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| KARI-RING： |
眠るとき無意識に握る指の形 |
| ふぇい氏： |
出会ったころと変らないのに |
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| ふぇい氏： |
触れたくてついに触れてみたきみの頬 |
| KARI-RING： |
安心しきって眠りほうける |
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| KARI-RING： |
ほしいときがどうしてもある前髪が |
| ふぇい氏： |
風に揺れてるぼくを呼んで |
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| ふぇい氏： |
窓を開け風を入れよう晴れた日は |
| KARI-RING： |
きみの時間をふきぬけるよう |
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| KARI-RING： |
夕焼けが降り積もるなか振り返る |
| ふぇい氏： |
きみの笑顔がぼくの帰る場所 |
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| ふぇい氏： |
やかんから白く蒸気が吹き上げて |
| KARI-RING： |
たまご二つの朝がはじまる |
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| KARI-RING： |
あかいかみ あかいめあかいち あかいそら |
| ふぇい氏： |
すべてこの腕に抱きしめてたい |
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| ふぇい氏： |
ふたり分の洗濯物風に揺れ |
| KARI-RING： |
明日のシーツがばさばさ広がる |
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| KARI-RING： |
キスキスキス！少しの間も離れずに |
| ふぇい氏： |
きみがぼくにぼくがきみになる |
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| ふぇい氏： |
カレンダーにかいた赤丸睨むきみ |
| KARI-RING： |
カウントダウンはきみにはナイショ |
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| KARI-RING： |
柔らかな髪なでていく長い指 |
| ふぇい氏： |
永遠が欲しいと思う朝 |
| 杏花氏： |
膝でまどろむねこになる午後（番外） |
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| ふぇい氏： |
冷蔵庫のぞき込むきみの背中に |
| KARI-RING： |
くっきり見える肩甲骨など |
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| KARI-RING： |
雷が鳴り出す前に僕らの家 |
| ふぇい氏： |
ミルクの香りであたためよう |
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| ふぇい氏： |
嘘つきと正直者ふたつの罪 |
| KARI-RING： |
それならほんとの「好き」だけ伝える |
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| KARI-RING： |
雨垂れが石穿つことなどより強く |
| ふぇい氏： |
あの瞬間が僕らを結び |
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