作品名 作者名 カップリング
小久保マサヒコの一日 127氏 アヤナ×マサヒコ

今年もまた暑い夏がやってきた。
ぎらぎらと容赦なく照りつける太陽の下で運動部の連中が必死で汗を流している。
オレにはとてもできないことなので、正直言って尊敬する。本当にえらい。
日陰でなんとなくそんなことを考えていると、聞きなれた高い声が聞こえてきた。
「小久保く〜ん」
振り返れば色素の薄い少女が右手を振って駆け寄ってきていた。
髪の毛が陽の光を反射してきらきらと光っている。きれいだった。
「天野」
「もうっ、二人っきりのときはその呼び方やめてって言ってるでしょ」
そうだった、とオレは苦笑した。
どうも未だに慣れない。なんだか照れくさいのだ。
友達には二人の関係はずっと内緒にしている。どんな風にからかわれるかわかったもんじゃない。
「ごめん、今日は委員会の仕事で遅くなるの。先に帰っておいてね」
「ああ、オレも言おうと思ってたんだ。今日は用事があるから一緒に帰れないって」
「じゃあ私の家にも来れないの?」
「ごめん」
頭を少し下げると彼女は笑って許してくれた。少しだけ寂しそうに。
この少女――天野ミサキはオレのお隣さんで幼馴染みで――恋人だ。
つい半年前まではオレ達がこうなるなんて考えたこともなかった。
半年前のあの日、彼女が涙を流しながら告白してくるまでは。
今オレ達はクラスもばらばらになってしまったが、去年が同じクラスで本当に良かったと思う。
もし順番が逆ならそのまま疎遠になってしまったかもしれない。
家に向かって歩いている間にオレは中学に入ってからの2年半余りに起こったことを思い出していた。
元はといえば俺の成績が悪くて家庭教師を雇うことになったことが始まりだったっけ。
なんだかんだであの先生にも感謝しないといけないな。心情的には嫌だけど。

しばらくして目当ての家に到着した。辺りを見回してからインターホンを鳴らす。
「オレだけど」
「入って」
簡素な会話だった。もう何度も繰り返しているから当然だけど。
うちよりもずっと立派なその家のドアを開くと、彼女は立っていた。
シャツを一枚羽織っているだけの服装は、彼女のスタイルを浮き立たせていた。
よ、とだけ言うと靴を脱いで彼女に歩み寄る。
いつものように彼女はオレに抱きついて甘い声を出した。
「遅かったじゃない」
「ごめん」
少しの間オレの胸に頬を擦り付け、お互いの体温を味わう。もうおなじみのパターンだ。
風呂上がりなのか長い髪は光沢を弾いて甘いシャンプーの匂いをまき散らしている。
シャツの襟からは二つのふくらみがはっきりと目視できる。服越しにもその感触は伝わってきた。
「ね……お願い」
オレの腕の中で彼女は肢体をくねらせ唇を求めてきた。もちろん拒否するわけがない。
舌を絡ませあい濃厚なキスを味わった。と同時にオレはシャツの中に手を滑らせ彼女の体を撫でた。
最初はへその辺りから、徐々に上に。
最初は軽く、徐々に強く。
彼女は小さくあえぎ声を漏らし唇を離した。
「委員長、その下何も着けていないんだ」
「もう、二人っきりのときはその呼び方やめてって言ってるじゃない」
オレはまた苦笑した。やっぱりこの二人は良く似ている。
「ごめんアヤナ。それより早く部屋に入ろう」
「待って、その前に……」

彼女は俺のズボンのファスナーに手をかけすっと降ろした。
トランクスをいじると、そこからオレのペニスが開放されてブルンッ、と上下に跳ねた。
自分で言うのもなんだが、オレの物は大きいと思う。
彼女は細い指先で肉棒をしっかりと握り締めると嬉しそうに頬を染めて、硬い男根にほお擦りする。
彼女が膝をついて赤く細い舌を懸命に突き出して、それを舐め上げるのを見下ろしながら
オレは自分が幸せ者であることをを実感した。
ちゅぱちゅぱと音がして甘くしびれるような感触が広がってくる。
「ああ、いいよ、すごく気持ちいいよ」
そういうと彼女はますます嬉しそうにペースを上げてきた。
上目遣いにこちらをのぞきこんでくる。ゾクッとするほど卑猥な光景だった。
もう耐えられそうにない。オレは彼女の肩を掴んで力を込めた。
「出すよ……っ」
ペニスが弾ける。思わず体が反り返るほどの快感だった。
情けないあえぎ声を漏らして精液を飛ばす。彼女はそれをほとんど飲み込んでしまった。
「コホコホ、……今日はいつもより多かったかも……」
「あ……ごめん」
彼女はけらけらと笑って立ち上がった。
「なに謝ってんのよ。さ、行きましょ」
そういうと2階にある自分の部屋へとオレを招き入れた。
部屋の中は相変わらず良く片付いていて清潔だった。ベットに目を向けると布団は新しい物に変わっている。
どうせこれから汚れるのに、と言うと彼女は軽くオレの頭を小突いた。
背伸びをした後裸になった彼女はベットに寝転がってこちらを見上げてきた。
「来て」
その2文字で充分だった。オレは着ている服をすべて脱ぎ捨て彼女の上に覆いかぶさった。

まずはキスから。これはいつも彼女が望んでいることだった。
オレの精液の味が混ざっているが気にしない。舌を絡ませながらオレは右手を彼女の股に伸ばした。
そこはすでに洪水で、しかも熱かった。柔らかい部分に触れると彼女は身をよじらせて反応した。
「可愛いよアヤナ」
「……バカ……あンっ」
オレは五本の指を総動員して彼女の秘所を愛撫した。
それだけでは飽き足らずオレの舌はゆっくりと胸に移動して乳首をなめ上げた。
それからさらに彼女の体のいろんな部分をなめた。
お互いの両足を絡ませた。
彼女はいつも以上にオレを激しく求めてきていた。
そうである以上オレも全力でそれに答えなきゃいけない。自然と気合が入った。
「アンッ、も……もうダメ……ね……ちょうだい」
もうダメなのは俺も一緒だ。正直これ以上は我慢できそうになかった。
上半身を起こして軽く深呼吸する。コンドームを着ける動作も最近は自然だ。
肉棒の根元を握り締めて、彼女の無防備な両足の間に差し込んだ。
一気に。強く。全身を駆け巡る快感を感じて歯を食いしばった。いくらなんでも、もう出してしまうのはマズイ。
一息入れて、彼女ににっこりと微笑む。彼女も何か言いたそうにこちらを見ている。
大丈夫。わかってる。そろそろ動くから。
腹筋に力を込めて腰を振り始めた。こいつの膣の感触はあいつとは少し違う。
ひたすらに強く締め付けるんじゃなく、無数のヒダがそれぞれ意思を持っているかのように絡み付いてくる。
正気を保つことさえ困難な刺激の中でオレは速度をさらに速めていく。
ヤバイ。もたない。もう、出る。押さえないと、また、早漏って。
ヤバイ。無理だ。気持ち、よす、ぎる、もう、出る!
「イッ、イクよっ、アヤナっ!」
「き、来て…、イクッ、いくぅ…」
その瞬間視界は真っ白になった。意識がどこか遠くに行きかけかろうじて現実に帰還する。
か細いウエストを両手で抱え込みながら、オレは大量の精液を噴射した。

結局その日は3回戦ぐらいまではやったと思う。
気がつけば外は真っ暗で月が闇夜を照らしていた。
ベットでぐったりとしている彼女を横目に見ながら服を着て身だしなみを整える。
よし、少なくとも見た目は完璧だ。
「それじゃあオレ帰るから」
「明日来れる?」
彼女は体を起こしいたずらっぽい笑みでそう尋ねてきた。多分答えは知っているはずだ。
「ごめん、明日は無理だ」
「うん知ってる。聞いてみただけ。天野さんとデートだもんね」
オレはハハハと笑って頭をかいた。どんな言葉を返そうか。
「どうせなら二人でうちに来ればいいのに。歓迎するわよ」
「遠慮しとくよ。一度に二人も相手にしたら俺の体がもたねえもん」
「うそばっかり。こないだのアレはなんだったのよ」
「忘れてくれよ〜」
確かに二人どころか三人を相手にしたこともある。あの時はさすがに体力が限界を超えてしまった。
あれ以来セックスは1対1に限ると誓ったのだ。
「バイバイ」
オレは彼女に別れのキスをして帰路に着いた。
明日は早い。速く寝ないと朝がきつそうだ。
あいつああ見えてメチャクチャ激しいからなあ……おっと、こんなこと本人に言ったらまた殴られる。
満月に近くなってきた月を見上げてオレは笑った。

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