった・・・

どうやって家に帰ったのか。
イマイチ記憶がはっきりしない。
今私はお風呂に肩まで浸かっている。
今日の出来事を思い返す。
指を、アソコにはわせてみる。
ピリッ
快感と、小さな痛感。
体が熱っぽくなる。
ひとつ、大きく息を吐いた。
お風呂の温かさが、フリーズした心をゆっくりと溶かした。
目から、熱い液体が流れ出す。
「・・・うぅ・・・うぁ・・・あぅぅ・・・」
涙が、止まらない。
私、私。マサちゃんのこと。大好きなんだ・・・。
大好きなんだ・・・!
「うぅぅっ・・・うぅ〜っ!」
お風呂の中で、私の鳴咽が止むことなく響いていた。
終

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