昔の話

 

 

生命が生まれて35億年、相手の顔を見て暮らしてた

玄関を開けても暗い夕飯もお風呂も誰も作っていない

電話でもメールでも良い君の影ふみたい夜はパジャマを着ない

泣くためにひどい言葉を投げつけたこころがさびし、さびしすぎたから

眠るまで受話器はなさず眠れずに受話器はなせず夜は明けゆく

100万の「君が必要」とう言葉必要だった理由がわかった

「好きだよ」と「愛してるよ」をせがんでた寂しいときに君はいないから

君の言う「好きだよ」はただ射精するために私を利用したいから

「好きだよ」といわれるたびにその先の行為が見えて心は閉じゆく

 

ああだから君の言葉は私の心を貫く棒ではなかった

 

 

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