恋人達の緊縛

投稿者:いしゅたる


 どうして?
 なんでこんなことに?

 いつもの事務所。いつもの部屋。
 美神さんがシロちゃんとタマモちゃんを連れて除霊に行って、不測の事態に備えて私と横島さんとで待機しているこの時間。
 私は着慣れた巫女装束、横島さんはジーンズの上下という、いつでも除霊に出かけられる服装で。
 なんでもない、いつも通りの日常だったはずなのに。

 ふと――お茶でも淹れようかと思い、横島さんから目を離したその瞬間。
 しゅる、と耳元で音が聞こえ。

 気が付いたら――私は縛られ、猿轡を噛まされ、ソファの上に横たえられていた。

 

 ……何が起こったのかさっぱりわかりませんでしたが。
 目の前の横島さんが、悪戯が成功した子供のような意地の悪い笑顔になっているのが、とっても不安でした。

 

 

 

 ――実のところを言うと、私と横島さんは、恋人同士だったりします。

 色々と紆余曲折あって、ようやっと私が想いを打ち明けて、横島さんがそれを受け入れてくれて……
 その後も、美神さんやシロちゃんと色々あって、でもどうにかして元の鞘に納まって、今は『ばかっぷる』なんて揶揄されちゃうぐらいです。
 もちろん、えーと……あの、その……ま、まぐわい……現代では、せ、せせせ、せっくす……って言うらしいですね……それだって、えっと……もう何度も……や、やっちゃってます。あ、赤ちゃんが出来ちゃうかもってぐらいに激しかった時もありますが、その……なんとか、今まで妊娠せずに済んでます。
 ……私としては、赤ちゃんはむしろ欲しいとか思って……

 ……………………

 って、きゃーっ! な、何言ってるんでしょうか私!? ま、まだ学生なんですから、あ、あああ赤、赤、赤ちゃんだなんて……!

「おーい、おキヌちゃん?」

 ……はっ。

 思考の海に没頭しかけた私を、横島さんの声が現実に呼び戻しました。
 そ、そーです! い、今はそんなことより! なんで私が縛られてるのかってことです!
 しかも……な、なんですかこの縛り方!? 手は背中で固定されちゃってるし、足は腿とふくらはぎをくっつけられて、しかも股を広げさせられて……! 胸の方も、まるでおっぱいの存在を強調するかのような形に縛られちゃってますし!

「むーっ! むーっ!」

 あまりに恥ずかしい格好で体を固定され、そのことに抗議の声を上げたいところなんですが……それも噛まされた猿轡のおかげで声になりません。最後の抵抗とばかりに、私は唯一自由になっている目で横島さんを睨みました。
 けど、その視線を向けられた横島さんは、涼しい顔で――

「いやー、そんな格好してるおキヌちゃんも可愛いなぁ」

「んむっ!?」

 そんなことを平然と言ってくれちゃったものですから、睨んでいた視線も思わず丸くなってしまいました。
 はぅ……一瞬、顔から火が出るかと思いました……

「突然のことでびっくりした?」

 そんな私にはお構い無しに、横島さんは何事もなかったかのように訊ねてきました。私は首を縦に振り、その問いに答えます。

「ははっ。でも、俺自身びっくりしてるよ。見よう見まねの一発本番で、こうも見事に亀甲縛りが決まるとは思ってなかったから」

 きっこーしばり? この変な縛り方のことですか?
 頭の上に疑問符を浮かべる私に、けど横島さんは、「さすが俺の煩悩、時々すげーな」なんて言って自画自賛してます。
 ……確かに、こんな複雑そうな縛り方を一瞬でやってのけるあたり、凄いは凄いんですけど……
 私の方としては、全身をほぼ完全に固定されちゃって、身動き一つ取れません。どうにかならないかと体を捻ってみても、縄が食い込んで痛い思いをするだけです。正直、こんなのは勘弁してもらいたいなーって思います。

「で、さ」

 と、横島さんは私の方に視線を戻し、腰を落として私の耳元に口を近づけました。

 

 

「……事務所で二人っきり。期待してなかったとは言わせないよ?」

 ぼむっ!

 

 

 耳元で囁かれたその言葉に、私の顔は一気に燃え上がりました。
 い、いえ、た、たたた確かにその通りですけど! そ、そんな直球で言わなくてもいーじゃないですか!
 けど横島さんは、真っ赤になった私を見て、「あいかーらずおキヌちゃんの反応は可愛いなぁ」なんて感慨深げにつぶやいてます。その言葉を耳にした私は、もう顔の火照りが鎮まりそうにありません。

「ま、俺もせっかくの機会だし、そのつもりだったんだけど……たまには趣向を変えてみようかと思って」

 そ、それで……これ、ですか?

「で、どうかなおキヌちゃん? こんな格好させられた感想は?」

 感想って言われても……恥ずかしいだけですよ?
 だって、縄のせいで装束がずれて、おっぱいが半分見えちゃってますし……
 朱袴穿いたままだから直接ってわけじゃないですけど、横島さんにアソコを見せびらかすかのように、はしたなく足広げちゃってますし……
 しかも、袴越しとはいえ、縄がお尻とアソコに食い込んでいる上、結び目が……あの、ちょうど……く、クリトリスの位置に来ちゃってるものですから……実のこと言っちゃいますと、身じろぎするたびに、その……こすれちゃってるんです。
 本当に……は、恥ずかしいです。私の一番大好きな人に、こんな恥ずかしい格好を見られてると思うと……

 

 ……じゅんっ。

 

 ……えっ?

 

 横島さんに見られている――そう思った途端、私のアソコが疼きました。
 もしかして、私……感じてる? 横島さんに恥ずかしいところ見られてるから?
 やだ……そ、そんな……違いますよね? これじゃ、まるっきり……その……へ、変態さんみたいじゃないですか。

「んー、いい眺め♪」

 そんな私を見てる横島さんは、ニヤニヤと笑って私の恥ずかしい格好を鑑賞してます。

「んん……」

 だめ……見ないで……
 せめてもの抵抗とばかり、小さくうめいて視線を逸らします。
 けど横島さんは、そんな私に構わず、開いたままの足の間に体を入れ、私に覆いかぶさってきました。

「こうして縄で縛ってみると……」

 そんなことを言いながら、横島さんはおっぱいが半分出てる私の襟に手を掛け、するっと横にずらしてその中身をさらけ出させます。

「んむぅ……っ!」

 やだ……! そんな、いきなり……!

「おキヌちゃんの可愛いおっぱいが、余計美味しそうに見えるよ♪」

 言って、横島さんは私のおっぱいを、円を描くように優しく揉み始めました。
 やっ……だめ……感じちゃう……! そ、それに、谷間の縄がこすれて……!

「ん……む……」

 知らず声が出ちゃってて、そんな私に気を良くしたのか、横島さんは更に乳首を口に含み、舌で先っぽを転がして、私を責め立てます。

「感じてるの? 美味しいよ、おキヌちゃんのおっぱい……」

 そう言って、本当に美味しそうに、私のおっぱいをじっくりと味わってます。
 横島さんの舌が私のおっぱいを舐めてる間、ぞくぞくとした感覚が私を包んで……それが乳首を転がすと、静電気が走ったみたいに全身がぴくって動いちゃいます。

「縛られたままでも感じちゃうなんて……おキヌちゃんって、結構エッチなんだね」

「んんっ!」

 言いながら、横島さんは私の乳首をきゅって強く摘み上げました。
 瞬間、乳首から電気が走ったみたいに、快楽の波が私の全身を駆け巡りました。

 けど……そんなこと言われるのは心外です。

 私が感じてるのは、縛られてるのとか関係なくて、ただ単に横島さんが私のおっぱいを責め立てたからです。
 それに、私をエッチな子にしたのは横島さんですし、それでも横島さんほどエッチじゃないです……

「それじゃ……」

 おっぱいを弄るのに満足したのか、横島さんの指が、次は私のアソコにかかってる縄にかかりました。
 あん……今、指が袴越しに私のアソコをこすりました。濡れてるの、ばれちゃったかも……?

「こんなのはどうかな?」

「んっ……!?」

 そんなことを思う暇もなく――横島さんは、その縄を強く引っ張りました。
 やっ……! 縄が、お尻に食い込んで……! 結び目が、クリトリスに強く擦り付けられて……!
 痛い! 痛いけど……! やぁっ! な、何これ!? 痛いだけじゃない、この痺れるような感じ……何!?

「おや……?」

 そんな私の反応を見て、横島さんはわずかに首を傾げました。

「もしかして……感じちゃった?」

「んんーっ……!」

 私は涙目になって、首を横に振ります。わかりません……そんなの、ぜんぜんわかりません……っ!
 けど横島さんはニヤリと笑って、袴越しに私のアソコを撫でました。

「けど、ここはこんなに濡れてるよ? あーあ、袴までぐっしょり……」

「んっ……!?」

 や、やっぱりばれちゃってました!? それに、ぐっしょりって……そんなに濡れちゃってたんですか!? 袴、また洗わなきゃ……いえ、この先次第では、また買い換えることになっちゃうかも……前に一回、精液まみれにされちゃって、買い換えることになっちゃいましたし……
 そんなことを考えてると、横島さんは再び縄に手を掛け、アソコにある結び目を両手で摘みました。

 やあっ……こすれちゃう……

 でも横島さんはそんな私に構わずに指を動かし――ややあって、「しゅるっ」という音が耳に届いたかと思うと、下半身の束縛が解かれました。
 え? と思う間もなく、続けて横島さんの手は私の袴にかかりました。手馴れた手つきで腰紐をほどいて、あれよあれよと言う間に袴が脱がされます。

 ぱさり……

「ん……」

 袴が床に落ちた音と、私の羞恥のうめき声。

「これも……脱がすよ……」

 そう言って、彼の手はぐしょぐしょになった私のショーツを摘みます。そしてそれは、さしたる抵抗もなくするっと太ももを通り――

 あ……アソコとショーツの間が、糸で繋がってる……
 私、こんなに濡れてたんだ……は、恥ずかしい……

 やがてその糸は、ショーツが膝を通り過ぎる頃には切れて、左足が抜けたところで横島さんの手から放されました。解放されたショーツは、私の右の足首に引っ掛かってぷらぷらと揺れてます。
 そして私の大事なところは……エッチなおツユでぐしょぐしょにぬめった姿で、横島さんの眼前に晒されちゃいました……
 私の上半身は、いまだに束縛されたままです。手で隠すこともできないので、最後の抵抗とばかりに足を閉じようとします。
 けど――それも、足の間に横島さんが体を入れちゃってるので、できそうもありません。

「うわ……いいよ、おキヌちゃん。うまく表現できないけど……すごくエッチで、でもすごく綺麗で……とにかく、いい」

 そうやって恥ずかしがってる私の姿を、横島さんは興奮した目で見てます。
 エッチで、綺麗……ですか? 私のはしたない姿が、そんなに綺麗に見えるんですか……?
 横島さんは腰を落とし、私のアソコに顔を近付けます。
 そして、横島さんの吐息を、アソコで感じた――と思った瞬間、くちゅ、と音を立てて、横島さんがアソコにキスしてきました。

「んっ……」

 思わず、猿轡越しに吐息が漏れてしまいました。横島さんは構わずに、ちゅっ、ちゅっ、と音を立ててキスを繰り返し、更には舌まで入れてきました。

 くちゅ……ちゅっ……ちゅるっ……くちゅっ……

「んん……ふぅん……んむ……むふぅ……」

 横島さんの舌が私の膣内に侵入して、何度も何度も私のエッチなおツユを掬い上げていきます。そのたびに彼の舌が私の膣壁を刺激して、私の性感は否応無しに昂ぶります。
 ――けど――
 身をよじるたびに体に食い込む縄。その痛みが私の性感の邪魔をして、いつもみたいに上り詰めることができません。快感ばかりが長続きして、まるで蛇の生殺しです。

「おキヌちゃん、大洪水だ……舐めても舐めても止まらないや」

 横島さんは、そんな私の切なさを知ってか知らずか、意地悪な言葉で私をいじめます。
 ん、もう……そんなに溢れちゃうのは、横島さんのせいなんですからね……
 そんな彼は、そう言った直後「ちゅるるるっ」と音を立てて、私のおツユを一気にいっぱい吸い取りました。

「――――っ!」

 その感覚に、私は声にならない声を上げました。
 そして横島さんは、おもむろに私の膣内から舌を抜いて――

 ――カリッ。

「んむぅっ!?」

 突然、私のクリトリスを甘噛みしてきました。
 唐突に襲ってきた刺激に、私は思わず声を上げてしまいました。性感の高まっていたところに加えられた刺激は、痛みとか快感とかそういうものを超越して、まるで電気ショックのように全身を駆け巡り、痺れたような感覚ばかりが体を支配します。

「……んふぅー……んふぅー……」

 襲い来るその感覚に、私の呼吸は自然と荒くなっちゃいます。横島さんが私のアソコから口を離すと、さっきのショーツと同じように、私のアソコと横島さんの舌とが、透明な糸で繋がってました。

「そろそろ、いいかな……」

 言いながら横島さんは立ち上がり、ズボンのジッパーを下ろして……中から、硬くなったオ○ンチンを取り出しました。

 ……あ……

 狭いズボンの中から解放されたそれを見た瞬間、私のアソコはモノ欲しそうに疼きました。
 これから横島さんが、私の膣内に入ってくる……そう思うと、彼のオ○ンチンから目が離せません……
 と――横島さんは私の腰を抱くと、そのまま持ち上げました。
 あ、と思う間もなく、私の視界はくるりと回転し、気が付いたらうつぶせになって、ソファに顔を押し付けていました。

「入れるよ……」

 背後からの横島さんの声。直後、「くちゅっ」っていやらしい音が聞こえたと同時、私のアソコに何かが宛がわれる感触が感じられました。
 今から彼のオ○ンチンが入ってくる――それを悟った瞬間。

 ……ずぷぷぷっ……

「んんっ……!」

 一気に……挿入されちゃいました……
 彼の硬くて熱くて大きいのが、私の肉壁を広げながら、奥まで入ってきます。
 体を内側から割り裂かれるような、けど苦痛でも不快でもなくて、むしろ麻薬のように癖になりそうな快感が、私を満たします。

 横島さんと一つになってる。

 もしかしたら、その想いがそう感じさせてるのかもしれません。
 そして、私のアソコはとっくに準備OKだったらしく、それはさしたる抵抗もなくすぐに私の一番奥まで到達しました。

「最後まで入った……動くよ……」

「んむ……!」

 言うなり、横島さんは腰を動かし始めました。
 ずん、ずん、と抽送運動をするたび、結合部からはいやらしい水音が響きます。

 くちゅっ、ちゅくっ、くちゅっ、ちゅくっ。

「んっ……むっ……んむっ……んんっ……」

 リズムに合わせ、私の口からもくぐもったうめき声が漏れてしまいます。
 横島さんが、私の子宮口をノックする。
 強く。
 弱く。
 深く。
 浅く。
 少し角度を変えて、えぐるように。
 あるいは、内側から優しく撫でるかのように。
 時には、背中から両手を回して私のおっぱいを包み込んで、リズムに合わせて円を描くように揉んできたり。
 突かれるたびに私の体は小さく跳ね上がり、そのたびに上半身を固定している縄が、白衣越しに体を締め付けます。

「こうして縛られたおキヌちゃんをバックから突いてると……なんだか、おキヌちゃんをレイプしているみたいで、ドキドキする……」

「ん……んむぅ……」

 レイプ……? 強姦……ですか?
 私、犯されちゃってるんですか……?

 ……そう……

 犯されてるんですね、私……横島さんに……
 でもなんでだろう……ぜんぜん嫌じゃない、不思議な気分。
 私を犯すのが横島さんだから……私の一番大好きな人だから、なのかな?

「んん……むふぅ……んっ……んふっ……」 

 くちゅっ、ちゅぷっ、くちゅっ、ちゅぷっ。

 横島さんが、私の奥を突くたびに。
 横島さんの手が、私のおっぱいを弄るたびに。
 縄が私の体を締め付けるたびに。
 リズム良く響く水音は、その粘性を高めた響きへと変質していき。
 よりいやらしい音へと。よりいやらしい音へと。
 変わる音は私の耳を通り、脳髄へと響いて快楽の信号を生み出し、全身に広げる。
 それが私の感度を高めて、一番感じるところで受け入れている横島さんを、もっともっと感じられるようになる。

「おキヌちゃんの膣内……いつもより気持ちいいよ……」

 私も……いつもより気持ちいいかも……
 自分からはあまり動けないのに。ほとんど横島さんにされるがままなのに。
 なんで……こんなに気持ちいいのかな……?

「ん……んふぅ……んっ……んんっ……」

 ずちゅっ、ちゅぷっ、ずちゅっ、ちゅぷっ。

 もしかして……横島さんの所有物みたいな扱いになってるから?
 横島さんに無理矢理犯されて、横島さんだけのモノになっちゃった……そんな感じがするから?
 大好きな人の所有物に……してもらったから?

 そんなことを考えていると――おもむろに、横島さんが私の片足を持ち上げて、体位を変えてきました。
 私の体はぐるりと回転し、今度は正常位で繋がる形になりました。

 あ……横島さんの顔が、目の前に……

 そう思った瞬間、また横島さんが抽送運動を再開しました。

「んむぅ……ん、ふぅん……むふ……んん……」

 ぐちゅっじゅぷっぐちゅっじゅぷっぐちゅっじゅぷっぐちゅっじゅぷっ。

 ――目の前に横島さんがいる――
 そう思うと、快楽に溺れかけている私の中で、一つの純粋な欲望が膨れ上がってきます。

 横島さんに抱きつきたい。

 あなたの体温を、全身で感じたい。

 でも、縛られた両手ではそれができない。それをもどかしく感じると、私のアソコに意識が集中します。
 今、唯一あなたを感じられる場所で、一番あなたを感じられるようにと。

 でも……

 でも……っ!

「んんっ……! んむぅっ……! んんーっ!」

 だめっ……それだと、感じすぎちゃって……私、もう……!

「イキそうなの? おキヌちゃん」

 やぁっ……! そんなこと、聞かないでください……!
 でも、私の体……横島さんが突くたび「ぴくっ、ぴくっ」て、小さく痙攣するようになってるんです。

「俺も……もうすぐ……」

 うめくように言うと、横島さんは私の腰を掴んで、私を突くペースを上げました。
 パン、パン、と肉と肉がぶつかり合う音が、ぐちゅっ、ぐちゅっ、ていう水音と一緒に響きます。

「んっ! んっ! んむっ! んふっ! んんっ! んっ! むふっ! んんっ!」

 ぢゅくっぐちゅっぢゅくっぐちゅっぢゅくっぐちゅっぢゅくっぐちゅっ!

 だ、だめ……だめです……!
 そんな……そんなにされたら、私……!

「んんっ……! んっ、むぅっ……!」

 私……
 わた、し……っ!

「うっ……! で、出る……!」

「んっ! むふっ! んむぅぅぅぅぅっ!」

 だ……め……っ! あたまの、なか、まっ……しろ……っ!

 

 どびゅるっ! びゅくっ! どぴゅるっ! びゅくっ! どぷぷぷっ……!

 

 ……あ……
 なんか……おなかのなか……あついのが、たくさん、ながれこんできて……
 …………あったかくて……きもち、いい…………

 

 ……………………

 ……はふぅ……

 …………

 ……

 

 ……え……?

 

 ええと……あれ?
 もしかして……これって、膣内で射精されちゃいました?
 そこで初めて、私はそのことに気付きました。絶頂感に支配された私の頭は真っ白になり、何も考えることができなかったのです。
 危険日じゃないけど……膣内で射精されちゃったら、もしかしたら……赤ちゃん、できちゃうかも……

 …………

 ……できちゃってたら……いいな……

「はぁ……はぁ……」

 荒い息をつきながら、横島さんは熱の篭ったトロンとした視線を、私に向けます。
 私と横島さんの視線が絡み合い――彼はおもむろに、私の背中に腕を回し、抱き寄せてきました。
 そして、彼は片手で器用に猿轡をほどきます。

「ぷは……」

 私の唾液でべとべとになった猿轡は、私の口を離れて床に落ちました。

 そして――

「おキヌちゃん……」

「横島さん……」

 束縛から解放された私の唇は、求めるように彼の名を呼び――まだ繋がったままだというのに、それすら忘れ、どちらからともなく唇を重ね合わせました。

「ん……」

 そのまま数秒、互いの唇の温度を確かめ合います。
 そして一旦離し、もう一度視線を絡み合わせると、ニ、三度ついばむようなバードキス。
 最後にもう一度視線を絡み合わせ、一転して貪るようなディープキス。

「ん……はぁ……ん……んふぅ……よこ、し、んん……横島さん……ん……ふぅん……」

 もう、目の前の人のことしか考えられない。
 縛られていることなんて、完全に忘れてしまっている私。
 ただ、キスの最中にもかかわらず、一生懸命相手の名を呼ぼうとしています。

「あむ……ふぅん……好き……横島さん……んふ……大、好き……んっ……」

「俺も……んっ、はぁっ……好きだよ、んんっ……はむ……おキヌ、ん、ちゃん……」

 愛を囁き合う間も、私たちはキスをやめようとしません。
 でも段々と、唇と舌の動きが緩慢になって、やがて私たちは唇を離しました。
 互いの唾液が銀の橋になって、名残惜しそうに互いの舌先を繋いでます。でも、それもすぐに切れてしまいました。
 横島さんはそこでやっと、私の膣内からオ○ンチンを引き抜きました。
 私自身では角度的に見えないのですが……引き抜かれたオ○ンチンと一緒にトロリとした何かが私のアソコから溢れ、お尻の方まで垂れてきました。
 きっと、横島さんの子種ですね……あ、お尻の穴にちょっと入っちゃった……

 ……抜かれちゃった時、内心で「もっと繋がったままでいたかった」なんて思っちゃったのは、秘密です……

「おキヌちゃん……」

 そして横島さんは、一度射精したにも関わらず硬いままのオ○ンチンを、私の目の前にまで持ってきました。
 ……ん……横島さんの匂い、すご……

「はい……」

 横島さんが何を要求しているのか、私にはわかりました。その先を聞く前に、私は頷いて、あーんと口を開けました。
 私は餌を待つ雛鳥のように、口を開けたまま、それが来るのを待ちます。私のエッチなおツユと横島さん自身の精液とでベトベトになったオ○ンチンは、すぐに私の口の中に入ってきました。
 それが私の喉まで届くと、唇を閉じて口の中全体で優しく包み込みます。大好きな人の大好きな匂いが、口の中いっぱいに充満して、鼻にまで届いてきました。
 でも、上半身を縛られてる私は、舌で舐める程度のことしかできません。頭すら動かすのは不自由で、これじゃ横島さんを満足させてあげることは……

 と――その時、横島さんが唐突に、私の頭を両手で掴んできました。
 そして――

「いくよ、おキヌちゃん……」

「んむっ!?」

 言うなり、横島さんは自分から腰を動かしてきました。

「んっ……んっ……んむっ……んっ……んっ……」

 まるでアソコに入れてる時と同じように、抽送運動を始めた横島さん。私の喉は何度も突かれて、下手すると咳き込んじゃうかもしれないです……

「んっ……気持ちいいよ、おキヌちゃん……」

 これも……気持ちいいんですか?

「頭を押さえてやってると、これも無理矢理っぽくて興奮するなぁ……」

 無理矢理……?
 そう……そうですね。やっぱり私、今日は横島さんに犯されちゃってます……
 でも……せめて、自由になる部分だけは動かしたいので……口の中で舌を動かして、抽送運動をする横島さんのオ○ンチンを、出来る限り色々な角度で舐めてみました。

「う……お、おキヌちゃん、それ、気持ちいい……」

 ん……横島さん、喜んでる……良かった……
 そして私たちは、しばらくその行為――後でイマラチオって言うんだって知りましたが、それに没頭してました。
 どれぐらい抽送運動が繰り返されたでしょうか。やがて、横島さんの腰の動きが早まり、射精が近いんだなってわかりました。

「おキヌちゃん……出る……出るよ……」

「んむ……んっ……」

 横島さんの言葉に、私は横島さんの子種が気管に入らないよう、喉に意識を向けて気管を閉じます。
 ――そして――

 

「くぅ……っ!」

「んっ……!」

 どぴゅっ! どぴゅるっ! どぷぷっ!

 

 横島さんがオ○ンチンを私の喉の奥に突き入れた瞬間、彼の子種が、熱い奔流になって私の喉を叩きました。

 ……あん……熱い……

 鼻を突き抜ける横島さんの匂い。大好きな人の愛しい白濁の苦味。
 私はそれを一滴残さず飲んであげようと、吐き出され続けるそれを、こくんこくんと嚥下し続けます。
 やがて射精が終わり、横島さんは私の口からオ○ンチンを引き抜きました。

「んく……」

 私は口の中に残った最後の子種を、こくんと飲み下します。
 そして、目の前の大好きな人を見てみると、彼のオ○ンチンはまだまだ硬いまま……

「横島さん……」

 まだ……終わりじゃないですよね?
 私は、そんな期待を込めた目で、横島さんを見つめます。

「おキヌちゃん……」

 横島さんはそんな私を優しく抱き締めると、オ○ンチンを私のアソコに擦り付けてきました。
 抱き返せない束縛された腕がもどかしいけど……でも、いいんです。今日の私は、横島さんの所有物ですから。

 ……いっぱい、いっぱい、私を可愛がってくださいね……

 

 

 

 で、その後なんですが……

 調子に乗って夢中になってたら、除霊を終えた美神さんたちが帰ってきちゃいまして……
 ええ、怒られちゃいました。盛大に。
 しかも、縛られたまま入れられてる姿を見られちゃいまして……「事務所で何してるか、この変態バカップルどもがああーっ!」って怒鳴られちゃって……
 へ、変態は横島さんだけですよ? 私は違いますからね? 本当ですよ?
 そ、それでですね、その時なんですが……

 

「い、いたたたた……」

「びっくりすると抜けなくなるって、本当だったんですねー……」

 

 ……まあ、そんな感じになっちゃってたわけです……
 やっぱり、私の部屋とか横島さんの部屋とかラブホテルとか、する時はそれなりの場所でやった方がいいですね。また、こんなことになると困りますし……

 

 

 

 

 …………でも。

 

 たまにはまた、縛られてみるのもいいかもしれません……きゃーっ♪

 

 

 

 

 

 


 〜後書きという名の独り言。〜


 はっかい。さんのおキヌちゃん緊縛絵を見て、電波を受信しました。
 本当は第2ラウンドも書く予定だったんですが、その前の段階で思った以上に長くなったのと、作者が力尽きたのとで、結局こんな終わり方に……
 それでも読んでいただいた皆さんの股間を直撃する内容に仕上がってるなら、成功と言えるんじゃないかなーと思いつつ。
 


 いしゅたる様ありがとうございました!!
 私が言えることはただ一つ、桃色おキヌERO過ぎです(マテや

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